
仮想通貨に詳しくない人はガチホという言葉を聞いたことないという方がほとんどかと思います。
ガチホというのはザックリ説明をすると「本気で保有する」という言葉を略した言葉になります。
仮想通貨に詳しくない人からすると「仮想通貨で使われる何かのことじゃないんだ!」とびっくりする人も居るでしょう。
本記事ではガチホをするメリット、デメリット含めて、結局ガチホはおすすめなのかどうかについても紹介しますから、ぜひ今後の投資を参考にして下さいね。
仮想通貨のガチホとは?
“ガチホ“とは、冒頭分でも少し説明したように「ガチで(本気で)ホールド(握る)」という言葉を省略した言葉になります。
もっと詳しく説明するのであれば「価格が上がろうが下がろうが絶対に手放さない!」という行為をしている人またはこうした行為をする人のことを言います。
ガチホの正しい使い方としては「仮想通貨のコインをガチホしている!」「これからリップルをガチホする」といったように言います。
仮想通貨をやっている方達の中では「ガチホ」という言葉は頻繁に使われています。
そのため複数人あるいは1対1で仮想通貨の話をした時に「最近仮想通貨のコインをガチホしている」とあなたが言った時にきちんと理解し、詳しい仮想通貨の話ができたり、ガチホしているという言葉を相手が言ってきた場合は仮想通貨をやっている人もしくは仮想通貨をやっていた人と認識しても問題はありません。
ちなみに、ガチホという言葉と一緒によく使われる仮想通貨のスラングとしては「気絶」と「HOLD」という言葉はガチホと同じような意味で使われています。
そして“握力“という言葉はホールドする強さ“という意味で使われます。
例として挙げるとすれば「分散しての投資はちょっと怖い。でも2~3種ガチホする握力もない」という時に“ガチホ“と“握力“という言葉を一緒に使います。
仮想通貨を良く知らない人からすれば「ガチホするなんてなんだかもったいない」「ガチホしてどうするの?」などと思うでしょう。
ですが、ガチホをしている人達はガチホする通貨の性能や将来性などを信じて長期的な価格の値上がりを期待しているからなのです。
不動産を所有して不動産投資をしたり、当たる確率の低い数億円の宝くじを購入して投資するのと同じ原理です。
こうした人達も「当たればいいな」という期待から投資しています。
それと同じで仮想投資をしている人達もこうした期待からガチホしているのです。
仮想通貨のガチホの成功例
仮想通貨のガチホで大もうけした人として有名なのは実業家・投資家として知られている与沢翼さんです。
与沢翼さんは2017年からリップル(XRP)の性能と将来性に期待をしてガチホしました。
ちなみに1億円分のリップル(XRP)を購入したそうです。
その結果2018年にはリップル(XRP)の資産のみで20億円を超えたと与沢翼さん本人がSNS上で投稿しました。
与沢翼さんがSNS上で投稿した内容は、「まだ不確定ながらとりあえず300円だとリップルの資産のみで20億円突破しました」というものでした。
投稿された内容は省略してしまいましたが、20億円を超えるまでに何度か買い増しはしていたようですがリップルだけで資産20億円というのは仮想通貨のガチホの成功例と言っても良いほどの成功話です。
尚、2018年年末にも与沢翼さんは約2億6000千万円分のリップルを保有していると発表しています。
仮想通貨投資で成功しやすい人の特徴
仮想通貨のガチホで与沢翼さんほどの成功者は中々居ませんが、仮想通貨投資で成功しやすい人の特徴としては以下があります。
自分で経済を投資についてバランスよく情報収集することができ、ある程度の知識が常に頭にある人
- 自分で勉強をした上で人の話も熱心に聞くことができる人
- 自分の中で決めた投資ルールを破ることなくホールドと売却ができる人
- 損から学んでいる人
- 投資の話をする時にテンションが上がる人
- 有事の買いが実践できる人
以上の特徴を持つ人が仮想通貨の投資に向いていて、成功しやすい人と言われています。
「有事の買い」という言葉に「どういう意味だろう?」と思った方も少なく無いでしょう。
有事の買いの意味は「戦争や紛争が勃発した際に安全資産と言われている米ドルが買われる現象」のことを言います。
安全資産とは国際的な信頼が高く、流動性が高い資産のことを言い、日本円やスイスフラン、金等の安全資産とされています。
仮想通貨の投資において有事の買いがどういうことかと言うと、「安全資産持ち、少しでも悪い状況にならないようにすること」ということです。
仮想通貨投資で失敗しやすい人の特徴
反対に仮装通貨の投資で失敗しやすい人の特徴としては以下です。
- 投資について勉強しない人
- 話が長い人
- 投資方針がぶれている人
- たらればの話が多い人
- チャートを分析しすぎる人
- 投資をしなくていいところでお金を投資をしてしまう
- 細かい資産をガチャガチャしたがる人
- 少額の投資で億万長者になれると思っている人
「たらればの話とはなんだ?」と思った人もいるでしょう。
「たられば話」というのは仮装通貨の投資とは全く関係のない日常生活でも使われる言葉でもあります。
使い方の例としては、
「もう少し売却してればもっと利益が出ていたのに…」
「あの時○○していたら良かったかな…?」
といった“たられば“の使い方です。
会話の中で「○○していれば」や「○○してたら」などと、たらればという言葉を使って会話をする人は自分の行動に責任を持っていなかったり、自分のした行動に後悔をしていることが多いのが特徴です。
仮想通貨の投資に失敗する人の特徴として大きくまとめると、自分の言動に自信がなく、他人任せの人が過疎通貨の投資で成功しにくいと言えます。
仮想通貨をガチホすることのメリット
仮想通貨のガチホをすることのメリットとして5つのメリットが挙げられます。
税金がかからない
結論から言うとガチホをしている間は税金がかかりません。
2018年4月頃に仮装通貨による利益は“雑所得“として計上されることになり、利益のうちの最大で50%を税金として払わなくてはなりません。
ちなみに雑所得として仮想通貨の税金がかかるタイミングとしては、
- 含み益を日本円に換えるということ
- 他の仮想通貨に換える時
が税金がかかります。
これがどういうことなのかと言うと、利益がどんなに出ていようとガチホをし続けていれば税金は一切かからないということです。
換えるタイミングのみ税金が発生するということなので、換えない限り税金がかかることなく楽しめるというメリットがあります。
ガチホをしていると精神的な疲労が少ない
2つ目のメリットとしては“精神的な疲労が少ない“ということです。
仮想通貨は価格の変動が大きいという特徴があります。
そのため回転などの短期売買を目的として仮想通貨の投資を行っている人はこまめにチャートのチェックや1日に何度も取引をしなくてはなりません。
休日だけを使って仮想通貨の投資をしている人や、仕事終わりの就寝時間までを利用して行っている人達は精神的に休まる時間がほとんどなく、常に気を張っている状態になっています。
ですがガチホは短期のチャートを気にする必要はありません。
なぜなら長期的な保有を前提としているからです。
その結果こまめにチャートをチェックする必要がないことで“気が向いた時にチャートを見るだけで良い“ということです。
精神的な疲労をほとんど感じることなく長期的に取り組むことができるというメリットになります。
仮想通貨全体の将来性が高い
3つ目のメリットとしては「将来性が高い」ということです。
最近では国内や国外に問わず様々な企業が仮想通貨市場へ参入しています。
そのため長期的に見ると仮想通貨の将来性は非常に高く、ガチホで得られる恩恵も大きいと予測できます。
仮想通貨投資への参入障壁が低い
そして4つ目のメリットとしては“参入障壁が低い“ということです。
結論から言ってしまえば“誰でも簡単に購入することができる“ということです。
もちろん成功や失敗といった結果が出てしまいますが、仮想通貨の投資が初めてという初心者の人でも簡単に仮想通貨の投資を始められるというメリットがあります。
簡単に始めることができる仮想通貨の投資ですが、購入した通貨をウォレットに保管するなどセキュリティ対策をしっかりとしておいた方が良いです。
ガチホをすることで分析力が身に付く
最後、5つ目のメリットとしては“分析力が付く“ということです。
ガチホを行う上での醍醐味は“分析“です。
ガチホはただ通貨の購入をして長期保有や放置しておけばいいというものではありません。
事前にしっかりと調べて分析をし、将来的に価格が上がることを確信した通貨を購入して長期保有や放置をしておくことがガチホの本質とも言えます。
そのため分析力が自然につくというメリットがあります。
仮想通貨の投資に限らず分析力が付くと日常生活でも役に立つことは色々とあるので、分析力が付けば付くほど生きていく上で成功しやすい状況を作れるとも言えます。
仮想通貨をガチホすることのデメリット
仮想通貨をガチホする一方でガチホすることのデメリットはもちろんあります。
結果が出るまでに時間がかかる
1つ目のデメリットとしては“結果が出るまでに時間がかかる“ということです。
ガチホは誰もが注目していない時期からリサーチをして仕込んでいます。
そのため自分が所有している通貨の価格が上がるまで時間がかかります。
いつ結果が出るのかも分からないため、結果が出るまでに時間がかかってしまうというデメリットがあります。
突発的な事故が起こる可能性がある
2つ目のデメリットは“突発的な事故が起こる可能性がある“ということです。
以前Coincheck社が運営する仮想通貨取引所のコインチェックから日本円にして約600億円程がハッカーによって流出してしまいました。
またこうした事故・事件等がないとは言い切れないことから仮想通貨の投資にガチホするデメリットであるとも言えます。
売り時を逃す可能性がある
最後3つ目のデメリットとしては“売り時を逃す可能性がある“ということです。
精神的な疲労が少ないガチホはチャートを見ることをあまりしなくなります。
その結果売り時を逃してしまうというデメリットが発生してきます。
結局仮想通貨は今後ガチホすべきなのか?
結論から言ってしまえば“ガチホすべき“と言えます。
その理由としては世界中の金融機関が提携している・提携しようとしているということ、リップルであれば約1000円まで上がると言われているからです。
また、2020年には東京オリンピックの開催が決まっているためそれに向けて価格がどんどん上がっていく可能性も高くなっています。
お金に余裕がある人は買い増ししていくのもオススメです。
とはいえ、全ての仮想通貨が将来性価格が上昇するという訳ではなく、「将来的に使われるかどうか」の本質を見抜く必要があります。
世界中のアナリストや創業者達も様々な意見を出していますので、今後仮想通貨をガチホすべきかどうかは自身の目で情報を調べて仮想通貨投資をする様にしましょう。
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仮想通貨のガチホまとめ
仮想通貨の投資は成功すれば億万長者ですが、失敗すれば現在の生活に支障をきたします。
「友人がやっているから」「お金が欲しいから」といった簡単な理由で仮想通貨の投資を始めると痛い目に合います。
仮想通貨の投資を始める理由はこうした気持ちからでも構いませんが、始める場合はしっかりと勉強をしてから始めることをオススメします。
また、仮想通貨をガチホする場合は、売るタイミングを間違わないように注意しましょう。