
仮想通貨の世界では、基軸通貨として世界中で取引されているビットコイン(BTC)。
認知度・取引量ともに世界一で、仮想通貨といえばビットコインという人も少なくありません。
ビットコインを保有していることが、ある種のステータスと考えている人もいるほどです。
しかし、ビットコインはデジタルなものですので、実態はありません。
ビットコインの画像などがありますが、あくまでイメージとして存在しています。
そんな実態のないビットコインですが、画像などでよく見かけるビットコインをメダルとして実物化し、販売をしているところも。
今回はビットコインのメダルに焦点を当て、実際にどのような形で存在しているのか、販売しているところはどこなのかについてお届けします。
記念品やプレゼントなどへの活用に参考にしていただければ幸いです。
ビットコインのメダルとは
上記の画像のように、ビットコインが画像として存在していることは、Webメディアや雑誌などで見かけるという人も多いでしょう。
しかし、ビットコインはデジタルですので実態がありません。
仮想通貨やビットコイン投資に関わったことがある人は大丈夫かと思いますが
「ビットコインがよくわからない」
という人は、”コイン”と呼ばれていることから貨幣のように実際にコインがあるのか勘違いする人もいるはずです。
ビットコインはデータですので、実物のコインで存在することはありません。
しかし、デジタルのものを人に説明をしたり、情報として届けるには可視化しないとイメージが湧きにくいです。
「ビットコインはどういうものですか?」
と聞かれて、図で示すときは画像のようなコイン、メダルのような図を描くはずです。
この画像や図で示すようなビットコインが、実物のコイン・メダルとして販売され世の中に流通しています。
もちろん、仮想通貨のビットコインとは価格面で関連はありませんが、様々な用途でビットコインのメダルが世に出回っています。
筆者もビットコインメダルをもらったことがありますが、セミナーに参加した際にもらったものです。
ビンゴ大会などの、娯楽の商品としても見たことがあります。
ここからは、ビットコインメダルがどのような用途で存在しているのかを見ていきましょう。
記念品として
筆者がビットコインのメダルをもらったのは、仮想通貨に関するセミナーに参加した際の記念品でした。
ビットコインのメダルは、セミナーや仮想通貨にまつわるイベントに参加すると、参加記念・入場記念としてもらえることも。
実際のビットコインとしての価値はありませんが、思い出の品としての価値はあります。
記念品のビットコインメダルを集めることによって、自分のセミナーやイベントに出た数を振り返ったり、勉強をした証として持っておくのも良いでしょう。
メダル目当てにイベントやセミナーに行く人はほぼいないと思いますが、参加の記念品としてビットコインメダルが使われています。
コレクションとして
世の中にはコレクターと呼ばれる、コレクションを好む人たちもいます。
世の中に存在しているということは、収集が可能ですので、様々なビットコインメダルを集めている人も。
このメダルに限ったことではありませんが、コレクション可能な品としてコアなファンには嬉しいメダルかもしれません。
レプリカとはいえ、精巧に作られているものもありますので、コレクターの心を揺さぶるものもあることでしょう。
ビットコインだけに限らず、他のアルトコインのメダルも多くありますので、揃えてみたいという人もいるかもしれませんね。
ジョークグッズとして
仮想通貨が話題になったこともあり、パーティーの景品などに使われることがあります。
あくまでジョークグッズとしてですので、それほど高くないものを使います。
セミナーの参加記念もジョークグッズとして使われているものもありました。
ビットコインの価格上昇にあやかって、これを持っておくと良いことがあるという意味合いで使われることもあるでしょう。
1位の景品が本物のビットコインで、下位の景品がビットコインメダルというラインナップも面白いかもしれませんね。
開運グッズとして
ビットコインは価格の上下が話題になります。
「ビットコイン長者」という言葉があったように、ビットコインで大きく資産を増やした人も。
そんな資産を増やしたという結果から、開運グッズ、金運アップのグッズとしてビットコインメダルが販売されています。

出典:楽天
仮想通貨で大きな資産を得たい、金運をアップしたいという人は開運グッズの一つとしてチェックしてみても良いでしょう。
その際は、誰が作っているのか、実績のある人や企業が作っているのかを確認しておくと良いです。
ビットコインのメダルを販売している場所
ここまで、ビットコインメダルの存在や活用方法をお届けしてきました。
記念品でもジョークグッズでも開運グッズでも、存在していたり、もらえるということは販売者がいるということです。
販売者がいるということは製造者もいます。
ビットコインメダルは一体どこで販売しているのか、購入できる場所について見ていきましょう。
購入を検討する際の参考にしてみてください。
オンラインショップ
ビットコインのメダルはAmazonや楽天など大手のオンライショップで購入することが可能です。
販売者も少なくはないので、お気に入りのメダルが見つかるかもしれません。

出典:Amazon
Amazonではビットコインのメダルが数多く販売されており、単品のものもあればセットで売られているのもあります。
個人でコレクションとして購入する場合は、単品が良いかもしれませんが、セット売りが人気のようです。
イベントや景品で扱われているということでしょうか。
「残り5点 ご注文はお早めに」となっている商品もありますので、様々な用途で購入されていることがわかります。
また、大手オンラインショップの楽天でもビットコインメダルを取り扱っています。

出典:楽天
おすすめとして出てくるものを確認すると、
- レプリカコイン
- キーホルダー
- 開運グッズ
など様々なビットコインメダルが販売されています。
デザインもゴールド、シルバー、ブロンズなど複数の種類があり、セットになっているものも。
価格帯もまちまちですので、各メダルがどのような素材で作られているのか、どのような用途があるのかは、購入する前にチェックしておく必要があります。
用途に合わせて様々な商品、デザインのものを選んでいきましょう。
オークションサイト
オンラインショップ以外でも、ヤフオクなどのオークションサイトでビットコインメダルを購入することが可能です。

出典:ヤフオク
オークションでも、オンラインショップと同様に、単品のものもあれば、セットで売られてるものもあります。
オークションですので、入札者が少なければ、ショップでの購入額よりも安い価格で購入することもできます。
必ずしも新品にこだわらない人、少しでも安く購入したいという人はオークションサイトを利用するのもありでしょう。
中古品を扱う実店舗
ビットコインのメダルはインターネット上だけで販売されているわけではありません。
東京・秋葉原では、ジャンク品を扱っている実店舗でビットコインのメダルが販売されていたとも。
ジャンクショップとはいえ、作りは金属でしっかりしているようです。
ネットで購入したものや、どこかで記念品としてもらったものを販売しているのかもしれませんね。
金属や部品を扱っている店舗に、ビットコインメダルが置かれている可能性もありますので、何かの買い物ついでにチェックしてみるのも良いでしょう。
ビットコインメダルに本物はあるのか
ビットコインのメダルについて調べていると、「ビットコイン メダル 本物」というキーワードで検索されていることがわかりました。
ビットコインのメダルに本物という概念はありません。
本物はデジタルでデータですからね。
現物としての存在はないため、強いて本物というならば、仮想通貨取引所や、ウォレットに入っているビットコインが本物ということになります。
ビットコインのメダルはレプリカですので本物・偽物という概念がありません。
しかし、以前セミナーに参加した際の記念品として渡されたビットコインメダルは
「〇〇さんの良い気が込められているのでご利益に」
と言われたため、場所によっては「開運グッズの効果が本物」という使われ方、言い方がされるかもしれません。
効果が本物かどうかは測ることができませんので、自分自身で確かめましょう。
ただし、変な売り込みには注意です。
ビットコインメダルを純金で作成するサービス
ここまでビットコインのメダルについて、レプリカを中心にお届けしてきました。
出回っているメダルの全てはレプリカであることに代わりはありませんが、中には純金を使用したビットコインメダルを作っている企業も。
「本物」と調べている人は、この純金メダルに対して「本物」と検索していたのかもしれません。
純金を使用したビットコインメダルは、使用された純金の分だけ価格がつきます。
ビットコインとしての存在は偽物でも、価値は本物ということになります。

出典:株式会社SAKAMOTO
株式会社SAKAMOTOという記念コインの製造などを行っている会社では、純金ビットコインを作成することができます。
また、純金ビットコインを購入する際の支払いにビットコインが利用できるという徹底ぶり。
もちろん日本円での決済も受け付けています。
純金のビットコインメダルを購入して、純金として資産を保有するというのも一つの投資手段、資産運用手段として効果があります。
仮想通貨やビットコインの大きな価格変動が怖いという人には良い手法です。
株式会社SAKAMOTO以外でも、純金ビットコインを製作しているところもあるかもしれませんが、その際は金の純度がしっかりと99.9%と記載されているなど、純度の確認は必ず行いましょう。
まとめ
ビットコインのメダルは様々な用途で使用されていることがわかりました。
レプリカですので、ジョークやギャグ要素が高いものと思っていましたが、コレクター向けの精巧なつくりのものもあれば、開運グッズとして販売もされていることいは驚きです。
さらに、純金ビットコインという金でできたビットコインメダルも衝撃でしたね。
2019年の4月以降は、再びビットコインに勢いが出始めてきましたので、ビットコインにまつわる商品が増える傾向にあります。
ビットコインメダルの偽物という概念はないかとは思いますので、偽物をつかまされて損をしたということは起きにくいはずです。
何度も繰り返しますが、本物のビットコインはデータですからね。
開運グッズなどの、効果がわかりにくいものを付加価値としてつけてメダルを販売するという手段もすでに出ています。
この先ビットコインの価格が上昇すると、その流れに便乗する形で様々なメダルが出てくる可能性はあります。
ビットコイン投資とは別に、娯楽としてビットコインメダルをチェックしてみるのも面白いです。
本物のビットコインと合わせて、レプリカであるビットコインメダルの存在も楽しんでいきましょう。