VITE(ヴィート)のwiki・特徴・評判(口コミ)・将来性・懸念点まとめ

仮想通貨は様々な目的で開発されています。

ビットコインのように決済を考えたものやリップルのように送金を考えた仮想通貨の他、アルトコインの中には貧困の解決や著作物の正当な報酬を得るための手段を目的として開発されたものもあります。

そんな中に開発目的として存在するのが、アプリケーションの開発などを支援するプラットフォームを提供する目的で開発される仮想通貨です。

今回は、この目的で開発された仮想通貨であるVITEについて、その特徴や懸念点や評判、将来性と言った話題にも触れながら解説していきます。

これを読めばきっと開発環境をブロックチェーンで提供するVITEについて詳しく知ることができるのではないでしょうか。

まずは概要からお話ししていきます。

VITE(ヴィート)のwiki的基本情報

仮想通貨名 VITE
トークン名 VITE
公開月 2018年
発行上限 1,000,000,000 VITE
発行枚数 415,162,655 VITE
公式HP https://www.vite.org/
ホワイトペーパー https://github.com/vitelabs/whitepaper/blob/master/vite_japan.pdf
Twitter @vitelabs
Facebook @vitelabs
Reddit r/vitelabs
TelegramID Vite Japanese Group
YouTube Vite Labs Official Channel

VITE(ヴィート)とは

VITEは、アプリケーションを動かすプラットフォームを提供を提供するために生まれた仮想通貨です。

従来はアマゾン ウェブ サービス(AWS)のように中央のサーバーでプラットフォームを提供し、他のウェブサイトやクライアントサイドアプリケーションに対しオンラインサービスを提供しています。

しかし、記憶に新しい所では2019年の8月に起こったAWSの東京リージョンで大規模な障害が発生したことで決済などあらゆる障害が発生したように中央集権的なプラットフォーム提供はリスクを生じさせます。

そういったリスクを減らす手段として注目されているのが分散型のプラットフォームの提供です。

これを行えば、一か所が様々な障害によって動作不能に陥ったとしても問題なく提供が継続され、大規模災害や紛争が起こっても動作し続けることが理論的に可能となります。

こういった問題を解決する分散型プラットフォームを提供する仮想通貨として2018年に公開されたものがVITEなのです。

2019年10月現在の時点ではメインネットが公開されていないため準備段階ではありますが、すでに注目度は高く、購入するユーザーも多く現れている仮想通貨となっています。

VITE(ヴィート)の特徴

VITE

出典:VITE

無料で受け取れる

無料で受け取れる点はVITEの分かりやすい特徴です。

Viteが提供する仮想通貨を保管するツールであるウォレット「Vite wallet」をインストールし登録することで、登録後毎日10~1,000VITE(10円から1万円相当)を受け取ることができます(基本は10Vite)

vote(投票)による複利も受け取る方法として挙げられ、ウォレットアプリ内でSBPと言われるノードにエアドロップで貰ったVITEをVOTE(投票)で少しずつ自分のViteが増えていくという仕組みです。

また、やや手間はかかりますが、フルノードを建ててネットワークに貢献することでマイニングのように報酬としてViteを貰うことも可能と言えます。

また、この貢献という行為もパソコンのマシンパワーに関係がないため、一般家庭の一般的なスペックでも十分にマイニングを行うことができます。

あとは友達紹介であるinvite friends and win VITEの紹介コード入力で少額ですがViteを受け取ることも可能です。

VITEベースのDEX(分散型取引所)

次に仮想通貨取引所のViteXの存在です。

ViteXは、従来の中央集権型の仮想通貨取引所と異なり、個人間での仮想通貨のやり取りを行う分散型の仮想通貨取引所(DEX)になります。

ViteXで取引を行うことによって独自トークンのVX(Viteとは異なる仮想通貨)を得ることができ、このシステムのプラットフォームを提供しているのがViteという特徴です。

つまり、仮想通貨取引所のようなシステムもViteのプラットフォームを利用すれば運営が可能になるということを意味しています。

DAGの存在

DAG(Directed acyclic graph、有向非巡回グラフ)の存在も特徴です。

DAGは従来のブロックチェーンとは異なったデータ処理の方法で、ブロックチェーンが時間ごとに連結していくというデータ処理を行っているのに対し、DAGは1つのブロックに複数のブロックが連結することによって非常に速い処理速度となっており、これによって迅速な決済や送金などを可能としているのが特徴です。

Vite wallet(ヴァイトウォレット)

Vite wallet(ヴァイトウォレット)はVITEが影響するウォレットでスマートフォン版とPC版があります。

Vite walletは先ほどもお話しした通り、毎日AirDropとして仮想通貨を配布する機能を持っている特徴があります。

ウォレットを利用して毎日アクセスすることでVITEを受け取れるユニークな特徴を持ったウォレットを展開しているのです。

安全なプラットフォームの提供

安全なプラットフォームを提供しているのも特徴です。

VITEは先ほどお話ししたDAGという新しい技術を採用しています。

この技術は処理能力が飛躍的に向上する反面、セキュリティが弱くなる弱点があり、今まで十分に提供されてきませんでした。

しかし、VITEはスナップチャットチェーンと呼ばれる独自のブロック間のつながりにすることによって、セキュリティ面の弱点を克服しているのです。

これにより安価にセキュリティが維持され、プラットフォームの使用料などを支払うことなく開発されたアプリケーションを提供、利用することができるメリットが生まれてきます。

このような特徴をもった仮想通貨がVITEです。

VITE(ヴィート)に対する懸念点

VITE(ヴィート)に対する懸念点

分散型の処理能力

分散型の処理能力ですが、これは中央集権的なものよりも処理能力で劣っているということです。

確かにDAGなどの工夫を行って処理能力を向上させていますが、処理能力はネットワークに貢献するユーザーからの影響も受けるため、そこまで迅速に処理できない可能性があるという懸念点があります。

これにより業務用途の強い負荷に耐えられない可能性もあります。

ただ、これは多くの分散型のシステムが抱えている問題でもあります。

価値が下落している

価値が下落しているという点も懸念点です。

2019年10月現在の価格は最盛期の頃よりも1/3程度に下落しており、流動性も低いせいか、まれに一気に急騰して一気に下落するというシーンもあります。

こういった点で今後の資金調達などの影響も強く受けやすいことが懸念されます。

競合が多い

最後が競合が多いことになります。

こういったアプリケーションのプラットフォームとして、イーサリアムという強力で強大な競合相手がいるということです。

このほかにもプラットフォームの提供を目的とした仮想通貨は多く、競争にさらされているというという懸念があります。

これに敗れた場合は、互換性を持たせるなどの仕様変更が求められる可能性が出てくるのです。

VITE(ヴィート)に対する評判・口コミ

VITE(ヴィート)に対する評判・口コミ

仮想通貨のVITEについてTwitterの評判をまとめてみました。

主に3つのツイートを紹介します。

運用すればVITEは増やしやすいです。

毎日エアドロップを行っていて好評です。

やや不安面もあります。

無料でVITEがもらえるため、それを応用して増やしたりできます。

そういった点が指示されており、コミュニティも活発な様子がうかがえます。

しかし、やや不安な面もあるのも事実です。

VITE(ヴィート)の将来性

VITE 将来性

出典:VITE Roadmap

VITEの将来性はプラットフォームの普及にかかっています。

仮想通貨のVITE自身は、一般的な決済というよりも分散型のアプリケーション作成のプラットフォームや分散型の取引所などの運営のための仮想通貨です。

そのため、それらの普及や発展がVITEの将来性に直結しており、この発展の大きな壁となるプラットフォームを提供する仮想通貨同士の競争に勝って初めて将来性が見えてくると言えるのではないでしょうか。

VITE(ヴィート)のまとめ

VITEは次世代型のブロックチェーンであるDAGを搭載したプラットフォームを提供する仮想通貨です。

競争の激しい分野ではありますが、主導権を握ることさえできれば、このVITEの価値も高まりまるでしょう。

2019年の後半に予定されている正式運用が開始されれば、更にその価値を高めるポテンシャルを秘めていると言えます。

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