ALGO(Algorand/アルゴランド)

仮想通貨の立ち上げを行う人物は様々な人々がいます。

学生や全くの無名な人物がゼロから立ち上げる場合、ビットコインのように匿名を貫く場合、あるいは金融業界で実績を残した人物や他の仮想通貨を軌道に乗せて鳴り物入りで立ち上げを行う人物など、あらゆる人物が仮想通貨を立ち上げているのです。

そんな仮想通貨の中にアメリカの名門大学であるマサチューセッツ工科大学(MIT)の教授が参加するプロジェクトもあります。

それが今回紹介するAlgorand(以下、ALGO)です。

このALGOについてその概要や特徴、懸念点を紹介し、評判や将来性についても触れてみます。

これを読めばきっとボーダレスな経済圏の実現を目指す仮想通貨「ALGO」について知ることができます。

ALGO(Algorand/アルゴランド)のwiki的基本情報

仮想通貨名 Algorand(アルゴランド)
トークン名 ALGO
公開月 2018年
開発国 アメリカ
発行上限 2,945,529,301 ALGO
発行枚数 414,257,458 ALGO
公式HP
ホワイトペーパー https://www.algorand.com/resources/white-papers
Twitter @Algorand
Facebook algorand
Reddit r/AlgorandOfficial
TelegramID Algorand
YouTube Algorand

ALGO(Algorand/アルゴランド)とは

ALGOとは、アメリカの名門大学マサチューセッツ工科大学の教授シルビオ・セルゲイ氏のゼロ知識証明という論文によってボーダレスな経済圏を目的に立ち上げられたプロジェクトです。

この仮想通貨自体の構想は2016年の論文から出されており、2018年には4億円相当のエクイティ(株式などを購入して投資を行う行為で投資家にとっては、返済期限が定められていない資金の供与)による資金調達に成功し、更に同年には同様の手法で65億円以上を調達しているという注目のプロジェクトとなっています。

さらに、トークンセールによる事前のALGOの販売によって65億円以上を調達するなど注目度の高さは折り紙付きです。

このプロジェクトの内容ですが、分散型デジタル通貨(仮想通貨などのイメージ)と取引を行うためのプラットフォームを開発しているもので、アルゴランドと呼んでいます。

そこで使われるトークンが今回紹介するALGOなのです。

この開発にマサチューセッツ工科大学の教授で、チューリング賞(計算機科学分野のノーベル賞とも言える権威のある賞)を受賞したシルビオ・ミカリ氏が主導となって動いています。

分散化、スケーラビリティ(機能の拡張性能)、およびセキュリティを提供するプラットフォームという特徴もあり、仮想通貨の取引を行うプラットフォームとしてはかなり優れたものとなる予定です。

特にスケーラビリティは全世界での取引にも対応できると言われており、ポテンシャルとして世界レベルの取引にも耐えられるものとなっています。

そのため、ビットコインを含めた多くの仮想通貨が成長の障壁となっているスケーラビリティの問題を解決しようとしている点で画期的と言えます。

ALGO(Algorand/アルゴランド)の特徴

Algorand 特徴

出典:Algorand

ALGOの特徴は5つあります。

それはスケーラビリティ、完全な分散化、独自のコンセンサスアルゴリズム、ハードフォークが発生しない、オープンソースという点です。

スケーラビリティ

スケーラビリティは先ほどもお話ししましたが、一言で言うとプラットフォームなどの拡張性のことを指します。

これは従来の仮想通貨の取引プラットフォームがある程度のレベルで処理の限界を迎えるのに対し、ALGOは数十億人のユーザーに拡大できるスケーラビリティにも対応できると言う性能の高さを持っているのです。

これによって全世界の人々がアカウントを持って取引を行っても処理に耐えられてしまうという強さを持つ特徴があります。

完全な分散化

完全な分散化も特徴です。

これはどんな仮想通貨であっても分散化の限界として処理を行うブロックのノード(仮想通貨のネットワークに参加する端末)の承認を行う際にどうしても中央集権化する傾向がありましたが、全てのブロック承認を行うユーザーをランダムに、そして密かに選出することによって真に平等となる仕組みという特徴を持っています。

独自のコンセンサスアルゴリズム

独自のコンセンサスアルゴリズムも特徴です。

ビットコイン系のコンセンサスアルゴリズムであるPoW(ビットコインやイーサリアム、モナコインなどが採用)やPoS(次世代のイーサリアムが採用予定)と言った世界的な主流となるアルゴリズムを採用していません。

PPoS(Pure Proof of Stake )と呼ばれるこの仕組みは一部のユーザーに発言権や投票権が集中しないものとなっており、権利を持つ特定のユーザーが発生し、それが攻撃の対象となることはありません。

つまり、ALGOは独自のコンセンスアルゴリズムを採用することによって、セキュリティが高いということです。

ハードフォークが発生しない

仮想通貨は機能が限界をきたし、フォーク(分岐)と呼ばれる現象が発生します。

これにより仮想通貨が分裂してしまうのです。

例えば、ビットコインがハードフォークしてビットコインキャッシュという新しい仮想通貨が分岐したようなハードフォークが起きない仕組みになっている特徴があります。

分岐が起こるタイミングである2つのブロックが存在するケースに対しても片方のみが引き継がれ、二つの仮想通貨が共存しないようになっています。

オープンソース

オープンソースという点も特徴です。

多くの仮想通貨は、主体となる団体や組織の中でクローズになることが多いのですが、ALGOは、誰でも監査を行ったり・利用したり・構築を行うことができるためとても透明性が高いのです。

仮想通貨以外の多くのソフトウェアやOSなどでオープンソースが実施されており、仮想通貨においてもこの流れを作ろうという動きがあると言えます。

ALGO(Algorand/アルゴランド)に対する懸念点

ALGO(Algorand/アルゴランド)に対する懸念点

セキュリティの高さやオープンソース、拡張性と言った理想的な仕組みを持ったALGOですが、懸念点もあります。

それは価値の下落、実現性、そして仮想通貨の流出事件があった点です。

価値の下落

当初2.4ドルでスタートしたALGOの価値は、一時期3ドルを超える高値で取引されましたが、2019年10月現在大幅な下落によって1ドル以下の価値になってしまっています。

これでは十分な資金調達や市場の評価が期待できず、プロジェクトの実現の可否も懸念されます。

実現性

実現性も懸念点です。

理論上は理想的なシステムなのですが、これまで多くの仮想通貨が実現できなかった仕組みを導入するため技術的な困難の多いプロジェクトということを意味します。

そのため、計画倒れになりかねないという懸念点があります。

仮想通貨の流出事件があった

そして、最近では投資部門である「Algo Capital(アルゴ・キャピタル)」から100~200万ドル(約1~2億円)相当のテザー(Tether/USDT)とアルゴトークン(ALGO)が盗まれるという事件が発生しました。

高いセキュリティを目的とするプロジェクトなのに、自分の資産すら守れないという評価が下されており、それが懸念点となっています。

ALGO(Algorand/アルゴランド)に対する評判・口コミ

ALGO(Algorand/アルゴランド)に対する評判・口コミ

ALGOに対する評判や口コミについてTwitter上の意見を紹介します。

特徴的と言える意見を3つピックアップしました。

かなり価値は下がっていますが、まだ為替差益で利益が期待できそうです。

価値が大幅に下がりました。

送受信速度の速さを評価しています。

ALGOは非常に価値を落としていますが、相場的には十分に利益が期待できる値動きを見せている点や送信速度と言った機能の高さを評価している意見もありました。

ALGO(Algorand/アルゴランド)の将来性

ALGO(Algorand/アルゴランド)の将来性

ALGOの将来性は課題の解決にかかっています。

プロジェクトの内容は非常に素晴らしいのですが、実現できるかどうかという懸念点があり、しかもALGO自体の市場価格は非常に下がっていることから資金も枯渇する恐れも否定できません。

更に、ここ最近では関連会社が仮想通貨の流出という憂き目にも遭っているなど、問題が多いプロジェクトという見方も出来ます。

ただ、プロジェクトが実現して多くのユーザーがこのプラットフォームを利用するようになれば、仮想通貨自体の価値も上がりますし、将来も見えてきますから、そういった意味でALGOの将来性はプロジェクト実現の前に立ちはだかる課題の解決にかかっているといっても過言ではないと言えます。

ALGO(Algorand/アルゴランド)のまとめ

ALGOは、多くの仮想通貨が抱えているフォークやスケーラビリティの問題を解決する新しいプラットフォームの実現を目指しています。

MITの教授など実際に実績を持つ人物が参加しているプロジェクトのため期待も大きいのですが、最近は仮想通貨の流出問題や価格の下落と言った問題にも悩まされており前途多難なプロジェクトやトークンと言えます。

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