OmiseGO(オミセゴー/OMG)のwiki・将来性・評判(口コミ)・取引所まとめ

新たな仮想通貨が次々と上場される中、将来性が期待されているが「オミセゴー(OmiseGO)」です。

新規の仮想通貨の中には実需要が疑わしいものも見られますが、OmiseGOは高い信頼性と実用性が評価されています。

日本人からするとユーモラスな名前が印象的ですが、投資家の中でも特に注目の仮想通貨として活発に取引されています。

今回は、仮想通貨オミセゴーの特徴や将来性について紹介します。

OmiseGO(オミセゴー/OMG)のwiki的基本情報

仮想通貨名 OmiseGO(オミセゴー)
トークン名 OMG
公開月 2017年6月
開発国 タイ
発行上限 -
発行枚数 140,245,398 OMG
公式HP https://omisego.co
ホワイトペーパー OmiseGO
Twitter @omise_go
Facebook @OmiseGO
Reddit r/omise_go
TelegramID -
YouTube OmiseGO

オミセゴーにはTelegramはありませんが、Twitterでは20万以上のフォロワーがおり、注目されている仮想通貨です。

また、ネーミングには「オミセゴー➜お店へGO!」なんて意味も込められていますから、親近感が湧く仮想通貨でもありますね。

OmiseGO(オミセゴー/OMG)とは

オミセゴーは2017年7月に流通が開始した仮想通貨です。

発行元は2013年にタイで設立された企業「Omise」で、日本人企業家である長谷川潤氏が最高経営責任者(CEO)を務めています。

暗号通貨技術として広く用いられるOMGブロックチェーンを利用したオミセゴーは、東南アジアを中心に決済プラットフォームとして利用が計画されており着実に普及しつつあります。

日本ではまだあまり馴染みがありませんが、東南アジアではタイ・シンガポール・インドネシアなど数カ国にシェアを広げており、東南アジアエリアに根付いた新たな決済サービスとして将来性に大きな期待が寄せられています

OmiseGO(オミセゴー/OMG)の特徴

OmiseGO

出典:OmiseGO

決済手段としての高い実用性

オミセゴーの最大の特徴は、実店舗で利用可能な決済手段として高い実用性が認められている点にあります。

仮想通貨はその名の通り実体を持たない仮想的な通貨です。

最近は仮想通貨による支払いに対応したサービスも増えていますが、そのほとんどはビットコインなど高い信頼性が認められている仮想通貨に限られ、新興の仮想通貨で決済ができるシーンはほとんどありません。

オミセゴーは、設計段階から実店舗での決済手段を念頭に置いて開発が進められています。

日本のお店でsuicaやQUICPayで決済ができるように、東南アジアではオミセゴーで支払いができるお店が増えています。

2019年8月にはタイ国内で展開するファーストフードチェーン大手「バーガーキング」がオミセゴーでの電子決済に対応すると発表されました。

オミセゴーはモバイルアプリ経由で簡単に決済できるため、仮想通貨としての実用性はますます高まっています。

今後も有名企業やチェーン店のオミセゴー対応が予定されており、東南アジアにおける新たな決済手段として高い存在感を示しています。

投資家からの高い支持

多くの仮想通貨は、ICOと呼ばれる仮想通貨の公開を通じて資金調達を実行しますが、オミセゴーは一般的な公開型ICOではなく特定の起業や投資家に対して出資を募るプライベートICOによる資金調達に成功しています。

事前販売の段階で準備額の15倍もの需要が発生し、販売総額は当初の予定を200万ドル上回りました。

募集期間は当初1カ月を予定していましたが、わずか1日で募集が打ち切られ、投資家からの注目の高さを裏付けました。

プライベートICOを成功させるためには仮想通貨に対し高い信頼性が不可欠です。

今後確実に普及する、将来的な値上がりが期待できると投資家が判断しなければ出資は集まりません。

オミセゴーが予測を上回る需要を集めたのは多くの投資家が将来性を高く評価している証拠です。

需要予測が難しいと言われる仮想通貨市場にあって、オミセゴーが出資獲得に成功したのは極めてまれな事例であり、それだけ評価の高い仮想通貨であるという事実を証明しています。

イーサリアム開発者であるヴィタリック氏がプロジェクトに参加

仮想通貨にはセキュリティや安定性など技術的な課題がつきまといます。

信頼される仮想通貨を発行するには十分な技術力が求められますが、オミセゴーはプロジェクトスタッフとして現在の仮想通貨階に欠かせないイーサリアムを開発したヴィタリック氏が参加しています。

イーサリアムからはヴィタリックを含め4人のエンジニアがプロジェクトアドバイザーとして参加しており技術面では万全の体制が整っています

仮想通貨で懸念されるセキュリティや安全面に関して、オミセゴーは最高レベルの信頼性と評価されています。

技術面でのリスクが少ないのは仮想通貨の将来性において大きなプラスです。

分散型取引所の採用による低コスト取引

仮想通貨は取引所を通じて売買が行われますが、オミセゴーでは分散型取引所というシステムが採用されています。

分散型取引所とは特定の取引所を設置せず、ブロックチェーン上で直接取引が可能な取引所システムです。

一般的な仮想通貨取引所では取引を管理する中央管理者が設置されその下で取引が行われます。

イメージとしては銀行や証券取引所を想像すると理解しやすいですが、仮想通貨の多くは取引所の管理のもとで売買が行われ流通しています。

分散型取引所では特定の取引所は設置されません。

取引を仕切る中央管理者は存在せずブロックチェーンに参加するユーザーどうしが直接取引を行います。

分散型取引所のイメージは匿名性が確保されたフリーマーケットが近い姿です。

分散型取引所のメリットは取引コストが低いことです。

中央管理者や取引所が存在しないためサービスを維持するためのランニングコストが不要になります。

取引所が不要なため実質的な取引コストを示す売値と買値の差額であるスプレッドが非常に小さくなり、低い取引コストで売買が可能です。

イーサリアムブロックチェーンとの連携によリ高い流動性を実現

オミセゴーはイーサリアムの技術をベースに開発された仮想通貨です。

イーサリアムベースの仮想通貨はオミセゴー以外にも多数存在します。

イーサリアムを仲介とすることでオミセゴーは他の仮想通貨とも簡単に取引可能で、異なる通貨間とのやりとりに強みを発揮します。

仮想通貨取引では需給のミスマッチによる流動性の低さが大きな課題になります。

売りたい人と買いたい人がマッチングしなければ取引は成立しません。

オミセゴーの場合は、オミセゴーの需給とは別に他のイーサリアムベースの仮想通貨需給も取引対象に含まれるため、常に高い流動性を確保できます

流動性の高さは仮想通貨の評価に大きく影響します。

買いたいとき、売りたいときにすみやかに売買できないのは投資家にとって大きなリスクです。

オミセゴーはイーサリアムブロックチェーンとの連携によリ高い流動性を実現することで売買しやすい仮想通貨というプラス評価を獲得しています。

OmiseGO(オミセゴー/OMG)の長谷川潤氏のwiki的プロフィール

長谷川潤氏

出典:Forbes JAPAN

オミセゴーの創業者である長谷川潤氏は、2017年にForbes Japanが選ぶ国内ベストスタートアップTOP10の第8位に選ばれるなど、経営者として実績のある人物です。

オミセゴーの経営者として、実績のある長谷川潤氏のwiki的プロフィールは以下の通り。

  • 1999年:高校卒業後単身アメリカへ
  • 2009年:「LIFEmee」サービス立上げ
  • 2011年:日本でクーポンサイト立上げ、大手企業へ売却
  • 2013年:タイにてOmiseサービス立上げ
  • 2017年:ForbesJapan TOP10で第8位にランクイン
  • 長谷川潤氏の公式Twitter(@JUN_Omise

長谷川潤氏はオミセゴーを発行する前に、決済サービスを目的とした会社『Omise Holdings Pte.Ltd』を立ち上げています。

立ち上げた理由についても、アジアの注目企業100からの取材で以下の様に語られています。

東南アジアにおけるEC領域の市場規模が、これから巨大になっていき、多くのビジネスチャンスが生まれると考えたからです。

現状では、オンラインでのショッピングは日本に比べて普及していません。

しかし、だからこそ、これから大きく伸びていくのは確実だと考えています。

そのチャンスにねらいを定め、タイで起業しました。当初はeコマースのプラットフォームをつくろうとしていたんです。

ところが、決済システムの導入でつまずいてしまいました。

既存のオンライン決済システムは、導入に相当な手間と時間がかかるものばかりでした。

「それなら、私たちが、だれでも手軽に導入できるようなシステムをつくれば、EC事業に参入しようとしている、ほかの事業者に支持してもらえるはずだ」と気づいたのです。

それから事業の方向性を転換し、グローバルオンライン決済プラットフォーム「Omise Payment」を開発しました。

現在タイ、日本、シンガポールでサービスの提供をしています。

引用:アジアの注目企業100

つまり、きちんとした実績(証拠)があるからこそ、オミセゴーへのプロジェクトには将来性があると言えるでしょう。

OmiseGO(オミセゴー/OMG)に対する懸念点

OmiseGO(オミセゴー/OMG)に対する懸念点

不正利用への対応が不十分

オミセゴーでは低コストな分散型取引所が採用されています。

売買コストが低いのはメリットですが、分散型取引所には不正利用への対応が不十分という構造的な問題がつきまといます

取引所の監視のもとで行われる取引には常に中央管理者のチェックが働きます。

不正利用が発覚した場合は、取引停止などのペナルティが管理者の裁量によってくだされますが、分散型取引所には中央管理者がいないため不正取引を取り締まる主体そのものが存在しません。

国境を超えた取引も多い仮想通貨市場では各国の警察の動きも鈍く、取引における不正対応は自己責任になってしまいます。

イーサリアムの影響により相場が左右される

取引相場にイーサリアムの市場動向が強く影響してしまうのは、イーサリアムを技術的ベースとする仮想通貨に共通する問題です。

法定通貨には自国通貨の貨幣相場をアメリカドルと連動させるドルペッグ制をとるものがありますが、オミセゴーは実情としてイーサリアムペッグ制に近いものがあります。

オミセゴーの需給とは別にイーサリアム市場の動向に強く影響されるため、オミセゴーは好調なのにイーサリアム市場の冷え込みに影響されて本来想定されるような値動きが見られないという可能性も考えられます。

今後オミセゴーが堅実な伸びを見せたとしても無関係なイーサリアム相場の影響で暴落してしまうリスクは否定できません。

イーサリアムの信頼性による裏打ちと相場への影響は表裏一体です。

対応店舗の普及が課題

オミセゴーは実店舗での決済に利用できるのが大きなメリットですが、対応店舗の普及は喫緊(きっきん)の課題です。

オミセゴーの利便性は対応店舗の拡大と直結しています。

現在のところ順調に普及していますが、普及が頭打ちになればオミセゴーの評価もそれまでになってしまう可能性があります。

今後、世界規模で対応店舗が拡大すれば価格も急騰する可能性がありますが、逆に対応店舗が減少し決済手段として不便だと評価されれば暴落する恐れもあります

OmiseGO(オミセゴー/OMG)に対する評判・口コミ

OmiseGO(オミセゴー/OMG)に対する評判・口コミ

オミセゴーに対するSNS上の評判は好評価する意見が多く、特に実需要の高さに期待が寄せられています。

OmiseGO(オミセゴー/OMG)の将来性

OmiseGO(オミセゴー/OMG)の将来性

オミセゴーの将来性は現在のところ非常に有望です

実店舗で利用可能な決済手段という実需要を背景にした安定性は、他の仮想通貨にはない強力なアドバンテージです。

東南アジアの発展途上国では銀行口座の保有率が低く、だれでも簡単に送金や電子決済が可能なオミセゴーが銀行口座に変わる新たな金融サービスの中心になるという予測をする専門家もいます。

もしオミセゴーが東南アジアを代表する決済サービスに成長すれば、世界を代表する仮想通貨の一角を担うのも夢ではありません

新興仮想通貨の多くが基盤の不安定さという問題を抱える中にあってオミセゴーの存在感は別格です。

安定性に関して不安視する意見も見られますが、現状を分析すれば将来は十分に有望であるというのが冷静な評価です。

OmiseGO(オミセゴー/OMG)が購入出来る仮想通貨取引所

OmiseGO

オミセゴーを扱っている日本の取引所は、残念ながらありません。

その為、海外取引所で購入する必要があります。

しかし、オミセゴーは時価総額ランキング上位に入っていることと、革命的なサービスであることから、今後多くの仮想通貨取引所に上場する可能性は高いでしょう。

海外取引所の中でもオススメする仮想通貨取引所4選は次の通りです。

上記を選んだ理由は、セキュリティ対策が高い為です。

詳しくは下記をご覧下さい。

OmiseGO(オミセゴー/OMG)のまとめ

オミセゴーは、日本ではまだ注目度が低い仮想通貨ですが、世界的に見ると大きな期待が寄せられています。

ブロックチェーン技術を活かした新たなサービスの提供という意味でオミセゴーは将来有望であり、実店舗での利便性が高い仮想通貨として今後の普及次第で大きな可能性を秘めています。

投資対象として魅力的とする声も強く、今後目が離せない注目の仮想通貨と言えるでしょう。

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