Chainlink(チェーンリンク)のwiki的基本情報・特徴・欠点・今後の将来性・評判・購入できる取引所まとめ

国際送金機関であるSWIFTとすでに提携しているChainlink(チェーンリンク)ですが、その役割は仮想通貨の中でも独自の機能を備えています。

ICO時には、約36億円の資金調達に成功していることから、世界中の投資家から注目されているのが分かりますね。

時価総額も徐々に向上してきていることから、その期待は大かも。

では、Chainlink(チェーンリンク)にはどんな特徴があるのか、欠点や評判をまとめて含めて紹介しますから、ぜひ購入する際には参考にして下さいね。

Chainlink(チェーンリンク)のwiki的基本情報

仮想通貨名 チェーンリンク
トークン名 LINK
最小単位 -
公開月 2017年9月21日
開発国 アメリカ合衆国
開発チーム smartcontract社
開発者 Sergey Nazarov
発行上限 1,000,000,000 LINK
発行枚数 350,000,000 LINK
公式HP chain.link
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Chainlink(チェーンリンク)とは/開発された目的

仮想通貨 Chainlink(チェーンリンク)とは

チェーンリンクは、ブロックチェーン上で展開されるスマートコントラクトを他の外部のシステムやオフチェーンのAPI等に接続して利用する事を目的に開発された仮想通貨です。

APIとはアプリケーションプログラミングインターフェースの略称で、システムやソフトウェアの機能や管理するデータ等を、外部の別のシステムから呼び出して利用するための手順やデータ形式をあらかじめ定めた規約の事を指します。

各システムやソフトウェアの開発者が、汎用的に利用する事ができる機能を呼び出して利用するための手続きが定められており、OSやミドルウェアのような形でまとめて提供されています。

チェーンリンクは、コンピューターのOSやアプリケーション内で仲介役として機能するミドルウェアとしての働きにも期待されています。

スマートコントラクトをあらゆる領域で構築するためには、契約の履行を証明するためのデータのインプットや外部システムに影響を与えてスマートコントラクトを完了するためにデータのアウトプットを行う必要が出てきます。

チェーンリンクは、スマートコントラクトの最大限の可能性を引き出すために必要なインプットやアウトプットをブロックチェーン上のシステムに提供しています。

チェーンリンクを利用する事で、スマートコントラクトの機能を金融資産取引やIoTデバイス、天気予報システム等の外部データソースに繋げることができるようになります。

チェーンリンクのプロジェクトでは、技術コンテスト等のイベントも積極的に開催しており、さらなる技術力や利便性の向上に努めています。

smartcontract社の代表者であるSergey Nazarov氏はネットワーク上の決済サービスのSecure Asset Exchangeやブロックチェーンの技術を利用した電子メールサービスであるCryptamail等の創業に携わった経験がある人物です。

チェーンリンクは、ICOの際にハードキャップの36億円の資金調達にも成功しています。

世界中の投資家から期待されている仮想通貨であるという事ができるでしょう。

Chainlink(チェーンリンク)の特徴

Chainlink(チェーンリンク)

チェーンリンクは、スマートコントラクトの機能を他の外部システムやオフチェーンのAPI等とコネクトさせる事を目的として開発されましたが、どのようなメリットや特徴があるのか見ていきましょう。

ブロックチェーン上に無い外部のシステムと接続できる

チェーンリンクの大きな特徴として挙げられるものが、ブロックチェーン上に無い外部のシステムと接続できるという点です。

ビットコインやイーサリアムのようなブロックチェーン上に存在する仮想通貨とウェブアプリケーションや銀行システム、オフチェーンのAPI等のブロックチェーン上には無いシステムやソフトウェアの間に入って両者を繋ぐ仲介役として機能します。

これによって、銀行や証券会社、不動産や保険等の金融システムに対しても、スマートコントラクトを利用することが可能となります。

こうしたシステム内にブロックチェーンの技術が入り込むことによって、スピーディで安全な契約や取引を行う事も可能となります。

スマートコントラクトの機能が実装されている

チェーンリンクには、ブロックチェーン上にあるものとブロックチェーン上に無いものを結びつける仲介役としての機能がありますが、同時にスマートコントラクトの機能が実装されているという点でも特徴的です。

チェーンリンクは、イーサリアムをベースに開発された仮想通貨です。

そのため、スマートコントラクトの機能が実装されており、契約や取引情報をブロックチェーン上で管理する事ができるようになります。

チェーンリンクに搭載されているスマートコントラクトの機能には、高い安全性と信頼性が与えられており、不正利用を防止しながら契約の締結を行う事ができます。

契約全体の安全性や信頼性を維持ていくためには、契約によって行われるデータの入力や出力に関しても安全である必要があります。

チェーンリンクは外部にブロックチェーン上のデータを接続する際に、信頼性の高い接続を提供しています。

ビットコインとイーサリアムに互換性をもたらすことができる

仮想通貨の中で特に時価総額が大きく知名度も高いものとして、ビットコインとイーサリアムが挙げられます。

しかし、この二つは異なるブロックチェーン上で運営されていますので、基本的には互換性がありません。

しかし、チェーンリンクを仲介させることで、クロスチェーンと呼ばれる異なるブロックチェーンの橋渡しをする事が可能となります。

そのため、ビットコインとイーサリアムに互換性をもたらす事ができるようになります。

この技術はビットコインとイーサリアムに限定されているものではなく、すべての仮想通貨で通用します。

チェーンリンクがさらに発展していくと、すべての仮想通貨間のやり取りも、よりスムーズになっていくでしょう。

Chainlink(チェーンリンク)の欠点/問題点

Chainlink(チェーンリンク)

仮想通貨のチェーンリンクに欠点や問題点はあるでしょうか。

チェーンリンクに投資する際に出てくる欠点や問題点について挙げておきます。

取り扱っている仮想通貨取引所が少ない

チェーンリンクは比較的新しい仮想通貨となりますので、取り扱っている仮想通貨取引所も少なくなってしまいます。

また、現時点では国内の仮想通貨取引業者では取引をする事はできません。

取引をするためには、チェーンリンクを取り扱っている海外の仮想通貨取引所のアカウントを開設する必要があります。

流動性があまり高くない

チェーンリンクはマイナーコインとなりますので、流動性があまり高くありません。

流動性が低いと、短期的なトレードをしながら利益を上げていく事が難しくなります。チェーンリンクに投資する際には、あくまで長期的な目線で投資をした方が良いでしょう。

実はChainlink(チェーンリンク)こんな企業と提携しています!

Chainlink(チェーンリンク)

SWIFTと提携している

チェーンリンクを運営する smartcontract社は、2016年にSWIFTと提携しました。

SWIFTとは国際銀行間金融通信協会の略称で、銀行間の国際金融取引に関する事務処理の合理化や自動処理化を推進している世界的な組織です。

SWIFTに参加している銀行によるグローバルな金融取引をコンピュータやネットワーク回線を利用して伝送するネットワークシステムの構築を行っています。SWIFTは現在、ブロックチェーンの技術を用いた新しい金融の仕組みの構築について力を入れています。

チェーンリンクの開発を行っているsmartcontract社は、SWIFTと契約を結びチェーンリンクを用いたブロックチェーンの実証実験に着手しています。

今後、SWIFTを通して利用局面が増えていく可能性があります。

マサチューセッツ工科大学では高くChainlink(チェーンリンク)を高く評価

また、米国の名門大学であるマサチューセッツ工科大学の学内メディアも、チェーンリンクの実証実験を取り上げて高く評価しています。

マサチューセッツ工科大学によると、今後ブロックチェーンの技術の進歩より、製品の追跡システムやICEの取引所等にも変革をもたらし、大企業の分散台帳システムとして採用される事が当たり前の時代になる事が今後期待されています。

2018年後半から怒涛の提携ラッシュ

2018年後半から快進撃が始まり、立て続けに企業との提携を発表しています。

月日 提携内容
7月17日 臨床試験業界向けデータ管理ソフトウェアソリューションのCLinTexと提携
7月29日 法的契約をデジタル化するプロジェクトのAccordprojectと提携
8月14日 ブロックチェーンベースの法的契約プロトルコのOpenLawと提携
8月22日 ブロックチェーン上での分散デリバティブ取引及び交換サービスのMARKETProtocolと提携
9月19日 ブロックチェーンデジタルカードゲームプラットフォームのGamedexと提携
9月23日 ブロックチェーンに焦点を当てた研究会社のBNC(BraveNewCoin)と提携
10月22日 Polkadotプロジェクト開発支援のためにWeb3Foundationと提携
10月31日 物流の分散化を行うMorpheus.Networkと提携
11月7日 分散型マージン取引プロトコルのbZxと提携
11月10日 金融プラットフォームHydrogenと提携
11月12日 金融プラットフォームHydrogenと提携
11月29日 フィンテックエコシステムのOlympus Labsと提携
11月30日 フィンテックエコシステムのOlympus Labsと提携
12月8日 送金ソリューションプラットフォームのETHAと提携
12月14日 Mobilumと提携して取引プラットフォーム用の暗号通貨価格データフィードの橋渡しで利用される

この他にもスマートコントラクト開発プラットフォームZeppelinOSやPayPalの法定通貨ゲートウェイやブロックチェーンプロジェクトプラットフォームのKaleidoでもチェーンリンクが採用されています。

ちなみに、11月1日にはコーネル大学とIC3から生まれた「TownCrier」というプロジェクトをチェーンリンクが買収していて、このプロジェクトをチェーンリンクに取り入れることでスマートコントラクトの操作に対して高い機密性を保持した処理ができるようになりました。

約半年で15社もの企業と提携できるチェーンリンクは信頼性と行動力は凄いものです。

これだけ進化しているのであれば利用者からの信頼性はもちろん、利用するにあたっての安心感も得ることができます。

Chainlink(チェーンリンク)の評判・口コミ

Chainlink(チェーンリンク)

ツイッターにあるチェーンリンクの評判について紹介します。


チェーンリンクはSWIFTという国際的な組織と提携しているという事で、一般の投資家からも注目を集めています。

時価総額もそこまで大きくないため、価格も伸びしろがあるという事ができるでしょう。

Chainlink(チェーンリンク)が購入できるおすすめの取引所3選

チェーンリンクは現在、国内の仮想通貨取引業者で取引する事はできません。

チェーンリンクを購入したい場合は、海外の仮想通貨取引業者で取引をする事になります。

チェーンリンクが購入できるおすすめの海外の仮想通貨取引所を紹介していきます。

Binance(バイナンス)

Binanceは2017年香港で開設された仮想通貨取引所で、仮想通貨の取引量が世界一を誇っています。

140種類以上に上る仮想通貨を取り扱っており、仮想通貨のICO等も行っています。

手数料が安く流動性も高いため、仮想通貨を取引する際に発生する取引コストが非常に低く抑えられています。

また、Binanceは取引ツールが非常に使いやすいという事でも知られており、世界中の投資家から選ばれています。

CoinBene(コインベネ)

CoinBeneはシンガポールに本拠地を置き、2017年に開設された海外仮想通貨取引所です。

CoinBeneは仮想通貨の取引量も世界で上位に位置しており、流動性も非常に高い仮想通貨取引所となります。

また、CoinBeneが独自に発行しているCONIというトークンは、配当型トークンとなっており、保有者には取引所から得られる利益が配当されます。

さらにCONIトークンの保有者は、CoinBeneの運営参加権を与えられたり、手数料の割引を受けたりする事ができます。

Bithumb(ビッサム)

Bithumbは、2014年に設立された韓国に本拠地がある仮想通貨取引所です。

韓国でナンバー1の取引量を誇っており、会員数は日本最大の国内取引所であるbitFlyerを超えています。

日本語にも対応していますので、日本人でも利用しやすい海外仮想通貨取引所となります。

Bithumbでは、出金手数料が比較的安いという点も特徴です。

Chainlink(チェーンリンク)の今後の将来性

チェーンリンクは、ブロックチェーン上で展開されるスマートコントラクトの機能を他の外部システムやオフチェーンのAPI等に繋げる事を目的として開発され、IOCの際にはハードキャップを起こす等、世界中の投資家から期待されています。

チェーンリンクを運営する「smartcontract社」は現在、SWIFTと呼ばれる国際銀行間金融通信協会と提携しており、本格的な実用化が近づいています。

スマートコントラクトが世界規模で機能するためには、チェーンリンクのようなミドルウェアの普及が必要となってきます。

チェーンリンクが活躍できるフィールドは多岐にわたっているため、今後その経済圏のさらなる拡大が期待できるでしょう。

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