カイカコイン(CICC)とは?wiki的基本情報や特徴、今後の将来性、欠点、購入できる取引所まとめ

カイカコイン(CICC)は、カイカ社が発行する国内発の仮想通貨です。

カイカコインは、カイカ社の株主優待として発行されたり、親会社フィスコグループが提供する様々なサービスで利用できるなど、他の仮想通貨にはないユニークな特徴をもっています。

以下では、カイカコインの特徴、目的、利用用途、メリット・デメリット、購入できる取引所などにつういて解説していきます。

国内発のカイカコインが、どのような特徴をもった仮想通貨であるかを理解することが出来ると思います。

カイカコイン(CICC)のwiki的基本情報


仮想通貨名 CAICA Coin(カイカコイン)
トークン名 CICC
公開月 2017年2月
開発国 日本
開発チーム フィスコ株式会社
発行上限 -
発行枚数 300,000,000CICC
アルゴリズム Proof of Burn
公式HP caica.jp
ホワイトペーパー -
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YouTube -

カイカコイン(CICC)とは/開発された目的

フィスココイン

カイカコインとは、カイカ社が発行するトークンです。

カイカ社は、仮想通貨取引所「フィスコ」を運営するフィスコ社のグループ会社の1つです。

カイカコインは、カイカ社の株主に対する優待券の目的で発行されます。

カイカ社としては、親会社が運営するフィスコ取引所の利用を推進する目的もあり、日本でも珍しく株主優待としてカイカコインを発行しています。

カイカ社とは

発行元のカイカ社は、1989年に創業され2003年にはJASDAQに上場しており信頼性のある企業と言えます。

Fintechと呼ばれる金融とITを組み合わせたサービスを中心に展開しています。

電子商取引システムの開発・提供が事業の中心です。

カイカコイン(CICC)の特徴

金融庁

カイカコインの特徴は、金融庁のホワイトリストに認定されている点です。

現在、国内外で無数の仮想通貨取が存在しますが、その多くはアルゴリズムの信頼性、資産の匿名性、ハッキングに対するトレーサビリティ、不正利用への対策など、金融庁の基準を満たすことが出来ず認定が貰えていません。

金融庁のホワイトリストで認定されている仮想通貨は、ビットコイン、リップル、イーサリアムなど約20種類あり、どれも利用実績、認知度が高く、信頼性の高い通貨として安心して利用することができます。

カイカコインも金融庁のホワイトリストで認定されており、安心して利用できる仮想通貨ということができます。

カウンターパーティーベースのトークンがベース

カイカコインはカウンターパーティーをベースとして開発されたトークンです。

カウンターパーティーとは、ビットコインのブロックチェーンを利用して作成されるトークンのことです。

特徴として、その価格がビットコインの価格に影響を受けます。

ビットコインは最も有名で代表的な仮想通貨のため、どこかの取引所でハッキング事件が発生すると、まず最初に価格下落します。

カウンターパーティーベースのトークンは、このビットコインに価格が依存してしまうため、仮想通貨関連のネガティブなニュースにすぐに反応してしまう点がデメリットになります。

一方で、ビットコインが上昇するタイミングでカイカコインも上昇することが多いため、ビットコインの値動きを注意深くみることで、カイカコインの売買タイミングを見極めることが出来るというメリットもあります。

カイカコイン(CICC)の配布方法

カイカコイン

カイカコインは、カイカ社の株主に株主優待券の代わりとして無料で配布されました。

配布はフィスコ取引所で行われるため、株主はフィスコ取引所の口座を開設する必要がありました。

株主としては価値が上がる可能性のあるカイカコインを貰えるためメリットがあります。

一方、カイカ社としては親会社であるフィスコ取引所の利用者を増やすことができるため、株主とカイカ社の双方にとってメリットのある仕組みになっています。

カイカコイン(CICC)の使い方

仮想通貨の使い方

カイカコインはカイカ社の株主優待として配布されますが、どのような目的で利用することができるのでしょうか?

カイカコインは、親会社であるフィスコグループおよびグループ会社の1つであるネクスグループが提供する商品、サービスを購入する目的で利用することができます。

例えばその一つがセミナー本の購入です。カイカ社は定期的に仮想通貨やAIなど最新技術のセミナーを開催していますが、このセミナー本を購入する際にカイカコインを利用することができます。

他には、グループ会社であるネクスファームが生育・販売するIT野菜もカイカコインで購入することができます。

現在、仮想通貨は主に投資目的で利用されており、商品やサービスの決済で利用できる通貨はビットコインくらいです。

カイカコインは、仮想通貨の本来の目的である決済サービスに利用できる点で、他の仮想通貨よりも優れた利用環境を構築できていると言えます。

一方、カイカコインによる決済サービスを提供するフィスコグループにとっては、仮想通貨決済の実運用におけるノウハウを蓄積することができ、将来の更に優れた決済サービスの展開を目指せるメリットもあります。

カイカコイン(CICC)の欠点/問題点

カイカコイン

上場している取引所が少ない

カイカコインの欠点は、取扱っている取引所が少ない点です。

2018年9月まではZaifとフィスコの2つの取引所が扱っていましたが、Zaifがフィスコに事業譲渡されたため、現在はフィスコ取引所でしかカイカコインを取り扱っていません。

仮想通貨は、広く多くの人に認知、利用されることで、その価値が高まり、結果として仮想通貨価格も上昇することになります。

扱っている取引所が1つしかないため、当然ですが利用者の増加は期待できません。

認知度が上がる可能性が低い

カイカコインは国内の仮想通貨であるため、世界的な認知度が上がることを期待することも出来ません。

カイカコインが今後もっと普及していくためには、フィスコ取引所以外の取引所での扱いが増えることが必要条件になると考えられます。

利用用途が限られている

カイカコインには利用用途が限られているという欠点もあります。

先ほどカイカコインはフィスコグループが提供する商品やサービスに対して利用できると説明しましたが、それ以外の用途での利用が今のところ考えられていません。

利用用途が限られるため、カイカコインが広く普及するのは難しいのでは、という意見もあります。

カイカ社によるカイカコインのコントロール

カイカコイン(CICC)

カイカコインは、カイカ社により発行、運営されるため、ビットコインなどの仮想通貨に比べ中央集権的な特徴を持ちます。

中央集権的な仮想通貨は、ある程度運営元企業がコントロールするため、市場に大量供給されたり、価格が急落、暴騰するリスクは低いと言えます。

一方で、運営元企業が経営不振に陥った場合には、利用停止などになる可能性もあり、運営元企業が倒産するような最悪の事態になった場合には、カイカコイン自体の開発が止まり、価値がゼロになってしまうリスクもあります。

カイカコイン(CICC)の提携情報

カイカコイン(CICC)

2018年1月に、カイカ社の親会社であるフィスコ社がAIソフトを開発するイーフロンティアとの提携を発表しています。

イーフロンティアは、AI将棋、AI囲碁、AI麻雀など、AI思考ルーチンを得意とするソフトウェア開発・提供を行っており、フィスコの得意とする取引サービスと連携することで、AIトレーディングシステムの共同開発を進めるという内容でした。

仮想通貨とAIという愛称の良い最先端技術を組み合わせたサービスの開発に取り組む姿勢は、将来に向けた開発戦略や開発体制がしっかりと整っている証拠であり、今後のサービス拡大が期待されます。

カイカコイン(CICC)が購入でき取引所

カイカコイン(CICC)

カイカコインが購入できる取引所は、昨年まではZaifとフィスコの2つありました。

しかし、2018年9月にZaifが仮想通貨流出事件を起こした結果、フィスコに事業譲渡されることになりました。

2018年11月以降は、カイカコインを購入できるのはフィスコ取引所の1つだけになります。

カイカコイン(CICC)の今後の将来性

国内で代表的な取引所であるフィスコグループが発行元であり、金融庁からも認定されていることから、信頼性の高い仮想通貨の1つであることがわかりました。

また、カイカコインでフィスコグループの商品やサービスを購入できるなど、仮想通貨の特徴である決済サービスを体験できるなど、他の仮想通貨に対する強みがあることもわかりました。

取扱い取引所がフィスコしかないという不安要素はありますが、決済サービスのノウハウを他社に先駆けて獲得しているメリットもあり、その将来性には期待が持てますね。

親会社であるフィスコ社がイーフロンティアとの提携でAI技術を取込んだサービスへの投資を行っており、カイカコインへの応用も期待されます。

積極的に他社と技術提携を進めるなど、開発力や将来戦略にも強みがあるといえます。

今後、フィスコグループ以外の商品・サービスでもカイカコインを利用できる環境を構築し、カイカコインの利用者、取扱い取引所を増やすことが出来れば、将来の値上がりも期待できるでしょう。

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