騙されるな!仮想通貨詐欺の手口が怪しい。注意すべきポイント4選

仮想通貨の投資に関するトラブルが今もなお、横行しています。

国民生活センターによると、過去5年間の間に消費生活センターに寄せられた相談件数は増え続け、2016年から2017年には約3倍に増加しているそうです。

現状の法律の枠組みでは、悪質な仮想通貨の詐欺から投資家達を絶対的に守ってくれるほど整ってはいません。

自分だけは大丈夫!と思ってしまいがちですが、大事な資産を全て水の泡にしてしまうことは珍しくありません。

悪質な仮想通貨詐欺グループに資産を流さないためにも、知識を深めておきましょう。

自分自身で情報を整理して、情報化社会の波に飲み込まれないようにしておくことが大切だと思います。

仮想通貨詐欺とは

仮想通貨詐欺は、投資セミナーなどで高い利率を謳った儲け話を持ちかける従来のパターンも存在します。

こういったセミナーは紹介した分のインセンティブ報酬があるので、意図せずとも家族や知人を巻き込んでしまう場合もあります。

多くは投資対象が安いうちに購入したら値上がりが期待できたり、配当が貰えるといった内容です。

資金が集まった後はどうなるかというと、運営元やセミナー主催者と連絡が取れなくなります・・・。

当事者達は、価値のないものに投資をしていたという、知りたくない現実が待っています。

仮想通貨は、まだパブリックゾーンまで普及している段階ではないため、よくわからないけど上がりそうと漠然と思いこんでしまいがちです。

昔からある手法での詐欺と、仮想通貨の特徴を利用した前例にない手口で資金を集める方法で被害が出ています。

海外ICO(スタートアップ企業の資金調達)でトークンセールやクラウドセールと名乗った、いわば株式のIPOのような形式で運営元が姿をくらましたケースが多いですよね。

既にそんな経験をされたことがあるのでは?

株式のIPOに参加する敷居の高さを取り除いた仮想通貨のICOは、誰でも気軽に参加できることが多くの個人投資家の興味を惹きつけました。

セミナーとは違い、インターネット上で簡単に手続きができてしまうことも被害にあったことに気づきにくい点でもあります。

では具体的に仮想通貨詐欺の巧妙な手口を詳しく紹介しましょう。

まあ、実態のない仮想通貨話は、まず怪しいと思ったほうがいいです。

仮想通貨詐欺の巧妙な手口とは

仮想通貨詐欺の巧妙な手口とは、仮想通貨の基軸通貨であるビットコインなどや人気のイーサリアムといった実際にあるプロジェクトと関連づけて実態のなさを隠しています。

特にイーサリアムは開発したコードをオープンソースに紹介しているので、プラットホームとしてICOを行う数々のスタートアップ企業に利用されてきました。

「イーサリアムをベースに」とか「ビットコインのブロックチェーン技術」と名を出すことで信憑性を高めています。

仮想通貨のプロジェクトは海外で行われていることが多く、活動の内容を実際に目で確認できるわけではありません。

通常であればどこにオフィスがあって、どんな開発者が携わっているのか調べはつきそうなのに思う方もいるでしょう。

ところがICOには販売期間や販売する通貨の発行上限を設けて、希少性を強調します。

実際に人気のあるICOでは、秒単位でトークン(プロジェクトが発行した独自仮想通貨)が売り切れになってしまったことがありました。

こうした事例があるので、買いそびれを避けたい投資家達は慎重に悩む時間もないまま巧妙な手口に引っかかってしまうのです。

この安いうちに購入したトークンは、仮想通貨取引所に上場銘柄として流通することを約束されます。

上場後の値上がり分の利益や配当を期待しますが、いつまでも上場のアナウンスが流されなかったのは想像しやすいでしょう。

仮想通貨詐欺の特徴と事例

海外で行われたICOの事例やセミナーの他に、様々な方法の仮想通貨詐欺が確認されています。

その他に問題になった事例をみていきましょう。

仮想通貨マイニング事業への投資話

仮想通貨のP2Pの取引には、正当にやりとりが行われたかネットワーク内の承認が必要です。

この作業をマイニングといい、ブロックチェーン上での記録を正確に残して証明する大事な役割を果たします。

今後、仮想通貨を普及させるためにマイニングに投資をするとずっと報酬を貰うことができると誘う方法です。

マイニング系の話も一度は大丈夫か?と冷静に調べることが大切!

仮想通貨投資の自動売買ツールの販売

FXに興味がある方はピンときたかもしれませんが、仮想通貨投資にも自動売買Botが存在します。

忙しい方にはピッタリの投資方法で、実際にこのツールで儲かったなどと体験談を添えて購入を促す方法です。

ただこのツールの購入の際に、必ず投資が成功するものとは約束できません!と注意書き兼同意書があるはずです。

購入して運用してみないとわからない点がやっかいですね。

中にはAI搭載などといった今流行りのテクノロジーを誇張したものも存在するようです。

TwitterなどのSNSで勧誘

最近では、SNSで被害に遭われた方が特に増えてきているようです。

何故なら仮想通貨の情報はまさにTwitterからといわれるほど、最新の情報収集に利用している投資家が多いからです。

芸能人で仮想通貨に投資をして情報を発信しているケースがあるので、その辺りに絡めてしつこく勧誘されます。

有名人がこっそりガチホしている銘柄と聞くと、つい気になってしまいそうですね。

勧誘してくるユーザーの個人情報は嘘で固められていることがほとんどです。

SNSでの詐欺は多様化してきていて、仮想通貨取引所のメールを装ったスキャムメールがいくつも存在することから特に注意が必要です。

ICOでプラットフォームがない

これを言い出すと、ほとんどの会社がそうかもしれません。

そもそも仮想通貨は決済手段の一つなので、決済するコンテンツ、プラットフォームがないと何に使えるの?って話です。

ICOとは、資金を募ってこんなサービスを展開していきます!とか、こんな構想があります!とか、どういったビジョンで煽ってお金を集めるケースが多いです。

オフィスもなく、サービスもなく、実態がないICO案件など仮想通貨話は、まず一度怪しいのでは?と思うことをオススメします。

全部が全部そうではないですが、やはりそのトークンがすでに使える、ということが本質だと思うのです。

とはいえ当サイトで紹介している、株式会社Chattinessが運営する*CHATTYコインは「サービス、プラットフォームが存在」しています。

ですので、普通にCHATTYコインを購入して保有でもいいですし、ECサイトで買い物もできます!

そして、何よりICOをしていないというのも僕は注目をしています!

実態がある、というのはこういうことだと思います。

仮想通貨詐欺に騙されないためのポイント

仮想通貨詐欺につい騙されてしまいそうになるのが、投資するかしないかの判断の時間を急がせられてしまうことが原因です。

仮想通貨詐欺で気をつけることは、まずは運営元やプロジェクトの詳細です。

通常プロジェクトの詳細は、ホワイトペーパーと呼ばれる技術の紹介や今後のロードマップや開発者についての運用書を作成しているはずです。

このホワイトペーパーがなかったり、内容が不透明な箇所があればよく調べてみましょう。

ビッグネームの企業やどこかの銀行との提携が本当にあったのかは、公式で企業側からもアナウンスがあるはずです。

仮想通貨詐欺の手口はどんどん変化していきます。

いくつかの仮想通貨情報サイトでは、そういった詐欺に関する情報を更新して発信しています。

いくつかのサイトを見て、投資を決める前に信頼性の高い情報を集めることが重要です。

仮想通貨詐欺に騙されてしまった場合の対処方法

仮想通貨詐欺に騙されてしまった場合の対処法は、残念ながら完全に資金を回収できるものではないかもしれません。

まあ、返してくれる会社なんてないでしょうし(笑)

被害を助長しないためと今後どのように対応したらいいか、適切な回答が期待できるのは国民生活センターです。

もしまだ存在するセミナーや代理店や知人にお金を支払ってしまった場合には、弁護士に相談することで解決の糸口が見つかるかもしれません。

投資したお金の返還の際にトラブルが生じる恐れもあるため、場合によって警察にも相談することを勧められる場合もあります。

一人で泣き寝入りすることなく、ぜひ一度相談してみましょう。

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