ジリカ(Zilliqa/ZIL)のwiki的基本情報・特徴・チャートから見る将来性・購入できる取引所・ウォレットまとめ

ジリカは2017年に公開された比較的新しい仮想通貨ですが、その性能は「BTCよりも優れているのでは?」と注目されている仮想通貨です。

メインネットの開設が延期になったことで、価格上昇を期待していた投資家にとっては痛い日もありましたが、2019年1月31日にメインネットを開設すると、公表されています。

ですから、メインネット開設に向けての価格上昇が期待できるジリカですが、では一体ジリカのメインネットとは何か?

クレジットカードにも迫る処理速度を持つジリカは、一体どこを目指しているのか。

購入できる取引所や、2018年におきた出来事、提携先も踏まえて徹底的に紹介しますからぜひ参考にしてくださいね。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)のwiki的基本情報

仮想通貨名 Zilliqa(ジリカ)
トークン名 ZIL
公開月 2017年11月6日
開発組織 Zilliqa team
創業者 Xinshu Dong
発行上限 12,599,999,804 ZIL
発行枚数 8,238,440,891 ZIL
アルゴリズム -
公式ホームページ zilliqa.com
公式ホワイトペーパー Zilliqaのホワイトペーパー(英語表記)
公式ニュース(ブログ) Zilliqa - Official-Blog
公式Twitter @zilliqa
GitHub Zilliqa
Reddit zilliqa community
TelegramID Zilliqa Official (No airdrops)
YouTube Zilliqa

ジリカ(Zilliqa/ZIL)とは

Zilliqa(ジリカ/ZIL)2017年3月に公開に公開された仮想通貨です。

ジリカはシンガポール国立大学の研究者により、仮想通貨プロジェクトが立ち上がり、その中で開発が進められています。

ジリカが開発された目的は、ビットコインをはじめとするメジャーな仮想通貨の問題となっている「スケーラビリティ問題(※1)」を解決するために立ち上がりました。

これまでの仮想通貨と比べ、ジリカは決算速度を速めることにより、仮想通貨をもっと日常的に使いやすくするよう新たなプラットフォームとして構築することが目的です。

※1.

スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーンの1ブロックが少ない容量であるが故に、データの転送処理に遅延が発生し、送金処理等が詰まってしまう問題のことです。

>>>詳しくはこちら

ジリカ(Zilliqa/ZIL)の特徴

ジリカの特徴は開発コンセプトでもある、処理速度の速さにあります。

ジリカは、既存の仮想通貨の問題となっているスケーラビリティ問題の解決に取り組んでおり、独自のシャーディング(Sharding)と呼ばれる技術を導入することでこの問題を解決しました。

ビットコインを始めとした仮想通貨は、セキュリティを高めるためにブロックチェーンネットワークをトランザクションの数だけ処理を行います。

例えば、ブロックチェーンの中にノードが200あると仮定し、トランザクションが1500あったら、全てのノードがトランザクション1500に対して処理を行います。

これは仮想通貨が簡単にデータの改ざんができないよう、複雑な処理をあえてさせるような造りとしている為です。

これにより、処理時間が大きく掛かるスケーラビリティ問題に繋がっています。

また、シャーディングとは、これまで直列で処理していたブロックチェーンネットワークをシャードと呼ばれる単位にグループ化します。

グループ化をすることにより、それぞれのグループに処理を分担させることができるようになり、処理が並列でされるようになります。

例えば、ノード200あると仮定した場合、ノードを50ずつグループ化して4つのシャードに分けられます。

1ノードに対し1500のトランザクションがある場合、それらの処理を4つのグループに並列して進めることができます。

このシャーディングと呼ばれる仕組みを導入したことにより、ジリカは高速処理の実現に成功しました。

ジリカのトランザクション処理速度は2500件/1秒であり、7件/1秒であるビットコインと比べておよそ350倍速いです。

クレジットカードが5000件/1秒であるため、ジリカの処理速度は、クレジットカードの処理速度に近づいていることを指します。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)の価格をチャートから分析

CoinMarketCap

出典:CoinMarketCap

ジリカは2018年1月に初めて仮想通貨取引所に上場し、2018年2月には5.87円、ピーク時は2018年5月9日に23.1円と約4倍にまで上昇しました。

これは世界最大手の取引所バイナンスでの上場投票で3位(1位2位は不正投票であったため、実質1位)を獲得したこともあり、非常に注目されていたことが表れています。

しかし、ピーク後は徐々に失速。

失速した原因については、BTC建ての取引所が多い為、仮想通貨業界全体の失速が原因と見て良いでしょう。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)はいつマイニングはできるのか?

先にジリカがマイニングできる時期ですが、現状まだ実施はできません。

今後メインネットの開設が控えているので、開設後にマイニングができるようになると予想しています。

ジリカのマイニング効率は非常に良い?

ところで、ジリカは処理速度の速さからマイニングの効率が良くなります。

マイニングの効率の良さはコストを抑えることに直結します。

例えば、ビットコインのマイニングは膨大な計算が必要とする為、コンピュータに計算させる際に莫大な電気代がかかります。

このため、ビットコインのマイニングはコストがかかるので、効率が悪いとされています。

一方、ジリカは処理速度の改善を図っているので処理が早くなる分、単純に電気代が抑えられます。

この為、ジリカのマイニングを実施すると、コストと収益率が上がりマイニングの効率が良いのではないかと予想されています。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)のメインネット開設の時期は?

ジリカは2018年第3四半期(2018年10月頃)にメインネットを公開する予定で進めていましたが、2019年1月31日に延期をしています。

この理由については共同創作者であるAmrit Kumar氏から発表があり、

  • セキュリティ監査の実施が必要である旨
  • ウォレットの統合やツールチェーンの開発

といった追加開発が発生したためと述べています。

ジリカはテストネット上ではありますが、1秒に約2500件の処理速度を誇ります。

しかし、メインネット上で実際にアプリ(dApps)が稼働しなければ実際に同じ速度を出せるかどうかはわかりません。

メインネットで稼働が始まり、もしコンセプト通りの高速処理を実現できるのであれば、更に注目を集めて価格上昇が期待できます。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)の提携先

Zilliqa ホーム

ジリカはDAppsのイーサエモン(Etheremon)との提携、日本のLayerXやDMM.COMなど、次々と提携先を増やしています。

他にも世界的な広告代理店大手Mindshareとの提携やインフォテリアのミドルウェアASTERIA WARPとの提携が発表されています。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)今後の将来性について

ジリカはまだ開発中であり、メインネットがリリースされるまでは様子見をしている人も多い状況です。

とはいえ、2018年のBinance上場での投票では人気を集め、3位を記録しています。

実際、1位2位は不正票であることが発覚したので、それらを取り除けばジリカは投票数が1位と、非常に注目されています。

ですが、立ち上がったばかりのプロジェクトであり実績が乏しい面があるのも事実です。

ですから、現時点ではジリカのメインネット開設を待つしかありません。

また、ジリカは開発コンセプトとして日常的に使える仮想通貨を目指しており、システムは非常にシンプルな造りになっています。

取引の処理速度とシンプルな仕組みがあれば、その分いろんな場面で活用できる可能性があり、有名企業のサービスで運用することも考えられます。

仮想通貨の利便性向上を目指したことにより、既存の仮想通貨やこれから開発される仮想通貨についてもジリカのコンセプトを取り込んでいくことが予想されます。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)が購入できるおすすめ取引所3選

では、ジリカを購入できる取引所ですが、ジリカは国内取引所で購入できない為、やはり海外取引所を使用して購入しなければなりません。

ここでは海外取引所の中でも、利便性が高く、セキュリティ面でも安全とされる海外取引所を紹介しますから、気になる取引所があれば活用してジリカの購入検討をしてみて下さいね。

Binance(バイナンス)

バイナンスは取引量世界一を誇る人気の海外取引所です。

設立は2017年と比較的新しい取引所ですが、日本語にも対応し、バイナンスコインを使用することによる手数料の安さが売りです。

また、取り扱っている仮想通貨が多く、今では140種類以上の仮想通貨を取り扱っています。

バイナンスで取り扱う通貨は今もなお増え続けており、新しい通貨を取り入れるのも素早く対応するまさに世界1の名に相応しい仮想通貨取引所ですね。

Huobi(フォビ)

現在は香港へ拠点を移していますが、かつて中国では大手取引所の一つでした。

取り扱う仮想通貨は約100種類近くあり、独自トークンであるHoubiトークンを使用することで、取引手数料が50%割引となる特徴があります。

しかし、別途ポイントカードの購入とVIPサービスへの登録が必要となる点は注意が必要です。

また、日本でもビットトレードを買収し、国内に参入してきた取引所ですが、ジリカは日本では購入できない仮想通貨ですのでご注意ください。

Kucoin(クーコイン)

Kucoinは2017年12月にBinanceの新規登録が停止した際、同じく日本語対応している取引所として人気を集めた取引所です。(人気を集めた時期は2017年日本内の仮想通貨ブームが影響)

仮想通貨の取り扱いは2018年5月時点で134種類と幅広く取り扱っています。

クーコインでは「NEP-5」を取り扱っている取引所であることも特徴的です。

こちらのトークンを扱っている取引所は少ないので、ジリカを購入する際におすすめの取引所の一つです。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)を保管できるおすすめウォレット3選

ジリカを購入しても、取引所に資産を預けるのは心配!

そういう時にはウォレットに資産を預けましょう。

もちろん、全てのウォレットがジリカに対応している訳ではないですので、ここでは対応していて利便性の高いウォレットを紹介しますね。

MyEtherWallet(マイイーサウォレット)

マイイーサウォレット(MyEtherWallet)はイーサリアムまたはイーサリアムベースのトークンを保管できるデスクトップウォレットの代表格です。

ほかにもイーサリアムクラシックERC20トークン、ERC223トークンにも対応しています。

デスクトップウォレットであるため、取引所のようなウェブウォレットのようにサーバ上で秘密鍵を保存しないので、秘密鍵が漏洩する心配がありません。

日本語に対応しており、ハードウェアウォレットとの連携が可能な点も特徴の一つです。

MyEtherWalletに限った話ではありませんが、秘密鍵を失くしてしまうとウォレット内の仮想通貨を一切利用できなくなってしまうため、秘密鍵は大切に保管しましょう。

Ledger Nano S(レジャーナノエス)

Ledger Nano S(レジャーナノエス)はハードウェアタイプのウォレットです。

ハードウェアタイプはオフライン上で仮想通貨を管理できる特徴があります。

特徴としては他のハードウェアウォレットと比較して、安い値段であることがあげられます。(公式サイトより価格は79.00€、日本円でおよそ1万程)

24種類もの仮想通貨を取り扱うことができ、リップル(XRP)が取り扱う可能である点も利点の一つです。

また、PINコードのシャッフル機能が搭載されています。

これはPINコードを入力する際、画面や手元の動きでPINコードを推測されることを防ぐため、入力するPINコードの表示順をランダムにする機能です。

また、MyEtherWalletと連携も可能です。

Trezor(トレザー)

Trezor(トレザー)はハードウェアタイプのウォレットです。

Ledger Nano Sと比較すると日本円で1000円ほどの差があり、割高ではあります。

また、対応通貨はLedger Nano Sと比べると14種類と少ないですが、ネムコイン(NEM)を取り扱っていることが最大の特徴です。

また、Ledger Nano Sでは複数アカウントを利用できませんが、Trezorでは複数アカウントを利用できます。

PINシャッフル機能も付いているのでおすすめですね。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)のまとめ

仮想通貨ジリカの特徴について紹介しましたがいかがだったでしょうか?

ジリカのシャーディング技術による取引速度の上昇は各所から期待されており、2019年1月31日のメインネットの開設を待ちわびている人も少なくはありません。

ジリカはポテンシャルを秘めていますので是非期待しましょう!

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