
仮想通貨取引所バイナンス(Binance)は、世界で最も知られてい取引所ですね。
日本語対応していないのが残念ですが、それでも使いやすいのが、バイナンスですね。
バイナンスには、多くの仮想通貨が上場したい所ですから、気になれば登録しましょう。
バイナンス(Binance)の概要
取引所名 | Binance(バイナンス) |
独自トークン有無 | Binance coin(バイナンスコイン) |
開場日 | 2017年7月 |
運営会社 | Binance |
CEO | ジャオ・チャンポン氏(Changpeng Zhao)氏 |
取引所がある国 | マルタ共和国 |
公式サイト | Binance |
手数料 | 仮想通貨毎に異なる(後述) |
取り扱い銘柄数 | 140種類以上 |
公式ウォレット | Trustウォレット |
公式ブログ | Binanceブログ |
公式Twitter | @binance |
公式Facebook | @binanceexchange |
公式Instagram | binanceexchange |
公式Reddit | BinanceExchange |
TelegramID | Binance Telegram |
バイナンス(Binance)とは/特徴

参照:Twitter
バイナンスとは仮想通貨保有量で世界3位にランクインしているジャオ・チャンポン氏(Changpeng Zhao)がCEOを務めており、2018年8月に香港からマルタ共和国に本社を移動した仮想通貨取引所です。
バイナンスは2017年7月に誕生し、同年12月には登録数600万人を超え、世界一の取引高を誇る取引所になりました。
そして、ジャオ・チャンポン氏は、世界の仮想通貨長者ランキングでも、第3位になっています。
- クリス・ラーセン(リップル共同創業者)、75〜80億ドル
- ジョセフ・ルービン(イーサリアム共同創始者)、10〜50億ドル
- Changpeng Zhao(バイナンスCEO)、11〜20億ドル
- ウィンクルボス兄弟(Winklevoss Capital共同創業者)、9〜11億ドル(各自)
- マシュー・メロン(個人投資家)、9〜10億ドル
- ブライアン・アームストロング(コインベースCEO)、9〜10億ドル
- マシュー・ロスザック(Bloq共同創業者)、9〜10億ドル
- アンソニー・ディ・イオリオ(イーサリアム共同創業者)、7.5〜10億ドル
- ブロック・ピアス(Bitcoin Foundation会長)、7〜10億ドル
- マイケル・ノボグラッツ(ギャラクシーデジタルCEO)、7〜10億ドル
バイナンスの特徴として、口座登録が簡単である点と、取り扱っている仮想通貨の数が100種類を超えている点です。
口座登録は1日2BTC以下ならば、本人確認証明はいらず済みます。
国内取引所だと口座を開設して取引を行うには、本人確認証明が必要ですし、本人確認の審査が終わるまでに数週間かかる場合もあります。
しかし、バイナンスは、口座登録が簡単ですから、すぐに利用したい人にも使いやすいでしょう。
バイナンスの取り扱っている仮想通貨の種類が140種類も超えている点ですが、現在日本で仮想通貨の取り扱いが一番多い取引所でもZaifの15種類ですので、規模が大きいのが分かるでしょう。
また、バイナンスには、国内取引所では取り扱っていない仮想通貨も多数ある為、今後価値が上昇しそうな仮想通貨も発見出来ますよ。
バイナンス(Binance)を使うメリット
バイナンスを使用するメリットは次の3つがあります。
- 手数料が安い
- 日本語対応済み
- 三段階のセキュリテイ
手数料が安い
取引所名 | ビットコイン | アルトコイン |
バイナンス(海外) | 0.1% | 0.1% |
bittrex(海外) | 0.25% | 0.25% |
Zaif(国内) | -0.05%~-0.01% | 0%~0.3% |
海外取引所や国内取引所の手数料と比べると、バイナンスの取引手数料は低く人気です。
なぜなら、日本で最も安い手数料のZaifでも0.3%であり、バイナンスは全銘柄0.1%と低い手数料です。
そして、バイナンスコインで支払いをすることで、手数料が0.05%まで割引されます。
>>>Binanceが発行するバイナンスコイン(BNB)とは?買い方や今後の将来性・バーンされる理由を徹底解説!
日本語対応済み

バイナンス:Binanceの公式サイト
全てが日本語訳になっている訳ではありませんが、Google翻訳を使用することで理解の出来る位の日本語ページになります。
三段階のセキュリテイ
国内取引所では、2段階認証が推進されていますが、バイナンスは3段階認証になっています。
順番は、
- ログイン
- パズルを型にはめる(ロボットではないと証明)
- アプリによる二段階証明
以上の順番により、ログインすることが出来ます。
つまり、この三段階セキュリティによってバイナンスはセキュリティ能力が高いのが伺えますね。
バイナンスがリップルを基軸通貨ペアに追加!
以前からバイナンスのCEOであるCZ氏がTwitterなどで噂されていた、仮想通貨XRP(リップル)基軸の通貨ペアがついに、
正式に上場することが発表されました!
We will be adding a couple trading pairs with XRP as the quote currency shortly.
And rename ETH markets to ALTS market. Running out of space on the UI.
Merry Xmas!
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年12月24日
バイナンスではもうすぐ基軸通貨としてXRPの取引ペアを追加します.
そして、バイナンスのETH市場の名前を「ALTS」市場に改名します。
ALTAに変更するのは、目に触れやすくする為です。
メリークリスマス!
- XRP/BTC(ビットコイン)
- XRP/ETH(イーサリアム)※ETHは後にALTAに変更される
- XRP/BNB(バイナンスコイン)
- XRP/XRP(リップル)
- XRP/TRX(トロン)
- XRP/XZC(ゼットコイン)
- ⇩米ドルステーブルコイン⇩
- XRP/USDT(テザー)
- XRP/PAX(パクソススタンダード)
- XRP/USDC(サークルドル)
- XRP/TUSD(トゥルーユーエスディー)
- 計10種類(随時更新します)
バイナンスからのクリスマスプレゼントによりリップルの価格が急上昇!
バイナンスのCEOであるCZ氏から、クリスマスプレゼントもなる発言がされた直後、リップルの価格が高騰しました。
リップルの価格は40円前後を推移していたところから、約50円手前まで価格が上昇!
そして、このリップルが高騰した中、取引所の中で最も取引量が多いのが、なんと日本のbitbank!
続いて、韓国通貨でもXRPは多く取引されており、韓国通貨で多いのは、UpbitとBithumbの結果に。
日本と韓国だけの取引量を合わせると、全体の約30%が法定通貨でXRPが購入されていることになります。(日本時間:15時30分頃)
バイナンスでXRP基軸が追加されるのは以前から噂に。
今回正式にバイナンスの基軸として追加されることになったXRP。
実は以前から、XRP基軸が追加されるのではないか?という噂がありました。
噂はまず世界中のリップラー達が集まるコミュニティ、The Real Zerpbox(Discordグループ)やXRP CHAT(情報交換の場所)やSNSを中心に、
バイナンスに向けて、XRPを取引ペアにおける基軸通貨として採用するように呼びかけていたところから始まります。
We would like to see #XRP as one of the base assets on @Binance in order to move value much more quickly!
Please do it @cz_binance !
Let's get some retweets to let them know. 🙂#xrpcommunity #xrpthebase
@BankXRP @AlexCobb_ @haydentiff @XRPTrump @Hodor7777 @digitalassetbuy— C3|Nik (@C3_Nik) 2018年8月9日
@cz_binance(BINANCEのCEO)お願いします!
彼らにこのメッセージが届くようにリツイートをお願いします。
上記のツイートは約2000ものリツイートがされ、話題に上がりました。
そして、コミュニティ内の活動に対し、バイナンスCEOであるCZ氏はTwitterで、以下の様にツイートしていました。
The xrp base shill is strong. Let's get it out of your system, and put all your shills under this one tweet, and let's see how much we get. https://t.co/usiISCtuSj
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年11月18日
XRPを基軸通貨にすることを望む活動は非常に強力です。
このツイートの下に全ての主張を集約して、どれくらい集まるのか見てみましょう。
11月18日、バイナンスCEOであるCZ氏のツイートは非常に注目され、XRPコミュニティで大きな話題として多くのリツイートがリツイートを呼び、様々な声が挙がりました。
なんとリツイートの数は約3000!
そして、バイナンスCEOであるCZ氏のツイートから約1ヵ月後、
一人のユーザーが、CZ氏に向けて半分冗談交じりの質問を行ないました。
there's 2 choice here but u need to pick one 🙂
1- buy me a camaro for xmas (too much for a billionaire u should pick the second)
2-xrp base pair (this one u will make a lot of us have a happy xmas)— izombieXRP (@izombieXRP) 2018年12月21日
このように、二つの選択肢があるとしたら、一つ選んでください。
1.クリスマスの時に、私のために高級車を買う。
2.XRPをBinanceの基軸通貨とする。(こっちのほうは、多くの人が喜ぶだろう)
上記のユーザーに対して、バイナンスCEOであるCZ氏は、
「その願い事には気をつけてくださいね」
と言及。
その3日後、正式にXRPがバイナンスの基軸になることが発表されました。
まさか質問をしたユーザーは、クリスマスの日に本当にXRPがバイナンスの基軸になるとは思ってもいなかっただろう。
XRP(リップル)を基軸にするメリット
では、XRPを基軸にすることでどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
リップルを支持するリップラーは世界中にいますが、彼らはXRPを基軸にすることにより、以下のようなメリットがあると主張しています。
- XRPの取引は非常に速く、手数料も安い
- XRPはマイナーの影響を受けにくい
- 世界中で広くXRPが採用されている
- XRPを基軸にすることにより取引所により多くのユーザーを招き入れることができる
つまり、XRPを基軸にすることにより、仮想通貨取引所の取引量が増えることになるということです。
先述した取引所の取引量を見ても分かる通り、結果的にバイナンスがXRPを基軸にしたことで、多くの資金が取引所に流入することになりました。
バイナンス(Binance)の使うデメリット
バイナンスを使用する時のデメリットは次の2つがあります。
- 日本円が扱えない
- 日本語のサポートがない
日本円が扱えない
上述した通り、バイナンスでは日本円での仮想通貨の購入が出来ません。
国内取引所で日本円をビットコインやイーサリアムにしてバイナンスに入金しなければならないので手間がかかります。
日本語のサポートがない
バイナンスには日本語のサポートはありません。
Google翻訳により日本語対応している部分もありますが、操作がわからなくなった時にサポートを見ても英語で表記してあります。
バイナンス(Binance)の登録方法
バイナンスの登録方法はバイナンスの公式サイトにアクセスした後に以下の順番で行うことが出来ます。
- 上部にある「Create an Account」という部分をクリックします。
- メールアドレス、パスワードを作成、作成したパスワードを確認のためにもう一度入力します。
- 「I agree to Binance’s Terms of Use」がバイナンスの利用規約に同意するという部分なので同意したら、チェックを入れて「Registration(登録)」をクリックします。
- 登録したメールアドレスにバイナンスからメールが届きますので、そこにのっている2つのURLの内、最初にのっている長い方のURLをクリックします。
- 注意事項をチェックし、チェックを入力します。
- そしたら、バイナンスの口座登録が完了です。
※バイナンスを使用する際の注意事項は次の5つが出てきます。
- バイナンスのURLを覚えて下さい。
- ブラウザに許可されていない拡張機能を入れないで下さい。
- バイナンスのサポートと名乗る電話に気をつけて下さい。
- 二段階認証コード、SMSに届いたコードをサポートセンターに教えないで下さい。
- バイナンスのサポートと名乗る人に資金を送らないで下さい。
※上述の登録方法ですと、1日2BTC以下までしか入出金が出来ませんから、出金制限の解除を行わなけばなりません。
出金制限の解除方法は下記に記載されています。
バイナンス(Binance)の取引方法
バイナンスで取引するためには、次の順番で行うことで取引することが出来ます。
- バイナンスにお金を入金する
- バイナンスの取引所で仮想通貨を購入する
1.バイナンスにお金を入金すること
バイナンスの取引所では、日本円で仮想通貨を購入することが出来ない。
ですから、国内の取引所でビットコインかイーサリアムをする必要があります。
ビットコインを購入したら、購入した取引所からバイナンスの口座に送金することで、バイナンスへの入金が完了です。
2.バイナンスの取引所で仮想通貨を購入すること
1でバイナンスの口座に入金したことで、取引所で仮想通貨を購入することで、取引をすることが出来ます。
以上が完了したら取引になります。
取引するには、バイナンスにログインして左上の取引センターという部分をクリックします。
すると、ベーシックまたはアドバンスを選択出来ます。
ベーシックは初心者向けでアドバンスは上級者向けで、ここではベーシック向けに取引方法を伝えます。
ベーシックは真ん中上部にチャートという仮想通貨の値動きがグラフがあります。
右横には取引可能な仮想通貨の表、右下には取引履歴、左上には売り板、左下には買い板、そして真ん中下部に仮想通貨の緑の購入とピンクの売却があります。
購入と売却の上には、価格、数量、%、総計が設定可能です。
以上までを行うことで、取引を行うことが出来ます。
バイナンス(Binance)の出金制限の解除方法
バイナンスに登録した後は、1日2BTCまでしか出金をすることが出来ません。
ですから、1日に2BTC以上の取引をする人は、出金制限を行いましょう。
1.バイナンスにログインし、右上にある人型マークをクリックすると、Accountページが出てきます。
ダイヤモンドの絵が書いてある横にLv1,Lv2,Lv3と並んでいるので、Lv2の下に書かれている「Submit Virefication Cocument」という部分をクリックします。
2.ページが移動したら、「Personal(個人)」か「Enterprise(企業)」を選択する部分があるのでPersonal(個人)を選択します。
そしたら、本人確認証明のページへ移動します。
3.用意する本人確認書類は顔写真付きの免許証かパスポートになります。
TypeはChinaとInernatonalを選択する部分があるのでInernatonalをチェックし、後はFirst nameに苗字、Last nameに名前、性別、国籍、パスワードや運転免許証の番号を入力します。
次にパスポートか運転免許証の写真をアップロードします。
- 表紙
- 中身にある自分の写真が載っている部分
- 中身にある自分の写真が載っている部分と出金制限解除を申請した日付を書いたメモと自分の顔が収まった写真※出金制限解除を申請した日付を書いたメモは「Binance 20××年 ×月 ×日」と記載する
- 表側
- 中身にある自分の写真が載っている部分と出金制限解除を申請した日付を書いたメモと自分の顔が収まった写真
上記のものをアップロードして「Submit」をクリックすると審査に提出され、1日程度で審査が完了します。
審査が完了すると、出金制限が解除されます。
バイナンス(Binance)の評判
バイナンスて、ヤバイナンスじゃないのか。評判良いみたいだし、そろそろ食わず嫌い卒業しようかな、、、。
— くりぷと@₿lockchain (@_CryptoBlogger) 2017年12月28日
バイナンス、しっかりとした対応してるなあ。トラブルを逆に評判を高めるチャンスにしてるね
— たんたん (@mokomokozoku) 2018年2月9日
バイナンスの評判は、利用しやすいことと、セキュリティ性も高い為、評判が良いTwitterが多く見られますね。
Binanceが欧州の法定通貨建て取引ペアを提供する取引所バイナンス・ジャージーを開設
世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスは16日、ポンドとユーロ建ての法定通貨取引を提供する新たな仮想通貨取引所バイナンス・ジャージーの発足を発表しました。
バイナンス・ジャージーのサポート地域には「日本」も含まれており、バイナンスには日本金融庁から警告を受け撤退したという過去があるだけに、疑問の声が相次いでいます。
Official Launch of #Binance's EUR/GBP Fiat Exchange - https://t.co/FW7TuvT7pohttps://t.co/BG7cKD5Ukg pic.twitter.com/36R626Rxle
— Binance (@binance) 2019年1月16日
バイナンス・ジャージーとは?
バイナンス・ジャージーはイギリス王室属領のジャージー島を拠点とする仮想通貨取引所で、
バイナンス(Binance.com)と同じシステムを採用している仮想通貨取引所です。
ジャージー島はイギリス王室属領ですので、イギリスが外交や国防などの責任を負うものの、内政はイギリスの支配を受けず、独自の議会・政府を有しています。
また、欧州連合(EU連合)にも属していないため、イギリスの法律や税制、欧州連合の共通政策は適用されません。
バイナンス・ジャージーは、地理的にも欧州に近い位置に拠点を置き取引所を運営することで、有力な法定通貨であるポンドとユーロ建ての取引ペアを提供するということです。
詳細な情報は公開されていませんが、今後は、ペアとなる法定通貨はポンドとユーロに固定され、取り扱う仮想通貨の種類のみが徐々に増えていくものと予想されます。
バイナンス・ジャージーの取引通貨ペア
バイナンスジャージーの特徴はポンドとユーロ建ての法定通貨取引を提供しているという点です。
取り扱う仮想通貨はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の2通貨で、取引できる通貨ペアは以下の通りです。
- BTC/GBP
- ETH/GBP
- BTC/EUR
- ETH/EUR
※GBPはイギリスの法定通貨「ポンド」。EURは欧州連合の共通通貨「ユーロ」。
バイナンスCEOのCZ氏は2018年9月、今後一年間で5~10の”法定通貨建て”の仮想通貨取引所を開設する計画を明らかにしており、
2018年10月中旬にはアフリカのウガンダ国に仮想通貨取引所を開設しています。
よって、今回のバイナンス・ジャージー開設もその計画の一環と考えられ、今後も同様の仮想通貨取引所が世界各地で開設されていくと予想されます。
日本もサポート対象国に
冒頭にも記載しましたが、バイナンス・ジャージーのサポート地域には「日本」も含まれています。
以下の表は、2019年1月2日に公表された、バイナンス・ジャージーのサポート地域です。
アルゼンチン | エスワティニ(旧スワジランド) | ラトビア | ルーマニア |
アルメニア | フィンランド | リヒテンシュタイン | シンガポール |
オーストラリア | フランス | リトアニア | スローガン |
オーストリア | ドイツ | ルクセンブルク | スロベニア |
アゼルバイジャン | ジブラルタル | マカオ | 南アフリカ |
ベルギー | ギリシャ | マルタ | 韓国 |
ブラジル | 香港 | モーリシャス | スペイン |
ブルガリア | ハンガリー | メキシコ | スウェーデン |
カナダ | アイスランド | モナコ | スイス |
チリ | アイルランド | オランダ | トルコ |
クロアチア | イスラエル | ニュージーランド | アラブ首長国連邦(UAE) |
キプロス | イタリア | ノルウェー | イギリス(UK) |
チェコ共和国 | ジャマイカ | ペルー | ウルグアイ |
デンマーク | 日本 | ポーランド | ジャージー |
エストニア | ポルトガル |
バイナンスは、日本での仮想通貨交換業のライセンスを取得していないうえに、過去に日本金融庁から警告を受けたという経緯があるため、サポート地域に日本を含めているという事自体が問題視される可能性もあります。
先述した通りバイナンス・ジャージーはバイナンス(Binance.com)とは異なる組織であるため、見落とされているのでは?といった予想も存在しますが、詳しいことはわかっていません。
今のところ、金融庁・バイナンス両者からの言及はないため今後に注目が集まります。
バイナンスCEOのCZ氏が今年の展望を語る
1月19日~1月22日にかけて開催されたバイナンスの初カンファレンス「Binance Blockchain Week」にて、バイナンスCEOのCZ氏がインタビューに応じ、2019年の展望を語りました。
CZ氏にインタビューしたのは、著名ユーチューバーのBoxmining氏です。以下がそのインタビュー動画です。
CZ氏は動画内で以下3点について語っています。
- Binance Chainのリリース
- 法定通貨を経由した仮想通貨取引の普及
- STO市場への参入に関して
Binanceチェーンのリリース
インタビューにて、CZ氏は2019年初めころのリリースを予定している「Binance Chain(※1)」や、分散型仮想通貨取引所(DEX)について語りました。
Binance Chainとは、バイナンスが独自に開発したブロックチェーンのことです。
Binance Chainは、2019年の初め頃にリリースを予定しており、同時期にリリースされるバイナンス分散型仮想通貨取引所(DEX)の基盤となる技術としても利用されています。
また、現在イーサリアムのブロックチェーン上で機能しているバイナンスの独自通貨「バイナンスコイン(BNB)」を、
Binance Chainに移行する可能性やメリットについて、次のようにコメントしました。
もしERC-20をトークンとしてのみの利用目的である場合、イーサリアムチェーン上に残る理由はありません。
Binance Chainでは1秒で取引が完結します。
つまり、イーサリアムチェーンより速く、より安く取引を行うことができるのです。
DEXが利用するBinanceチェーンに移転する利点は多数あります。
法定通貨を経由した仮想通貨取引の普及
CZ氏は2019年におけるバイナンスの目標として、「法定通貨を経由した仮想通貨取引の促進」を挙げました。
同氏は、仮想通貨市場全体の成長は、法定通貨から仮想通貨への流れが制限されていることにより妨げられていると指摘しており、
2018年9月に発表された「今後一年間で5~10の”法定通貨建て”の仮想通貨取引所を開設する計画」は、法定通貨から仮想通貨への流れを促進することが目的だということです。
その計画の一環としてすでにいくつかの仮想通貨取引所が世界各国に開設されており、2019年1月には、
欧州の法定通貨建て取引ペアを提供する仮想通貨取引所「バイナンス・ジャージー」が開設されました。
法定通貨建ての仮想通貨取引所を開設する計画に関して、CZ氏は次のように言及しています。
我々は(2019年に)5から10の「お金」から「仮想通貨」への交換ができる取引所を世界各地に設立させたいと考えています。
出来れば大陸をまたがって、我々は仮想通貨市場全体の成長を助長したいと思っています。
現在、ニュージャージーのマーケットは圧倒的な需要があることがわかりました。
まだ「価値」は法定通貨という形をメインにおいていることが主流であるため、「お金」は、仮想通貨市場のマーケットキャップよりも規模が大きい。
だから、その「お金」を仮想通貨市場へもっと取り込まないといけない、と我々は考えています。
STO市場への参入に関して
インタビュー終わり、CZ氏はSTO市場への参入に関しても次のように言及しました。
我々はまだセキュリティートークンとどのように関わっていくか、明確に判断できていません。
ですから、他の仮想通貨企業のこれからのセキュリティートークンの利用を見守りつつ、その関わり方がはっきりしたら、我々も真似して利用を始める可能性はあります。
バイナンスCEO:CZ氏がアマゾンの仮想通貨発行・採用を予想
世界最大の仮想通貨取引所として知られる、バイナンスのChangpeng Zhao CEO(以下 CZ氏)は2月2日、自身のツイッター上で、
「アメリカのアマゾン社が今後、仮想通貨を発行するだろう」と独自の予想を展開しました。
Amazon will have to issue a currency sooner or later.
— CZ Binance (@cz_binance) 2019年2月2日
CZ氏は2月2日、ツイッター上でネットベースのビジネスが仮想通貨決済を受け入れていない現状を指摘するツイートを行った後、
ユーザーと次のような会話をし、アマゾンの仮想通貨発行について言及しました。
インターネット(非物理的)ベースのビジネスで、なぜ仮想通貨決済を 受け入れない・採用しない のかが不思議でなりません。
仮想通貨決済を行えば、従来のペイメントゲートウェイよりも、統合が容易かつ迅速、そして安価です。事務処理だって少なくなる。
法定通貨を信用できない人々も利用できるため、ユーザーの増加にもつながるのではないか。
バイナンスCZ氏のアマゾンの仮想通貨導入への期待
CZ氏がアマゾンの仮想通貨発行・採用について言及したのは今回だけではありません。
2018年12月8日には、次のような発言をしています。
Easier to bring crypto to him. waiting for the day Amazon accepts (or issues) crypto.
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年12月8日
CZ氏は12月8日、ツイッター上で「次の仮想通貨市場高騰につながるきっかけ(トリガー)は何だと思いますか?」という問いかけを行った後、
ユーザーとの会話の中で、アマゾンの仮想通貨採用・発行について言及しました。
次の仮想通貨市場高騰につながるきっかけ(トリガー)は何だと思いますか?
(頻繁にこの質問が飛び交いますが、私は答えがわかりません)
全てのビットコイン(BTC)を購入することは私にはできない。
ジェフ・ベゾス氏なら可能だ。
アマゾンが仮想通貨を採用する・発行する日が待ち遠しい。
アマゾンの仮想通貨・ブロックチェーンビジネス
CZ氏が話す通り、アマゾンが仮想通貨を発行・採用する日は来るのでしょうか?
2019年2月現在、アマゾンが手掛けている仮想通貨及びブロックチェーンに関連したビジネス をまとめましたのでご覧ください。
AWS(アマゾンウェブサービス)
アマゾンはウェブサービスを通じてブロックチェーンを利用しています。
アマゾンが提供するウェブサービスの1つであるAWSは昨年4月から、イーサリアムとHyperledgerのオープンソースプロジェクトを活用して、
以下のようなブロックチェーンフレームワークを導入しています。
- AWS Blockchain Templates
- Amazon Managed Blockchain
仮想通貨関連のドメイン購入・特許取得
アマゾンは仮想通貨関連のドメインを4つ(明らかになっている範囲で)取得しています。
- amazonethereum.com
- amazoncryptocurrency.com
- amazoncryptocurrencies.com
- amazonbitcoin.com
また、2018年には、アマゾンの傘下企業であるAmazon Technologies,Incが、仮想通貨を含む取引データのリアルタイムでの監視を可能にする特許を取得しています。
以上の事から、少なからずアマゾンが仮想通貨・ブロックチェーン関連のビジネスに興味を示していることがわかります。
しかし、CZ氏が予想した通り、アマゾンが仮想通貨を発行・採用するのかどうかは不明瞭であるため、今後の動きに注目です。
バイナンス(Binance)のまとめ
バイナンスは国内取引所に比べて手数料が安く、評判も良いのが特徴ですね。
セキュリティランキングでは、国内取引所よりも、海外取引所の方がセキュリティが高いです。
そして、バイナンスが独自発行しているバイナンスコインを使用すれば、さらに手数料を安くすることが出来ます。
>>>バイナンスコイン(BNB)とは?買い方や今後の将来・バーンされる理由を徹底解説!
ですから、仮想通貨取引をするなら、バイナンスに登録をしても良いかもしれませんね。