
ヨーロッパ圏で知名度があり、取引高を伸ばしている仮想通貨取引所BitMart(ビットマート)。
今では海外を拠点にしている取引所の中では珍しく、日本語に対応しているため、BitMartは日本人でも扱いやすいとして取引所です。
では、イギリスにあるとはBitMartどんな特徴を持った取引所なのか、wiki的基本情報を含めて紹介しますから、ぜひ利用する際の参考にして下さいね。
BitMart(ビットマート)のwiki的基本情報
仮想通貨取引所名 | BitMart(ビットマート) |
独自トークン有無 | BMXトークン |
設立日 | 2018年3月 |
運営会社 | BitMart |
CEO |
|
取引所がある国 | イギリス |
公式ホームページ | bitmart.com |
日本語対応 | 〇 |
日本人対応 | 〇 |
アプリ対応 | 〇 |
信用取引 | - |
クレジットカード対応 | - |
取扱銘柄数 | 50種類以上 |
公式ニュース | 最新ニュース |
公式Twitter | @BitMartExchange |
@bitmartexchange | |
Reddit(提示版) | BitMartExchange community |
公式ブログ | BitMart Exchange |
YouTube | BitMart Exchange |
TelegramID | BitMart Exchange |
BitMart(ビットマート)とは/概要
イギリスにある仮想通貨取引所BitMartは2018年3月にオープンした新興取引所で、比較的新しい取引所の一つです。
オープンした当時は世界取引所ランキングの下位に位置していましたが、今では取引高ランキングトップ30にランクインするまでに成長しています。
また、ほとんどの海外取引所は日本語に対応していない中、BitMartの公式サイトは日本語に対応していて、サポートも日本語に対応しています。
特に日本語サポートに対応する海外取引所はほとんど見られないため、いざという時のサポートで困らないようにしたいという方に向いている取引所といえるでしょう。
BitMart(ビットマート)取引所の基軸通貨一覧
BTC | BMX | ETH | USDT |
BitMart(ビットマート)取引所の上場通貨一覧
Bitcoin | XRP | Ethereum | Bitcoin Cash | Arcblock | Aeternity |
Apollo Currency | Atlas Protocol | Brickblock | Bob's Repair | BitMart Token | Bitcoin SV |
Bytom | Crypto Harbor Exchange | CrypticCoin | carVertical | Dropil | EBCoin |
Effect.AI | EUNOMIA | EOS | Friendz | Golem | Gemini Dollar |
GXChain | Hydro | Incodium | IOST | BitKan | Kambria |
MetaMorph | Maker | Mobius | MyToken | NEO | Nerves |
ODEM | OmiseGO | Menlo One | Ontology | Paxos Standard Token | Plair |
Qtum | REPO | Refereum | RChain | Skrumble Network | SnapCoin |
Thingschain | Transcodium | TRON | TrueUSD | Ubex | USD Coin |
VeChain | Webcoin | Stellar | XYO | Zcash | Zilliqa |
0x |
BitMart(ビットマート)の特徴は?
先述した通りBitMartは日本語を完全にサポートしているので、コインチェックなどの日本の取引所を使っているのと同じように利用できます。
また、BitMartでの基軸通貨は「BTC・ETH・USDT・BMX(Bitmartの取引所トークン)」の4つであり、一番通貨ペアが多い基軸通貨はETHです。
比較的安い草コインをたくさん取り扱ってるため、場合によってはETHの方が扱いやすい取引所かも。
また、基軸通貨の紹介の際にちらっと紹介しましたが、BMXというBitMart独自の取引所トークンを発行しています。
詳細は後述しますが、取引手数料の割引を受けられたり、新しい仮想通貨の上場投票(ミッション X)に参加できます。
BitMart(ビットマート)の手数料一覧!
BitMartの手数料は0.1%ですがBMXトークンの保有量に応じて0.015%まで下げることができます。
これは、現時点でランキング1位のバイナンスよりも手数料が低い数値です。
バイナンスも2018年までは取引所トークンを利用することで0.05%に抑えることはできましたが、今では最低手数料が0.075%に上がっているため、BitMartが一番実質手数料が安い仮想通貨取引所ですね。
ちなみに、BitMartの仮想通貨入金する際の手数料は無料であり、複数回小分けにして入金しても、送金元の出金手数料しかからないようになっています。
逆に出金の際は、仮想通貨の種類に応じて必要な手数料規定されており、ビットコインだと0.0005BTC(執筆時点の時価200円程度)が請求されます。
イーサリアムの場合は0.01ETH(執筆時点の時価120円程度)であり、手数料はとても安く抑えられています。
また、仮想通貨の種類によっては驚くほど安く設定されていて、ステラ(XLM)だと0.001XLM(執筆時点の時間約0.009円)で出金ができるようになっています。
以下の表がBitMart手数料一覧の一部です。詳細はBitMartで確認しましょう。
引出最低数量 | 出金手数料 | |
BTC | 0.005 | 0.0005BTC |
XRP | 20 | 0.2XRP |
ETH | 0.015 | 0.01ETH |
BCH | 0.01 | 0.001BCH |
USDT | 10 | 4USDT |
BitMart(ビットマート)を利用するメリット
続いてはBitMartを利用するメリットをいくつか紹介していきます。
取引手数料が驚くほど安い
仮想通貨投資家として最も魅力的なメリットと言うと、手数料が驚くほど安いということでしょう。
Bitmartをそのまま利用するとメイカー手数料が0.1%、テイカー手数料が0.2%かかります。
しかし、取引所トークンであるBMXトークンを保有することで取引手数料を0.05%にまで抑えることができます。
さらに、月間取引量とBMXトークン保有量に合わせて取引手数料が0.015%まで割引されるため、使えば使うほど手数料が安くなるというメリットがあります。
日本語を完全にサポートしている
海外取引所の中には2年ほど前まで、積極的に日本語対応している取引所も多かったですが最近ではほとんどの取引所が日本語をサポートしていません。
そんな中、BitMartは公式サイト日本語サポートしてるだけではなく、お問い合わせサポートも日本語をサポートしています。
そのためわざわざ日本語のお問い合わせ内容をGoogle翻訳などを使って英語に変換しなくてもよく、返信も日本語で返って来るので安心です。
iOS/Androidアプリでスマホからも簡単に取引できる
BitMartで簡単に取引できるようにスマホアプリがリリースされていて、スマホからログインする手間も省けます。
ネット環境さえあればいつでもどこでもすぐに取引ができるので、急いで売買したい時にもオススメですね。
BitMart(ビットマート)を利用するデメリット
優秀のように思える人は誰でも少なからずデメリットは存在します。
取引をするにおいてしっかりとデメリットも把握しておきましょう。
日本語対応が原因で金融庁に目をつけられる可能性がある
世界一の取引所であるバイナンスも元々は日本語に対応していたのですが、金融庁の警告を受けて日本語サポートを取り止めています。
バイナンス以外にもHitBTCやHuobiも金融庁の圧力を受けて日本語サポートはおろか、日本国籍の方のサポートを取り止めており、Bitmartも今後金融庁の圧力を受ける可能性があります。
金融庁の圧力を受けて急に日本国籍の方のサポートをやめることになったとしても一定期間は猶予を与えてくれますが、それ以降は利用ができないため、この点だけ警戒しておく必要があります。
逆に言うと、BitMartのデメリットはこれぐらいしかなく、金融庁に目をつけられて日本国籍の方のサポート終了した場合でも、一定期間は出金する猶予があるためそれまでは問題なく利用し続けることができます。
BitMart(ビットマート)を他の取引所と比較!
BitMartはとても便利な取引所ですが、他の取引所と比べて本当に便利なものなのかどうか、国内の取引所と比較してみました。
取引手数料の圧倒的安さ
一番のメリットはやはり取引手数料でしょう。
国内の取引所ではビットコインの取引に限り手数料無料に設定してることはありますが、他のアルトコインに関しては手数料がかかります。
また、ビットフライヤーに関しては取引に便利な「Lightning」を使うとビットコインの売買でも手数料がかかり、最大で0.15%(Bitmartの3倍)もの手数料が発生します。
コインチェックに至っては、アルトコインを購入する場合はコインチェックから直接購入する形になるため、手数料で7~10%も取られてしまいます。
そのことを考慮すると、BitMartの手数料はいかに安いものなのかお分かりかと思います。
取扱通貨数が多い
国内の取引は全てに言える話ですが、ビットフライヤーやコインチェックなどの主要な国内取引所は、取り扱い仮想通貨が圧倒的に少ないです。
これには金融庁の圧力や国内での法整備が影響していますが、BitMartは日本の取引所ではないため、非常に数多くの仮想通貨が上場しており、通貨ペア数は170を超えています。
BitMart一つで数多くの仮想通貨を取引ができるので、もっと多くの仮想通貨を売買したいという方に向いています。
スプレッドが小さい
ビットフライヤーやコインチェックなどの国内取引所であれば、簡単に売買ができる機能が用意されていることがあります。
しかし、簡単売買機能を利用してしまうと3~5%の手数料が取られてしまうことが多く、1回売買しただけですぐに取り返すことは難しい損失が生まれてしまいます。
逆に、BitMartはそのような機能はなく、無くても簡単に取引できる用に作られているほか手数料も安いため、無駄な損失を抑えることができます。
BitMart(ビットマート)の登録方法
それではビットマートとはどのような仮想通貨取引なのかわかってきたと思うので、登録方法を紹介していきます。
BitMartに登録する方法は以下の流れです。
- 公式サイトにアクセス
- ページ右上の[Register]をクリック
- メールアドレスとログインに使用するパスワードを入力して[Next]をクリック
- 登録しようとしたメールアドレス宛に認証コードが届くので、6桁のコードを入力
これでBitMartの登録が完了します。
登録の際に本人確認は不要ですが、出金する際に本人確認が必要になってくるので、以下の手順で本人確認を行うようにしてください。
- ログインした状態で表示される右上のメールアドレスをクリック
- [引き出す]をクリック
- 仮想通貨の一覧が表示されますが、どの仮想通貨でもいいので右側の[引き出す]をクリック
- [Go to verify]をクリック
- [国を選んでください]から[Japan]を選択
- 氏名・性別・生年月日を入力し、提出する書類タイプ[Document Type]を選択(パスポート以外の身分証明書も使えます)
- 提出書類の表面と裏面の両方とセルフィーをアップロードします
- [提出]をクリック
これで本人確認手続きが完了し、取引所側の処理が完了次第、出金もできるようになります。
BitMart(ビットマート)で購入できるおすすめコイン3選
BMXトークン
BitMartで少しでも取引するのであれば BMXトークンは必ず買っておきましょう。
BMXトークンを保有しておくだけで取引手数料が半額以下になるので、あるのとないのとでは損益が大きく変わります。
ですので、BitMartを利用する際はまず少量でもいいのでBMXトークントークンを購入し、BMXトークンの残高が少なくなってきたらまた買い足すというやり方をするようにしましょう。
Stellar(XLM)
Stellarはよくリップル(XRP)と価格が連動すると言われていう仮想通貨です。
今は価格の連動がほとんどなくなり、落ちるところまで暴落しましたが、暴落しきったおかげで価格が安定していて、ここから大きな損失を出す可能性は少ない仮想通貨です。
そのため、できるだけリスクを減らしたい場合に向いている仮想通貨です。
NEO
NEOもビットコインの大暴落が起きてから長い間価格が安定しており、他の仮想通貨と比べるとリスクがそこまで大きくない仮想通貨の一つです。
また、NEOは出金手数料が無料ですので、他の取引所やウォレットに出金する場合でも無駄なく全額引き出すことができます。
BitMart(ビットマート)のまとめ
BitMartは少しずつ上位の取引所に追いつこうとしている急成長中の仮想通貨取引所です。
手数料が驚くほど安かったり、売買手数料の一部を使ってBMXトークンを買い戻して価格を高騰させて投資家に還元させるなど、様々な取り組みを行っています。
BitMartは配当によるギャンブル性もなく、健全な成長を続けているためこれからも安定して成長を続ける可能性が高い仮想通貨取引所とも言えます。
また、取引高ランキングTOP10にランクインにするほどの有名な取引者の成長する可能性もあります。
いまのところBitMartには目立った悪い噂やハッキング被害もなく、安全に運用されているので、手数料が安くて安心できる取引を探している方は一度使ってみるといいでしょう。