
ビットコインにおけるSatoshiの意味とは
- 英語表記:Satoshi
- 類義語:サトシ・ナカモト
Satoshiとは、数多くある仮想通貨の種類の一つであるビットコインの最小単位のことです。
Satoshiの名前の由来はビットコインの考案者【サトシ・ナカモト】に由来します。
そして、ビットコインの基本的な単位は二つで、BTCとSatoshiになります。
Satoshiの価値/単位は
1BTC=100,000,000Satoshiとなります。
つまり1Satoshiは1BTCの1億分の1です。
仮に1BTCが日本円で100万円であれば、1Satoshiは0.01円になります。
1億分の1の単位では使い所のないように思われるSatoshiですが、ビットコインでは重要な役割を果たしています。
ビットコインとSatoshiの関係性
ビットコインでは少額決済が可能になっています。
市場での取引も0.0001BTCから可能です。
ただし546Satoshi以下の取引は【dust(ゴミ)】と呼ばれ、ビットコインのシステム上承認されません。
そんなビットコインですが、市場に登場してから現在まで激しい値動きを見せています。
値動きが激しければ、少額決裁が可能なビットコインでは小数点以下の数字表記が取引で頻出してしまい、非常にわかりにくいです。
それをSatoshiで換算することで、整数表記にすることが可能になります。
Satoshi以外の単位も登場!!
しかし現在、BTCとSatoshiだけでは桁幅が広すぎるので、現在は補助単位の1mBTC(0.001BTC)や1μBTC(0.000001BTC)も使用されています。
補助単位の出現によりSatoshiの利用頻度は減ってしまいそうに思われますが、Satoshiはビットコインプロトコル内でも使用されています。
ビットコインでの送金などの取引データの計算の単位はSatoshiで行われているのです。
Satoshiとアルトコインの関係
アルトコインをビットコインのレートで表示する単位としても、Satoshiが使われています。
Satoshiは少額通貨の取引単位だけでなく、他の仮想通貨の取引、ビットコインのシステムの根幹でも使用されている重要な単位です。
BTCという単位だけでなく、Satoshiにもなじみを持っておくと良いでしょう。