
うずらチャートはBitMEXやbitfinex、binanceやcoinbaseなどの主要な取引所のビットコイン取引ボードが一覧表示されている仮想通貨のトレードツールです。
ブラウザでアクセスするだけで各取引所の情報を一覧表示させることができるので、情報を無料で利用することができるといったメリットなどがあります。
そこで、うずらチャートについて、どのようなメリットがあるのかや懸念点、ツイッター上の評判などについてご紹介してみたいと思います。
うずらチャートとは

出典:うずらチャート
うずらチャートは、BitMEX・bitfinex・binance・coinbase・bitflyerなどの主要な取引所のビットコイン取引板を一覧表示してみることができるツールで、各取引所の板と売買の勢いなどを見ることができるのです。
ボード画面をすぐ見ることができ、ブラウザでアクセスするだけで無料で活用することができますのでとても便利です。
ちなみにうずらチャートは比較的重いため、Wi-Fi環境のパソコンを利用することが推奨されます。
各取引所のボード情報は、通常ならそれぞれの取引所にアクセスしてから閲覧するという流れになっています。
しかし、うずらチャートはそうした取引上の取引板の情報を一覧的に表示してくれるため、わざわざそれぞれの取引所に個別にアクセスする必要がないというメリットがあります。
うずらチャートを利用するメリット

出典:うずらチャート
うすらチャートは主要取引所の取引ボードを一覧表示させる機能があるチャートツールです。
そこで、このうずらチャートを利用するメリットとは何かという点についてご紹介していきます。
主要取引所の取引を一覧表示できる
まず、うずらチャートを利用するメリットとして最初に挙げられるのが、BitMEX・bitfinex・binance・coinbase・bitflyerなどの主要な取引所のビットコイン取引版を一覧表示させて閲覧することができるという点です。
つまり、複数の取引所のボード情報を統合して、一つの仮想的な統合板として表示させることができるのです。
こうした統合板情報を用いると、複数のブラウザでそれぞれの取引所のボード情報を短時間にチェックしようと気を回す必要がないため動作に関する負担も軽くなるだけでなく、スキャルピングトレードのパフォーマンスの向上性も期待できるといえます。
ローソク足チャート機能を活用できる
うずらチャートを利用するメリットの2点目として挙げられるのが、ローソク足チャート機能を活用することができるという点です。
うずらチャートには、1分・5分・15分・1時間・ 4時間・1日・3日などの区切りでローソク足チャートを閲覧させる機能があります。
それぞれの取引所の指定のペアで、そうした区切りに応じたローソク足のデータを知ることができるのはとても便利です。
このような取引所にそれぞれアクセスしなければ得られないような情報を、うずらチャートにアクセスするだけで利用できるのです。
過去の板snapshot、差分を知れる
うずらチャートを利用するメリットの3点目として挙げられるのが、過去の板snapshot・差分について知ることができるという点です。
例えば、bitflyerは2019年3月13日00:00 から、bitmexもbitfinex も2019年3月13日00:00 からとなっており、これらの過去の情報を知ることができるというメリットがあります。
このように、うずらチャートは取引所ごとの板を並べて表示できるというメリットやローソク足機能を活用することができるということ、そして、過去の板snapshot、差分について知ることができるというメリットがあります。
主要取引所の取引ボード情報を一覧化できるので、BitMEXやbitfinexで売り壁が出現したとどうかといった情報もいち早く察知することができるのです。
大口トレーダーがビットコイン価格を上昇させたいのか、下げようとするのかといった仕掛けの初動も判断しやすくなるということも期待できるといわれています。
そして、これらの機能が無料で利用可能なのもうずらチャートを用いるメリットです。
うずらチャートを使用する際の注意点
うずらチャートを使用する際の注意点は何なのでしょうか?
過去の板とチャートの再生機能は現在非公開
この点についてまず挙げられるのが、過去の板とチャートの再生機能については現在非公開中とされている点です。
そのうち公開されるとなっていますが、現時点では過去の板とチャートの再生機能がまだ利用できない点が注意点と言えます。
ボードクリック注文発注も現在非公開
うずらチャートを使用する際の注意点の2番目に挙げられるのが、ボードクリック注文発注についても現在非公開中という点です。
ボードクリック注文発注についても、公開されるのを待つ必要があるので注意しましょう。
板クリック注文発注機能も現在非公開
うずらチャートを使用する際の注意点の3番目に挙げられるのが、板クリック注文発注機能も現在非公開中という点です。
板クリック注文発注機能も、いずれ公開されるまで待つ必要があります。
bitflyerとbitmexは全銘柄が、bitfinexとbitstamp、coinbaseとkrakenは不可となっているなど、各取引所ことに異なっています。
また、うずらチャートはDECOBOARDといなごフライヤーを合わせたような感じのつくりをしており、視覚的にも使いやすいといわれていますが、音で通知されないといった点がデメリットとして挙げられるといえます。
うずらチャートの使い方
うずらチャートの使い方についてはどのようになっているのでしょうか。
うずらチャートのサイトにアクセスすると、データを一覧表示で閲覧することができるようになっています。
しかし、うずらチャートの使い方については現在マニュアルが準備中になっており、具体的な使い方についてははっきりと示されていないという点が挙げられるでしょう。
うずらチャートのログインについては、Google IDを用いることが可能となっています。
うずらチャートの評判
うずらチャートの評判については、ツイッターで実際に使ってみての感想などが寄せられています。
例えば、うずらチャート使わせて頂いてから、コインベースやバイナンスのボードも同時に見られるようになってスキャの勝率が上がったといった声もあります。
https://t.co/ZxKJaxFxeG
うずらチャート使わせて頂いてからコインベースやバイナンスの板も同時に見られるようになってスキャの勝率が上がった— ゆっくり約定 (@misurinse) 2019年9月10日
前回の下落局面で、うずらチャート等によるマルチ板観察が優位に働くと思うといったコメントや、うずらチャートを他のチャートと合わせて初動のしゃがみに打診が打てたという意見もあります。
これは私も見てましたが、トリガー行動として凄い印象的でした。
前回の下落場面でもバイナンスの蓋が悪さをしてましたから、うずらチャート等によるマルチ板観察が優位に働くと思います。
デコチャート、こちらのリアルタイムチャート、うずらチャートを合わせて初動のしゃがみに打診が打てました。 https://t.co/oknOayONju— ファン太郎 (@FunfunGen) 2019年9月3日
ちなみにうずらチャートは結構重いのでPCでの利用を推奨といったコメントなどもうかがえます。
ちなみにうずらチャートは結構重いのでPCでの利用を推奨です
— teresa (@teresan256) 2019年9月2日
このチャートを利用した人は、使っているとメリットがあったという声もありますし、課題もあるものの全体的には一覧表示機能はやはり便利という声もあります。
取引などを行っていると、様々な取引所での取引情報を参考に資するという場面は多くあるといえます。
しかし、それぞれの取引所に個別にアクセスし、ブラウザーを複数開いて取引情報を閲覧して見比べるということを続けていくのはなかなか大変です。
それに対して、うずらチャートはこうした各主要取引所の取引版の情報を一覧的に見ることができますので、こうした手間がずっと減って負担も軽減できます。
これまで複数ブラウザを用いて情報をチェックしていた時間を他の活動に利用することができるようになり、さらに効率性が高くなって勝率にも結び付いたといったこともありますので、全体としてうずらチャートに対する評価は良いようだといえるでしょう。
うずらチャートのまとめ
うずらチャートはBitMEXやbitfinex、binanceやcoinbaseといった主要な取引所のビットコイン取引ボードを一覧的に表示させることができるトレードツールになります。
ブラウザでアクセスするだけで各取引所の情報を一覧表示させ、その情報も無料で利用することができるのでとても便利なツールです。
また、ローソク足機能を活用することができたり、過去の板snapshot、差分について決められた期間から知ることができるというメリットもあります。
しかし、まだいくつかの機能は非公開で、まだまだ十分な機能が用意されるためには時間が必要な点が注意点といえます。
しかし、ツイッター上の評判は数は少ないものの良いコメントが多いため、これから先の完成に期待が持てるチャートツールといえるでしょう。