CoinTiger(コインタイガー)取引所のwiki的基本情報・特徴・手数料・取扱通貨まとめ

中国を離れ新天地に移り住み独特の文化圏を形成しているのが華僑と呼ばれる中華系民族です。

東南アジア全域に存在し、政治や経済に大きな影響を与えていると言われています。

東南アジア諸国の中でも、タイ・マレーシア・シンガポールは特に著しい経済成長を見せていますが、華僑の存在を無視することはできないと言えるでしょう。

華僑は古くから移住先の金融業界を牽引する傾向が強く、現在は仮想通貨取引にも積極的に参入しています。

華僑の数の多さから中華系国家と言われ、東南アジアを代表する金融取引市場を抱えるシンガポールに設立された仮想通貨取引所CoinTigerを紹介します。

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)のwiki的基本情報

CoinTiger

仮想通貨取引所名 CoinTiger(コインタイガー)
独自トークン有無 -
設立日 2017年12月
運営会社 CoinTiger
取引所がある国 シンガポール
公式ホームページ CoinTiger.pro
日本語対応 -
日本人対応
アプリ対応
信用取引 -
クレジットカード対応 -
取扱銘柄数 40以上
公式ニュース(ブログ) お知らせセンター
公式Twitter @CoinTigerEX
Facebook @CoinTigerEX
Reddit(提示版) CoinTigerExchange community
公式ブログ medium
YouTube -
TelegramID -

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)とは/歴史

CoinTigerは2017年12月にサービスを開始した新興の仮想通貨取引所だと言えます。

シンガポールは公用語に英語・中国語・マレー語・タミル語の4言語が定められていますが、公式サイトのトップページが中国語で表示されることからCoinTigerは中華系の取引所だと考えられます。

サービス開始には「登録するだけでコインがエアドロップされる」と話題になりました。

頻繁にエアドロップを行う取引所として注目を浴び利用者が急増し、CoinTigerが独占販売する通貨銘柄の存在もプラスに働いたことで急成長を遂げた仮想通貨取引所だと言えるでしょう。

2019年2月4日現在、仮想通貨の時価総額や仮想通貨取引所の取引高を確認できるランキングサイト「CoinMarketCap」でCoinTigerは第30位にランキングされ、仮想通貨取引高は過去30日間で319,858,409,311円、過去7日間が46,924,917,071円、24時間以内では13,379,915,208円であることが確認できます。

現在CoinMarketCapに登録されている仮想通貨取引所は235社存在し国内最大の取引所bitFlyerは第71位、シンガポールから日本に拠点を変更したQUOINE(現Liquid)は第79位であることからもCoinTigerの急成長ぶりが伺えると言えるでしょう。

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)の基軸通貨一覧

BTC ETH BITCNY

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)の上場通貨一覧

0x Acute Angle Cloud aelf All Sports Animation Vision Cash Augur
BeeKan Bethereum Bitcoin Bitcoin Cash Bitcoin SV BitShares
BitTorrent Bytom CargoX Cortex Credits CVCoin
Endor Protocol EOS eSDChain Ethereum Ethereum Classic Fountain
FREE Coin Gifto HedgeTrade ICON IHT Real Estate Protocol Influence Chain
Litecoin MEX MyToken NEM Odyssey Olive
OmiseGO PlayGame PRASM Proton Token SnapCoin Status
Stellar Storj TRON TrueUSD YEE

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)の特徴

既述したQUOINE(現Liquid)が取扱う法定通貨数が国内最多であったことでも推測できるように、シンガポール由来の仮想通貨取引所は取扱い法定通貨や仮想通貨銘柄がバラエティに富んでいる傾向にあります。

取扱い仮想通貨銘柄が豊富なCoinTiger

積極的に新興通貨の取扱いを行うCoinTigerは現在40以上通貨銘柄を取扱っています。

今後段階的に取扱い通貨銘柄が増加していることから今後も増加し続けることが予想されます。

CoinTigerでの取引に使用できる通貨は4種類

CoinTigeでは現在84ペアの取引通貨ペアを設定しています。

基軸通貨として設定されている法定通貨は米ドルのみですが、ビットコイン・イーサリアム・ビットシーエヌワイの3銘柄での取引も可能です。

中国元にペッグした仮想通貨での取引が行える

中国政府は仮想通貨に対する規制強化を行っていますが、中国国内での仮想通貨取引に対する投資熱は下がってはおらず国外の仮想通貨取引市場に流出するチャイナマネーには歯止めが利かない状態であると言えるでしょう。

法定通貨以外にビットコインやイーサリアムを用いた取引が行える取引所は珍しくありませんが、中国元とペッグした仮想通貨BITCNY(ビットシーエヌワイ)で仮想通貨取引を行える点はCoinTigerの特徴だと言えるでしょう。

CoinTigerの対応言語は4言語

CoinTigerの公式サイトは中国語で表示されますが、画面右上のランゲージバー内に英語・ベトナム語・ロシア語が設定されているので英語表記に切り替えることができます。

自動翻訳機能を利用する際にも一旦英語表示に切り替えたほうが翻訳の精度が上がります。

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)取引所の手数料一覧

CoinTigerの利用には以下の手数料が設定されています。

CoinTiger取引所の売買(取引)手数料

メイカー(買い) テイカー(売り)
一律 0.08% 0.15%

CoinTiger取引所の入出金手数料

入金手数料 出金手数料
一律 無料 非公開

CoinTiger取引所の送受金手数料

受金手数料 送金手数料
無料 通貨銘柄ごとに設定

CoinTiger取引所の基軸通貨に用いられる仮想通貨の送金手数料

通貨名 送金手数料
BTC 0.0005BTC(最低送金額0.01BTC)
ETH 0.01ETH(最低送金額0.1ETH)
BITCNY 8BITCNY(最低送金額100BITCNY)

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)を利用するメリット

国内の取引所とは異なる環境で仮想通貨取引を行えるのが国外の取引所利用のメリットです。

シンガポールの仮想通貨取引所CoinTigerには次に挙げるようなメリットが存在します。

国内の取引所よりも大規模な取引が行われている

仮想通貨取引所を選ぶ際には「活発に取引が行われている取引所であること」が大きな目安となります。

取引が活発に行われている取引所は流動性が高く革新的なサービスの提供なども積極的に行われる傾向にあります。

国内の取引所以上に活発な取引が行われるCoinTigerを利用することでより大規模取引を行うマーケットで取引することができます。

スマホアプリへの対応やセキュリティ対策も行われている

国外の取引所を利用して積極的な仮想通貨取引を行う場合、スマホやタブレットに対応した取引所であることが望ましいものですが、CoinTigerはスマホ対応アプリをリリースしています。

またオンライン取引ではセキュリティ面も気になりますが、CoinTigerはGoogle Authenticatorを利用した2段階承認を採用していますので安心して取引を行うことができます。

CoinTigerは高い利便性と安全性を兼ね備えた国外取引所だと言えるでしょう。

豊富な取扱い銘柄を利用した積極的な取引が可能

取扱う仮想通貨銘柄が限られた取引所では積極的な取引を希望しても、実現することが難しいと言えるでしょう。

80を超える取扱い銘柄と84ペアの通貨ペアを利用した取引が行えるCoinTigerは積極的な取引を希望する方にとって、理想的な取引環境が提供されている仮想通貨取引所だと言えます。

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)を利用するデメリット

国内とは異なる取引環境で仮想通貨取引が行えるのが国外取引所のメリットですが、国外に存在する取引所であることからCoinTigerには次に挙げるデメリットがあるのも事実です。

サイトが日本語対応していない

国外の仮想通貨取引所利用の際には日本語対応の有無が気になるところですが、残念ながらCoinTigerは日本語対応が行われていません。

対応言語は既に紹介した4言語のみとなっているので、日本語表示するためには一旦英語表示に切り替え自動翻訳機能を利用する必要があります。

日本語表示に手間がかかるのをデメリットに感じる方もいるのではないでしょうか。

日本円での現物取引ができない

CoinTigerは4つの基軸通貨を設定していますが、残念ながら日本円は基軸通貨に含まれていません。

法定通貨での現物取引は米ドルのみで行われるため日本円を米ドルに換える必要があります。

しかし国内の取引所で購入したビットコインやイーサリアムを送金すればCoinTigerで取引を行えますし、CoinTigerから国内の取引所へ送金することで日本円に交換することも可能ですので、大きな問題ではないと言えるでしょう。

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)を他の取引所と比較!

CoinTigerは国外取引所であることから国内取引所と比較すると取引開始のハードルが高く感じる方も少なくないでしょう。

国内取引所よりもどのような点でCoinTigerに優位性があるのかを考えます。

流動性の高さを示す取扱いはCoinTigerが国内取引所に対し優位性が高い

2014年にシンガポールで設立され2016年に本社機能を日本に移転したQUOINEXはCoinTigerと比較するのには最適な国内取引所だと言えるでしょう。

現在QUOINEXはLiquidの名称で運営されています。

既にふれたとおり国内大手取引所であるLiquidですが、CoinMarketCapのランキングでは第79位と第30位にランキングされるCoinTigerに大きく水を開けられていると言えるでしょう。

両者の過去30日間・7日間・24時間の取引高と以下のとおりです。

取引所/取引高 30日間 7日間 24時間
Liquid 268,598,147,309円 268,598,147,309円 7,730,828,27円
CoinTiger 319,858,409,311円 46,924,917,071円 13,379,915,208円

流動性の高さではCoinTigerが圧倒的に有利だと言えるでしょう。

取扱い通貨銘柄の数

取引の幅を左右するのが取扱い通貨銘柄数ですが、国内取扱所の取扱い銘柄数は平均5~6銘柄となっています。

例外的にオリジナルトークンを含めれば17種類の取扱いを行うZaifや9種類を取扱うCoincheckが存在しましたが、共にハッキングによる流出事件の舞台となり新規口座開設停止中など現在活発な取引が行われていません。

いずれにせよ80以上の銘柄を取扱うCoinTigerと比較すると、取扱い銘柄の数も圧倒的にCoinTigerに有意性があると言えるでしょう。

手数料は国内取引所が有利だが

現在国内取引所は各種手数料の無料キャンペーンを行いシェアの拡大を競い合っています。

各種手数料が無料であれば仮想通貨取引コストが発生しないので非常に魅力的ですが、狭い市場の中で利益を奪い合うことはあまり生産的ではないと言えるでしょう。

取扱高国内第1位のbitFlyerですらCoinMarketCapのランキングでは第71位とCoinTigerに大きく引き離されていることから、流動性や取扱い銘柄の数は手数料よりも遥かに有益であると考えられます。

ロスと見るかコストと見るかで手数料に対する認識は異なりますが、取扱高のランキングこそがCoinTigerの優位性を物語っていると言えるでしょう。

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)の登録方法

CoinTigerへの登録は公式サイト内右上の简体中文と表示されているランゲージバーでEnglishを選択し自動翻訳してから行うと効率的です。

電話番号登録・Eメール登録の選択が行えますが、Eメール登録での登録方法を紹介します。

  1. 公式サイトトップページの「Register(登録)」をクリックします。
  2. メールアドレスを入力し登録コード入力欄内の「SendCode(コードを送る)」をクリックし、入力アドレスに登録コードを発信します。
  3. CoinTigerから送られた登録コードを登録コード入力欄に入力しパスワード入力とパスワード確認入力を行い「Register(登録)」をクリックします。

上記の3ステップで登録が完了します。

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)で購入できるおすすめコイン3選

80銘柄以上の取扱い通貨があるCoinTigerでおすすめ通貨銘柄を3つに絞るのは難しいですが、単純に有名銘柄以外で取引量が高い通貨銘柄は注目度が高い銘柄であるという見方で3つを紹介します。

BitTorrent(BTT)

CoinTigerでビットコイン・イーサリアムに続いて活発に取引されているのが、BitTorrent (通貨単位BTT)です。

世界的に知名度の高いファイル共有システムを提供するBitTorrentでのデータ共有に用いるトークンで、利用者がより多くの価値を享受できることを目的に発行されています。

CoinMarketCapの仮想通貨時価総額ランキングは第1,765位、1BTT=約0.12円です。

Stellar(XLM)

CoinTigerの取引高ランキング第20位にランキングするのがStellar(通貨単位XLM)です。

リップルのスピンオフ通貨として開発され、送金・モバイルマネー・マイクロペイメントなどの金融システムを司る通貨です。

リップルが大口の法人利用、Stellarは個人利用をターゲットとしています。

CoinMarketCapの仮想通貨時価総額ランキングは第9位、1XLM=約8.9円です。

BitShares(BTS)

取引高ランキングは第43位と少し落ちるものの、CoinTigerの基軸通貨の1つとして取扱われるBITCNYを発行するのがBitShares(通貨単位BTS)です。

為替レートにペッグしたトークンを発行しておりBITCNYはBitSharesのトークンの1つです。

CoinMarketCapの仮想通貨時価総額ランキングは第44位、1BTT=約4.1円です。

シンガポール取引所CoinTiger(コインタイガー)のまとめ

香港と共に自由貿易港として交易の拠点として栄えたシンガポールは、現在東南アジアの金融取引の中心地となりつつあると言えるでしょう。

また中国政府の規制強化によって投資が大きく制限されている中国国内からCoinTigerを足掛かりに仮想通貨取引を行う投資家も少なくないようです。

世界に開かれた自由貿易港シンガポールの仮想通貨取引所CoinTigerを通じて、広く開かれた国際市場での仮想通貨取引に挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

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