BitShares(ビットシェアーズ)wiki的基本情報・特徴・欠点・今後の将来性・評判・購入できる取引所まとめ

BitShares(ビットシェアーズ)はビジネス分野に特化したサービスを提供することをテーマとして開発を進められてきました。

日本国内ではあまりビットシェアーズの知名度は低いものの、時価総額は常に上位にあることから、世界からは注目されている仮想通貨と言えるでしょう。

ビットコインの機能を上回るとして注目されているビットシェアーズですが、特徴や欠点、そして評判まで具体的に解説していきますから、ぜひ購入する際の参考にして下さいね。

BitShares(ビットシェアーズ)のwiki的基本情報

仮想通貨名 BitShares(ビットシェアーズ)
トークン名 BTS
公開月 2014年5月11日
開発国 アメリカ
開発チーム ラリマー
開発者 ダニエル・ラリマー
発行上限 3,600,570,502 BTS
発行枚数 2,690,390,000 BTS
アルゴリズム DPoS(Delegated Proof of Stake)
公式HP bitshares.org
ホワイトペーパー BitShares
Twitter @bitshares
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BitShares(ビットシェアーズ)とは/開発された目的

BitShares

Bitshares(ビットシェアーズ)が公開されたのは2014年5月11日です。

仮想通貨の中でも比較的も初期に発行された通貨ですね。

いくつもの仮想通貨が生まれる反面、消えていく仮想通貨もいくつもある中で、ビットシェアーズは公開から現在まで流通し続けているということから見ても仮想通貨としての価値は十分に存在価値があります。

そんなビットシェアーズはビットコイン2.0プロジェクトのひとつとなります。

ビットシェアーズのそもそもは、アメリカのプログラマーであり起業家でもあるダニエル・ラリマーを中心に2013年6月頃から開発がはじまりした。

ダニエル・ラリマーが、ブロックチェーン上の別のトークンにより裏付けされたトークンを活用することにより、Bitcoin取引所を作成可能なことを見出したのです。

この考えをフォーラムで議論しながら、イーサリアム及びカルダノの共同設立者「チャールズ・ホスキンソン」にこの案を紹介し、Li Xiaolaiに計画を提示し開発資金提供を受領し開発が本格スタートします。

計画は以下の通り。

  • 2013年7月:Invictus Innovations社を設立。
  • 同年10月:Atlanta Bitcoin ConferenceにてBitSharesのコンセプトを発表。
  • 2014年7月:Bitshares(ビットシェアーズ)のサービスリリース。
  • 2015年10月:Bitshares 2.0をリリース。
  • 2016年3月:Microsoft Azureのサービスパッケージをプロジェクトで使用。

2015年10月のBitshares 2.0をリリースしたタイミングに合わせCryptonomex社が開発を引き継ぎ、ドイツのBitShares Munich社が開発に参画します。

ビットシェアーズの開発コンセプトは、ブロックチェーンの拡張をしつつ様々なDAC(分散型自動化企業※1)の整備・構築をすることです。

このようにBitshares(ビットシェアーズ)は分散型金融プラットフォームであり、得にビジネス分野の発展に貢献しようとする目的で開発されました。

※1DAC(分散型自動化企業)

DAC(分散型自動化企業)とは、「Distributed Autonomous Company」もしくは「Decentralized Automated Corporation」の略称です。

意味は「特定の管理主体の手段に頼らず、あらゆるビジネスを自動で運用するための仕組み」と定義されています。

BitShares(ビットシェアーズ)の特徴

BitShares

独自の投票システムを採用

メジャーな仮想通貨である「ビットコイン」の特徴は、特定の運営元を置かず、世界中への送金サービスを安価で提供する「世界初の分散型企業」と言われています。

このような特徴のあるビットコインに対し、ビットシェアーズは更に送金サービス以外にも様々な事業を人の手を介すことなく稼働させているのです。

それを可能にさせているのは、独自の投票システムです。

これはビットコインで起こり得る、トランザクションの承認者を無差別に行った場合、慢性的に報酬額が減少していくという問題を改善する為です。

このようなビットシェアーズの仕組みは「Distributed Autonomous Company(DAC)」であり、ブロックチェーン上に存在する分散型取引所及び分散型の組織・企業の支援を可能としています。

このような仕組みは組織や企業において、あらゆる業務をスムーズ化、自動化、合理化できるというメリットがあります。

Worker:ツールの追加及び拡張機能

ワーカーという通り意味的には「労働」、「作業者」という意味です。

これはツールの追加及び機能拡張という現場レベルの作業者のことを意味します。

この作業については、ビットシェアーズを保有しているユーザーからの承認を得ていないと作業ができません。

報酬は、作業可となった時点で与えられます。

Committee:ブロック生成時間や手数料の設定を行う

「委員」という意味である「Committee」は、ビットシェアーズの仕様変更についての具体的な内容を作成することにより、提案が承認された時点でビットシェアーズ保有者へ報酬が得られます。

仕様変更の範囲は、ブロック生成時間や手数料額の設定などです。

Witness:トランザクションの管理

「証人」を意味するWitnessでは、毎回取引承認時に承認が選出され、トランザクションに関する作業が任されます。

スマートコイン

その他の特徴としてはBitShares(ビットシェアーズ)内には、「スマートコイン」という通貨があります。

プラットフォーム内の通貨のスマートコインは、ドル当の法定通貨との等価交換が可能なのです。

Open Ledger(オープンレジャー)

更に優れた点としては、BitShares(ビットシェアーズ)のブロックチェーン上には、

「Open Ledger(オープンレジャー)」と言う分散型取引所があり、

株式や債券、仮想通貨など様々なものを扱い、中間業者を介さず提供できる取引所を目指していることから、セキリティの高い取引所とも言えます。

ビットシェアーズを総合的に評価すると、ビットコインの問題を解決し、組織・企業の支援を可能とする安全性の高い優れた仮想通貨と評価できます。

BitShares(ビットシェアーズ)の欠点/問題点

BitShares

優れた仮想通貨であるBitShares(ビットシェアーズ)の欠点や問題点とはいったいなんでしょうか?

開発進歩が遅い

そのひとつが、アップデートの進捗状況です。

ビットシェアーズのそもそもの開発者は、Steemの開発へ移ってしまったのです。

その為、現在は開発を引き継いだ新たな開発者たちにより進められていますが、プロトコルのアップデートが進まないという問題が、時折生じています。

スマートコインの利用者が少ない

その他スマートコインの利用者の少なさも懸念材料です。

ビットシェアーズのスマートコインは、他にはない能力を持っており差別化が進んでいますが、その反面利用率が少ないことが問題です。

開発開始直後は議論も活発でしたが、近年は多少停滞気味だと感じている人もいます。

リファーラルプログラム

BitShares(ビットシェアーズ)の仕組みとしては、ユーザー増加を狙い「リファーラルプログラム」を導入しています。

似たような仕組みとして、アフィリエイトがありますが、これと同じように誰かに紹介することで、紹介者には一定額が支払われます。

BitShares(ビットシェアーズ)の特徴でもある仲介者や管理者を介さず運用可能とする強みは、様々なジャンルに対応可能なことから

今後の開発の進捗度によっては将来的に期待の高い仮想通貨と評価されています。

実はBitShares(ビットシェアーズ)こんな企業と提携しています!

BitShares

ビットシェアーズを取り扱う、取引所も徐々に増えていますね。

イギリスの大手仮想通貨取引所HitBTCに上場したり、2018年04月04日には、Huobi Proで取引が開始されたりしています。

開発チームも現在は順調に活動中ということで将来的に知名度が上がってゆけば、それに比例して提携会社も増加していけば、ビットシェアーズ自体の価値も上がっていくでしょう。

BitShares(ビットシェアーズ)の評判

BitShares

仮想通貨業界でも有名なチャールズホスキンソンが携わっていたことから、日本国内でも有名な仮想通貨ともいえるでしょう。

また、2019年2月下旬に発表された仮想通貨の格付けランキングでは、ビットシェアーズは5位にランクインしています。

ビットシェアーズに対する評判はまずまずといったところではないでしょうか。

BitShares(ビットシェアーズ)が購入できるおすすめの取引所3選

BitShares

BitShares(ビットシェアーズ)は、現在のところ日本国内では取引できる取引所は存在しません。

取り扱いできるのは海外の取引所を利用することになります。

今回はおすすめの取引所3つをご紹介します。

Bittrex(ビットレックス)

世界最大級規模のアメリカのメジャーな取引所で、アルトコインの種類は、約200種類あります。

手数料が若干高いのが懸念材料ですが、多くのアルトコインとビットシェアーズを取引したい人にはおすすめの仮想通貨取引所と言ったところでしょう。

Poloniex(ポロニエックス)

ビットレックス同様アメリカの取引所で、アルトコインの種類は100種類前後です。

取引量が世界トップクラスの取引所ですから、ビットシェアーズの売買には適しているかもしれませんね。

HitBTC(ヒットビーティーシー)

ヨーロッパ系の仮想通貨取引所で、アルトコインの種類は300種類を超えます。

多くの草コインを取り扱っていることから、ビットシェアーズを購入する際に、一攫千金のある草コインを発見したい人にはおすすめですね。

BitShares(ビットシェアーズ)の今後の将来性

ビットシェアーズの強みは、分散型取引所そしてスマートコインなど他の仮想通貨とは差別化をはかる大きな特徴があることで、その存在価値は期待がもてるものです。

そのことから今後は、分散型取引所のユーザーが増加すれば、ビットシェアーズの価値自体も自ずと上がってくるでしょう。

本格的に価値が上がるのは今後と言えます。

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