DDEX取引所のwiki・評判(口コミ)・特徴・登録方法・懸念点まとめ

2018年1月にオープンしたばかりの分散型取引所(DEX)の一つである“DDEX取引所”。

DDEX取引所は、最近注目を集めている分散型取引所のなかでも取引量が比較的多い取引所として有名です。

この記事では、DDEX取引所について詳しく解説します。

DDEX取引所のwiki的基本情報

DDEX

仮想通貨取引所名 DDEX
独自トークン有無 -
設立日 2018年1月
公式ホームページ https://ddex.io/
日本語対応
日本人対応
アプリ対応
Twitter @ddexio2018
Facebook @ddex.io.exchange
Reddit r/ddex
YouTube -
TelegramID DDEX Official Community (English)
📱ダウンロードはここから!

DDEX 2.0 - Crypto DEX

DDEX 2.0 - Crypto DEX
開発元:Hydro Protocol Labs, Inc.
無料
posted withアプリーチ

DDEX取引所とは

DDEX

出典:DDEX

DDEX取引所とは、2018年1月にオープンした分散型取引所(DEX)に分類される仮想通貨取引所の一つです。

仮想通貨取引所は大きく分けて二種類あります。

一つは、ZaifやBittrexなどの中央集権型取引所。

もう一つは、DDEX取引所をはじめとした分散型取引所です。

中央集権型取引所は経営母体となる企業が取引所を管理してユーザーとユーザーの仲介役となります。

一方、分散型取引所は、取引所の開発者が提供した取引所のブロックチェーンシステムのスマートコントラクト機能を使ってユーザー間で直接取引をする仮想通貨取引所となっています。

DEEX取引所はオープン当初は「0xプロトコル」を利用していましたが、流動性の低さ改善やセキュリティ能力をアップするために2019年から独自開発した「ハイドロ・プロトコル」の利用に移行しました。

DDEX取引所の特徴

DDEX

https://ittoinfo.com/wp-content/uploads/2019/09/DDEX2.jpg

本人確認の必要なし

DDEX取引所に限らず、分散型取引所に共通する特徴ですが、本人確認の必要なしにすぐに利用開始できるという特徴があります。

企業が管理する中央集権型取引所は、日本の平成28年の資金決済に関する法律が改正されたことによって本人確認書類を提出しなければなりません。

このために、取引利用開始に数日~数週間という長い時間がかかります。

一方、DDEX取引所のような分散型取引所の場合は、メールアドレスやウォレットアドレスがあれば本人確認書類の提出をする必要なく即座に登録して利用開始できます

仮想通貨のなかには、事前告知せずに上場当日になっていきなり上場を発表する仮想通貨もあります。

そういった仮想通貨がDDEX取引所に上場した場合、DDEX取引所に登録していなかったとしてもすぐに対応して売買に参加できます。

実際、2018年7月にはノアコインという仮想通貨がサイレント上場しています。

手数料が安い

これもDDEXに限らず分散型取引所全般に言える特徴ですが、手数料の安さという特徴があります。

中央集権型取引所は、経営母体の企業が取引所の管理をするので、仮想通貨取引所の維持管理のための多額のコストや、仲介コストなどの手数料が発生します。

しかし、分散型取引所はスマートコントラクト機能を使ってユーザー間で直接取引をするので、必要最低限の手数料しか必要ありません

このため、一般的な中央集権型取引所では0.2%以上の手数料を必要とするところも珍しくありませんが、DDEXはその半分の0.1%となっています。

分散型取引所のなかでは取引量が多い

DDEX取引所ならではの特徴として、取引量の多さがあります。

まだまだ歴史が浅い分散型取引所は、全体的に取引量が少ないのですが、40以上ある分散型取引所のなかでDDEX取引所は取引量が比較的多いという特徴があります。

2019年9月4日現在、DDEX取引所は分散型取引所のなかで取引量が第15位となっています。

上場仮想通貨数が多い分散型取引所

DDEX取引所ならではの特徴として、上場仮想通貨数が多いという特徴もあります。

分散型取引所のなかには、11通貨しか上場していない取引所もありますが、DDEX取引所は2019年9月4日現在、73通貨という仮想通貨取引所全体を比較しても多いと言える上場数となっています。

独自開発したハイドロ・プロトコル

DDEX取引所の特徴として、独自開発したハイドロ・プロトコルへの移行があります。

DDEX取引所がオープンした時に使用していた従来のプロトコルである0xプロトコル(様々な分散型取引所で利用されている一般的なプロトコルです)では、流動性の低さやセキュリティ能力不足に対する理想的な対応ができないと考えた開発者は、独自開発したハイドロ・プロトコルにプロトコルを移行しました。

ハイドロ・プロトコルは、金融業界と同レベルのコンプライアンス要件を満たして金融業界へのブロックチェーン提供を目指して開発されたプロトコルであるため、非常に高いセキュリティ能力があります

「GoogleCloud」などとの連携も決まっていて需要が見込めることから、流動性の改善も期待できます

指値注文ができる

DDEX取引所の特徴として、指値注文ができるというのもあります。

分散型取引所のなかには、成行注文しかできない取引所もありますが、DDEX取引所は指値注文もできるので“滑り”が発生せずに、思わぬ損失を抑制できます

DDEX取引所を利用する際の注意点

DDEX取引所を利用する際の注意点

仮想通貨取引所全体では取引量が少ない

DDEX取引所の注意点として、取引量の少なさがあります。

先程は取引量の多さを特徴としてピックアップしましたが、あくまでも“分散型取引所の中だけ”のことです。

中央集権型取引所を加えて全部の仮想通貨取引所でカウントすると、2019年9月3日現在のDDEX取引所の取引量は第197位でしかありません

ハイドロ・プロトコル移行前の取引量も第175位程度であり、流動性に関してはハイドロ・プロトコルの効果が発揮されていません。

取引量が少ないので、取引注文の約定に時間がかかったり、約定しない場合もあるので注意しましょう。

対応通貨ペアの少なさに注意

DDEX取引所の注意点として、対応通貨ペアの少なさもあります。

中央集権型取引所は、経営母体の企業が仲介者となるので様々なブロックチェーンの通貨と通貨を結びつけることができます。

このため、500通貨ペア以上の取引に対応しています。

しかし、DDEX取引所のような分散型取引所の場合は、同一のブロックチェーン上のスマートコントラクト機能を使って取引するので、通貨ペアの数が限られています

DDEX取引所は、イーサリアムブロックチェーンを利用している取引所なので基本的にはイーサリアムとの交換になり、88通貨ペアしか対応していません。

基本的にはイーサリアムを保有していなければ取引できないので注意しましょう。

Wrap ETHに注意

DDEX取引所でイーサリアムを使う場合、取引所専用のイーサリアムに変える「Wrap ETH」という処理を行います。

このとき、イーサリアムの名称が「WETH」に変わります

しかし、「Unwrap WETH」という処理をすればすぐに元のイーサリアムに戻るので慌てないように注意しましょう。

DDEX取引所の評判(口コミ)

DDEX取引所の評判(口コミ)

DDEX取引所の評判についてTwitterで調査をしました。

  • ハイドロプロトコルへの移行はプロトコルの競争を生み出すから歓迎する。

ツイート翻訳

フォークに関するニュース@ddex_io@0xProjectは、DEXエコシステムにとって素晴らしいと思います。今、2つの素晴らしいチームは、異なる方法で、異なる哲学で問題に近づいています

もう一度言います:ガバナンスではない競争は最適なソリューションにつながります

  • ハイドロプロトコルへの移行は興味深い。

ツイート翻訳

不要なトークンを介して摩擦を導入することは、競合他社がそれをフォークすることを意味します。これは非常に興味深く、私は完全に期待していたものです。

流動性は王様です。

  • DDEX取引所は流動性が低い。

DDEX取引所の登録方法

DDEX

出典:DDEX

DDEX取引所の登録方法は簡単です。

  1. イーサリアムとイーサリアムウォレットを事前に用意して公式サイトにアクセスする。
  2. トップページにある「Start Trading」をクリックしてプライバシーポリシーへの同意を求めるポップに表示される「同意する」をクリック。
  3. 同意するとウォレット接続画面になるので、自分のウォレットをクリックして「接続」をクリックし、確認画面で「署名する」をクリックしてウォレットを接続すれば登録完了です。

なお、画面左下にある「Wrap ETH」をクリックして取引に使用するイーサリアムの量を選択してイーサリアムを「WETH」にしなければ登録しても利用できないので注意しましょう

DDEX取引所のまとめ

DDEX取引所は、ハイドロ・プロトコルというセキュリティ能力の高い独自開発したプロトコルを使っている珍しい分散型仮想通貨取引所です。

このハイドロ・プロトコルは「GoogleCloud」などとも提携していて需要の増加が将来的に期待できます。

また、DDEX取引所は分散型取引所のなかでは流動性が高い取引所でもあるので非常に将来性が高い分散型取引所であると言えます。

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