ビットレ君とは?特徴や使い方、チャートの設定方法まで詳しく解説

日本国内の仮想通貨取引所であるGMOコイン。

東証一部上場企業のグループ会社とあって、信用度が重要になってくる取引所の中でも信頼度の高い取引所の一つです。

GMOコインからリリースされている仮想通貨FX専用の公式アプリ「ビットレ君」。

取引所のアプリ自体は珍しいものではありませんが、今回はGMOコインの公式アプリビットレ君について、特徴や使い方を中心にお届けしていきます。

今後の仮想通貨取引を行う上での参考にしていただけたら幸いです。

ビットレ君の特徴とは

出典:GMOコイン

GMOコイン専用公式アプリのビットレ君ですが、チャートが見やすさことや使いやすさが支持されているFX取引アプリです。

見やすさや使いやすさが人気のビットレ君ですが、アプリの特徴について見ていきましょう。

取り扱いは5銘柄

ビットレ君では、ビットコインを含む計5種類の通貨に対応しています。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • リップル(XRP)

仮想通貨FXではビットコインだけを扱っているところもありますが、GMOコインではアルトコインのFXにも対応しています。

1タップでできるスピード注文

仮想通貨に限ったことではありませんが、相場は常に変動しています。

特に仮想通貨市場は、まだ成熟していないため価格の変動が大きいことが特徴です。

注文のタイミングが鍵を握りますが、ビットレ君は1タップで注文が確定できるスピード注文が可能

新規の注文や決済の注文も1タップでできるため、ここぞというタイミングですぐに決済することができます。

豊富なテクニカル指標

ビットレ君のチャート画面では全9種類のテクニカル指標が利用可能です。

  • 単純移動平均線
  • 指数平滑移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • 一目均衡表
  • 平均足
  • MACD
  • RSI
  • DMI/ADX
  • RCI

豊富な指標から、あなた好みの指標を表示させることができ、取引をサポートしてくれます。

ビットレ君の口座開設方法

出典:GMOコイン

ビットレ君を使うには、GMOコインの口座開設が必要です。

口座開設後に、ビットレ君をダウンロードし、ログインをして使用する形となります。

まずはGMO公式サイトから口座開設の申請を行っていきましょう。

公式サイト画面右上に「口座開設」という部分がありますので、そこから口座開設を行います。

メールアドレスを入力し、その後は届いたメールの案内や、メールに添付されているURLをクリックし、開いた画面の説明に沿って個人情報を入力していきます。

口座開設が完了したら、ビットレ君をダウンロードします。

アプリをインストールして起動すると次の画像のようになります。

画面中央の「ログイン画面へ」という部分をタップし、口座開設時に設定したIDとパスワードでログインを行います。

これで口座開設からアプリのインストール、起動までが完了です。

ビットレ君の使い方

アプリの起動ができたら使い方についても見ていきましょう。

ログインをするとトレードの画面になっています。

画面の下のメニューから

  • ホーム
  • トレード
  • スピード注文
  • チャート
  • 銘柄

以上の画面に切り替えることができます。

この中から使いたい機能を選択していきましょう。

ホーム画面

ホーム画面では口座残高などの現在の状況を見ることができます。

最新情報のお知らせの確認や、即時入金を行う場合、各種設定はここから行っていきます。

トレード画面

トレードの画面では建玉(ポジション)についての情報を見ることができます。

  • 建玉サマリー
  • 建玉一覧
  • 注文一覧
  • 約定履歴

現在の建玉の状態や、過去の履歴などを参照したい場合はこちらで確認します。

また、画面上部の

  • BID(売)
  • ASK(買)

この部分をタップすると売買の画面に切り替わります。

  • 成行
  • 通常
  • OCO
  • IFD
  • IFDOCO

各注文方式を選択できます。

成行は値段を指定しない注文方法です。

主にすぐに注文を成立させたい場合に使用します。

しかし、仮想通貨市場は急な価格変動が起こりやすいため予想外のレートでの注文が入ってしまう可能性も十分に考えられます。

スピード重視で注文するときや、大きな価格変動中に損切りをする場合に使用します。

画面中央にあるスリッページとは、注文した価格と実際に約定された価格差のことを指します。

通常は売買したい金額をあらかじめ入力して注文し、設定金額になると自動で売買される取引方法です。

執行条件という部分で

  • 指値
  • 逆指値

このどちらかを設定することができます。

逆指値は基本的には損切りをする際に使用します。

指定した価格よりも「BTC/JPY」の価格が高くなったら買い、安くなったら売るという注文方法です。

OCOはOne Cancels the Other orderの略で、一度の注文で二つの指し値や逆指し値が可能で複数注文とも呼ばれます。

ポジションを持っている際に使用し、片方が約定したらもう一方は自動的にキャンセルされるという取引方法です。

画面中央に表示されている

  • 指値レート
  • 逆指値レート

この部分で金額を指定することができます。

IFDとはIf doneの略で新規注文の場合にのみ選択が可能です。

「1BTCが60万円になったら新規で購入し、そのあと1BTC62万円になったら決済して売りたい」というような場合に、新規注文と決済注文を同時に発注するという注文方法になります。

画面中央の執行条件で指値か逆指値を選択し、注文レートを設定して使用します。

IFDOCOは前述しましたIFDとOCOを組み合わせた注文方法です。

指値注文と一緒に利確と損切りの両方を注文したい場合に使用します。

取引は利確ポイントと損切りポイントを指定してから注文することが一般的ですので、この注文方法がよく使われます。

一度指定しておくことで自動売買してくれるので、リスクを限定した注文が可能です。

スピード注文画面

スピード注文は、1タップで即時注文が可能な注文方法です。

画面中央やや下にある取引数量に取引したいBTCの量を入力し、BID(売)もしくはASK(買)のどちらかをタップすると注文することができます。

すぐに取引を行いたい場合には重宝しますが、間違えてタップしても注文されてしまいますので、誤操作には注意しましょう。

チャート画面

チャート画面では価格の推移を見ることができます。

ビットレ君ユーザーから、見やすいとの評判を獲得しているチャート画面。

見やすいというだけでなく、チャート機能がしっかりしている点も支持されている大きな特徴になります。

画面をスライドしたり、二本指で拡大・縮小することも可能なため、範囲指定がしやすく操作も簡単です。

時間軸の設定は

  • Tick(リアルタイム)
  • 1分
  • 5分
  • 10分
  • 15分
  • 30分
  • 1時間
  • 4時間
  • 8時間
  • 日足
  • 週足
  • 月足

以上12種類から設定することが可能です。

銘柄画面

画面下部の銘柄をタップすると取り扱っている銘柄が一覧で表示されます。

  • BTC
  • ETH
  • BCH
  • LTC
  • XRP

それぞれのBIDとASKの価格が一覧となっています。

各通貨のペアをタップすると、その通貨のチャート画面に切り替わります。

見たい通貨のチャートはこちらで変更することができます。

ビットレ君のチャート設定方法

見やすさに定評があるビットレ君のチャート画面ですが、設定方法を知らないと、情報を有効活用することができません。

ここではビットレ君のチャート画面の設定方法についてお伝えしていきます。

ビットレ君のチャート画面を開くと、画面上部に「Tick」「5分」「日」「週」「月」と並んでいます。

ここで足の時間軸を設定でき、「5分(または〇〇分)」の部分をタップすると、さらに画面表示され

  • 1分
  • 5分
  • 10分
  • 15分
  • 30分
  • 1時間
  • 4時間
  • 8時間

この中から時間の足を設定することができます。

見たい足によって切り替えていきましょう。

時間以外の設定に関しては、画面右上の左を向いた三角の部分をタップします。

すると歯車マークが出てきますのでタップします。

「チャート設定」という画面に切り替わり

  • チャートエリア
  • テクニカルエリア

それぞれの設定を行うことができます。

各項目の表示・非表示を設定できるほか、「単純移動平均線」などの項目をタップすると詳細の設定を行うことが可能です。

試しに、ボリンジャーバンドを表示させてみます。

ボリンジャーバンドの表示にチェックを入れて画面右下の「設定」をタップします。

すると自動的にチャート画面に切り替わり、ボリンジャーバンドが表示されました。

このようにして、歯車マークの設定画面から表示したい項目の表示・非表示を設定していきます。

とても簡単な操作ですので、気軽に見やすい設定を作り上げていくことが可能です。

ビットレ君の手数料は

仮想通貨の取引で気になることの一つに手数料があります。

ビットレ君を使用した際の手数料はGMOコインの手数料が適用されます。

各種手数料に関しては次の通りになります。

出典:GMOコイン

基本的には手数料は無料ですが、ビットレ君が関与する仮想通貨FXはレバレッジ取引を行う際に建玉ごとに一日あたり0.04%の手数料がかかります

注文手数料やロスカット手数料が無料という点は、トレーダーにとっては嬉しい設定となっています。

ビットレ君のレバレッジ設定確認方法

ビットレ君では、レバレッジの倍率を確認することができます。

GMOコインでは

  • BTCが5倍・10倍
  • アルトコインは5倍

以上のレバレッジとなっています。

ビットレ君でレバレッジを確認するにはホーム画面から行います。

下部に並んでいるメニューからホームをタップ。

表示されたホームメニューの中から、計算機のマークをした「余力確認」をタップします。

すると、項目の中に

  • レバレッジ(ビットコイン)
  • レバレッジ(アルトコイン)

という表示があり、その隣に倍率が記載されており、ここでレバレッジの倍率を確認することができます。

初期設定ではビットコイン、アルトコイン共に5倍のレバレッジとなっています。

ビットレ君に関するまとめ

今回はGMOコインが提供している仮想通貨FX専用の公式アプリ「ビットレ君」についてご紹介をしてきました。

ビットレ君は使いやすさや見やすさが好評のアプリですが、実際に操作をしてみると使いやすさを実感できます。

チャート画面では、各種設定を簡単にできますし、詳細の設定もできるため、初心者・ベテラン問わず使いやすいアプリです。

チャートは設定が難しくて手が出せないという人は、ビットレ君のアプリからチャート設定を始めてみるのもおすすめです。

仮想通貨取引所はかつて起きたCoinCheckの不正送金事件から、信頼度が重要になっています。

その点でGMOコインは、東証一部上場企業のグループ企業とあって信頼度は高いです。

信頼度の高い取引所がリリースしているアプリであれば、信頼度も高いため安心して使うことができます。

各取引所で様々なアプリがリリースされていますが、使いやすさと見やすさが好評のビットレ君で取引所アプリの操作やチャートの見方に慣れ、仮想通貨取引を楽しく充実したものにしていきましょう。

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