
ビットコインからハードフォークされて誕生したビットコインキャッシュですが、11月の大型ハードフォークにより価格が荒れていますね。
では、ビットコインキャッシュとはそもそもどうやって誕生したのか?
本記事では、ビットコインキャッシュの特徴やビットコインとの違い、今後の将来性まで徹底的に紹介しますから、ぜひ今後に役に立ててくださいね。
ビットコインキャッシュ(BCH)のwiki的情報
仮想通貨名 | BitcoinCache(ビットコインキャッシュ) |
トークン名 | BCH |
時価総額 | 約9,405億円(2018年9月10日現在) |
上場日 | 2017年7月31日 |
発行上限 | 約21,000,000枚 |
発行枚数 | 約18,000,000枚(2018年9月10日現在) |
アルゴリズム | SHA256 |
承認アルゴリズム | Proof of Work(PoW) |
ブロック生成速度 | 約10分 |
中央機関 | なし |
公式HP | ビットコインキャッシュの公式サイト |
ホワイトペーパー | なし |
https://twitter.com/bitcolncash |
ビットコインキャッシュ(BCH)とは
ビットコインキャッシュとは、ビットコインから派生した仮想通貨です。
簡単に言いますと、Bitcoinの子供みたいなものであり、Bitcoinの進化版と言うことです。
では、さらに具体的に紹介します。
ビットコインキャッシュはビットコインのシステムを補う為に誕生した
ビットコインの問題点として、取引量が急増した為の【スケーラビリティ問題】があります。
ビットコインの【スケーラビリティ問題】を解決する為に、【セグウィット】と【ビッグブロック】の2通りの方法が使用されて、ビットコインの問題解決を行いました。
そして、ハードフォークを行われて、誕生したのが、ビットコインキャッシュです。
ビットコインキャッシュとビットコインとの違い
ビットコインキャッシュとビットコインの大きな違いは、ブロックサイズが異なる点です。
もともとビットコインのブロックサイズは、1MBという制限があります。
制限がある事で、ビットコインは、将来的に取引量が増えたときに、取引承認時間がかかり、取引に遅延が発生すると懸念されていました。
そこで、ビットコインの問題を克服するために、ビットコインキャッシュのブロックサイズは容量が8MBにまで引き上げられます。
要するに、ブロックサイズが違うだけで、ビットコインキャッシュとビットコインの大きな違いは、取引スピードの時間がどれほどかかるかの違いです。
具体的に、ビットコインで決済できるお店で説明します。
ビットコインキャッシュとビットコインの違いを具体的に説明
例えば、大手量販店である【ビックカメラ】はビットコインで決済が可能になっています。
ですが、ビットコインでの決済は約10分かかります。
実際に、あなたがレジの前で10分も待てますか?
10分もレジを占領なんて出来ませんよね。
しかし、ビットコインキャッシュであれば、決済までにほんの数秒~数分しか、かかりません。
要するに、ビットコインキャッシュは、ビットコインよりも取引スピードが速くなっている点が、利点であります。
ビットコインは11月2日に価格が急激に上昇し、土日を挟んだ11月5日の午前1時前後よりさらに急騰しました。
COINGekoによるとビットコインの価格は、10月29日(1BTC=711,690円)から11月7日(1BTC=752,060円)までで約0.6%の上昇を見せました。
ビットコインキャッシュ(BCH)が過去7日で20%の価格上昇
ビットコインキャッシュは2017年8月、ビットコインの技術的な限界を突破するためにハードフォークして誕生しました。
ハードフォークのした目的はビットコインのブロックサイズ(※)を拡大することであり、ブロックサイズを1MBから8MBに拡大され、さらにその後のアップデートにより2018年5月には、ビットコインキャッシュ(BCH)のブロックサイズは32MBまで拡大したことで大幅な処理能力向上を実現しました。
ブロックサイズとは、ブロックチェーン上の1つのブロックに書き込める情報量のことです。
ブロックサイズが小さいと次のブロックを生成するコストが増大し、手数料の増加や取引反映の遅延を招きます。
BCHの分裂問題について
ビットコインキャッシュの分裂問題の中心には「Bitcoin ABC VS Bitcoin SV」という構図があります。
Bitcoin ABCはビットコインキャッシュの最大顧客の1つで、ビットコインキャッシュのハードフォークに関して以下のような機能を付与するべきだと主張しています。
- CTORの導入(計算負荷の軽減)
- opコードの施行
- 最低限トランザクションサイズの施行
- 「push only」ルールの施行
- 「Clean stack」ルールの施行
上記のBitcoin ABCの主張に真っ向から反対する企業があります。
それが自称サトシナカモトが代表を務めるブロックチェーン企業のnChainです。
nChainを中心とする「反Bitcoin ABC派」のグループはBitcoin SV(ビットコイン サトシビジョン)と言われ、以下のような主張をしています。
- ブロック容量を32MBから128MBへ拡大
- 以前禁止されていた4つのopコードの解禁
- opコードのスクリプトを201から500に増加
これらの議論にはイーサリアムの共同開発者として有名なヴィタリック・ブテリン氏や、中国大手マイニング企業であるビットコメインのジハン・ウー氏も参加しており、両氏ともBitcoin ABCの主張を支持しています。
分裂問題から派生したビットコインキャッシュ(BCH)の価格上昇
先述したように、ビットコインキャッシュの分裂問題は、一向に解決されておらず、コンセンサス(両社の合意)が取れていない状況です。
このような状況の中普通であれば価格が下落するところを、ビットコインキャッシュは過去7日間で20%近いか価格上昇を見せました。
価格が上昇した背景には皮肉にも「ビットコインキャッシュの分裂問題」の存在があります。
ビットコインキャッシュの価格が上昇した理由に、バイナンスやコインベースなどの海外大手取引所やSBIバーチャル・カレンシーズから分裂で発生した仮想通貨の取扱いをサポートすることを発表したことにあります。
仮にビットコインキャッシュが分裂したとしても、その分裂したコインがすぐ大手仮想通貨取引所で取り扱われるという事実が安心材料となり、今回の価格上昇につながりました。
SBI北尾社長:ビットコインキャッシュ(BCH)分裂騒動に対する見解
10月初めにSBIの社長である北尾氏はビットコインキャッシュが「Bitcoin ABC」と「Bitcoin SV」の2つに分裂してしまう可能性が高いことについて次のように語っています。
分裂危機のような(対立)状況が続くと、そのたびに混乱が起こる。これは投資家にとっていいことではない。
(僕=北尾氏)はBCHの分裂が起こらない方向になんとか持っていこうとしているけど、難しいですね。
SBIにとってもマーケットにとってもマイナスなことだから最善を尽くしている。
引用:日本版コインテレグラフ
北尾社長の見解がら見ても、ビットコインキャッシュ(BCH)の分裂は、懸念材料としていますね。
ビットコインキャッシュが高騰した理由はBitmain!?
フォーブスよるとビットコインキャッシュが高騰した理由は、ビットコインキャッシュを保有する世界最大の仮想通貨マイニング機器製造会社である【Bitmain】にあるといいます。
中国、北京を拠点とするBitmainは過去に3回の資金調達クラウドを実施し、計7.6億ドル(約893億円)を調達した実績があり、最近では海外にも事業を拡大しています。
9月25日、そんなBitmainが香港証券取引所(HKEX)において、公式に新規株式公開(IPO)の申請を行ったことが明らかになりました。
まだ申請段階のため、香港証券取引所が許可をしたわけではありませんので詳しい情報はわかっていません。
しかし、CoinPostの報道によると、Bitmainのライバル会社が香港証券取引所に上場したこともあり、2018年の初頭からBitmainには新規株式公開(IPO)のうわさがありました。
そしてそのうわさが、今回の公式な発表によって明らかになったということです。
マイニングとは、ブロックチェーン上にあるハッシュを計算し、取引データを1つのブロックに書き込むことで報酬を得ることです。
ビットコインキャッシュを保有するBitmainの急成長率
Bitmainの今回、新規株式公開(IPO)をするにあたって、秘密のベールに包まれていたBitmainの内実が明らかになり、急成長率に世間をざわつかせています。
理由は、Bitmainが公開した文書からは、2017年においてBitmainが挙げた収益は2,517,719,000ドル(約2830億円)で、2016年の277,612,000ドル(約310億円)から800%の収益増を成し遂げていることが分かったからです。
そして、Bitmainは自社でビットコインキャッシュをはじめした仮想通貨のビットコイン(BTC)や、イーサリアム(ETH)ライトコイン(LTC)など、いくつかの仮想通貨を保有していて、その額は8.8億ドル(約990億円)に及びます。
これはBitmainの総資産のうち約28%を占めており、2017年から仮想通貨資産だけで1,000万ドル(10億円)増やしていることになります。
ですから、マイナー達から人気であるビットコインキャッシュは、今後も価格が上昇する可能性が高いと言えるでしょう。
ウィキペディア財団がビットペイと提携!
Wikipedia(ウィキペディア)を運営するウィキメディア財団が、アメリカのビットコイン決済企業のbitpay(ビットペイ)が提携し、ビットコインキャッシュ(BCH)での寄付を受け付けることを発表しました。
今回の発表では、ウィキメディア財団はビットコイン(BTC)での寄付を受け付けをすでに始めているとしています。
また、今回のビットコインキャッシュでの受付開始について、ビットペイのCCO(最高商務責任者)であるソニー・スィング氏は、
「ビットコインキャッシュの受け入れは自然なステップだ」と考えを明かしています。
そして、ビットコインとビットコインキャッシュについてもスィング氏は、次の様にも語っています。
「ビットコインとビットコインキャッシュは現存する最も安い支払手段だ。
より多くのマネーが手数料に消えずにチャリティーに届くようになるだろう」
スィング氏は2018年11月に、2019年末までにビットコインが1万5000ドルから2万ドルに到達するという予想を発表していました。
ビットコインに関するサービス発表と言えば、資産運用額で世界2位を誇るフィデリティが、2019年3月にもビットコインのカストディ(資産管理)サービスを開始する予定と同じ時期に報道されており、ビットコインの価格上昇を予感させます。
ビットペイが過去最高の売上高を達成
今回ウィキペディア財団との提携を発表したビットペイ。
同企業は、2011年に設立された世界最大のビットコイン・ビットコインキャッシュ決済企業です。
そして、ビットペイの設立後から資金調達や加盟店の増加、NBAのバスケットボールチームのチケット支払いやカジノでビットコインの使用を可能にするなど、企業として大きな成長をしてきました。
2016年にはアメリカの全50州でビットコインユーザーが利用できる、「BitPayVisaプリペイドデビットカード」を発売し世の中でビットコインの流通量増加に貢献。
さらに、2018年取引高が10億ドルの大台に到達し、過去最高の売上高を記録したことを発表しました。
ビットペイのこれまでの活動、今回発表された取引高や過去最高の売上から、決済手段としてビットコインが利用されていることが伝わってきます。
今後のさらなる普及と流通量増加に注目です。
BCHとBTC間でアトミックスワップを行う「OpenSwap 0.1」をリリース
オープンソース開発者であるMark Lundeberg氏は、ビットコインキャッシュとビットコイン間で相互にアトミックスワップ「OpenSwap 0.1」をリリースしました。
下記はリリースした「OpenSwap 0.1」のデモ動画は以下です。
OpenSwap 0.1はまだデモ段階である為、実用化はまだ先とのこと。
しかし、BCHコミュニティ内では、「素晴らしいステップ」だと賞賛しています。
ビットコインキャッシュウォレットの「Electron Cash」の開発者であるJonald Fyookball氏は、
この発表の中で、Openswapのフォークが「優秀な」ニュースだと語っています。
Mark Lundeberg氏によれば、今後、ビットコインキャッシュのみならず、互換性のあるライトコイン、ダッシュ、ドージコインなども統合してとのことです。
スマートコントラクト専用の最初の「オラクル」設置計画を発表
「ビットコインの神」とも呼ばれ、Bitcoin.comを運営するロジャー・バー氏は19日、ビットコインキャッシュのスマートコントラクト専用の「オラクル※2」設置計画を発表しました。
オラクルとは、大雑把に言えば、
ブロックチェーンの外部から現実世界に関するデータを、ブロックチェーン内に提供する主体(サービスやサーバ等)のこと。
要するに、ビットコインキャッシュの機能が使いやすくなるという認識で良いでしょう。
専門的なことになりますので、もっと詳しく知りたい人は「オラクル ビットコイン」と検索して下さいね。
ビットコインキャッシュのオラクル設置されると、
- 人の目標をモニターする
- スポーツ結果を追跡する
- 為替レートの動きを検出
- ソーシャルメディアプラットフォームを記録
- ニュースを監視するツール
など、実に様々なことに利用できることから、世界中が注目しているのでしょう。
BCHのSMS取引サービスを開始
ビットコインキャッシュを利用することができる暗号化ウォレット「Cointext」は、12月9日にウクライナとイタリアに対応した後、19日バングラデッシュにも対応することになりました。
◆ Cointext、バングラデシュでBCHのSMS取引サービスを開始◆
CointextはバングラデシュでBCHのSMS取引サービスを開始したと発表した。現在までに同サービスは38カ国で展開しており、ユーザーはインターネットを使わずSMSでBCHの取引を行うことができる。
— Huobi Japan (@HuobiJapan) 2018年12月19日
Cointextのウォレットを使用すると、インターネット接続なしでビットコインキャッシュを送受信できるとのこと。
同サービスは、ここ数カ月間で約38カ国に対応していることからも、高騰材料の1つとして考えておきましょう。
ビットコインキャッシュの開発者がノードの「高速同期モード」を発表!
Bitcoin Cash Node Bchd Syncs in Just Over an Hour With Fast Mode https://t.co/4uc5ukfyOl pic.twitter.com/ynjRvgzse6
— Bitcoin News (@BTCTN) 2018年12月20日
ビットコインキャッシュの価格が急騰した、日本時間21日午前2時頃、ビットコインキャッシュのコミュニティであるredditでビットコインキャッシュの開発者から、
「高速同期モード」を実現できるバージョン0.13.0-beta2の発売が発表されました。

出典:reddit
今回発表された高速同期モードであるバージョン0.13.0-beta2の発売がされるまでは、
完全なノードを稼働させる唯一の方法は、140GBもあるブロックチェーンをダウンロードする必要があり、
同期するまでに半日以上の時間を費やしていたとのこと。
しかし、今回発表されたbeta2版では、わずか3GBの容量しかなく同期するまでわずか1時間半しかかかりません。
このリリースでは、fastsyncオプションを使用してbchdを実行することができ、
約3GBのデータしかダウンロードされず、1時間半で起動して実行されます。
引用:Bitcoin.com(Google翻訳)
つまり、ビットコインキャッシュの機能がより便利になったと捉えて良いでしょう。
この発表直後、ビットコインキャッシュの価格が上昇。
さらに、このニュースがSNSなどで拡散されると、再びビットコインキャッシュの価格が高騰しました。
結果的に、一時期25000円まで記録。
ビットコインキャッシュの機能はやや難しいところがありますが、今後に注目ですね。
2018年11月16日、ビットコインキャッシュのハードフォークが実行され、BitcoinABCとBitcoinSVは、それぞれが掲げるビットコインキャッシュのフォークを実行しました。

出典:CoinDance
ビットコインキャッシュ(BCH)が2つの通貨に分裂成功
BitcoinABCとBitcoinSVはBCHプロトコルのルールセットの変更をするために、それぞれハードフォークを実行しました。
まず初めに動きが見られたのはBitcoinABCです。

出典:CoinDance
日本時間の16日午前3時頃、ビットコインキャッシュのブロックがハードフォーク実行ブロックである「556767」に到達すると、BitcoinABCが実装した最初の新しいブロックをBitcoin.comがマイニングしました。
BitcoinSVは、何かしらのトラブルにより十数分新しいブロックの生成(マイニング)が確認されない状況に陥っていましたが、日本時間の午前3時20分ごろにSVのブロック生成が確認されました。
BitcoinABCとBitcoinSVのブロック生成が確認されたことで、無事BCHはハードフォークを完了することとなりました。
フォーク前の状況ではBitcoinSVのハッシュレートが優勢でしたが、ロジャーバー氏率いるBitcoin.comがハッシュ戦争(※)の開始となるチェーンスプリットに合わせてBTCからBCHにハッシュ割合の大幅な変更を行ったことにより、BitcoinABCが優勢という状況に転換しました。
The https://t.co/6EeRmpfaH7 pool now has more hash rate on it than the entire BCH network had earlier today.
— Roger Ver (@rogerkver) November 15, 2018
Bitcoin is cash for the world! #BitcoinCash #bitcoincashfork pic.twitter.com/n2MqQ5mlfK
ブロックチェーン上では、より長いチェーンを生成した通貨が「信用に値するコイン」として認識されます。
よって、BCHABCもしくはBCHSVが正式に通貨として認められるためには、できるだけ多くのブロックを生成(ハッシュの生成)をする必要があります。
Bitcoin.comのアドバイザーを務めるJake Smith氏は、BCHのマイナーたちがいつまでこのハッシュ戦争を続けるのかにもよるがと前置きしつつも、現状について次のように語りました。
Wright氏が今後、この状況を打破することができるのかは定かではないが、もし今後もBitcoin.comがハッシュパワーを今の水準で保っていけるのであれば、クレイグ陣営に勝ち目はないだろう。
BitcoinSVに勝ち目はあるのか?
今のところ、クレイグ氏がチェーンに攻撃を仕掛けるほどBitcoinABCが優勢である状況ですが、BitcoinSV側に勝ち目はあるのでしょうか?
The last common block is mined and someone is spamming $BCH mempool like crazy. https://t.co/jSA1jSjKxo
— WhalePanda (@WhalePanda) November 15, 2018
フォーク当初から劣勢に立たされているBitcoinSVですが、すでにクレイグ氏はこのハッシュ戦争を続けると公約しています。
また、クレイグ氏が持っている手札(作戦)はすべて使用する動きに出る可能性が予想されるため、BitcoinABC側も油断できない状況です。
ビットコインキャッシュ(BCH)の今後の価格と注意点
Jake Smith氏が発言している通り、このハッシュ戦争がいつまで続くのかは定かではありません。
送金は可能?
BitcoinABCとBitcoinSVの両方の取引を継続しているPoloniexなどの仮想通貨取引所であれば、送金は可能です。
しかし、まだ両社のハッシュ戦争は終結しているとはいえず、今送金してしまうとなんらかのトラブルに巻き込まれる可能性も否定できないため、送金等の取引行為は状況が落ち着いてからのほうがいいと思われます。
ハッシュ戦争の中心にいるBitcoin.comも、公式に以下のような発表をしています。
どちらかのチェーンが圧倒的なリードをとることが確認できるまで、送金などの取引は行うべきではない。
ビットコインキャッシュの今後の行方はどうなる!?
ビットコインキャッシュの価格が上昇していますが、気になるのはやはりビットコインキャッシュが今後どうなるのか?ということですね。
元ビットコインキャッシュの主張者である、Calvin Ayre氏は、ビットコインキャッシュの今後について以下のように発言しています。
重要な暗号通貨であるBitcoin(BTC)は無益だから2019年にはゼロになると予測しています。
しかし、Bitcoin Satoshi Vision(BSV)がその日を救うためにそこにあるので、恐れることはない」
引用:CCN
ビットコインキャッシュが、BTCSVとBTCABCに分かれた今。
どうなるのかは、各NEWSに注目していきたいですね。
ビットコインキャッシュの今後の将来性
ビットコインキャッシュは、ビットコインから分岐したものですが、開発者やマイナーはビットコインのコミュニティとは異なります。
ですので、ビットコインと同じような高値が付くとは限りません。
現状では、ほかのアルトコインと同様、その他大勢の仮想通貨のうちの1つとして考えなればなりません。
しかし、ビットコインキャッシュのコミュニティの中には気になる項目が多数あります。
それは、いつかビットコインキャッシュがビットコインに成り代わり、主流の仮想通貨として流通する日が来ると主張している人達がいる為です。
例えば、【ビットコインの神様】と呼ばれている、ロジャー・バー氏は、手持ちのビットコインをほぼ手放し、ビットコインキャッシュに乗り換えたと発言します。
In the last 24 hours Bitcoin Cash had more transactions than all other cryptocurrencies combined.https://t.co/6EeRmpfaH7 pic.twitter.com/vvZfbZHZn1
— Roger Ver (@rogerkver) 2018年9月3日
要するに、分散投資をするうえでも、ビットコインキャッシュは、ビットコインと共に購入しておいて損のない仮想通貨である言えますね。
ビットコインキャッシュのまとめ
ビットコインキャッシュはビットコインからハードフォーク(分裂)をして誕生した仮想通貨で、ビットコインのブロックサイズが1MBなのに対し、ブロックサイズが8MBとなりました。
その後さらにアップデートされ、現在32MBにまで引き上げられています。
内輪揉めとも言われた分裂騒動が起き、2018年には大きな注目を集めたビットコインキャッシュです。
逆に、ウィキペディアはウィキメディア財団が運営しているインターネット百科事典であり、
誰もが無料でサイトにアクセス可能で、世界中で毎月4億5000千万人以上が利用しています。
使い道を模索していたユーザーにとっては、取引以外にウィキペディアの寄付という使い道が広まれば、世界規模でビットコインキャッシュの利用が増える可能性も十分に有り得ます。
今後のサービス拡大とビットコインキャッシュの信頼回復と価格上昇に注目ですね。