MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)

既存のブロックチェーンは処理において限界をきたすスケーラビリティ問題を抱えているのもが少なくありません。

そういった問題をブロックチェーンの上に更なるブロックチェーンをかぶせることによって解決を図るプロジェクトが多数出現しています。

今回紹介するMatic Networkもその一つです。このMatic Networkについてその特徴や懸念点、評判や将来性について解説し、まとめました。

この記事を読めばきっとブロックチェーンを拡張するプロジェクトであるMatic Networkについて多くのことを知ることができるのではないでしょうか。

MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)のwiki的基本情報

仮想通貨名 MaticNetwork(マティック・ネットワーク)
トークン名 MATIC
公開月 2019年4月
発行上限 10,000,000,000 MATIC
発行枚数 2,384,224,035 MATIC
公式HP https://matic.network/
ホワイトペーパー https://whitepaper.matic.network/#whitepaper
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MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)とは

Matic Network

出典:Matic Network

Matic Networkは、Plasmaフレームワークと分散証明ネットワーク(PoS:Proof-of-Stake)のバリデータ(定義済プログラム)を使用して資産のセキュリティを確保しながら、オフチェーン処理にサイドチェーンを利用することで大規模な処理を達成可能とするLayer 2(レイヤ2)と呼ばれるスケーリングソリューションと言われています。

端的に言うとブロックチェーン上に別のブロックチェーンを作り、その作ったブロックチェーン上で処理を行わせるものです。

冒頭の言葉をかみ砕いていくと、Plasmaと呼ばれるEthereumをはじめとしたブロックチェーンを拡張させる技術とPoS(プルーフ・オブ・ステーク)という次世代の仮想通貨マイニングの承認システムをその拡張したブロックチェーンに採用した仕組みのプログラムを使うことで、肝心のセキュリティを持ちつつ、本来のブロックチェーン以外で処理(拡張したブロックチェーン上で行う処理)を行うことにによってスケーラビリティ問題を解決するものになります。

ちなみにこの拡張したブロックチェーンはLayer 2(レイヤ2)と呼ばれるものです。

この技術を利用してDApps(分散型アプリケーション)をより便利で使いやすいものにするという目標を持っているのが、今回紹介するMatic Networkということになります。

パートナーにDecentraland、QuarkChain、AnkrNetwork、MakerDAO、RipioCredit等その分野の技術に定評のある企業や組織を選ぶことで技術的な壁を乗り越えようとしており、このシステム上で使うトークンが、MATIC NETWORK(MATIC)なのです。

MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)の特徴

バーチャルマシン

Matic Networkの特徴は5つあります。

それはPlasma、イーサリアムバーチャルマシンと互換性のあるバーチャルマシン、スケーラビリティ問題の対処、ERC20トークン、Proof of Stake(PoS)ネットワークです。

Plasma

Plasmaとは、前述した通りブロックチェーンを拡張するブロックチェーンのことでサイドチェーンともレイヤ2とも呼ばれるものです。

Matic Network内独自のブロックチェーンのことで、必要最低限のデータのみをイーサリアムのブロックチェーンで利用する形になります。

イーサリアムバーチャルマシンと互換性のあるバーチャルマシン

イーサリアムバーチャルマシンと互換性のあるバーチャルマシンという特徴は、スマートコントラクト機能を利用するためのシステムのことで、これにイーサリアムとの互換性を持たせることで、イーサリアムのブロックチェーン上で開発されたDAppsをMatic Network上で動かすことができるというメリットをもたらします。

これにより、わざわざMatic Network独自の知識を学習しなくともイーサリアムでDAppsの知識さえあれば、Matic Networkで動くDAppsを開発できます。

スケーラビリティ問題の対処

スケーラビリティ問題への対処ですが、Plasmaのサイドチェーン技術によって発生しにくくしているという特徴があります。

イーサリアム本体のブロックチェーンにかける負担を減らすことで、イーサリアムに起因するスケーラビリティ問題が発生しにくいという特徴があります。

イーサリアムのブロックチェーンに過剰な負荷をかけると、送金を始めとしてブロックチェーンを利用するさまざまな通信が遅延するスケーラビリティ問題が起こりますが、サイドチェーンによってその負荷を下げているのです。

ERC20トークン

ERC20トークンというのも特徴と言えます。

これはイーサリアムの技術を利用した仮想通貨と言うことを意味し、ERC20トークンに対応したウォレットで管理できることから非常に多くのウォレットに対応できるというメリットがあります。

Proof of Stake(PoS)

Proof of Stake(PoS)ネットワークは分散合意形成アルゴリズム(コンセンサス・アルゴリズム)の一つでMatic Networkに採用された仕組みです。

マイニングによる消費電力がないというメリットがあり、Matic Networkのトークンのマイニングに強力なマイニングマシンを必要としないという特徴があります。

また、コンセンサスに必要な時間が短いことから、Matic Networkの処理が早いというメリットをもたらします。

これにより、迅速な処理をMatic Network内で行うことを可能とします。

母体となりイーサリアムもこの技術を将来的に採用するとしており、イーサリアムとも親和性の高い技術です。

MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)の懸念点

イーサリアム

Matic Networkの懸念点は以下の3つがあります。

  • ライバルが多い
  • イーサリアムに依存したシステム
  • 完全には実現されていない

ライバルが多い

ライバルが多いという点は、メインとなるブロックチェーンにサイドチェーンを設けて、そこで処理を行うというアイデアを採用したプロジェクトや仮想通貨は多くあり、それらとの競争をする必要があるという懸念が存在します。

こういったライバルがいると、時に技術向上に寄与することもありますが、プロジェクト自体がとん挫するリスクもあり、懸念される点です。

イーサリアムに依存したシステム

イーサリアムに依存しているという点も懸念されます。

Matic Networkはイーサリアムのブロックチェーンを利用しているという特徴があり、サイドチェーンもイーサリアムに近い仕組みになっています。

対してライバルはそれ以外のベースのブロックチェーンにも対応しているので、仮にイーサリアムに致命的な欠陥が合った場合、他のライバルのように乗り換えを行うといったことができません。

完全には実現されていない

Matic Networkは2019年4月にIEOと呼ばれる上場前のプレセールが行われたばかりのトークンです。

そのため、ほとんどの機能が開発中というのが現状です。

そのため、ある程度形を作っているライバルのプロジェクトに後れを取っているという点が懸念されます。

MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)の評判(口コミ)

MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)

Matic Networkの評判について気になるツイートを3つ紹介しまとめました。

ESPORTSの応用に期待を寄せています。

開発チームにも期待を寄せています。

応援しているコメントもあります。

基本的に好意的な意見が多くプロジェクトに期待を寄せています。

特にブロックチェーンを拡張することによって、分散型ゲームのESPORTSの実現を心待ちにしており、この拡張が成功すればより高度なゲームを拡張されたブロックチェーン上で楽しむことができるということから多くの期待があります。

MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)の将来性

MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)

Matic Networkの将来性は比較的明るいと言えますが、ライバルが多いという点やイーサリアムの一本足という現状では、この分野において淘汰される恐れがあります。

そういった懸念をいかに払拭できるかという点にこのプロジェクトはかかっていると言え、またそれに付随するトークンの価値もかかっていると言えるのです。

ただ、基本的なアイデアや技術は高いものがあり、実現することで大きな革命を起こすことは確かと言えるのではないでしょうか。

MaticNetwork(マティック・ネットワーク/MATIC)のまとめ

Matic Networkはイーサリアムのメインのブロックチェーンに独自のサイドチェーンを設け、そこで処理を行うことでイーサリアムへの負荷を下げ、スケーラビリティ問題に対応するというものです。

しかし、ライバルは多くイーサリアムに依存したシステムという懸念もあるため、これらの問題を解決することで初めて、明確なビジョンが描けると言えます。

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