
日本にも多くの仮想通貨取引所を目にする機会がありますが、世界には多くの仮想通貨取引所が存在し、今回紹介するDcoin取引所もその一つです。
このDcoin取引所とはどんな取引所なのかということを概要や特徴、注意点などを解説し、登録方法についてもお話しします。そしてTwitterの評判についてもまとめました。
これを読めばきっと、話題の仮想通貨取引所であるDcoin取引所について多くのことを知ることができるのではないでしょうか。
Dcoin取引所のwiki的基本情報
仮想通貨取引所名 | Dcoin |
独自トークン有無 | - |
取引所がある国 |
|
公式ホームページ | https://www.dcoin.com/ |
日本語対応 | - |
日本人対応 | 〇 |
@dcoinexchange | |
Dcoin Ex | |
u/Dcoin-Exchange | |
YouTube | - |
TelegramID | Dcoin Official |
Dcoin取引所とは

出典:Dcoin
Dcoin取引所とは韓国とスイスの二つに拠点を持つ仮想通貨取引所です。
韓国国内向けのDcoin取引所とスイスのそれらの国以外の仮想通貨取引所に分かれており、それぞれ別の取り扱い仮想通貨など、若干異なった仕様で運営されています。
世界初の金融業界標準に準拠した仮想通貨取引所となっており、デリバティブ取引を行っています。
これにより安定した取引環境を構築しつつ、安全に効率的な取引を行うことができるというメリットを持ち、更に誰でも参加ができるという敷居の低さで2018年に仮想通貨取引所として誕生し、瞬く間に世界の上位20位以内の取引量を誇る仮想通貨取引所となりました。
暗号資産を簡単に投資し、取引できるようにすることを目的としており、そういった面も支持されている一因と言われています。
また2019年11月現在90種類を超える仮想通貨の取り扱いも魅力です。
Dcoin取引所の特徴

出典:Dcoin
Dcoin取引所の特徴は5つあります。
- 高いセキュリティ
- 取引プラットフォームの透明性
- 大手企業の参加
- 金融業界標準
- 2つの拠点
高いセキュリティ
高いセキュリティですが、多くの仮想通貨取引所はコールドウォレットと呼ばれる紙に保管する方法を中心としたものを採用していますが、Dcoin取引所は中央主権的なクラウドシステムとして定評のあるGoogleCloudとAmazon Web Servicesに基づく技術的な枠組みによって強固なセキュリティも採用しており、複数のマシンから大量の処理負荷を与えるDDOS攻撃を効果的に防止することも可能としています。
これにより安全で迅速な処理(セキュリティを強化すればするほど処理が遅くなるというジレンマを解消)を行うことを可能としているのです。
取引プラットフォームの透明性
取引プラットフォームの透明性も特徴です。
Dcoin取引所は、特定の投資家のみを対象としているのではなく、全世界の人々を対象としており、すべての人がデジタル資産に投資するためのブロックチェーンの価値を共有するという価値を重視しています。
こういった姿勢であるため、簡易的な取引であればメールアドレスのみで可能となっています。
大手企業の参加
大手企業の参加も特徴です。
Dcoin取引所には、GoogleやBaidu(中華人民共和国で最大の検索エンジン)といった企業が関与しているほか、大手の投資機関であるJRR、Collinstar Capitalなども投資しています。
金融業界標準
金融業界標準の規格を世界で初めて採用した仮想通貨取引所というのも特徴です。
投資家に安全で安定した取引環境を提供すると同時に、取引を安全かつ効率的に完了することを保証し、従来の金融業界で投資を行っていた投資家に対しても違和感なく利用できるものとなっています。
そのため、大手企業から支持されているというもの事実です。
2つの拠点
2つの拠点というのも特徴です。
Dcoin取引所は、韓国とスイスに拠点を持ち、それぞれ活動を行っています。
韓国だけで活動を行おうとした場合当局の規制が大きく、韓国国民の利用できる暗号資産の運用も規制がかかっているため、そういった規制が緩いスイスで世界向けの展開を行っているというのも特徴と言えるのです。
Dcoin取引所を利用する際の注意点
Dcoin取引所の注意点は3つあります。
- 日本語に対応していない
- 送金には本人確認が必要
- 流動性の低いコインも扱っている
日本語に対応していない点
日本語に対応していないという点は海外の仮想通貨取引所の特徴と言えます。
自動翻訳を行えばほとんど違和感なく利用できますが、細かい表現に関してはやはり限界があるため、注意が必要です。
送金には本人確認が必要
送金を行う場合は本人確認が必要になります。
口座開設までは簡単ですが、いざウォレットへ送金しようとした際に支障が出ることもあります。
また、本人確認も紙で日付やDcoinという記載をする必要があるため手間です。
流動性の低いコインも扱っている
90種類もの仮想通貨を取り扱っているということは、当然流動性の低いコインも多いということです。
そのため、購入したもののなかなか価格が動かなかったり、あるいは暴落して紙くず同然になった仮想通貨もあるため、リスクの大きなコインも多いという点に注意です。
Dcoin取引所の評判(口コミ)
Dcoin取引所の評判について、Twitter上の気になるツイートを3つ紹介します。
【ADA 上場 速報】
スイス🇨🇭
仮想通貨取引所『Dcoin』に
カルダノ(ADA)上場❗️取引ペア
✔︎ADA/USDT
📲詳細について↓https://t.co/IJj41cfu2M#ADA #ADAコイン #エイダコイン #ADACOIN #カルダノ #Cardano #億り人 #自由億 #飛躍億 #EMURGO #IOHK #Dcoin #Moon
— ADAコイン情報局🇯🇵JAPAN/Cardano 仮想通貨 (@ADAcoin_news) 2019年4月10日
1ヶ月で約10倍にまで価格を上げた仮想通貨のカルダノの上場は話題になりました。
#Dcoin is a great exchange. Please check new project based on MSME, #Tokoin doing really good they are Accelerating Growth of Micro, Small, and Medium Enterprises in Emerging Markets On BlockChain using $TOKO.
Website: https://t.co/oNNkHeoYJV— Fan of Crypto (@FanofCrypto2211) 2019年9月30日
中小企業に対しても成長を加速させる素晴らしい仮想通貨取引所です。
Dcoin market exchange bounty campaign. first come first served.
Dcoin the best market exchange#Airdrop #Bounty #Dcoin https://t.co/VqFRoW9sKi— Oktakey (@Oktakey1) 2019年9月26日
Dcoinのエアドロップキャンペーンの豪華さを評価しています。
話題の多い取引所であり、高い評価も多く得ています。
そして、取引所トークンのエアドロップを積極的に行う等、ユーザーの取り込みを熱心に行っている仮想通貨取引所とも言え、今後の成長が楽しみな仮想通貨取引所です。
Dcoin取引所の登録方法

出典:Dcoin
Dcoin取引所の登録方法は、下記の流れです。
- 公式サイトにアクセス
- メールアドレス入力
- コード取得
- 登録完了
- 二段階認証の登録
- KYCの手続き
公式サイトにアクセス
公式サイトにアクセスすると右上に「sign up」という項目があるので、そこをクリックします。
そこからアカウント登録画面へ移動するという流れになります。
メールアドレス入力
アカウント登録画面では「Sign Up with Phone」と「Sign Up with Email」があります。
「Sign Up with Phone」は携帯電話で登録する方法で、携帯番号を入力してSMSのやり取りなどで登録を行います。
「Sign Up with Email」はメールアドレスで登録できるもので、こちらの方が気軽に利用できるためおすすめです。
ここでは「Sign Up with Email」の方法を紹介します。
「Sign Up with Email」タブを選択すると、メール登録の画面に切り替わります。
いくつかの項目を入力していく流れで最初に国を選択(日本であればタブからJAPANを選択)し、メールアドレスを入力します。
コード取得
入力が終わったら次の項目へ移動する前に横にある青いボタン「Get code」をクリックします。
入力したアドレス宛に認証コード(Verification Code)が送られてくるので、そのコードを入力画面の項目「Verification Code」へ入力します(コピー&ペースト推奨)。
このコード(6桁の数字)は5分で効力が切れるのですぐに入力しましょう。
登録完了
次に任意のパスワードを設定し、利用規約を読み、チェックを入れて、「Sign Up Now」という青いボタンを押します。
もし紹介者の方がいれば「Invitation Code(招待コード)」を入力すると特典などが得られます。
もちろんこのコードは空欄でも登録可能です。
ここで注意点ですが、パスワードなどの入力項目はメモしておくことをおススメします。
その理由として後で確認することができない場合もあるからです。
ボタンを押せばこれでアカウント登録が完了します。
二段階認証
次に二段階認証ですが、これは多くの仮想通貨取引所と流れは似ています。
トップ画面でメールアドレスを選ぶとSecurityVerification(セキュリティ認証)という項目があるのでそこから移動します。
画面に「Google Authenticator NotSet」の項目があるので「Turn on」をクリックします。
すると認証画面になるので、Google Authenticatorはあらかじめスマートフォンに入れておきましょう。
Google Authenticator のカメラで認証画面に表示されたQRコードを読み取ると、認証コードがアプリ上に表示されますからそのコードの入力を行います。
この時、QRコードの横に秘密鍵と呼ばれる文字列のコードも表示されていますから、これもしっかりメモしておき保管しましょう。
そして登録したパスワードを入力し、Confirmを押すと、Google Authenticatorの表示が「Already Been Set」と表示されれば成功です。
KYCの手続き
補足としてDcoin取引所の送金に必要なKYCの手続きも説明します。
KYCとはKnow Your Customerの略で、本人確認というニュアンスの言葉です。
手順としてはトップからメールアドレスを選択し、Verificationを選びます。
そして一番下にあるVerificationという青いボタンを押し、国を選択し、Document typeからIDカード、パスポート、運転免許証を選択します。
パスポートが承認されやすいので、もし利用するのであればパスポートを使用し、パスポートのコードを入力、パスポートの画像と、「現在の日にちとDcoinと記載した紙、その証明書を持っている自分の写真(IDセルフィ―)をアップロードします。
アップロード後、「Submit Identity Verification」というボタンを押します。
「Reviewing…」と黄色く表示されれば審査が開始されています。
審査が通るとメールで審査が通った旨を伝えてくるので、ここまでできれば完全に利用可能です。
Dcoin取引所のまとめ
Dcoin取引所は世界初の金融業界基準の高い品質が認められた仮想通貨取引所です。
しかし、海外取引所特有の敷居の高さもあり、日本人の利用は難しいと感じる面も少なくありません。
それでもカルダノなど注目の仮想通貨を多く取り扱っている取引所でもありますから、興味があれば検討してみてはいかがでしょうか。