
犬系のトークンの代表格Dogeコインの代替品として作られたミームコインが今回紹介するShiba Inu(以下、SHIB)です。
Dogeコインのシンボルとして知られる柴犬を、そのままコインの名前に使っているのが特徴のドージコインキラーでもあります。
今回は、このSHIBの基本情報をはじめ、その詳細な情報や懸念点、ひょうばんや口コミなどを包括的にまとめました。
また、将来性や購入ができるおすすめの取引所なども合わせて紹介していきます。
これを読めばきっと、SHIBの特徴や魅力について理解でき、購入できるようになるはずです。
SHIBA INU(SHIB)のwiki的基本情報
最初にSHIBの基本情報を紹介していきましょう。
仮想通貨名 | SHIBA INU |
最小単位 | 1 SHIB |
公開月 | 2020年7月 |
発行上限 | 1,000 兆 SHIB |
発行枚数 | 1,000 兆 SHIB |
アルゴリズム | ERC-20 |
公式HP | https://www.shibatoken.com/ |
ホワイトペーパー | https://whitepaper.io/document/758/shiba-inu-whitepaper |
https://twitter.com/shibtoken | |
https://www.reddit.com/r/SHIBArmy/ | |
TelegramID | https://t.me/officialleashtoken |
YouTube |
このようにミーム(ネタ)コインとしては本格的な運用が行われており、SNSなどのアクセスも容易になっているのが魅力です。
また、発行枚数も非常に膨大な数字のため、多くの人々がSHIBを保有できる状態にあります。
Dogecoinのネタとするには、あまりに充実した体制が敷かれているのがSHIBといえるでしょう。
SHIBA INU(SHIB)とは

出典:Telegram
SHIBとは、冒頭でお話しした通り、Dogecoinに対するミームコインとして開発された仮想通貨です。
分散型コミュニティ構築の実験と銘打って開発されたコインであり、Dogecoinに似たミームコインとして運用されています。
分散型取引所であるShibaSwapにリストされ、インセンティブを与えられた最初の暗号通貨トークンとしても知られている通貨です。
また、一時期価格高騰が起こりDogecoinとほぼ同等の価格上昇を記録したことから、Dogecoinキラーの異名をとるに至ります。
システムとしてはイーサリアムネットワーク上で稼働するERC20トークンであり、一般的なアルトコインと同じ仕組みです。
そのため、システムの上では極端に個性的なコインというわけではありません。
しかし、後述しますが、リリース直後から大きな話題を呼び人気を博しました。
SHIBA INU(SHIB)の特徴
SHIBの特徴は、次の6点が挙げられます。
- 総発行枚数の50%をUniswapにロック
- 圧倒的な価格の安さ
- 強力なコミュニティ
- 大手仮想通貨取引所で取引
- イーロン・マスク氏の発言に連動
- 犬系トークンの中でも人気のコイン
- SHIBASWAP(シバスワップ)
これら6つの特徴について、どのようなものなのか、どのような特徴なのかといった点にフォーカスして解説していきましょう。
SHIBがなぜ多くの草コインのように暴落し無価値にならないのか、その理由がわかるはずです。
総発行枚数の50%をUniswapにロック
SHIBは他の犬系コインと同様に総発行枚数の50%をアンロックしています。
2020年7月にShiba Inu開発者はUniswap(ユニスワップ)に495兆SHIB(総発行量の49.5%)をアンロックしています。
実際には完全に50%というわけではありませんが、最初から総発行枚数の50%前後をロックするのは、多くの犬系コインが行っている手法です。
ちなみにUniswapとは、分散型取引所(DEX)として知られている取引所です。
この取引所の特徴は非営利で行われている点、、プロトコルにより自動化された取引所内でユーザー自身がトークンの取引を行います。
従来の仮想通貨取引所が、取引所を経由して他のユーザーにコインを売買しますが、こちらは直接売買できます。
売却する場合は、取引所にプールして、そこでコインを交換できる仕組みです。この仕組みを利用して、SHIBをこの取引所にプール、そして取引が完全にできないようにキーを破棄してアンロックしています。
残りはイーサリアムの開発者として知られるロシア系カナダ人のプログラマ、ヴィタリック・ブテリン氏によって利用できない状態にしたそうです。
これによって、公開された市場で取引しなければ、SHIBを手に入れられないという公正な状態を作り出しています。
ちなみに、一部の運営関係者しか手にできないチームトークンといわれる優遇されたコインも存在しません。
圧倒的な価格の安さ
1SHIBあたりの圧倒的な価格の安さも特徴です。
ビットコインの場合、1BTCが100万円を超える金額で取引される中、1SHIBは、わずか0.00075円程度です(2021年6月現在)。
この金額は若干、上下降するものの1SHIBは1円を超えることは、ほぼありません。そのため、少額投資でも、より多くのSHIBを手にできるという点で大きなメリットがあります。
また、今後価格上昇が起こった場合、少額で大量のSHIBを保有しているだけでも将来、大きな利益をもたらす可能性も否定できません。
1BTCを購入するのは抵抗がありますが、SHIBだとお小遣いで1千円程度用意するだけでも数百万SHIBを保有可能です。この点はSHIBの大きな魅力といえるでしょう。
そのため、ミームコインとしての顔のほかに、宝くじ的な要素を持つお楽しみコインとしても利用できる顔を持ちます。
強力なコミュニティ
SHIBは、多くの犬系コイン同様、コミュニティ活動が活発です。
もともとコミュニティの実験的な目的で開発されたコインという経緯から、SNSなども充実しています。
さらに世界的にもファンが多い、柴犬をモチーフにしていることから、犬が好きな方にも好意的に受け入れられているコインです。
一般的なアルトコインは実用性や、投資の話ばかりで、コミュニティがおざなりなケースも少なくありません。
しかし、SHIBはミームコインという経緯も手伝って、保有者も多くコミュニティも活発です。
大手仮想通貨取引所で取引
大手仮想通貨取引所で取引できるのも特徴です。
国内の仮想通貨取引所では取引できませんが、海外の大手取引所でも取引が開始されています。
このように、メジャーなコインに比べると購入しにくいものの、一般的な草コインに比べると購入しやすいのが特徴です。
イーロン・マスク氏の発言に連動
テスラなどの事業を立ち上げ、アメリカ有数の実業家として知られるイーロン・マスク氏。
同氏の発言に連動した相場を示したのもSHIBの特徴です。
イーロン・マスク氏が柴を買ったという発言をTwitter上で行った際に、柴犬をモチーフにしたDogecoinを指す発言をしました。
この発言によってDogecoinの価格が上昇しましたが、それとともに柴犬をモチーフにしたSHIBも上昇した経緯があります。
犬系トークンの中でも人気のコイン
Dogecoinをはじめとして、犬をモチーフにしたコインが数多くリリースされています。
それらの犬系コインのうち、特に人気があるのが本家のDogecoinとSHIBです。多くの犬系コインが人気薄で価値が低下していく中、SHIBは堅調に価値を維持しています。
さらに先ほどのイーロン・マスク氏の発言で、その価値を一気に高めて本家のDogecoinに迫る価値を持つようになりました。
このように価値が上がり、人気も比例して上がっているのがSHIBの特徴です。現在もその人気は高く、Dogecoinのライバルという見方もされているコインです。
SHIBASWAP(シバスワップ)
SHIBの特徴の一つに、ShibaSwapがあります。
これは、SHIBを運営する組織が立ち上げた分散型取引所(DEX)です。
特徴は、SHIBをはじめ、LEASH、およびBONEを賭け(埋め)、交換して利回り(DIG)を得られるというシステムを持っています。
ただ、2021年6月現在も安全な起動に備えて、セキュリティテスト、監査、および最終更新を行っているため使用はできません。
それでも本格的に運用が始まったら、新しい暗号資産の運用方法として期待されているSHIBの特徴です。
SHIBA INU(SHIB)に対する懸念点
SHIBは人気のコインで、一般的な草コインのように、価値をすぐに失って、消えていくコインではないように思えます。
しかし、SHIBの懸念点も実はいくつかあるのが事実です。その懸念点は以下の3つです。
- 価値の乱高下
- 国内では購入しにくい
- ミームコインとしての展望
これらの点について紹介してきましょう。
価値の乱高下
SHIBは、イーロン・マスク氏の発言などが起こった際に価値が急騰しました。
一時期時価総額で世界20位にランクインするなど、メジャーなアルトコインに迫る価値になったこともあります。
しかし、直後売りに出されて価値が急落し、もともとの価値に近い状態になっています。
仮想通貨は、もともと価値の乱高下の激しいものですが、SHIBは特に激しいコインであることがわかりました。
こういったアルトコインの中でも特に価値の乱高下が激しい点が懸念点です。
国内では購入しにくい
日本に限った懸念点ですが、国内のSHIB取引所でSHIBが購入できません。
そのため、海外でしか取引できないのが現実です。
今後、金融庁などが海外での仮想通貨売買を規制するなどの動きを見せた場合、売買不能の懸念があります。
ミームコインとしての展望
SHIBはあくまでネタのコイン、ミームコインです。
そのため、多くのメジャーなアルトコインが標榜する高い目的を掲げていません。
こういったビジョンのなさが、これ以上価値を高めることがないのではという点も懸念です。
SHIBA INU(SHIB)に対する評判・口コミ

出典:twitter.com
SHIBに対する評判や口コミをTwitter上から紹介していましょう。
https://twitter.com/ShibaXanders/status/1404584241292267523
海外ではSHIBを資産の貯蓄方法として利用する方もいます。
https://twitter.com/revine86/status/1400796727511183364
暴落で利益分がすべて失われたという意見もありました。
https://twitter.com/edgegahosii_inu/status/1398172822879424514
柴犬という名前を冠していますが、日本での知名度はイマイチです。
このように海外では信頼されているミームコインですが、不安定なことや日本での知名度が低いことなどが見て取れました。
SHIBA INU(SHIB)の将来性
SHIBの将来性は、比較的明るいものと言えます。その理由として次の3つが挙げられます。
- Shiba Inu(SHIB)は2021年急騰した
- SHIBASWAP(シバスワップ)の動向
- 成長率に期待が持てる
これら3つについて紹介していきましょう。
Shiba Inu(SHIB)は2021年急騰した
SHIBは、2021年にイーロン・マスク氏がツイートした3月14日から徐々に上げ始めたのが特徴です。
その注目度から、中国の仮想通貨トレーダーが爆買いしたために、その価値を一気に高めました。
中国の仮想通貨トレーダーは、仮想通貨の価値を大幅に高める行動をこれまで行ってきました。
そのため、SHIBはそういった旺盛な購買力を持つトレーダーに注目されている時点で価値が高まる可能性があります。
SHIBASWAP(シバスワップ)の動向
SHIBASWAPの動向も将来に期待が持てます。
多くの仮想通貨関連のプロジェクトは計画倒れが多いのですが、SHIBのプロジェクトであるSHIBASWAPは違います。
すでに最終確認段階まで到達し、今後シバスワップがローンチされる見通しとなりました。ローンチされた際に、SHIBは更に価値を高める可能性があります。
成長率に期待が持てる
SHIBは、設立された2020年7月31日から約200万%を超えました。
この成長率はメジャー通貨のビットコインやイーサリアムを超える価値です。このまま成長が続けば、現在安価で購入できるSHIBも高い価値を持つ可能性があるでしょう。
SHIBA INU(SHIB)が購入できるおすすめの取引所3選

出典:binance.com
最後にSHIBが購入できるおすすめの取引所を3つ紹介していきます。その取引所とは以下の3つです。
- BINANCE
- MXC
- Uniswap
これら3つの取引所について、どのような取引所か紹介していきましょう。
おすすめ取引所①:BINANCE
Binanceは香港を中心に活動をしている世界有数の仮想通貨取引所です。
非常に多くの仮想通貨を取り扱っているほか、口座開設が容易な点やレバレッジをかけた取引も可能な取引所です。
日本のユーザーも多く、利用しやすい海外取引所の一つといえるでしょう。
おすすめ取引所②:MXC
MXC取引所は、2018年にシンガポールに設立された取引所です。その成長率は高く、2019年には24時間の調整取引高で世界一になったこともあります。
中国語を中心に英語、日本語、韓国語、ベトナム語、インドネシア語といった多言語に対応しているのが魅力です。
おすすめ取引所③:Uniswap
最後のUniswapは分散型取引所(DEX)で、直接ユーザー間でのSHIBの取引ができます。
手数料がほとんど発生しないなど魅力も多いものの、まだまだ一般的ではないため、初心者には利用しにくいかもしれません。