NPXS(PundiX/プンディエックス)とは?取り扱い取引所と取引を行う際の注意点

2019年6月から7月にかけては仮想通貨ビットコインの価格の上下が話題になっています。

1BTCが100万円を超えたことや、150万円直前で大きく下落したかと思えば再び価格上昇を見せたりと目まぐるしく変動しています。

そして、仮想通貨界では話題には上がりませんが、ビットコインだけではなくその他のアルトコインも大きく変動しています。

今後の価格上昇が気になる仮想通貨ですが、今回はその中からNPXS(Pundi X)をピックアップ。

NPXSとは何かや、どの取引所に上場しているのかをご紹介します。

今後の投資対象となるのかの判断材料にしていただけたらと幸いです。

NPXS(Pundi X)とは何か

出典:Pundi X公式サイト

今回ご紹介するNPXSとは、Pundi X(プンディエックス)というプロジェクトで使用される通貨になります。

そもそもプンディエックスとはどういうプロジェクトなのかについて触れておきましょう。

バイナンスの人気投票で1位を獲得

仮想通貨取引所として世界的にも有名なバイナンスで、かつて人気投票が行われたことがありました。

その人気投票で1位を獲得してリリースを獲得したのがプンディエックスです。

世界最大規模を誇る仮想通貨取引所のバイナンスで人気投票1位を獲得したことは話題になりました。

まだNPXSを知らないという人でも、バイナンスは知っている人もいるかと思います。

人気の取引所の中で人気首位を獲得したという実力派のプロジェクト、通貨ということです。

ICOが2時間で完売

NPXSは日本ではまだあまり馴染みがない通貨かもしれませんが、ICOを実施した際、2時間で売り切れたという過去があります。

ICO開始から売り切れまでの時間が短いICOはそれほど多くなく、2時間で売り切れたことは世界的にも珍しいことです。

バイナンスの人気投票で1位を獲得したこともあったかもしれませんが、驚異的な時間で売り切れに到達

2019年7月現在では、CoinMarketCapによる時価総額ランキングでトップ50に入っているため、2000種類を超えると言われている仮想通貨の中では支持されている人気の通貨でもあります。

決済に使用可能

NPXSは独自の販売時点情報管理システムを備えたデバイス「PundiX POS」を開発。

これによって、どの商品がいつどこでどれだけ売れたのかを計測することが可能になります。

また、このシステムを導入している店舗は、POS端末にQRコードをかざすことで仮想通貨で決済を行うことができます。

この決済システムを利用することで、NPXSだけでなくビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)など、日本の仮想通貨取引所で取り扱っている主要通貨でも決済が可能。

仮想通貨決済をより身近にしてくれるものがプンディエックスでありNPXSです。

エアドロップがある

NPXSを保有していると保有量の7.3%分が毎月エアドロップされます。

計画では2019年は保有量の2.1%が、2020年には保有量の0.9%がエアドロップされる予定となっています。

これはマイイーサウォレットなどにNPXSを保有していると保有量に対してのエアドロップが毎月入ってくることになります。

しかし2019年4月〜6月の3ヶ月に渡って、このエアドロップが事前に実施され、ホルダーにはすでにエアドロップが配布されています。

2019年と2020年にエアドロップされる予定のものが、前倒しで実施されたため、今後NPXSを購入しマイイーサウォレットで保管をしてもエアドロップはもらえない可能性があります。

プレセールや2019年4月までにNPXSを購入できた人にとっては嬉しいエアドロップになりました。

2019年7月時のエアドロップは9日現在ありません。

これからエアドロップが欲しいという人も、恐らく2019年7月のエアドロップはないと思われますので注意しましょう。

NPXSを取り扱っている取引所は

NPXSを取り扱っている取引所は

通貨としてはICOの売れ行きや、エアドロップが話題となったNPXS。

現在はどの取引所に上場しているのかを見ていきましょう。

残念ながら日本国内の仮想通貨取引所には上場はしていませんので、海外の取引所での取り扱いになります。

Binance(バイナンス)

出典:Binance

世界最大手の仮想通貨取引所であるバイナンスでNPXSは取引されています。

元をたどれば、バイナンスの人気投票で1位を獲得した通貨ですので、当然バイナンスで取り扱いがあります。

取引所としての規模もそうですが、手数料が安いことが有名で、さらに取引所トークンのBNBを保有しているとさらに手数料が50%OFFになるという、トレーダーには嬉しい取引所です。

取引量が多いので、NPXSを購入したい場合でも売却したい場合でも、取引がスムーズに行える(取引が成立しやすい)ことが大きなメリット。

NPXS保有者はもちろん、これからNPXSの購入を考えている人も口座開設しておきたい取引所の一つです。

Bittrex(ビットレックス)

出典:Bittrex

アメリカに拠点を構える仮想通貨取引所のBittrexでもNPXSの取引が行えます。

Bittrexでは「NPXS/BTC」「NPXS/ETH」「NPXS/USDT」3種類の通貨で取引が行えることが大きな特徴です。

日本人でも利用ができる取引所で、規模としても大きい取引所ですので使いやすいでしょう。

Bittrexは取り扱い通貨の種類も豊富ですので、NPXS以外の通貨の取引も行いたいという人におすすめの取引所です。

Bithumb(ビッサム)

出典:Bithumb

韓国で大手の仮想通貨取引所の一つであるBithumbでもNPXSの取引が可能です。

ただし通貨ペアは「NPXS/KRW」となっていますので、コリアウォンでの取引になります。

韓国で大手の取引所のため、取引が活発です。

そのため取引が成立しやすいという特徴があります。

2019年7月9日現在はサイトの日本語対応していますが、7月24日をもって日本語サービスが終了となりますので注意しておきましょう。

今後は英語や韓国語での利用になるかと思いますが、Google Chromeの翻訳機能などを使えば問題はないでしょう。

KuCoin(クーコイン)

出典:KuCoin

シンガポールの本拠を構える仮想通貨取引所のKuCoin。

取り扱い通貨が豊富なことで日本でも人気の取引所でした。

KuCoinでもNPXSの取引が可能です。

かつては日本人向けのサービスも行っていましたが、日本の資金決済法に準拠できていないため2019年7月現在は日本居住者は利用できませんので注意してください。

日本に住んでいない人は利用できますので、どうしてもKuCoinで取引をしたい場合は、海外に住むか、海外に住んでいる人に協力をしてもらって取引を行いましょう。

IDEX

出典;IDEX

分散型取引所の一つであるIDEXですが、ここでもNPXSは取引可能です。

NPXSのように、ICOで人気のあったような通貨がすぐに取引できることも大きな特徴。

マイイーサウォレットを紐づけての取引が可能ですので、ハッキングのリスクが軽減されることも大きな特徴です。

バイナンスと比べると取引量は落ちますので、スムーズな取引には不向きになります。

しかし、マイイーサウォレットと紐づいているので、最近まで行われていたマイイーサウォレット保有組へのエアドロップ分を取引するなどの使い方もできます。

HOTBIT(ホットビット)

出典:HOTBIT

イギリスにある仮想通貨取引所のHOTBIT。

2018年にオープンした比較的新しい取引所になります。

日本ではあまり知名度はありませんが「NPXS/BTC」「NPXS/ETH」の取引を行うことが可能です。

その他にも、一攫千金の期待ができる草コインを取り扱っていることもあり、一部の人の間では人気の取引所でもあります。

海外の取引所でありがちな、免許証やパスポートの提出は特になく、メールアドレスのみで口座開設ができるとのこと。

NPXSの取引用に一つ作っておくのも良いかもしれません。

NPXSの取引を行う際の注意点

NPXSの取引を行う際の注意点

NPXSの取引を行う際は、日本国内の仮想通貨取引所では取り扱いがないため、海外の取引所を利用することになります。

海外の取引所を利用する際には注意点があります。

日本人・日本居住者は利用不可の場合がある

まずは、日本人や日本居住者でも利用が可能なのかを調べておきましょう。

また、日本語対応している取引所でも、Bithumbのように突然日本語対応をやめてしまうところもありますし、KuCoinなどのように日本居住者へのサービスを停止するところもあります。

現在は利用できても急に利用できなくなることもありますので、海外の取引所はいくつか利用できるようにしておくことがおすすめです。

取引量が少ない

NPXSのように、日本ではまだそれほど知名度が高くない通貨は、取引を行う人が少ない場合もあります

NPXSの取引を考えている場合は、取引所での取引量のチェックが重要です。

取り扱いがあったとしても、取引をする相手がいないと取引が成立しませんので、まずは大手の取引所を利用することをおすすめします。

日本語表記に対応していない

また、日本人でも利用可能なところは多くありますが、サイトが日本語表記に対応していないところが多いです。

英語を読めるようにしておくか、Google Chromeをインストールして、サイトの文章を翻訳できるようにしておきましょう。

今後エアドロップがあるか不明

冒頭でもお伝えしましたが、以前までは2019年から2020年までエアドロップが実施される予定でしたが、なぜか2019年4月から6月までの3ヶ月間に前倒しでエアドロップが実施されました。

約2年間分のエアドロップを3ヶ月間で一気に実施したわけですが、今後エアドロップがあるかは定かではありません。

もし、毎月エアドロップをもらえるという情報を得ていてNPXSを購入しようか検討している人は、エアドロップがもらえるのかどうかは調べた方が良いでしょう。

以前からのNPXS保持している人も、2019年7月はエアドロップが入っていません。

そのため、2019年7月現在はエアドロップは終了したものと考えていた方が良いです。

以前の情報と現状が変化することも仮想通貨ではよくある話ですので、最新の情報を取得しておきましょう。

まとめ

NPXSは、運営がしっかりしているためか、人気や注目を集めたからなのかはわかりませんが、世界各国大手の仮想通貨取引所で取引を行うことができます。

中には日本居住者は利用できない取引所もありますが、取引が成立しやすい大手の取引所で取引ができることは大きなメリットです。

また、プロジェクトとしても、次世代の決済を普及するという今後の社会に大きな影響を与える可能性も。

世の中に普及していくと通貨であるNPXSが世の中で流通する量も増加し、NPXSの価格上昇も見込めます。

現在でも大手を中心に取り扱いのある取引所がありますが、取り扱う取引所がもっと増加していく可能性も十分にあります。

今後のプンディエックスの広まりと、NPXSを取り扱う取引所の増加や価格の変動に注目をしていきましょう。

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