仮想通貨のネットワークは、ブロックチェーンと呼ばれるブロックと呼ばれるデータのやり取りが記録された台帳同士ををつないだ構造になっています。
今回説明するBlock Heightですが、ブロックの関連用語ということは何となくわかるけど、という方も少なくないはずです。
このBlock Heightについてブロックの意味も説明しながら、まとめてみます。
仮想通貨におけるBlock Height(ブロックハイ)の意味とは
Block Height(ブロックハイト)とは、和訳すると文字通り「ブロックの高さ」です。
仮想通貨のネットワークが開始されたとき、最初に作成されたブロック(ビットコインではジェネシスブロックと呼ばれています。)を0として、対象となるブロックあるいは自分が調べたいブロックは何番目に作られたブロックなのかを数字で表したものです。
このブロックは仮想通貨の代表格であるビットコインの場合約10分に1回生成されます(運用が始まった時期と現在までに作られたブロック数を逆算した方の計算結果)。
2018年9月現在この番号は54万1千を越えています。
つまり、Block Heightは541,000を超えているということなのです。
これらのブロックはチェーンとして繋がり、縦に積み上がっていることからHeight(高さ)という表現をしているのです。
また、ブロックごとの固有認識番号としても捉えることができますので、特定の取引やブロックを指定するときに必要となる番号という意味もあります。
Block(ブロック)とは
ブロックを理解してる方にとってはイメージの助けになったと思いますが、ブロックを知らない方に補足で説明したいと思います。
ブロックは一言で言うと仮想通貨の取引をまとめたデータのことです。
仮想通貨のあらゆる取引はこのブロックに記録されることで承認を得たことになります。
このブロックはデータのサイズが1MBの上限となっており、現在そのサイズについては上限を引き上げるべきという議論が度々起こっています。
ちなみにこのブロックはだれが作っているかというと、マイニング(採掘)を行っているマイナー(採掘者)と呼ばれる個人や組織が報酬を目当てに作っているのです。