ライトコイン

ビットコインを元にして開発され、ビットコインの4倍もの処理速度を実現する実用性の高い仮想通貨として注目が集まっているライトコイン。

このライトコインは2019年8月に2度目の半減期を控えており、価格上昇が期待されています。

この記事では、ライトコインの特徴や価格から半減期や問題点について、さらには将来性や最新情報についても詳しく紹介していきます。

ライトコイン(LTC)のwiki的基本情報

仮想通貨名 Litecoin(ライトコイン)
トークン名 LTC
時価総額 \387,205,645,520.24円
公開日 2011年10月7日
発行上限 8400万枚
発行枚数 約6000万枚
アルゴリズム Scrypt
承認アルゴリズム Proof of Work(PoW)
中央機関 -
公式サイト Litecoin公式サイト
ホワイトペーパー -
Bitcoinフォーラム Litecoinの詳細
公式Twitter @LitecoinProject
公式Facebook @litecoinsnews
公式REDDIT Litecoin
TelegramID Litecoin LTC

ライトコインは注目されている仮想通貨ではありますが、ホワイトペーパーがありません。

しかし、ホワイトペーパーの代わりに、Bitcoinフォーラムにて、ライトコインの詳細を掲載しています。

💡Bitcoinフォーラムとは?

Bitcoinフォーラムとは、世界中の仮想通貨の情報が一挙に集まっている掲示板(スレッド)のことです。

仮想通貨の運営主体からの公式アナウンスはもちろん、一般人の書き込みも可能であり、世界中から有益な情報が溢れているのが特徴です。

ライトコイン(LTC)とは

ライトコイン(LTC)とは

ライトコインはビットコインの次に誕生した仮想通貨であり、ビットコイン(BTC)の課題を補うことを目的として開発されました。

※動画1分33秒:日本語字幕あり

ビットコインは送金や決済に約10分かかる仕組みになっています。

これによりビットコインは、取引量が増えた場合にブロックチェーンのブロックに記録する速度や容量が間に合わず、送金が遅延したり、出来なかったりという【スケーラビリティ問題】が発生しています。

そこで、ライトコインはビットコインの課題を解決するために【SegWit技術】が実装され、取引承認時間と送金スピードを約2.5分にまで短縮しました。

また、ライトコインの総発行枚数は8400万枚に設定されており、ビットコインの総発行枚数である2100万枚の4倍という特徴も持っています。

ライトコイン(LTC)の創設者チャーリー・リーのwiki的プロフィール

ライトコインの創設者は、Charlie Lee(チャーリー・リー)という中国人です。

チャーリー・リー氏のwiki
  • コートジポワール出身
  • 13歳で家族と共にアメリカに移住
  • 高校を卒業後マサチューセッツ大学に進学
  • 大学卒業後はGoogleのエンジニアとして勤務
  • その後2011年にビットコインやブロックチェーン技術に出会う
  • BTCに出会ってからは、仮想通貨研究をして、2017年6月にライトコインを完成させる

チャーリー・リー氏はライトコインについて、

ビットコインが金を目指すなら、ライトコインは銀を目指す】と発言したことがニュースになりました。

ライトコイン(LTC)の特徴

ライトコイン(LTC)の特徴

ライトコインのメリットは次の3つがあります。

  1. ビットコインに比べて、送金や決済が早い
  2. マイニングがビットコインより楽
  3. ライトコインは誕生してからトラブルは起きてない

ビットコインよりも多くのメリットがあるライトコインですが、その内容について1つずつ詳しくみていきましょう。

ビットコインに比べて、取引時間が早い

先述した通り、ライトコインはビットコインに比べて取引時間が4倍近く速くなっています。

ですから、ライトコインを使うことで、決済や送金を行う時間が短縮することが出来ます。

マイニングがビットコインより簡単

マイニングとは、ビットコインやライトコインなどを取引する上で欠かせない作業であり、マイナーという人達が高い電気代を払ってビットコインを採掘出来たら報酬としてビットコインが貰える作業のことです。

しかし、ビットコインのマイニングは、高い電気代のかかるスーパーパソコンで複雑な計算を10分間行わなければなりません。

そこで、ライトコインは【Scrypt方式】というアルゴリズムを採用してマイニングにかかる時間を大幅に速めたのです。

ですから、ライトコインはアルゴリズムもビットコインの「SHA-256」ではなく「Scrypt」を採用してるので、一般的なパソコンでもマイニングが可能です。

💡Scrypt方式とは
Scrypt方式とは、SHA-256方式よりも計算が複雑でメモリも多くなりますが、短い時間でマイニング可能になるアルゴリズムのことです。

ライトコインは誕生してからトラブルは起きてない

ライトコインは2011年に誕生してから、一度もシステムに不備が出たり、仮想通貨が盗まれたりしていません。

ライトコインは決済目的で流通して行く中で、システムに問題が起きてないことや盗難にあっていないことはこれから購入する人にとっては安心材料ですね。

ライトコインの半減期について

ライトコイン(LTC)の半減期

ライトコインの発行枚数には半減期があります。

半減期とは、マイニングを行った際にマイナーがもらえる報酬が半分になり、採掘量や供給量も減少する時期のことを指します。

ライトコインの次の半減期は2019年8月

ライトコインは、840,000ブロック毎に半減期を迎えており、ライトコインの1ブロックの生成速度(約2.5分)で計算すると、だいたい4年に1度の間隔で半減期を迎えることになります。

ライトコインの1度目の半減期は、2015年8月に実施されました。

そして、次の半減期は、2019年8月6日に予定されており、現在も以下のようにカウントダウンが行われています。

半減期によって価格は上昇する傾向がある

ライトコインだけに限らず、半減期が実施された仮想通貨には価格が上昇しやすい傾向があります。

その理由は、半減期によって上限がある仮想通貨の発行枚数を制限することで希少価値を高めるという目的があるからです。

市場に出回る仮想通貨の枚数を少なくすることで、1枚あたりの価値を高めているのです。

しかし、実際には半減期を行った全ての仮想通貨の価格が上昇しているというわけではなく、半減期により希少価値が高まることへの期待によって価格が上昇しやすくなるという市場心理が影響しているようです。

最初の半減期前は高騰するも、半減期前の1.5倍の価格に安定

ライトコインの1度目の半減期が実施された際は、半減期が行われる3ヶ月ほど前から価格が上昇し始めました。

そして、半減期の1ヶ月前には価格が高騰し、最高で4倍もの価格を記録しました。

その後はすぐに反落したものの、半減期が実施された後も価格は以前の水準より1.5倍以上も上昇した位置で安定しました。

この価格の推移を参考にすると、次の半減期に向けてライトコインの取引を行う場合は、半減期の3ヶ月ほど前にライトコインを購入し、半減期の1ヶ月ほど前の価格が高騰したタイミングで売却することで、大きな利益を獲得できる可能性があります。

ただし、これはあくまで1回目の半減期での価格推移であり、次の半減期でもこの通りになるとは限りませんので注意しましょう。

半減期により価格が上昇する可能性は十分ある

ライトコインの次の半減期を目前にして、価格上昇へも期待が高まっていますが、正確な予測をするのは難しいのが実情です。

ライトコインの開発者でもあるチャーリー・リー氏は、ライトコインの半減期と価格の関係について次のように述べています。

「半減期がLTCの価格に直接影響するとは考えていない」

しかし、仮想通貨の価格には市場心理が大きく影響する傾向があるため、価格上昇が期待されているライトコインの半減期でも価格が上昇する可能性は大いにあるといえるでしょう。

ライトコイン(LTC)の問題点

ライトコイン(LTC)の問題点

ビットコインよりも優れているとされるライトコインですが、もちろんデメリットもあります。

ライトコインのデメリットは次の2つがあります。

  1. ハッキングを受けやすくなった
  2. チャーリー・リー氏への依存の高さ

ハッキングを受けやすくなった

ライトコインのメリットで説明した通り、ライトコインのマイニングはビットコインのマイニングより簡単になり、マイナーがブロックを作るのが容易になりました。

しかし、簡単になったということはセキュリティが緩くなるのと同じで、ハッキングを受けやすいともいえるのです。

そうすると、悪い考えを持ったマイナー達の半分以上がその仮想通貨をブロックチェーンをハッキングして、取引内容の改ざんや不正取引の承認を行う可能性が発生します。

これを「51%攻撃」といいます。

51%攻撃を受けると、その仮想通貨は価格は下落し価値がなくなります

実際に51%攻撃を受けたモネロやモナコインの価格も下落しています。

ライトコインはチャーリー氏に依存し過ぎている

ライトコインの創始者チャーリー・リー氏は、ライトコインの開発面でもリーダーであり、ライトコインに多大なる影響を与える人物です。

つまり、チャーリー・リー氏がライトコインの開発に関わらなくなったら、ライトコインの価格が下落する可能性があります。

一部を除いて仮想通貨はリーダーなどの役割を置かないで、関わっている人が同等の立場になるシステムでおこなっています。

確かにリーダーを置かないことで同等な立場を保つことができますが、リーダーが存在すると効率良く開発が進むだけでなく、リーダーがいなくなることによって仮想通貨自体の研究が進行しない場合やハッキングやシステム障害に対応出来ないという問題も発生します。

ビットコインや他の仮想通貨のシステムなどはそれらを開発するのに関わっている人達が同等の立場になることでハッキングやシステム障害などに対応しています。

しかし、リー氏はライトコインが非中央集権的な仮想通貨を目指すならば、「将来的にライトコインの開発から手を引くかもしれない」と述べています。

Hospはこの点でLitecoinの将来を尋ねました。

Leeは次のように述べました。

「未来については、私は結局逃げなければならないと思います。通貨が本当に世界の分散型通貨になるためには、リーダーが物事をコントロールしようとすることはできません。

最終的にはそれをより分散化していくために、私は去ります。」

引用:financemagnates:チャーリー・リー「民主主義は良いが、効率が悪い」

つまり、チャーリー・リー氏が開発から手を引くと、ライトコインの価値が下がる可能性があります

ライトコインの最新情報

ライトコイン(LTC)の最新情報

ライトコイン(LTC)が高騰し時価総額4位に浮上

2019年2月8日の17:00頃から上昇を始めたライトコイン(LTC)価格は、およそ2日で40%近くの急騰を見せ、2月11日時点で47ドルを記録しています。

2月11日時点でのライトコイン(LTC)の時価総額は約297,546万ドルで、イオス(EOS)の時価総額を200,000万ドル弱上回り、仮想通貨時価総額ランキング4位に位置しています。

出典: CoinMarketCap

今回の急騰の背景には、以下2つの好ファンダがあるとされ、特に、

プライバシー保護に特化するプロトコル「MimbleWimble(ミンブルウィンブル)」の実装に関する報道が、今回の最も重要な急騰要因となっているとみられています。

  • ライトコイン財団がMimnleWimble実装におけるBEAM開発側の援助を公表
  • CoinGate社がライトニングネットワーク利用の決済システムを構築

ライトコイン財団がMimnleWimble実装におけるBEAM開発側の援助を公表

ライトコイン財団は2019年2月7日、プライバシー保護に特化するプロトコロル「MimbleWimble(以後ミンブルウィンブル)」の実装が、現実的になってきたことを明らかにしました

ライトコイン

出典:medium

発表によると、ライトコイン財団とライトコインのコア開発者がミンブルウィンブルを開発するBEAMに接触し、

「ライトコインの拡張ブロックを通じ、ミンブルウィンブルを実装するための援助」について話し、承認を得たということです。

ミンブルウィンブルはブロックチェーン上に送信された情報を技術的に隠し、追跡不可能にする機能です。

ミンブルウィンブルの実装が実現すれば、ライトコインに”匿名性”というさらなる付加価値をつけることになり、それは当然のことながら通貨価格にも影響します。

CoinGate社がライトニングネットワーク利用の決済システムを構築

仮想通貨決済プロセッサー企業として著名なCoinGate社は、ブロックチェーン技術を応用した決済サービスの提供に注力しています。

そんなCoinGate社は2月8日、自社のツイッターを更新し、ライトニングネットワーク(LN)を利用した決済サービスの導入準備が整った事を明らかにしました

同社の加盟企業はすでに世界4,500社を超えているため、ライトコインのライトニングネットワークを利用した決済サービスの普及は、同コインに好影響をもたらすと考えられます。

ライトコインがキックボクシングリーグ「GLORY」と提携

コインマーケットキャップでトップ5に入るなど、世界的に人気のあるライトコイン(LTC)。

そのライトコインが世界最高峰のキックボクシング・リーグ「GLORY」で、オンライン商品の支払い方法として採用されました。

さらに、試合中にはライトコインのロゴを見ることができ、オンラインサイトでの動画はソーシャルメディアでも配信され、イベント会場ではスポンサーとして表示されるとあって、格闘技ファンの間でライトコインの需要が高まる可能性が出てきました

ライトコインへの絶大な信頼

ライトコイン財団と世界最高峰のキックボクシングリーグを展開するGLORYが提携を発表しました。

日本語
「ライトコインが世界でも有​​数のキックボクシング組織GLORY_WSとの新しいパートナーシップの発表と公式の仮想通貨になることを非常に楽しみにしています。」

GLORYは、2012年に生まれたヨーロッパを中心とした世界最高峰のキックボクシング・リーグを展開する格闘技イベント運営組織です。

世界30か国以上のトップクラスキックボクシング選手が所属しているGLORYのイベントは、K-1が去った後のキックボクシング界で正真正銘のワールドカップと呼ばれているほどです。

キックボクシング界のワールドカップを運営する世界的な企業と提携することになったライトコイン財団。

グッズの支払いなどにライトコインが採用されたことで、世界のキックボクシングファンからのニーズが高まる可能性が上昇しています。

GLORYのCEOを務めるMarshall Zelaznik氏は、ライトコイン財団との提携にについて次のようなコメントを発表しています。

ライトコインは、あらゆる仮想通貨の中で最も速いトランザクション承認速度の1つを提供しています。

GLORYとファンにとっても格闘スポーツで最速のアクションを起こすのに最適です。

どちらも若くダイナミックで年々成長を続けており、GLORYはこれ以上適した仮想通貨パートナーを見つける事はできません。

引用:COINTOKYO

Zelaznik氏の発言を見る限り、ライトコインへ大きな信頼と期待を寄せていることがわかります。

ライトコインと格闘技界の関係

今回GLORYというキックボクシング界と提携をしたライトコイン財団ですが、格闘技とのコラボレーションは今回が初めてではありません。

ライトコインは、2018年12月29日、世界最強ファイターが集う総合格闘技イベント「UFC 232」で公式スポンサーにもなっています。

UFC 232で行われた全13試合において、リングキャンバスにロゴが表示され、メインイベントでは、共同オフィシャルスポンサーとしてライトコインの名前がアナウンスされました。

ライトコイン財団は、このときの広告効果を「ノックアウト(勝利)した。」と報告するなど、今後の展開に意欲を見せていました。

格闘技界との提携が続いているライトコインですが、今後はさらなる格闘技界を通してライトコインの普及を進めていくものと思われます

総合格闘技や今回のキックボクシングなど、世界的に人気のある格闘技と提携しているライトコイン財団が、今後は人気格闘技のプロレスなどにも参入していくのか、格闘技ファンたちの期待が集まります。

ライトコイン(LTC)の今後の将来性

ライトコイン(LTC)の将来性

ライトコインは今後、価格や価値が上昇する可能性の高い仮想通貨です。

理由は2つあります。

  • 決済手段として、普及が加速
  •  2019年8月に半減期を迎える

決済手段としてライトコインが普及し加速する可能性が高い

2018年、アメリカの決済代行会社「Aliant」がライトコイン決済を導入し、さらに年内にもライトコインのモバイル決済システム「LitePal」も発表を控えています。

また、仮想通貨デビットカードサービスの開発を進めているTenX(テンエックス)社との提携も発表しています。

つまり、ライトコインは徐々に世界に広まっているということですね。

ライトコインは2019年8月に半減期を迎える

半減期については前述していますが、ライトコインのような発行枚数上限が決まっている仮想通貨の採掘量や供給量が減少し、マイナーがもらえるマイニング報酬も半分になる時期のことを指しています。

採掘量や供給量が減ることで市場に出回る枚数が減り価値が高まるため、半減期前の数ヶ月は価格が上昇する可能性が高くなるでしょう。

ライトコインのまとめ

ビットコインよりも実用性に優れ、使いやすいという魅力のある仮想通貨ライトコイン。

決済サービスへの導入や格闘技業界での提携も進んでおり、少しずつ世界に普及し始めています。

セキュリティの脆弱性や開発者であるチャーリー・リー氏への依存度の高さが問題視されていますが、これらの課題が解決されればライトコインの将来性は大きく開けるでしょう。

2019年2月には価格が急騰し時価総額ランキングで4位となり、2019年6月時点でも時価総額5位の位置をキープしています。

2019年8月には2度目の半減期も控え、ますます期待が高まるライトコインから目が離せませんね。

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