ICO割れ

Ripple(リップル/XRP)のことを調べていると必ず出てくるSWIFTですね。

結論から言えば、SWIFTとRippleは同じ国際送金です。

しかし、両者の違いは、SWIFTは従来の国際送金サービスであり、Rippleは将来的に国際送金サービスの主要になる可能性が高いことの違いです。

本記事では、従来の国際送金サービスであるSWIFTにスポットを当て、次の4つを図解も含めて徹底的に紹介します。

  • SWIFTとは
  • SWIFTの仕組み
  • SWIFTの問題点
  • SWIFTの国際送金とRippleの国際送金との違い

将来的に主要になる可能性の高いRippleですから、リップルに関心がある人は本記事を最後まで読んでSWIFTについて理解を深めましょう。

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SWIFTとは

SWIFTとは、Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの略称であり、日本語訳は国際銀行間通信協会です。

>>>SWIFTの公式サイト(日本語訳あり)

SWIFTが誕生したきっかけは、大航海時代まで遡ります。

大航海時代である17世紀には船による貿易によって世界中が繋がりをもつようになりましたが、20世紀の半ばを過ぎても、異なる国の銀行から異なる国の銀行にお金を送金する「国際送金」の世界共通システムが作られておらず、世界中で国際送金に不便を感じていました。

そこで、国際送金をスムーズに行うための世界共通システムを作り、国際送金システムを統轄する中央銀行のような役割を果たす会社を作ろうとして、1973年に国際証券集中保管機関セデル(現在はクリアストリーム)とユーロクリアの主要株主が「SWIFT」という非上場の株式会社を設立しました。

SWIFTの基本的な業務は、金融機関同士の通信をクラウドサービスによって繋げて国際送金のサポートをすることです。

SWIFTの本部はベルギーに設置されており、1975年に利用ルールが制定されて1977年からサービスの提供が始まりました。

SWIFT設立当初は15ヶ国239銀行が会員株主でしたが、SWIFTの国際送金システムの利便性から年々会員株主が増加し、現在では世界206ヵ国・地域の金融機関約8,000を超えるインターネットを利用したネットワークが繋がっています。

SWIFTの国際送金の仕組み

参照:

SWIFTの国際送金の仕組みは、SWIFTが各国の代表となる大きな銀行に「送金指示」を行うことによって行われます。

SWIFTから送金指示を受ける大きな銀行を「コルレス銀行」といい、日本では「三菱UFJ銀行」がコルレス銀行となっています。

しかし、国際送金は船や飛行機で実際にお金を送金するわけではありません。

例えば、Aという日本人がアメリカのBという人に国際送金をしたい場合、Aは自分の取引銀行に国際送金を依頼します。

取引銀行はコルレス銀行に送金依頼をしてSWIFTに送金指示を出してもらいます。

そしてSWIFTから指示を受けたアメリカのコルレス銀行が保有している備蓄資金「ノストロ資金」をBの取引銀行に渡す事で国際送金が完了します。

SWIFTによる国際送金は簡単に表現すると、2か国のコルレス銀行と送金者・送金相手が利用する取引銀行による下記の写真のような、バケツリレーのようなシステムとなっています。

参照:

💡SWIFTバケツリレーの仕組み
送金者の取引銀行→送金者の国のコルレス銀行→SWIFTの送金指示→送金相手の国のコルレス銀行→送金相手の取引銀行

尚、送金相手のコルレス銀行ではSWIFTから送金指示をされたら、外貨から両替をする為替も行って取引銀行にお金を渡します。

つまり、ノストロ資金は莫大な金額だけでなく豊富な種類の通過ペアも用意しなければならないので大きな銀行しかコルレス銀行が務まりません。

SWIFTのデメリット(問題点)

先述した様に、SWIFTの国際送金は複数の銀行を経由するバケツリレーのようなものです。

しかし、複数の銀行が送金者と送金相手の間に入る事によってデメリット(問題点)が発生します。

さらに、取引銀行とコルレス銀行の間には、銀行間ネットワークの問題によって中継銀行が入る場合があるのですが、これによってデメリット(問題点)がより悪化します。

複数の銀行が間に入ること生じるSWIFTのデメリット(問題点)は、次の3つがあります。

  • SWIFTを使用すると高額な手数料が発生する
  • SWIFTの手数料が不透明である
  • SWIFTの送金から着金まで時間がかかる

では1つずつ、SWIFTのデメリット(問題点)を見ていきましょう。

SWIFTを使用すると高額な手数料が発生する

SWIFTを使用して国際送金を行う場合、経由途中に必ず銀行がいる為、経由する銀行が増えれば増えるほどに手数料が肥大化していき、数千円という高額な手数料が必要となります。

さらに高額な手数料がかかるだけでなく、着金するまでどれだけ手数料がかかるか分からない不透明さがあります。

SWIFTの手数料が不透明である

SWIFTの手数料が不透明であることによって、SWIFTのデメリット(問題点)はさらに拡大します。

理由は、手数料が送金先負担であれば必要とした手数料だけ払えば良いですが、送金元負担の場合は手数料が総額でどのくらいになるか正確な金額がわからない為に、手数料負担が割高になる可能性があるからです。

つまり、SWIFTを利用して国際送金を行う場合は、高額が手数料が発生することを理解しておかなければなりません。

SWIFTの送金から着金まで時間がかかる

SWIFTのデメリットの3つ目は、送金から着金まで時間がかかることです。

経由する銀行が増えれば増えるほど、手続きに時間がかかる為、着金まで4~5日かかる事もあります。

ですから、SWIFTを利用して国際送金を行う場合は、着金まで時間がかかることを考慮した上で、国際送金を行わなければなりませんね。

SWIFT内の決済システムが違うことでの送金ミスが発生する

SWIFT内には、決済システムが違う銀行があります。

決済システムがSWIFT内にある理由は、SWIFTが無理矢理一つの世界共通国際送金システムにあてはめた事によってもデメリットが発生します。

決済システムが違う銀行同士が複数関与して国際送金の手続きを行うので(しかも完璧とは言い難い人の手による手続きで行われます)、送金ミスが発生する事が少なくありません。

送金ミスが発生すると、送金の足取りを一から追跡する為に、着金までに数日必要となるのです。

SWIFTのセキュリティに問題がある

複数の銀行を経由する事や、決済システムが違う銀行間をSWIFTが無理矢理繋げた事は「セキュリティの脆弱性」というデメリットももたらしています。

そして、SWIFTを使用したハッキングによる不正送金などの事件が世界中で発生している問題点もあります。

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2016年2月4日木曜日の営業時間外に、バングラデシュ中央銀行のシステムにハッカーがマルウェアを利用して侵入した。そのハッカーは乗っ取ったアカウントを利用し、SWIFTを通じてニューヨーク連邦中央銀行宛に偽の送金指示を行い、フィリピンの銀行口座などへの不正送金に成功した。そこからカジノ等にお金が流れ、行方が分からなくなっている。

この事件は以下の点で特徴的だった。

1. 被害額が約8,100万ドルと史上最大級(送金の試みは10億ドル弱)
2. 最終的な標的は中央銀行(一般の銀行ではない)
3. 銀行のバックオフィス業務に精通した、精巧なマルウェアを使用
4. 詐欺の舞台が複数の国に跨っていた

事件は執筆時点では未解決であり、犯行の手口の詳細は分かっていないが、SWIFT利用者のネットワーク全体から見て、セキュリティの脆弱な「外縁部」が突破口として狙われた形であると言える。

引用:NRIグループ「バングラデシュ中央銀行での不正送金事件の余波

しかし、SWIFTを使用したハッキングが発生した事により、SWIFTは有力な情報セキュリティ企業と契約を結んで技術面での対策強化を図っています。

SWIFTの国際送金とRipple(リップル/XRP)の国際送金との違い

先述したSWIFTのデメリット(問題点)で取り上げた様に、SWIFTの国際送金は送金者と送金相手の間に複数の銀行が関与します。

しかし、ブロックチェーン技術を使用したRipple(リップル/XRP)の国際送金は、送金者と送金相手をRippleが直接繋げる為、個人間での国際送金が可能になっています。

Rippleの国際送金を使用することにより、SWIFTによる国際送金のデメリットの全てが解消されています。

SWIFTの国際送金とRippleの国際送金との違いは、具体的に次の3つです。

  • SWIFTよりもRippleの方が手数料安い
  • SWIFTの着金が数日に対してRipple着金時間はわずか4秒
  • セキュリティ面がSWIFTよりもRippleの方が安全

では、SWIFTの国際送金とRippleの国際送金との違いについて見ていきましょう。

SWIFTよりもRippleの方が手数料が格安

SWIFTは銀行間を経由する必要がありますが、Rippleはブロックチェーン技術によって特定の金融機関を介す必要がない為、SWIFTの手数料よりもRippleの手数料は格安で済みます。

また、SWIFTの問題点であった手数料の不透明さも、Rippleを使用して国際送金を行うと必要な手数料がすぐに分かる為、手数料の不透明感も解消できます。

SWIFTの着金が数日に対してRipple着金時間はわずか4秒

次に、SWIFTの着金が数日に対してRipple着金時間はわずか4秒です。

Rippleの国際送金は、SWIFTのように送金者と送金相手の間に複数の銀行が関与する事がない為、手続きが必要最低限になり最短即日での着金も可能となります。

セキュリティ面がSWIFTよりもRippleの方が安全

SWIFTが国際送金を行う為には数日かかるのに対し、Rippleの国際送金はわずか4秒で送金が可能の為、送金ミスの発生を防ぐ事にも役立っています。

つまり、セキュリティの安全性でもSWIFTを上回っていることになります。

Rippleのブロックチェーンは取引履歴をあらゆるユーザーのコンピューターで分散管理する仕組みになっており、取引履歴は誰でも確認できますが、「ハッシュ関数」によって暗号化されているのでハッキングによるデータ改竄(かいざん)が不可能になっています。

以上の様に、取引履歴を時系列で確認できる上に、その取引履歴の改竄ができない為に、SWIFTで発生していたハッキングによる不正送金を防ぐ事がRippleの国際送金では可能となっています。

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