仮想通貨の代表的存在と言えばビットコイン(BTC)ですが

  • 仮想通貨を保有している人
  • 持ってはいないけど知っている人
  • 仮想通貨はあまり知らない人

そのどの人たちでも「ビットコイン」という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、ビットコインの仕組みとなると知らない人が少なくありません。

一時期はテレビCMでもビットコインという単語が使われていたため

「名前は知っているけど仕組みは知らない」

このような人も大勢いるかと思います。

そこで今回は、ビットコインの仕組みについてわかりやすく解説していきます。

仕組みを知れば、投資対象としての見方も変わってきますので、一時的なブームなどに踊らされるのではなく、今後が期待される投資対象として理解を深めておきましょう。

ビットコインの仕組みをわかりやすく解説

ビットコイン仕組み

今現在では仮想通貨界では代表格、当たり前な存在となっているビットコインですが、その仕組みを知るにはどんな経緯で生まれたのか、どんなことを意図として作られたのかを知っておく必要があります。

ビットコインが誕生した背景や、歴史を振り返りながら仕組みについて理解を深めていきましょう。

ビットコイン誕生の歴史

そもそもビットコインはなぜ生まれたのか。

仕組みを理解する上でも重要になってくるビットコイン誕生の背景についてまずは知っていきましょう。

ビットコインが誕生するきっかけとなったのは2008年10月31日にインターネット上に公開された論文でした。

Satoshi Nakamoto(サトシナカモト)という人物(あるいはチーム名)が論文の作成者でその正体は今現在も不明なままです。

しかし、論文発表から約2ヶ月後の2009年1月3日にブロックチェーン(後に説明)の最初のブロックが誕生し、ブロックチェーンの始まりとなりました。

1月9日にはビットコインのバージョン0.1がリリースされ、Satoshi Nakamotoがテストしていたビットコインネットワークに誰でも参加することが可能に。

そして1月12日にSatoshi Nakamotoからソフトウェア開発者のHal Finneyへ、ビットコインの送信が世界で初めて行われ、現在のビットコインのやり取りの原型が実現しました。

2009年の10月に初めてビットコインに価格が付き、この時のビットコインの価格は1ドル1,309.03BTC、日本円にすると1BTC約0.07円。

この価格はビットコインの採掘(マイニング)に必要な電気料金から計算して付いた価格です。

2008年の論文発表からおよそ1年でビットコインに価格がついたり、送金が可能になったりと現在のビットコインの原型となるものが完成しました。

また、同じく2009年10月には、New Liberty Standardが5,050BTCを5.02ドルで購入し、こ初めてのビットコインと法定通貨での交換となり、2010年5月には間接的ではありますが、約25ドルのピザ2枚と10,000BTCの交換が行われ、モノとの交換にも使用されました。

こうして現在の法定通貨との交換や、決済手段としてのビットコインの土台が出来上がっていきました。

ビットコインの仕組み

ビットコインの誕生はサトシナカモトの論文からスタートしましたが、現在でも技術開発が進んでいるビットコインはどのような技術で作られているのでしょうか。

これについては知らない人も多くいるかと思います。

ビットコインの大きな特徴として「非中央集権」というものがあります。

日本円などの法定通貨と比較されることが多いですが、日本円の場合は日本銀行が通貨を発行しています。

お札にも記載がありますが日本円の正式名称は「日本銀行券」です。

つまり、日本円は日本銀行の管理下にあるという状態で、どれくらいの枚数を発行するかも日本銀行の管理下にあります。

一方でビットコインは発行枚数は将来的に2100万枚と最初から決められていますが、日本銀行のような管理者はいません。

最初から2100万枚全てを解放するのではなく、時間をかけて発行枚数が増えていくというシステム。

この点で法定通貨とビットコインは大きな違いがあります。

また、ビットコインはネットワーク上にのみ存在するデータのことで実態はありません。

このことから「仮想通貨」と呼ばれています。

仮想通貨の他に暗号通貨という呼び名もありますが同じことです。

ビットコインは管理者がおらず非中央集権型で、ネットワーク上にのみ存在するデータというところまではお分りいただけたでしょうか。

ビットコインの目的・思想

ビットコインは非中央集権という仕組みをとっていますが、そこにはどんな目的や思想があったのでしょうか。

2008年10月31日にサトシナカモトによって提唱されたビットコインですが、電子取引に置いて二重使用やデータ改ざんのリスクの予防、金融機関などを通さない直接のオンライン取引を実現させる仕組みが目的となっています。

論文発表から10年が経過した現在でもこの思想は生きており、金融機関を通さずにデータの改ざんを予防した個人間の取引が実現しています。

ビットコイン取引の安全性

どのように金融機関や第三者の目を通さずに、セキュリティーの高い個人間取引が実現しているのでしょうか。

これは後述しますが、ブロックチェーンという仕組みによって成り立っており、送金をしたとしても正しい送金かどうかをチェックする仕組みが取り入れられています。

ブロックチェーンでは、個人間でのビットコイン取引データを「トランザクション」と呼び、各トランザクションをまとめて一つのブロック(データの塊)を構成しています。

そして、このブロックには

  • いつ
  • 誰が(どのアドレスから)
  • ビットコインの送信量

などの取引に重要な情報が書き込まれて、その取引情報を第三者がチェックして承認。

このマイニングという作業によって、ビットコインの安全性を保っています。

ビットコインの仕組みの一つであるマイニングとは

ビットコインの仕組み

ブロックチェーン上での送金が正しいかどうかをチェックし、送金を承認する作業をマイニングと言います。

マイニングは採掘という意味になりますが、ビットコインや仮想通貨においては「取引データを承認する作業」のことです。

ビットコインのマイニングは元々は家にあるようなパソコンでもできるようなものでした。

しかし、現在では特殊なコンピューターを使用しないとマイニングができないようになっています。

それは、マイニングに成功すると無料でビットコインがもらえるということが原因で、この無料でもらえる報酬を巡ってマイニング競争がおきたためです。

ご存知の人も多いかと思いますが、ビットコインは徐々に価格を上げてきた仮想通貨。

無料でこのビットコインがもらえるとなれば、報酬目当てでマイニングを行う人たちも出てきたほどです。

現在ではそれを事業として取り組んでいるマイニング業者も数多く存在します。

それだけブロックチェーンの承認作用であるマイニングに多くの人や業者が参入しているため、安全な取引を行うことができるようになっています。

マイニングには

  • ソロマイニング
  • プールマイニング
  • クラウドマイニング

以上の3種類があります。

ビットコインやブロックチェーンとマイニングは切り離せない関係性がありますが、ビットコインなどの仮想通貨に触れていくと必ず出てくるマイニングという言葉。

中には「マイニング投資しませんか?」という言葉を投げかけてくる人もいるくらいです。

ソロマイニングは、個人でのマイニングを指す言葉ですが、これを実行している人はほとんどいないでしょう。

プールマイニングは複数のパソコンを使い大人数で協力して行うマイニングです。

クラウドマイニングはマイニングを行う事業者に投資をして、その見返りとして報酬をもらうというもの。

ビットコインの仕組みからは少しずれてしまった内容ですが、ビットコインに興味を持った人であれば、マイニングやマイニング投資の話をどこからか聞く機会があると思いますので、マイニングにも種類があることは知っておきましょう。

ビットコインを支えるブロックチェーンの仕組みとは

ブロックチェーン

データ改ざん防止や、金融機関や第三者の機関を通さずに個人間での直接取引を実現させている根元にはブロックチェーンという技術があるからです。

ビットコインや仮想通貨を語る上ではブロックチェーンという技術は切っても切れない関係にありますので、ブロックチェーンの仕組みについても見ていきましょう。

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンという言葉は仮想通貨やビットコインの話題に触れたことがある人であれば耳にしたことがあるかと思います。

ブロックチェーンを一言で表すと「台帳」です。

台帳といえば取引を記録しておく帳簿のことですが、ブロックチェーンも取引の履歴が記録されている台帳になります。

普通の台帳と大きく違うところは、2009年1月3日に誕生してからこれまでの全ての取引の履歴が記録として残っているということです。

さらに、前述した通り改ざんができないセキュリティーの高いデータのやりとりが実現しているので、ビットコインが誰から誰に何BTC移動したかが全てこのブロックチェーン上に記録として残っているということになります。

ブロックチェーンは文字の通り、ブロックがチェーン状に繋がっている状態。

ブロックは一定期間内の取引データの塊を指します。

1つのブロックのデータ量が最大になると次のブロックに移っていき、この流れが続いていくことになり、その流れをブロックチェーンを呼んでいます。

データがずっと繋がっているため、どこか途中のデータを改ざんすることや介入することはぜきません。

管理者がいないため、みんなで使う台帳がブロックチェーンということになります。

この管理は、ブロックチェーンに参加している参加者全員で見張っていることになるため、仮に不正をしようとしても、不正自体が見張られており、データの書き換えなどが行えません。

管理者がいない分、参加者全員で安全を守っているため、セキュリティーの高い取引の実現が可能となっています。

前述した通り、安全を守るために取引の承認を行っている人(マイナー)には報酬が入る仕組みになっており、ずさんな管理という心配もありません。

むしろ、誰がいつ、どのアドレスにいくら送金したたがネット上で公開されているため、それを偽造するということは不可能に等しいこと。

このためブロックチェーン上でクリーンで公平な取引が実現します。

ブロックチェーンはどうやって使うのか

ブロックのチェーンや、みんなで使う台帳、セキュリティーが高いなどと聞くと、使いにくいという印象を持つ人もいるかもしれません。

しかし、銀行口座の開設に比べると手続きが少ないものが多く、取り入れるのは簡単で誰でも使用可能です。

インターネットが使える環境があれば大丈夫です。

ブロックチェーンを使用するにはウォレットと呼ばれるビットコインなどを入金する口座のようなものを作成します。

また、ウォレット一つ一つには秘密鍵という複雑な文字列のパスワードがあり、そのパスワードを知らない限りアクセスはできません。

ウォレットを作成した場合は、パスワードを忘れないようにすることと、誰かに知られないようにしっかり管理しておきましょう。

(実際にパスワードを忘れてビットコインが取り出せなくなったという実例は少なくありません)

ブロックチェーンの仕組みの今後

ブロックチェーンの技術は今後もビットコインだけではなく、様々な契約などにも応用されていくと言われているので、日常生活の中でもブロックチェーンという言葉が普及してくると思われます。

そんな時は、不正のできないセキュリティーの高いやりとりができるシステムだと思い出していただけたら幸いです。

具体的にどのようなものに応用されていくか下記のようなものが挙げられます。

決済 店舗と個人はもちろん、個人間での金額のやりとりが可能。
証明や記録 何月何日に何があった、何を行ったという記録を永久的に残すことが可能。
契約 秘密鍵を使って署名された契約が永久に残せるため、ビジネスや役所での手続きなどが可能。

この他にも、管理者のいないためコストを抑えることができ、銀行での窓口業務や振込手数料にかかるコストを抑えられるという期待もあがっています。

今後はどのような分野でビットコインやブロックチェーンの仕組みが活用されていくのか、生活の変化を楽しみにしながら注目していきましょう。

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