
ユニークな名前が特徴の「から揚げコイン」は、その名のとおりから揚げと交換できるのが特徴になっています。
価格の変動などが激しく、仮想通貨投資から撤退する人の多さを見かねた「から揚げさん」が誕生させたコインで、価値を買い支えることが公言されています。
さまざまなイベントを開いて価格上昇のための施策を行っていることでも有名です。
から揚げコイン(KGR)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | から揚げコイン |
トークン名 | KGR |
最小単位 | - |
公開月 | 2018年7月 |
開発国 | 日本 |
開発チーム | - |
開発者 | から揚げさん |
発行上限 | - |
発行枚数 | 2億枚 |
アルゴリズム | - |
公式HP | realintentionvirtualcurrency.com/ |
ホワイトペーパー | - |
@karaage580en | |
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TelegramID | - |
YouTube | - |
から揚げコイン(KGR)とは
から揚げさんが作ったWavesトークン
から揚げコインとは、仮想通貨投資を行っている「から揚げさん」が作った仮想通貨です。
仮想通貨は投機目的で購入する人が珍しくなく、利益を出したらやめる、損失が出た場合もやめるという人が珍しくない世界です。
しかし、「仮想通貨にネガティブなイメージを持ったまま界隈を去ってほしくない」というから揚げさんの思いから、から揚げコインが誕生することになったのです。
分類的にはWavesのトークンになります。
購入者が損をしない仕組み
から揚げコインは、から揚げさんのアビトラ利益により常に変え支えられているため、買い板が消滅しないのが特徴になっています。
更に流動性に重きにおいて、購入した人が損をしにくい仕組みを作るというユニークな発想で作られています。
実用性の追及など、過去に作られてきた仮想通貨とはまったく異なるアプローチが特徴になっています。
から揚げコイン(KGR)の特徴

出典:から揚げコイン
から揚げさんによって買い支えられている
から揚げコインは、から揚げさんが誕生させた独自トークンで、価値を保つためにから揚げさんが常に買い支えを行っています。
仮想通貨のアビトラ利益と仮想通貨取引所のアフィリエイト収入などが買い支えの資金になっていて、理論上は資金が続く限り購入ができるのが特徴です。
流動性No1を目指すことはから揚げさんのブログなどでも公言されていて、いつでも気軽に手放せること、注目する人が増えれば希少性が高くなることが特徴の一つになっています。
からあげクンと交換できる
から揚げコインは、ローソンで販売されているからあげクンと交換できるのが特徴になっています。
ユニークなのは交換方法です。
から揚げコインはローソンと提携しているわけでもなく、独自の決済システムを開発しているわけでもありません。
そのため、から揚げさんとやりとりをしてからあげクンに交換できるクーポンコードを受け取って交換する必要があるのです。
月50人までの限定であること、50名に達した時点でその月の申請が停止されるのも特徴です。
あくまで運営者のサービスの一環としてからあげクンと交換できるだけであり、資本関係などがあるわけではないのがポイントになってきます。
ホルダーボーナスと取引回数に応じたボーナスが存在する
から揚げコインは、保有量に応じたホルダーボーナスと取引回数に応じたボーナスが貰える仕組みになっています。
取引回数が増えればボーナスが受け取りやすくなるほか、保有をしているだけでもホルダーボーナスが貰えます。
消費をしなければ、保有するから揚げコインが増え続けることになるのです。
定期的にエアドロップも行われているため、増えやすく、からあげクンとの交換で気軽に消費ができるようになっているのです。
イベントが豊富に行われている
から揚げコインはイベントが豊富で、仮想通貨の価格を当てるゲームや大喜利などのイベントを開催しています。
イベントに参加して優秀な成績を残すとから揚げコインを貰うことができます。
元手なしでも増やせるのが、から揚げコインの特徴の一つになっているのです。
実用性よりも流動性を優先している
から揚げコインは、現状からあげクンと交換する以外の使い道がないのが特徴です。
将来的にはからあげクン以外との交換が可能になる可能性もありますが、実用化がすすんで利用者が増えるといった状況が想定しづらいのです。
から揚げコインは実用性よりも流動性を重視していて、社会の課題の解決といった重大なミッションの解決は目指していません。
取引所への上場といった爆発的な価格上昇が見込める要素も少なめで、それ故に価格に振り回されるリスクが小さいのです。
から揚げコインに対する懸念点
いつまで買い支えができるのか
から揚げコインの最も大きな懸念は、いつまで買い支えができるかです。
から揚げさんは、さまざまな情報発信を行っていますが、中長期の安定的な買い支えのための組織作りなどを行っているわけではなく、あくまで個人になります。
そのため、資金が尽きる、病気などの関係で買い支えの労力自体が出せなくなる、そもそもから揚げコインに飽きてしまうといった懸念材料が残るのです。
もちろん、病気や事故で亡くなる恐れもあります。
人間には寿命があるため、どこまで続くかは予測がつかない部分があるのです。
仮想通貨自体に収益をあげるモデルがあり、組織的な運営や維持ができる状態ではないことに注意が必要です。
サービスが停止される恐れがある
買い支えと同じく、あくまで個人が行っているサービスがからあげクンとの交換や各種イベントになります。
いつかサービスが停止になる可能性や、運営方針が大きく代わる可能性もあります。
最悪の場合は、管理者の引継ぎ不足で宙に浮く可能性もあり、運営状況の問題で無価値になる可能性があるのは他の仮想通貨と変わらないのです。
上場などの長期目標がない
から揚げコインは、話題性といった側面が強く、社会的な課題を解決するといった大きな目標は存在しません。
上場などの長期目標や実用化に向けた市場の参入といった大きなニュースに繋がる可能性が低いという懸念や、仮に上場を目指す場合も個人で可能な範囲なのかといった懸念が生じます。
長期目標がない場合は、モチベーションを保つのが難しくなるのもポイントで、病気や怪我といった問題以外にも開発者のやる気しだいで売り切られる可能性などもあるのです。
から揚げさんの人柄を評価できるのか、ネタとして割り切れるかといった、通常の仮想通貨取引とは異なる視点を求められるのです。
から揚げコインに対する評判(口コミ)
ここからは、から揚げコインに対するTwitterでの評価や口コミを見ていきましょう。
【ブログ更新しました】
地域ブログ風に仮想通貨(唐揚げコイン)を紹介しました。https://t.co/sRsHblVocEから揚げ@から揚げコイン発行者+変化球ブロガー☆(ゝω・)vキャヒ@karaage580en さん 一応書いてみました。
内容が間違っていたら御免なさい。修正したいと思います。— PINOO (宮古島の自由ブロガー) (@Pinoo_blog) 2018年7月24日
ブログでから揚げコインを紹介し、その宣伝をTwitterで行ったものです。
から揚げコイン発行の仕組みであるWavesを使えば誰でも低価格で仮想通貨が発行できること、から揚げコインというユニークな仮想通貨が存在することに触れています。
また、低リスクで仮想通貨を楽しむ方法なども触れていて、非常に好意的に受けとめていることがわかります。
から揚げコインまだ購入出来ますよ~(๑•̀ㅂ•́)و✧
から揚げかわいい(ゝω・)vキャピ https://t.co/HGl6FkO9DO— まふぃん♂暗号通貨垢 (@hiyuuga77) 2018年8月31日
から揚げコインのリアルコイン購入に関するツイートです。
コインのかわいらしさに触れるものであり、仮想通貨としての価値よりもネタとしての面白さやに魅かれて保有する人がいるのもから揚げコインの特徴になっています。
数量は限定されているものの、グッズショップから購入することができます。
から揚げコイン(゚∀゚)キターー! pic.twitter.com/afKA9xaPin
— AB蔵🦐🐘《畜》彡(゚)(゚) (@abzoon_ot) 2018年9月1日
実際にから揚げコインのリアルコインを購入した人のツイートです。
積極的にから揚げコインを盛り上げるために実際に購入した人も存在するのです。
【🐣取り扱い開始(2018/08/09)】
ワベステにて「から揚げコイン」の取り扱いを開始致しました!「本音で語る仮想通貨」さん(@karaage580en)が独自トークンでNo.1の流動性を目指す、活発なプロジェクトです!💠Waves Stationhttps://t.co/hCadbj2Hum
皆様、ご確認よろしくお願い致します! pic.twitter.com/wNJklu7rPe
— 助太刀さん@東京出張中✈️ (@sket_jp) 2018年8月8日
「ワベステ」でから揚げコインの取り扱いが始まったことを告げるツイートです。
ワベステはWavesのトークンの価値の推移などをチェックすることが可能ですが、から揚げコインもユニークなトークンとして評価されています。
過去のトイレード情報がチェックできるという意味でも有用になります。
から揚げコインの将来性

出典:karaage580en
から揚げコインは、ジョークコインとして受け止められがちですが、実用性や流動性について考えられた仮想通貨でもあります。
一方で、あくまで個人が作り出した独自トークンでもあり、大幅な値上がりや技術的な普及は見込みづらいという状態になっています。
複雑なプログラムで作られたものではなく、誰でも作れるWavesトークンで発行されているため、市場に大きなインパクトを与えるものではありません。
価値が上がる可能性はあるものの、それも運営者の状況変化次第で左右されるリスクがあり、価値や仕組みの維持が個人の手に委ねられています。
実際に、ジョークコイン的に保有し、たまにからあげ君をはじめとした商品のクーポンに引き換える程度の利用方法しかないのもポイントです。
個人の作り出したトークンのため取引所上場なども難しい状態であり、投資的な購入も売却も難しいという現実もあります。
運営者を信頼できるのかという点や、大規模なビジネスや社会的な課題の解決を目指していないことも理解して保有できるかという点に全てがかかっています。
将来性があるかどうかを論じるような仮想通貨ではなく、あくまで遊びやユニークさを楽しみたい人のための仮想通貨なのです。
から揚げコインのまとめ
から揚げコインは個人が作ったWavesトークンの一種で、実用性ではなく流動性の確保を目指して作られています。
一般的な仮想通貨とは理念が違う上、その機能性で社会を豊かにするといった理念も、大規模なビジネスも想定していないのです。
エアドロップを利用して入手し、遊び価格でためていくといった楽しみ方がおすすめになります。
からあげクンに交換することを目指したりしつつ、金銭目的以外で利用した方が楽しめるでしょう。
楽しめるかどうかが優先で、金銭的な投資を目指す人には物足りない可能性が高い仮想通貨と言えます。