
仮想通貨が抱える問題点であるスケーラビリティ問題を解決する為に誕生した仮想通貨であるAeternity(エターニティ)ですが、
結論から言えばまだまだ認知度は主要銘柄に比べたら低いのが現状ですね。
しかし、Aeternityはイーサリアムベースで開発されており、スマートコントラクトの機能により、遅延が起きないないことも注目されている理由の1つです。
では、Aeternityにはどんな特徴があり、どんな問題点があるのか、提携企業の情報も含めながら紹介しますからぜひ購入する際には参考にして下さいね。
Aeternity(エターニティ)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | Aeternity(エターニティ) |
トークン名 | AE |
公開月 | 2016年12月19日 |
開発国 | - |
開発チーム | AeternityTeam |
開発者 | YanislavMahalov |
発行上限 | 273,685,830 AE |
発行枚数 | 233,020,472 AE |
アルゴリズム | CuckooCycle |
公式HP | aeternity.com |
ホワイトペーパー | Aeternityのホワイトペーパー |
@aeternity | |
@aeternityproject | |
Aeternity community | |
TelegramID | æternity |
YouTube | aeternity blockchain |
Aeternity(エターニティ)とは/開発された目的
Aeternityは、スケーラビリティ問題への対策を目的として開発された仮想通貨です。
仮想通貨では、ビットコインをはじめとしてオンチェーン処理が主流で行われていました。
基本的に仮想通貨の取引は、ブロックチェーンを使って行われています。これが、オンチェーン処理です。
しかし、ブロックチェーンを利用した取引で主流である為に、ブロックチェーンを利用して行うオンチェーン取引はスピードがかなり遅いという欠点を持っていました。
あの有名なビットコインでさえも、かなりの遅延が発生していることが問題視されています。この問題を「スケーラビリティ問題」と言います。
スケーラビリティ問題を解決したい場合、ブロックチェーンを使わない取引が必要です。
そこで、開発された仮想通貨がAeternityです。
Aeternityは、オフチェーン処理が可能な仮想通貨であり、オフチェーン処理であれば、ブロックチェーンに記録されないトランザクションを実行し、その結果だけを記録するという方法で取引が行われます。
つまり、Aeternityはブロックチェーンを使わないため、スピードの遅延にも巻き込まれることがなく、取引スピードをかなり速くできます。
Aeternityは、スケーラビリティ問題を解決するためのプロジェクトとして設計・開発されている為、高速処理が可能であり、多くのユーザーに注目されている仮想通貨です。
Aeternity(エターニティ)の特徴
Aeternityの特徴は、大きく分けて3種類あります。
- オフチェーンで取引が可能なため、スピードが速い
- コンセンサスアルゴリズム「CuckooCycle」を使っている
- 独自のオラクルシステムが使える
オフチェーンで取引が可能なため、スピードが速い
オフチェーンで取引ができるAeternityは、それを可能とするためにステートチャネルというスマートコントラクト専用チャネルを開設しています。
このステートチャネルによって、オフチェーンで早い処理ができるようになっています。
仮想通貨の問題としてあげられるのがメインチェーン上での混雑による遅延です。
しかし、メインチェーンが混雑していたとしてもステートチャネルを持つAeternityには関係ない為、変わらずスピードの速いオフチェーン処理が可能になっています。
イーサリアムの混雑に影響されないのが特徴の1つで、Aeternityにとってもっとも大きなメリットと言えるでしょう。
コンセンサスアルゴリズム「CuckooCycle」を使っている
2つ目の特徴は、Aeternityのコンセンサスアルゴリズムが「CuckooCycle」という点です。
PoWとPoSのハイブリッド型アルゴリズムである「CuckooCycle」は、高い処理能力をもった混合型アルゴリズムです。
つまりAeternityは高い処理能力を持っている為、効率良くマイニングができます。
独自のオラクルシステムが使える
最後の特徴は、Aeternityのオラクルシステムを使うことによって独自の情報収集が可能になっているという点です。
独自のオラクルシステムでは、投票と言う形で正しい情報を収集することが可能です。
AEトークンの保有者がオラクル(ブロックチェーン外の情報を正しい形でブロックチェーン上に取り入れる仕組み)を立ち上げた場合、立ち上げの際に質問を作成し、後程その回答を送信します。
AEトークン保有者によってオラクルが立ち上げられるとき、ユーザーは一定量のAEトークンをブロックチェーン上にデポジット(預けること)をします。
回答に対してトークン保有者による承認が行われますが、この時に異議を述べることもできます。
異議がない場合、正しい回答として登録され、オラクルを立ち上げた人にデポジット金が返還されます。
このシステムも、今後スマートフォンを主流とした取引の中で有利に動くとして、Aeternityが期待されている点です。
Aeternity(エターニティ)の欠点/問題点
取り扱っている仮想通貨取引所が少ない
Aeternityの問題点といえるのは、Aeternityを取り扱っている仮想通貨取引所が少ないことです。
現在、Aeternityは日本国内の取引所では取り扱っていません。
今後増えていく可能性はありますが、現時点で仮想通貨Aeternityの取り扱いをしている取引所は、以下の4つのみです。
- バイナンス
- ヒットビーティーシー
- リクイ
- ゲート
もちろん、Aeternityの活躍により上場する仮想通貨取引所は今後増えていく可能性はある為、将来的な意味でAeternityの可能性は高いと言えるでしょう。
また、今まで問題視されていたビットコインの送金スピードが遅いことをAeternityは解消しています。
ベースとしているEthereumを上回る技術を搭載していることからも、今後に期待ができる仮想通貨ではないでしょうか。
実はAeternity(エターニティ)こんな企業と提携しています!
ErlangSolutions
現在発表されている情報では、AeternityはErlangSolutionsとパートナーシップを結んでいます。
ErlangSolutionsとはプログラミング言語ErlangとElixirのコンサルを担当する会社です。
Aeternityは、ブロックチェーンテクノロジーを多くの現場で利用してもらうことが目的ですから、今後国際的な研究機関と提携し、拡大していくのはないでしょうか。
Aeternity(エターニティ)の評判・口コミ
現在、Aeternityに対する注目は着実に高まっています。
Aeternityの公式ツイッターでは、今後の展開について様々な発表がされています。
まだまだ、英語で発言された意見やツイートしかないようなので、現時点では日本人からはそれほど大きな注目は集めていないのかもしれません。
しかし、今後、ドローンなども関連する発表があったことからも、Aeternityに対する注目が増えていく可能性は非常に高いのではないでしょうか。
話題の仮想通貨を紹介するブログなどでは、6位としてAeternityが紹介されています。
非常に高性能な仮想通貨であるAeternityは、今後クラウドファンディング、ゲーム報酬、フィンテック、トラストレスエクスチェンジ、マイクロペイメントなどで活躍できるのでは、という意見もあがっているようです。
今後購入した方の意見がさらに増えてくるのを随時チェックしていきたいですね。
You already heard that Phase 1 of #AE Token Migration ends on February 15th, right?
We have another great news for you - #LedgerNanoS is now integrated into the migration process 🙂
Find all the info you'll need and various video guides below:https://t.co/j6jbRgtPW1
— æternity blockchain (@aeternity) 2019年2月6日
#AEトークン移行のフェーズ1が2月15日に終了することを既に聞いたことがありますよね。
#LedgerNanoSが移行プロセスに統合されました。
あなたが必要とするすべての情報と以下の様々なビデオガイドを見つけてください。
We at #aeternity are very excited about @drone_graffiti’s public showcase today in Mexico City 🙂
This is just the first phase - in spring 2019, we’ll demonstrate the pltform's true potential for mass collaboration!
Learn more about the project here: https://t.co/Gd7eOcYoRI
— æternity blockchain (@aeternity) 2019年2月8日
私たち#aeternityは、今日メキシコシティで開催された@ drone_graffitiの公開ショーに非常に興奮しています。
これはまだ最初の段階です。
2019年春に、私たちは大規模コラボレーションのために、本物のプラットフォームを実演します!プロジェクトの詳細はこちら
Aeternity(エターニティ)が購入できるおすすめの取引所3選
期待の仮想通貨であるAeternityですが、国内取引所には取り扱いが無い為、海外取引所で取引をする必要があります。
紹介する海外取引所は手数料とレートから比較したデータをもとに判断しています。
今後Aeternityを取り扱う仮想通貨取引所は増えてくる可能性は高いので自分が利用している取引所があれば、Aeternityの取り扱いがないか調べてみるのもおすすめです。
BINANCE(バイナンス)
おすすめの取引所1つめは、BINANCE(バイナンス)です。
バイナンスは、取引高・登録者数が世界有数の海外にある仮想通貨取引所ですね。
日本国内の仮想通貨取引所に比べて圧倒的な種類の通貨を取り扱っています。
バイナンスは、ビットコイン分裂の騒動の際もスピーディーな対応で評価がいい取引所であり、手数料は0.1%と仮想通貨取引所の中では比較安いのが特徴です。
Gate.io(ゲート)
Gate.io(ゲート)は中国の仮想通貨取引所であり、アルトコインを100種類以上取り扱っています。
また、取引手数料は0.2%です。
Aeternityと同様に将来的に価格が上昇する可能性が高い多くのアルトコインを取り扱っていることから、Aeternity以外も調べてみると良いかもしれませんね。
Liqui(リクイ)
Liqui(リクイ)は、登録の際に面倒な手続きがないことから人気の通貨取引所であり、手数料が0.1%と比較的安い取引所でしたが、仮想通貨の低迷により残念ながら閉鎖となりました。
Aeternity(エターニティ)の今後の将来性
Aeternityは、仮想通貨が抱える問題点の1つ、取引に時間がかかってしまうという欠点を克服している仮想通貨として、今後の将来性は期待できる仮想通貨ではないでしょうか。
理由として、取引所が混んでいる場合にも、独自のシステムでスピーディーな通貨の取引ができるというのは、かなり大きなメリットです。
しかし、まだ誕生しているばかりである仮想通貨であることから、今後の活躍に期待したいところです。
また、上場している仮想通貨取引所も少ない為、取引量も少ないですね。
逆に言えば、提携企業が増え、認知度が高まれば大きく価格が上がる可能性の高い仮想通貨ですから、興味のある人は公式情報をチェックしておきましょう。