BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)のwiki的基本情報・特徴・欠点・今後の将来性・評判・購入できる取引所まとめ

ビットコインは2009年に発表された仮想通貨を代表するコインですが、2018年3月にハードフォークから誕生した仮想通貨BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)を知る人は少ないでしょう。

過去にはビットコインプライベートに対して、仮想通貨の格付けランキングをしているとして有名な「Weiss Ratings」から注意勧告を受けたとされるビットコインプライベートです。

しかし、ビットコインからハードフォークされたことによって、ビットコインプライベートには多くの魅力が搭載されていますから、今後の発展に注目と言ったところでしょう。

では具体的にビットコインプライベートのwiki的基本情報や特徴、そして欠点も踏まえながら見ていきましょう。

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)のwiki的基本情報

仮想通貨名 BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)
トークン名 BTCP
公開月 2018年3月11日
開発国 アメリカ
開発チーム ZCL Blue
開発者 Rhett Creighton
発行上限 21,000,000 BTCP
発行枚数 20,642,316 BTCP
アルゴリズム Proof of Work(PoW)
公式HP btcprivate.org
ホワイトペーパー -
Twitter @bitcoinprivate
Facebook @bitcoinprivate
Instagram btcprivateofficial
Reddit BTC_Private community
TelegramID btcprivateofficial
YouTube Bitcoin Private - BTCP

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)とは/開発された目的

[su_youtube url="https://youtu.be/lbArh1uVCGo"]

Bitcoin Privateは仮想通貨の中で最も有名なBitcoin(ビットコイン)からハードフォークによって誕生した仮想通貨です。

ビットコインの問題点であるスケーラビリティ問題を解決すると共に、匿名性を+したビットコインプライベートですが、ビットコインからは多くの仮想通貨が誕生している為、そこまで知名度が高くないのが実情と言えるでしょう。

また、ビットコインプライベートは提携したというニュースも無く、将来的に期待できるか仮想通貨なのかは不明なところです。

ビットコインが分裂する理由について詳しくは下記の記事をご覧下さい。

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)の特徴

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)

Bitcoin Privateの特徴は大きく3つあります。分かりやすくビットコインと比較をしながら見ていきたいと思います。

  1. 決済スピードが向上したこと
  2. 匿名性が高いこと
  3. 発行上限枚数が決まっている

ビットコインプライベートは決済スピードが向上した仮想通貨である

ビットコインプライベートはビットコインの欠点である決済スピードの遅さとスケーラビリティ問題を解決するために決済スピードを向上させました。

具体的に言うと、ビットコインの決済スピードが約10分なのに対し、ビットコインプライベートは約2.5分で完了します。

またビットコインのブロック容量が1MBなのに対して、ビットコインプライベートの容量は2MBになっています。

これまでビットコインの取引を行う際、決済完了するまで約10分の時間を要しました。

これを分かりやすく例えると、コンビニでクレジットカードを使って買い物をしたとします。

店員が商品のレジ打ちを終え、クレジットカード決済をするためカードをスキャンします。

この決済がクレジット会社に承認されるまで10分の時間が必要ということです。レジ前でジッと10分間待っていないと買い物が出来ないということです。

これは余りにも時間がかかり、実用的ではないと指摘されています。

またビットコインのブロック容量(取引情報を保存しておく箱)のままだと、多くのユーザーが短時間に大量の取引を行ったとき、取引情報を処理しきれず、取引が出来なかったり、サーバーがダウンしてしまったりという現象が起きます。

これを「スケーラビリティ問題」といい、これまで何度か実際に発生しています。

ビットコインプライベートは、これらの問題を解決するため、ブロック容量を大きくし、処理スピードを早めました。

ビットコインと比較をすると実用性が高まったのではないかと思われます。

ビットコインプライベートは匿名性が高い

ビットコインプライベートは、ジークラシックと呼ばれる仮想通貨ジーキャッシュからハードフォークで誕生した通貨の要素を取り入れています。

それは「ゼロ知識証明」と言われる技術です。

一般的な仮想通貨の取引はインターネット上で行われるわけですが、「誰が・誰に・いくら送金したか」というデータが分かるようになっています。

これに対しゼロ知識証明とは「内容を伝えないで、ある事実が真実であるということを知識がゼロでも証明できる」という手法です。

つまりセロ知識証明をビットコインプライベートに採用することで、「誰が、誰に、いくら送金したか」を第三者に明かすことなく、取引が出来ます。

もし仮にハッキングされ、誰が・誰に・いくら送金したかが第三者にバレてしまうと、ピンポイントで狙われ、通貨を盗まれてしまう可能性もあります。

ビットコインをはじめ一般的な仮想通貨の取引は、匿名性は高くありませんので、取引情報を知ろうと思えば第三者が手に入れることが出来ました。

しかし、匿名性が高いということはプライベートを守るとともに、犯罪抑止にも繋がると考えられています。

匿名性を高めたこともビットコインの課題を改善した一つではないでしょうか。

仕組みは違いますが、ダッシュモネロといった仮想通貨も匿名性に優れた通貨として知られています。

ビットコインプライベートはBTC同様発行上限枚数が決まっている

ビットコインプライベートは発行上限枚数が決まっていて、2100万枚となっています。

これはビットコインと全く同じ枚数です。

発行上限枚数が決まっていると、発行枚数が上限に達した場合その通貨はそれ以上発行されることはありません。

法定通貨(国が発行する通貨)は、中央銀行が発行量を決める仕組みですから、時と場合により通貨の発行枚数が増えます。

発行枚数を増やしすぎてしまうとインフレが起こり、高額紙幣も紙切れ同然になってしまいます。

ビットコインプライベートは発行上限枚数が決まっていますから、原理上インフレが起こることはないと考えられています。

価値がある程度確保することができるということも言えるでしょう。

開発者報酬やプレマイニングがビットコインプライベートにはない

ビットコインプライベートには開発者報酬やプレマイニングの付与がないのも特徴です。

プレマイニングとは、新しい仮想通貨のマイニングが一般公開される前に、その仮想通貨の開発者自身や特定の人がそれを受け取ることができる仕組みを言います。

一般公開される前ですから価格は当然低い状態です。

その後、一般公開され、どこかの取引所に上場などすれば価格は一気に上がります。

すると先に保有していた人たちが恩恵を受けるということになり、不公平感があります。

ビットコインプライベートの場合は、このプレマイニングがないため、完全に一般公開されてから一斉に保有開始となるため、不公平感がなく、公平性の高い通貨とも言われています。

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)の欠点/問題点

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)

ビットコインよりも優れた点が多いBitcoin Privateですが、いくつか欠点があります。

犯罪に悪用される可能性がある

一つ目は、犯罪に悪用される可能性があるということです。

先述しましたが、ビットコインプライベートは仮想通貨の中でも匿名性が高い通貨の一つです。

そうなると懸念されるのがマネーロンダリングです。

取引情報が第三者へ明かされないため、資金洗浄の過程で、仮想通貨が使用される可能性があると懸念されています。

またいわゆる「闇サイト」で使用されるケースも考えられています。

以前、実際に闇サイト内で仮想通貨が流通し、この事件をきっかけに仮想通貨の価格が急落したこともありました。

BTCPを取り扱っている仮想通貨取引所が少ない

二つ目は、取り扱っている取引所が少ないことです。

国内取引所でビットコインプライベートを取り扱っている取引所はありません。

また海外取引所でも大手取引所では取り扱いがなく、存在すら知らないという人も多いと思います。

取り扱っている取引所が少なければ、所有する人も増えません。

そうなれば価値は上がりませんし、そもそも取引をすることも出来ません。

取引をするためには「買いたい人」と「売りたい人」が両方存在して、初めて成立するものです。

取り扱っている取引所が少なく、所有する人が少なければ、「買いたい人」と「売りたい人」が出会う確率は非常に低くなります。

こうなるとそもそも保有しようとする人が増えませんので、ビットコインプライベートの価値が一向に上がらないという懸念点があります。

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)の評判

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)

米調査会社「Weiss Ratings」が93種類の仮想通貨格付けランキングを発表。

それによるとBitcoin Privateはワースト4であり、同時にWeiss Ratingsからは、ビットコインプライベートは他通貨と類似性が高いとして、投資家に警告を発表しています。

最後に、Weiss氏は、Creightonの次の暗号通貨プロジェクトであるBitcoin Primeから投資家に警告を発した。格付機関を書き込みます。

Bitcoin Privateを作成し、その周りにいくらかの誇大宣伝を構築し、その過程でいくらかの大きなお金を稼ぐことによって投資家を誤解させた後、シリアルコインの模倣者はあきらめていません。

彼の最近のつぶやきの1つに基づいて、彼はPrimeCoinと呼ばれるほぼ死んだ暗号通貨のコードを入手し、それを彼が「Bitcoin Prime」と呼ぶ新しいものに分岐させ、そしてゲームを最初からやり直すことを望みます。

引用:Bitcoinist(Google翻訳)

つまりビットコインプライベートの評判はあまり良くないようですね。

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)が購入できるおすすめの取引所3選

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)

Bitcoin Privateは残念ながら国内取引所では取り扱っていません。

今回はBitcoin Privateを取り扱っている海外取引所の中からおすすめの取引所を紹介します。

HitBTC(ヒットビーティーシー)

イギリスで運営している取引所で、以前は日本人向けにもサービスを行っていましたが、現在は一時閉鎖状態です。

理由としては、金融庁による無登録営業の警告を受けて、仮想通貨交換業免許を取得することを前提に一時的に日本市場から撤退しています。

いずれは金融庁に登録され、日本市場に復帰してくると言われています。

取引手数料が安く、‐0.01%~0.1%に設定されています。

‐0.01%とは、取引をすると0.01%の手数料がバックされる(得をする)ということです。これは他の取引所にはあまり見られません。

Trade Satoshi(トレードサトシ)

イギリスのロンドンに拠点を置き、ビットコイン起業家の一人が設立した取引所です。

取引手数料は0.3%で国内取引所と比較をすると割安になっています。

また取り扱っている仮想通貨は300種類近くあり、主要通貨はもちろん聞いたことがないようなアルトコインも扱っているため、様々な仮想通貨の取引が可能になっており、今後も増え続けていくと予想されています。

二段階認証があり、コールドウォレットにも対応しているので、セキュリティ面もある程度確保されています。

しかし日本語には非対応のため、日本人にとっては若干使いにくいかもしれません。

Nanex(ナネックス)

海外取引所では珍しいことではありませんが、運営会社や所在地など非公開になっている取引所です。

ナネックスの取引は基本的に独自トークンNANOを通す必要があるため、若干使いにくい印象がありますが、取引手数料は0%~0.2%と割安になっています。

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)の今後の将来性

BitcoinPrivate(ビットコインプライベート)

仮想通貨の代名詞とも言えるビットコインの進化版であるビットコインプライベートですから注目度は高いと思われます。

ただ個人的な意見ですが、決済スピードはまだまだ実用的ではないと感じています。

ビットコインが10分なのに対し、大幅に早くなったとはいえ、クレジットカード決済に比べるとかなり遅い印象があります。

この辺りも評判が良くない理由の一つなのかもしれません。

近い将来、さらなる実用化に向け、決済スピードが改善されれば、より注目度が高まり、価値上昇に繋がると考えます。

今後の動向に注目していきましょう。

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