
オーストラリアにある仮想通貨取引所のBW.comは、大手取引所であるZB.comなど、多くの企業と提携していることから、注目されている仮想通貨取引所ですね。
また、BW.comの公式サイトには、日本取引所のビットバンクの文字が...
とはいえ、BW.comは元々はマイニング企業であり大金を稼いだ世界でもトップクラスの企業です。
では一体オーストラリアにある取引所BW.comの特徴や利用するメリット、デメリットとは?
本記事で徹底的に詳しく説明しますから、利用する際にはぜひ参考にして下さいね。
オーストラリア取引所BW.comのwiki的基本情報
仮想通貨取引所名 | BW.com(BW) |
独自トークン有無 | - |
設立日 | ○年○月○日(日は任意) |
運営会社 | BW.com |
CEO | 分かれば |
取引所がある国 | オーストラリア |
公式ホームページ | BW.com |
登録ユーザー数 | 約18万人 |
日本語対応 | ×(自動翻訳必須) |
日本人対応 | 〇 |
日本円対応 | × |
アプリ対応 | 〇 |
信用取引 | 例:〇or×(〇であれば(レバレッジ最大○○倍) |
法人口座対応 | 例:〇pr×(分かれば) |
クレジットカード対応 | 例:○○or×(分かれば) |
保管ウォレット | 例:コールドウォレットなど(分かれば) |
取扱銘柄数 | 約20種類 |
公式ニュース(ブログ) | BW.comの公式ニュース |
公式Twitter | - |
- | |
Reddit(提示版) | - |
YouTube | - |
TelegramID | BW.COM OFFICAL |
オーストラリア取引所BW.comとは
BW.comは2013年より仮想通貨のマイニングを行っている仮想通貨取扱企業です。
アジアを中心に展開する世界際大規模の仮想通貨取扱企業のZB.comと提携をしています。
BW.comが行うマイニングは単体で行うものではなく、複数の企業が合同でマイニングを行う「マイニングプール」の形態をとっています。
現在、ビットコインをマイニングで獲得するには膨大なハードディスクと電気が必要です(実際、個人でマイニングを行うことはほぼ無理な状況となっています)。
しかし、BW.comの様にマイニングプールで他の企業と提携すれば利用できるハードディスクや電気の量も増えるため、マイニングによる取り分こそ減りますが、確実にビットコインを獲得することができます。
BW.comはマイニングプールによって、
- 300,000Bitcoins(約1100億円)
- 1,500,000Litecoins(約50億円)
- 2,000,000Ethereums(約250億円)
もの仮想通貨をマイニングしてきました。(レートは2019年1月23日で計算)
BW.comが今まで行ってきたマイニングプールの総額は30億ドル(約3300億円)を越え、マイニングを行う企業としてはトップクラスに位置しています。
今後はZB.comとの提携を強化しつつ、さらに企業の規模を大きくしていく方針を掲げています。
オーストラリア取引所BW.comの特徴
BW.comは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)など主要な仮想通貨はほぼ全て取り扱っています。
中には、他の取引所が扱っていない仮想通貨やトークンも提供しており、世界でも屈指の取り扱い数です。
BW.comの基軸通貨はビットコイン、イーサリアムとQCash(QC)となっています。
日本円を入金、出金することはできないので注意しましょう。
BW.comで取引を行うためには、上記の基軸通貨のどれかを入金して使うことになります。
また、BW.comは、今のところ日本語対応はありません。対応言語は英語、中国語、韓国語のみです。
どうしても、ユーザー数の多い国の言語を優先的に対応してしまう部分があるため、致し方ないですね。
しかし今後、BW.comで日本人の利用者が増えていけば、日本語対応してくれる可能性もあるでしょう。
ただ、BW.comで使われている英語は比較的意味が分かりやすいものが多いため、ある程度の内容を把握することはそこまで難しくありません。
学生時代に英語を苦にしなかった人、現在仕事で英語を使っている人にとっては、かなり簡単に感じると思います。
英語に対して自信がない、英語アレルギーであるという人は、Google翻訳にかけてしまいましょう。
他の海外取引所同様に、若干不自然な日本語訳にはなりますが、意味は捉えられますのでおススメです。
オーストラリア取引所BW.comの基軸通貨一覧
BTC | ETH | QC |
オーストラリア取引所BW.comの上場通貨一覧
BTC | XRP | ETH | ZB | ETC | USDT |
LTC | QTUM | BWB | BCHABC | NEO | DASH |
XWC | XLM | BTM | ADA | TRUE | MANA |
OMG | 1ST | DOGE | LST | GUSD | BSV |
BBTC | BETH | GMB | HX |
オーストラリア取引所BW.comの手数料一覧
売買(取引)手数料
メイカー(買い) | テイカー(売り) | |
スポット取引 | 0~0.1% | 0~0.1% |
信用取引 | 0~0.1% | 0~0.1% |
- 板を作る注文 = メイカー(Maker)
- 既存の板で約定させる注文 = テイカー(Taker)
他の取引所と比べて、可もなく不可もなくといったところでしょう。
次に、入金・出金手数料を確認してみましょう。
出金の手数料は、仮想通貨によって異なりますので注意しましょう。
入出金手数料
BW.comでは、入金手数料は全て無料ですから、他の口座から送金することも抵抗なく行えます。
出金手数料については、主要な仮想通貨のみに手数料がかかり、マイナーな仮想通貨は出金手数料無料のものもあります。
以下の表はBW.comの各通貨の出金手数料の表です。
通貨名 | 出金手数料 | 通貨名 | 出金手数料 |
BTC | 0.001 BTC | HX | 10HX |
ETH | 0.01 ETH | BETH | 0 |
LTC | 0.03 LTC | GMB | 1000GMB |
QC | 5QC | BETH | 0 |
ETC | 0.1 ETC | BBTC | 0 |
ZB | 5ZB | MANA | 80MANA |
BSV | 0.001BSV | TRUE | 6TRUE |
GUSD | 6GUSD | BTM | 6BTM |
LST | 10LST | ADA | 10ADA |
DOGE | 1500DOGE | XLM | 5XLM |
1ST | 301ST | XRP | 2XRP |
OMG | 0.7OMG | XWC | 1XWC |
DASH | 0.02DASH | NEO | 0 |
BCHABC | 0.001BCHABC | BWB | 40BWB |
QTUM | 0.2QTUM | EOS | 0.5EOS |
USDT | 5USDT |
BW.comを利用するメリット
将来的に価格が上昇する可能性のコインがある
BW.comを利用する最大のメリットは、中々お目にかかれないマニアックな仮想通貨、トークンを売買できることです。
仮想通貨で最も有名なビットコインも、かつては名の知れないものでした。それが現在は1通貨あたり40万円ほどの価値がついています。
BW.comの中に、将来価値が上がる仮想通貨が眠っている可能性もあり、それらを吟味して探すという醍醐味を味わえます。
実際に価値が上がるかどうかは長期間保有しないと分かりませんが、国内取引所よりも取引規模の大きいBW.comであれば購入した仮想通貨を安心して預けられますね。
とはいえ、仮想通貨もしくはトークンの中には、上場した後にすぐ消えてしまう質の悪いものも少なからず存在しますので注意しましょう。
BW.comのチャートはシンプルで使いやすくて見やすい
BW.comのチャートは、ダークカラーを基調にしたデザインとなっていて、長時間見ていても目が疲れません。
グラフの時間軸も調整でき、とても使いやすいデザインとなっています。
チャートの右下にある「Buy」と「Sell」のボタンを使えば、チャートを見ながら売買を進めることができ、値動きを逃すこともありませんね。
オーストラリア取引所BW.comを利用するデメリットは?
BW.comを利用するデメリットは、サイトやツールが日本語対応していない点です。
先ほど述べた通り、使われている英語自体は難しくなく、Google翻訳を使えば内容を理解することも容易です。
ただ、日本国内の仮想通貨取引所と比べると、細かい点を把握することは難しく、利用している際に何か問題が発生した場合、自力で対処する必要があります。
運営会社にメッセージを送るときも全て英語で対応しなくてはならないので、仮想通貨取引を始めたばかりの人にとっては少し心細いですね。
この状況はBW.comに限ったことではなく、海外の仮想通貨取引所では、ほとんどが日本語未対応です。
日本語自体が外国の人にとって難しく、日本語対応の体制をとるのが厳しいという現状もあるので致し方ありませんね。
今後BW.comが、日本語対応をしてくれる可能性もありますが、あくまでも可能性でしか言えない為、利用者側としては英語を読めるようになるか、それともGoogle翻訳で妥協するか選択するしかありませんね。
オーストラリア取引所BW.comを他の取引所と比較!
BW.comが国内の主要取引所と比べてどの点で優れているのか、比較してみましょう。
ここでは、比較対象として、GMOコイン、bitbank、FISCOを扱います。
取引手数料を比較
BW.com | 0.1% |
GMOコイン | 無料 |
bitbank | 無料 |
FISCO | 0.1% |
国内の仮想通貨取引所の多くが、取引手数料を「無料」としていますが、これにはカラクリがあります。
それは「スプレッド」と呼ばれるものです。
スプレッドとは、取引所に掲載されている仮想通貨の売値と買値の差のことで、買値よりも売値が低く設定されています。
これが何を意味するかというと、市場の価格は同じでも、スプレッドがあると購入した際の価格で売りに出してしまうと損をしてしまうということです。
スプレッドの幅は広くなったり狭くなったりと変動するもので、常に一定の手数料を支払うシステムと比べると煩わしいものとなっています。
ビットコインで見てみると、国内の取引所におけるスプレッドは以下のようになります。(1通貨あたりのスプレッド)
- GMOコイン:約0.2%
- bitBank:約0.03%
- FISCO:1.1%
これらの数値と比べると、BW.comの手数料は割安であることが分かります。
とはいえ、取引手数料を比較すると、国内取引所に軍配がありますね。
取扱通貨数を比較
BW.com | 24 |
GMOコイン | 5 |
bitBank | 6 |
FISCO | 6 |
取扱通貨数は、BW.comが圧倒しています。
国内の取引所では、主要通貨のみを扱っている取引所が大半です。
BW.comであれば、主要通貨は勿論のこと、マイナーなコインも購入することができ、仮想通貨取引の幅を広げることができます。
国内取引所に仮想通貨が上場することは難しいですから、取扱通貨量ではBW.comに軍配が上がりますね。
登録ユーザー数を比較
BW.com | 約18万人 |
GMOコイン | 約20万人 |
bitBank | 約40万人 |
FISCO | 約73万人 |
登録ユーザー数を比較すると、BW.comのユーザー数は少ないです。
知名度がそこまで高くないというのが原因で、大々的なプロモーションを行っていないというのも一因と考えられます。
今後、BW.comがどのような広告を出してくるか、注目ですね。
また、比較対象ではBW.com取引所は1:2で国内取引所よりも劣る結果に...
とはいえ、BW.comは国内取引所のビットバンクを含めて多くの企業と提携していますから、今後に注目です。
オーストラリア取引所BW.comの登録方法
それでは、実際にBW.comにどうやって登録すればよいのか、手順を確認していきましょう。
- BW.comの公式HPにアクセスし「Sign Up」をクリック。
- 入力欄が4つでてくるので必要事項を入力。
- 入力後、右下にある「Send Code」をクリック。
- 登録した携帯電話又ははE-mailアドレス宛にコードが届く。
- 届いたコードを入力画面に入力
- 入力後、フォームを送信して登録完了。
自分のアカウントへの不正ログインを防ぐために、認証設定を必ず行っておきましょう。
アカウントページより、「Google Authentication」欄にある「Verification」をクリックします。
画面にQRコードが表示されましたら、スマホアプリの「Google authenticatior」を使って、QRコードを読み取ります。
※Google authenticatorは、iPhoneの場合はAppStore、Androidの場合はPlayストアより無料でダウンロードできます。
QRコードを読み取った後、アプリ内に表示されるコードを空欄に入力します。
コードは一定時間経過すると別の数字に切り替わるので、切り替わる前に入力を済ませるようにしましょう。
加えて、「Send code」をクリックして、再度E-mailもしくは携帯電話にコードを送り、こちらも空欄箇所に入力します。
計2つのコードを入力し終えたら、下部のボタンをクリックしてBW.comの認証設定は完了です。
オーストラリア取引所BW.comで購入できるおすすめコイン3選
BW.comは計24種類ものコインを扱っていますが、その中から購入できるおすすめのコインを3つご紹介しますね。
QTAM(クアンタム)
クアンタムはシンガポールにて開発された仮想通貨です。
クアンタムの優れている点は、他の仮想通貨と比べて匿名性やプライバシーの保護が強い点です。
取引する上で、情報が流出してしまうとハッキングされる可能性が高くなりますので、セキュリティが高いのに越したことはありません。
DASH(ダッシュ)
ダッシュは、その名前が示しているように送金のスピードが非常に速い通貨です。
送金完了から口座に届くまでわずか数秒しか、かかりません。
他の仮想通貨の中には、送金に分かかるものもあり、それらと比べるとダッシュは非常に優秀です。
送金スピードが速いということもあり、決済手段として広く使われています。
ADA(カルダノ)
カルダノはスマートコントラクトと呼ばれるシステムを採用しています。
スマートコントラクトは、イーサリアムでも利用されているシステムで、「売買が決定された瞬間に契約を自動的に結ぶ」のが特徴です。
現実世界ですと、自動販売機にて利用されています。
匿名性が高いということもあり、今後日本のATM等での利用拡大が思索されているようです。
オーストラリア取引所BW.comのまとめ
BW.comは日本での知名度はまだまだ高くありませんが、取り扱う通貨数が24種類にも渡り、日本の国内取引所では購入できない通貨を購入することができます。
主要仮想通貨を以外に、今後投資対象を広げていこうと考えてている人にはうってつけの取引所です。
日本語対応がまだなされていない点がネックではありますが、Google翻訳等、翻訳サービスを使えば対応可能です。
BW.comを利用して、仮想通貨取引の幅を広げていきましょう。