ビットコイン(BTC)が長年抱えるジレンマ【スケーラビリティ問題】がついに解決なるか!?

10月6日~7日に東京で開催されたカンファレンス【Scsling Bitcoin workshop】にて、MarkFriedenbach氏によって「Forward Blocks」と題された画期的な構想が提案されました。

>>>Forward Blocks資料1

>>>Forward Blocks資料2

MarkFriedenbach氏は、ブロックチェーンスタートアップであるBlockstreamの共同設立者で、Bitcoin Core(ビットコインコア※1)の開発者です。

💡ビットコインコアとは?

※1 Bitcoin Core(ビットコインコア)とは、BTC(ビットコイン)のマイニングや取引をするためのオープンソースプログラムのことです。

>>>ビットコインコアについて詳しくはこちら

ハードフォークとソフトフォークについて

本記事では、重要なキーワードとして【ハードフォーク】というワードが頻出しますので簡単に説明します。(ソフトフォークについても簡単に説明します)

ハードフォークとは、仮想通貨における様々な問題点を解決するために既存の仮想通貨のルールを一新し全く新しい仮想通貨を生み出すこことです。

仮想通貨は、ハードフォークする際に旧来のルールと新しいルールに分岐するという性質を持つことから、英語で「分岐・枝分かれ」を意味する「フォーク」という言葉が使われます。

ビットコイン(BTC)からハードフォークした仮想通貨としては、ビットコインキャッシュ(BCH)が有名です。

ソフトフォークとは、既存の仮想通貨のルールに変更(ルールを書き換える)を加えるというものです。

ハードフォークとソフトフォークの違いについては詳しくは下記をご覧ください。

>>>ハードフォークとは?ソフトフォークとの違いや問題点を徹底解説!

MarkFriedenbach氏が提案した【Forward Blocks】とは

Forward Blocksとは、「ビットコイン(BTC)のブロックサイズをハードフォーク無しで拡大する」という目的で提案された構想です。

ですから、長年問題視されてきたビットコイン(BTC)のスケーラビリティ問題(※2)に対する新たなソリューションとして注目されています。

💡スケーラビリティ問題とは?

※2 スケーラビリティ問題とは、1つのブロックに書き込める情報量が少ないことによって取引の反映に時間がかかり、手数料の上昇などが起こる問題のことです。

>>>スケーラビリティ問題について詳しくはこちら

下記はForward Blocksの内容を簡潔にまとめています。

💡Forward Blocksの内容

BTC(ビットコイン)における従来のブロックチェーンだけではなく、よりブロックサイズの大きいフォワード・ブロックチェーンを追加し、シャーディング(Sharding)※3によって処理能力を向上させる。

こうすることで、新しい仮想通貨を生み出すハードフォークを行わず、ソフトフォークによってスケーラビリティ問題を解決できる。

💡シャーディング(Sharding)とは?

※3 シャーディング(Sharding)とは、データベースを横に分割し、作業を並列化することで処理能力の向上をはかる技術です。

ETH(イーサリアム)もシャーディングによって処理能力の大幅向上を図っています。

シャーディングを一言で言うと…ブロックチェーンの取引処理を分割してスケーラビリティ問題を解決する技術

シャーディング(Sharding)とは、取引処理を分割して複数のグループで検証を同時進行する事でイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決する為の技術です。

そもそもシャーディングはデータを複数のサーバに分散させる「分割データベース」という意味の用語であり、イーサリアムの独自の技術というわけではありません。

このシャーディングは既にイーサリアムで用いる為の開発が進んでおり、2018年5月にはイーサリアムの開発者であるVitalik氏がその完成が近づいている事を発表しました。

引用:はじめてのビットコイン

MarkFriedenbach氏はシャーディングを利用することによって、ビットコイン(BTC)の処理容量が現在の3584倍にまで向上するとしています。

また、センサーシップ・レジスタンス(データ改ざんの行われにくさ)の改善も期待されます。

MarkFriedenbach氏が【ForwardBlocks】を考案した経緯

MarkFriedenbach氏がForward Blocksを考案するに至った背景には、ビットコイン(BTC)が長年抱える一種の「ジレンマ」のようなものがあります。

ビットコイン(BTC)が長年抱える問題点として「スケーラビリティ問題」があります。

この問題を解決方法として有力なのが「ブロックサイズを拡大する/ハードフォークする」というものです。

過去に幾人もの著名人がこの提案をしてきましたが、そのたびに「ブロックサイズを変更すべきではない」と主張するメンバーと真っ向から対立し、それが実現しなかったという経緯があります。

よってMarkFriedenbach氏は、ハードフォークせずにいかにスケーラビリティ問題を解決するか、ということに焦点を当て可能性を模索し続けてきました。

同氏は今回の発表に伴い、次のようにコメントしています。

「Forward Blocks」にとって今までの議論は無意味なものだ。

もしソフトフォークで解決しようと決めたのなら、ビットコインのスケール拡大にハードフォークは必要ない。

SegWitのようにソフトフォークでも達成可能なはずだ。

引用:CoinPost

💡SegWitとは?

Segwitとは、スケーラビリティ問題とトランザクション展性の2つの問題を解決するために生まれた技術です。

すでに2017年7月21日にビットコインに導入されており、ライトコインやモナコインなどの仮想通貨にも導入されています。

つまり、MarkFriedenbach氏が考案した「Forward Blocks」が実施され、成功すると、よりビットコイン(BTC)が扱いやすくなるということですね。

【参考文献】

【関連記事】

この記事が役に立ったら【はてなブックマーク】でシェアしよう!
このエントリーをはてなブックマークに追加
仮想通貨トリビアの最新情報

LINE@に登録して㊙の仮想通貨情報を手に入れよう!

仮想通貨トリビアでは、明日使える無駄知識的な仮想通貨情報を発信中!大手メディアが主要銘柄に関する情報しか発信していない中、仮想通貨トリビアではアルトコインやここでしか知ることが出来ない情報も満載で発信しています。登録無料ですから今すぐ登録しましょう⇩※購入を進めるような投稿は一切していません。

仮想通貨 美人

チャッティネス

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

仮想通貨最新情報をお届けします

あなたにおすすめの仮想通貨記事