
仮想通貨取引所のBitbank(ビットバンク)は、セキュリティランキングで国内1位を取っていることから、現時点(2018年11月1日)では、最も信頼できる国内取引所と言えるでしょう。
本記事では、まだビットバンクのことを知らないあなたに向けて、以下の5つを分かりやすく紹介します。
- ビットバンクの概要
- ビットバンクとは/特徴
- ビットバンクを利用する良い点
- ビットバンクを利用する問題点
- ビットバンクの今後
今後伸びていく可能性の高い仮想通貨取引所ですから、ぜひ最後まで読んで理解を深めましょう。
bitbank(ビットバンク)の概要
取引所名 | bitbank(ビットバンク) |
独自トークン有無 | - |
開場日 | 2017年9月 |
運営会社 | ビットバンク株式会社 |
CEO | 廣末紀之 |
取引所がある国 | 日本 |
公式サイト | bitbank |
手数料 | 無料 |
取り扱い銘柄数 | 6種類 |
公式ウォレット | - |
公式ブログ | bitbank.blog |
公式Twitter | @bitbank_inc |
公式Facebook | @bitbank_inc |
公式Instagram | - |
公式Reddit | - |
公式Keybase | Bitbank Co. Ltd. |
TelegramID | - |
ビットバンクのTwitterやFacebookは、他の仮想通貨取引所に比べたら登録者は少ないと言えるでしょう。(Zaifが6万人以上に対して、ビットバンクは2万人以上)
しかし、ハッキング事件が多い中でビットバンクはハッキングがされていません。
です、次にビットバンクの特徴について見ていきましょう。
bitbank(ビットバンク)とは/特徴
ビットバンクとは、2014年5月に設立されたビットバンク株式会社が、2017年9月金融庁に仮想通貨交換事業者として登録されている日本の仮想通貨取引所です。
そしてビットバンクの取引所は「bitbank.cc」と「bitbank Trade」の2種類あります。
「bitbank.cc」は現物取引専用の取引所であり、「bitbank Trade」は先物取引専用の取引所になります。
そして、「bitbank Trade」は、香港のOKCoinが運営元であり、ビットバンクは窓口的な役割となっています。
「bitbank.cc」で扱う仮想通貨は次の6種類です。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- イーサリアム(ETH)
- モナコイン(MONA)
- リップル(XRP)
そして、「bitbank Trade」で扱う仮想通貨はビットコインの1種類のみとなります。
bitbank(ビットバンク)を利用する良い点
ビットバンクの利用する良い点は、やはりセキュリティ性が高いことでしょう。
そして、ビットバンクのメリットを簡単にまとめると、次の6つがあります。
- セキュリティ信頼性が高い
- 高機能なテクニカルチャート
- 取引手数料無料キャンペーン
- 仮想通貨貸出サービス
- レバレッジ取引が可能な「bitbank Trade」
- 損失をコントロールできる
では、1つずつ見ていきましょう。
ビットバンクはセキュリティ性が国内1高い

出典:bitbank
ビットバンクは、他の取引所に比べてセキュリティ面での信頼性が高いといえる取引所になります。
理由は、ビットバンクは大手ICO評価サイトICOrating.comが調査したセキュリティランキング調査では、国内1位を誇っているからです。
>>>2018年セキュリティランキングが発表!ビットバンクは22/100位の結果に
また、ビットバンクは2017年のコインチェック流出事件の際にも、他社に先がけてセキュリティ運営体制について公開するなど、顧客に対して素早く真摯な対応を行っております。
そして、ビットバンクは会社運営資金と顧客資金をしっかり区別して管理しており、顧客資産についてはオフラインのコールドウォレットで管理しているため、仮にハッキングの被害を受けても低いリスクにおさまるような運営を行っています。
さらに、マルチシグや携帯SMS認証などの機能に対応するなど、セキュリティ認証を複数組み合わせることで強度なセキュリティシステムを構築することができ、ビットバンクはハッキングに対してしっかりとした耐性をもっていると言えるでしょう。
つまり、利用者としては安心感をもって取引所を利用することができます。
高機能なテクニカルチャート
ビットバンクでは、100種類以上のテクニカル分析やカスタマイズが容易に可能な「Trading View」を利用することが出来ます。
チャート内にトレンドラインやテキストを書き込むことが出来るため、一般的なトレード指標に加えて、独自の分析指標を組み合わせてチャートを分析することも可能です。
ですから、ビットバンクは初心者から上級者まで幅広く利用することができます。
取引手数料無料キャンペーン

出典:bitbank
ビットバンクでは、2019年1月4日まで取引手数料が無料になるキャンペーンをしています。
ですから、少しでも取引手数料を抑えたいトレーダーにとって、ビットバンクは使いやすい取引所と言えるでしょう。
仮想通貨貸出サービス

出典:bitbank
ビットバンクでは、2018年3月15日から仮想通貨を貸し出して利益を得ることが出来るサービスを提供しています。
具体的には、自分の保有する仮想通貨を1年間ビットバンクに貸し出し、1年経過後に手数料(3%~5%)と元本を返してもらうサービスになります。
もちろん、期間中、ビットバンクに貸し出した仮想通貨は取引が出来なくなってしまう制約はありますが、数年単位で長期的な価格上昇が期待できます。
つまり、仮想通貨を保有しているトレーダーにとっては、メリットのあるサービスといえます。
レバレッジ取引が可能な「bitbank Trade」
ビットバンクが提供する「bitbank Trade」では、ビットコイン限定で、最大レバレッジ20倍の先物取引が可能です。
一般的な先物取引では、取引を開始してから時間が経過すると、定期的に金利を支払う必要があります。
そして、長期間保有する場合には金利だけでもそれなりのコストになってしまいます。
しかし、「bitbank Trade」では、取引を開始してから時間が経過しても金利が不要となります。
つまり、レバレッジ取引を考えているトレーダーにとって、金利コストを考える必要がないため積極的に取引を行うことができますね。
損失をコントロールできる
ビットバンクのbitbank Tradeでは限月と呼ばれる機能により、損失をコントロールできるようになっています。
限月は、保有期限を予め設定し、期限がきたら自動的に決済する機能です。
期限の時点で価格が上昇していれば利益を確定させることになり、逆に期限の時点で価格が下落していれば損失を確定させることになります。
トレーダーにとって、損切りが一番頭を悩ませる判断になりますし、損切りする判断が遅れると非常に大きな損失を被ってしまうことがあります。
そのため、限月の自動的に決済してくれる機能は、含み損を塩漬けした状態にしないためにも有効な機能となります。
bitbank(ビットバンク)を利用する問題点
ビットバンクを利用する上でも、もちろん問題点があります。
では、ビットバンクを利用する場合の問題点を1つずつ見ていきましょう。
取引が成立しにくい
ビットバンクの登録者数はCoincheckやZaif、Bitflyerなどの、国内大手取引所と比較するとユーザが少ないため、取引板に並ぶ注文数も登録者数と比例して少ない傾向にあります。
このため、国内大手の取引所と比較した場合に、取引が成立しにくいというデメリットがあります。
しかし、セキュリティランキングで国内1位を取っていることからも徐々に登録者数も増えてくることでしょう。
簡単売買がない
ビットバンクには他の取引所にある「簡単売買の機能」がありません。
トレードに慣れている人にとっては、簡単売買の機能は必要ありませんが、トレード初心者にとって指値注文などの高度な取引をいきなり行うにはハードルが高いです。
日本円で売買できない仮想通貨がある
ビットバンクでは、イーサリアム(ETH)とライトコイン(LTC)は日本円で売買できません。
以上の仮想通貨を売買するためにはビットコインが必要となります。
つまり、イーサリアムやライトコインを頻繁に取引するトレーダーは、取引する為にビットコインを常時用意しておかなくてはなりません。
また、イーサリアムやライトコインは日本円に換金する場合にも、ビットコインを売って日本円にする必要があるため、売却手数料も発生してしまいます。
ですから、イーサリアムやライトコインを取引したい人は、別のザイフなどの取引所を利用した方が良いでしょう。
bitbank(ビットバンク)の今後について
ビットバンクの登録者数は国内大手に比べ少ない状況にあります。
しかし、セキュリティ信頼性や安定した運営体制など顧客目線に対応しているビットバンクの活動は、今後も注目を集めています。
そして、ビットバンクは今後、投資業界で重要になる要素に対して力を入れていることから、今後の発展が期待できる取引所と言えるでしょう。