日本国内でもそれなりに知名度があるAurora(オーロラ)。
ゲームやビッグデータ業界・AI・IoTなどの様々な業界にブロックチェーン技術を提供しようとしているAuroraです。
ゲームやAIでは特に素早いレスポンスが求められる業界ですが、その業界に順応するためにブロックチェーンの課題である「処理速度が遅い」ということを改善しており、注目しておきたい仮想通貨の一つです。
今回はそのAuroraについてどのような仮想通貨であるのか紹介解説していきます。
それと共にAuroraを購入取引できる取引所も紹介していますので是非参考にしてみてくださいね。
※AURAにはもう一種類あり、もう1つのauraは「Aurora DAO(オーロラダオ)ですので、気を付けて下さいね。
Aurora(オーロラ)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | Aurora(オーロラ) |
トークン名 | AOA |
最小単位 | - |
公開月 | 2018年6月 |
開発国 | - |
開発チーム | Aurora Chain Foundation |
開発者 | Aqua Zhao |
発行上限 | 10,000,000,000AOA |
発行枚数 | 6,542,330,148AOA |
アルゴリズム | PoW |
公式HP | www.aurorachain.io |
ホワイトペーパー | AURAのホワイトペーパー |
AurorachainEN | |
AuroraOfficialEN | |
AuroraOfficial | |
TelegramID | AuroraOfficial(AOA) |
YouTube | - |
Aurora(オーロラ)とは/開発された目的
Auroraは比較的最近誕生した仮想通貨プロジェクトの一つです。
現在はまだまだブロックチェーンを用いたプロジェクトが一般向けに出ておらず、開発敷居が高い要素の一つです。
その開発資金を下げるために誕生したのがAuroraで、企業が気軽にブロックチェーンを導入することができるように、アプリケーションの実装をサポートする目的で開発が進められています。
ゲームでは必要不可欠な並列処理にも強い基盤を提供することも考えられており、ビッグデータAIにも採用されることを前提にプロジェクトが勧められています。
Aurora(オーロラ)の特徴
Auroraについて簡単に分かったところで続いてはAuroraの特徴について紹介解説していきます。
Auroraのことがなんとなくわかっても具体的にどのような特徴があり投資する価値があるのかわからないとただの投機になってしまいますので、特徴についてもしっかり把握しておきましょう。
ブロックチェーンを採用する企業が増え始めている
Auroraが狙ってる利用者層は、一般個人よりもブロックチェーン技術を導入しようとしている企業です。
しかしブロックチェーン技術を導入するのことはなかなか敷居が高い上にコストが高く、うまく開発が進められないのが現状です。
そこに目をつけたのがAuroraで、コストが高く開発が進められない企業に変わって簡単にブロックチェーン技術を導入できる環境を提供しようとしています。
つまり、Auroraの完成度が高まれば高まるほど利用する企業が増えるということになり、利用する企業が増えるということは需要も上がり、価格にも影響が出るだろうということです。
ビットコインなどのブロックチェーンが持つ課題を改善している
仮想通貨は国際送金に強く、普通に国際送金するのと比べると非常に早いというメリットがありますが、それはあくまで国際送金に限った話です。
もっと処理速度を求められる場合であれば、数秒でも遅いくらいです。
Auroraはそのようなブロックチェーンが持つ課題を改善しており、とにかくトランザクションの高速化に焦点を置いて開発が進められています。
そのため開発は非常に活発でありアップデートも頻繁に行われているのですが、Auroraはアップデートが自動で行われるようになっているため管理コストもあまりかからないようになっています。
手数料が非常に安い
Auroraトークンを利用する際に発生する手数料はわずか0.0001枚です。
1万回利用して初めて1枚かかる計算であり、現在の時価(2019年3月6日時点)で考えるとわずか1円です。
非常に低コストで利用することができるため、実用性があるくらいにまで開発が進めば、低コストということもあり、試験的に導入する企業が増えてくる可能性もあるかもしれません。
Auroraとしてはまずは一度は使ってもらわないと話になりませんので、どこまで企業が魅力的に感じる機能を搭載できるかどうかが重要です。
Aurora(オーロラ)の欠点/問題点
オーロラにはメリットとなる特徴があれば、オーロラだからこそ落ちてしまう欠点や問題でも存在します。
投機であれば無視してもいいですが、投資する場合はこちらもよく考えておきましょう。
ターゲットは企業であること
Auroraが狙っているターゲット企業ですが、企業はなんとなくで導入を考えるほど馬鹿ではありません。
そのため、しっかり実用性があるかどうかを追求して開発を進める必要があり、なおかつ開発敷居の高いブロックチェーンを利用するので完成するのが非常に難しいです。
ですので、最悪のケースは「実はできませんでした」ということであり投資家にとっては最悪の結果です。
Auroraは現在開発最中ですのでこのような最悪のケースも想定する必要があり、Auroraに投資する場合はこのことも考慮する必要があります。
どこまで処理能力を追求するのか不明瞭であること
ゲームやビックデータ処理AIなのにも使えるように処理速度を高めるということも考慮して開発が進められていますがどこまで処理速度を改善するかどうかは不明瞭です。
そのため他のブロックチェーンと比べると処理速度が速いとなってもゲームやAIビッグデータ処理においては実用性がないとなっては意味がありません。
また、これらの分野は非常に処理コストが高いため、そんなに優れたエンジニアがいないと完成させることは難しいでしょう。
完成させることができないということは一つ目の欠点でも取れた「できませんでした」という事態が想定されますので、テレグラムなどで進捗の状況を逐一把握しておくことをおすすめします。
実はAurora(オーロラ)こんな企業と提携しています!
詳しい詳細はあまり明らかになっていませんがAuroraは様々な企業と提携しています。
- Egretia
- KCASH
- 金色財経
- Kucoin
- BLOCKSHOW
- INDODAX
- COOLCOIN
- 綱易
- COINEGG
- SWFT
- ALLCOIN
- など...
提携している企業の中にコインテレグラフも含まれていたので、どのレベルから提携と解釈してるのかわかりませんが、少なくとも様々な企業と関係性を持っていることは確かです。
Aurora狙ってるターゲットは企業ですので、いかに企業にAuroraの魅力をアピールできるかが重要な要素でしょう。
Aurora(オーロラ)の評判
Auroraは日本人にとってはかなりマイナーな仮想通貨ですので、日本語に書かれた評判は非常に少なかったのですが、以下のようなことを思っている方が何人かいました。
- ブロックチェーン技術の導入の敷居は高いからそこを解決できたら強い
- ブロックチェーン技術を簡単に導入と言うけど簡単に導入することが難しいんじゃないか
- ロードマップがざっくりしすぎてちょっと不安だな
Auroraに大きな価値が生まれるかどうかは、「企業にどれだけAuroraが採用されるかどうか」ですので、以上がAuroraを採用する魅力がなければ無価値同然になってもおかしくないでしょう。
逆に、ブロックチェーン技術の導入に関する問題を解決できるのであればかなり強い仮想通貨であることは間違いないので、その辺りは注目しておきたいところですね。
またロードマップがシンプルすぎて不安だという意見がありましたが、これは公式サイトを見てもらえればわかります。
公式サイト上で確認できるのは非常に簡単なものであり、より詳細の進捗を確認したい場合はグループに入ったりミディアムの記事を読むなどして情報を収集すると良いでしょう。
ロードマップは詳しくする必要がなく概要をまとめるだけでいいので、ロードマップが非常にシンプルなプロジェクトも珍しくはありません。
Aurora(オーロラ)が購入できるおすすめの取引所3選
Auroraを取引できる取引所はあまり多くありません。
ただでさえ取引できる取引所が少ないにもかかわらず日本人が利用できないという人も存在するため、日本人が利用できない取引所除外して紹介していきます。
CoinEgg(コインエッグ)
CoinEggはまだメジャー名取市安城寺をしていない仮想通貨を取り扱っていることが多い取引所で、Auroraの流動性が最も高い取引所です。
また、取引所トークンETを発行する計画も予定されており、今後その取引所トークンの仕様が決定され公開される予定です。
Auroraの取引ボリュームが一番高いですが仮想通貨を出金するために本人確認が必須となっていますのでその点だけ注意しましょう。
本人確認必要ですが日本人も問題なく利用することができますのでパスポートなどを用意して登録を済ませるといいでしょう。
Bitinka(ビットインカ)
2つ目はBitinkaという取引所です。
ペルーに拠点を置く仮想通貨取引所であり日本人にはあまり馴染みのない取引所ですが、日本人が取引できる取引所の中では取引ボリュームがそこそこあるほうであり、CoinEggを使えない・使いたくない場合におすすめの取引所です。
ただし手数料が他の取引所と比べてかなり高く、仮想通貨入金するだけでも1%、取引手数料は0.5%もあります。
販売所ではなく取引所としてこの手数料というのはかなり高い部類に入るので、Auroraを取り扱っているもののそこまでおすすめできる取引所ではありません。
Livecoin(ライブコイン)
ロシアに存在する仮想通貨取引所の一つ、LivecoinでもAuroraは取り扱われています。
その代わりここで紹介した三つの取引所の中で最も流動性が低く、上記した2つの取引所を利用する場合に不都合がある場合にのみLivecoinをAuroraを取引する選択肢に入れるようにしましょう。
流動性が低いということは少し売買をしただけで価格が大きく変動してしまい、購入したい価格で必要量購入できない、売る際もまとめて売ろうとすると大きな損を出してしまうということになります。そう
Aurora(オーロラ)の今後の将来性
ブロックチェーン技術は新時代の技術ということもあり様々な企業が導入しようとコストをかけています。
しかしブロックチェーンを導入したいもののコストを削減したいという企業も数多くありますが、そこに登場してくるのがAuroraの存在です。
Auroraがあれば簡単にブロックチェーン技術を導入できるようになるので、Auroraの知名度と実用性が上がれば少しずつ利用する企業も増えてくるようなんでしょう。
企業の信頼を得られるというのは一般個人の信頼より遥かに大きいものであるため、利用する必要が増えてくるようになればオーラの価格も上がっていくことになるでしょう。
そのためAuroraに関するニュースは定期的にチェックしておくことが大切です。