
ビットコインから始まった仮想通貨はどんどん進化しており、現在では数えきれないほどの仮想通貨が開発されています。
バンクエラもそんな仮想通貨の一つで、将来的な使い道が望めることから仮想通貨に精通している多くの人に注目されています。
しかし、他の仮想通貨やトークンと比べてまだまだ知名度は高くなく、パンクエラとは何なのか知らない人が多いのが現状です。
今回はそんなバンクエラの特徴や将来性、口コミなどを紹介していきます。
Bankera(バンクエラ/BNK)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | Bankera(バンクエラ) |
トークン名 | BNK |
公開月 | 2017年11月 |
開発国 | バンクエラ |
発行上限 | 25,000,000,000 BNK |
発行枚数 | - |
公式HP | https://bankera.com/#/ |
ホワイトペーパー | |
@Bankeracom | |
bankeracom | |
- | |
TelegramID | Bankera |
YouTube | Bankera |
Bankera(バンクエラ/BNK)とは
バンクエラとは、正確には仮想通貨の銀行を目指している銀行の名称で、その企業が発行している仮想通貨の名称をバンクと言います。
2017年に行ったICOでは合計170億円の資金調達に成功したため、一時仮想通貨業界で有名なりました。
Bankera(バンクエラ/BNK)の特徴

出典:Bankera
バンクエラは、仮想通貨及びブロックチェーン時代の銀行を目指しており、ブロックチェーンを活用して銀行のような役割を仮想通貨業界で担うことを目標としています。
では、バンクエラにはどのような特徴を持っているのでしょうか。
仮想通貨の銀行を目指している
バンクエラの一番の特徴は仮想通貨の銀行を目指して開発されていることです。
ブロックチェーン技術を使って下記のようなサービス提供をしています。
- 両替
- 決算代行
- ローン
- デビットカード など
ブロックチェーン技術を使って銀行業務を行うことによって仲介業者を減らすことができ、最終的には利用者が払う手数料を引き下げることにつながります。
手数料の20%がもらえる
バンクエラの発行する仮想通貨を所有していると、バンクエラ取引所などで発生した利益の20%が配当としてもらえるのも特徴です。
もらえる配当はバンクエラの保有量で決まり、多く保有していればいるほど多くもらえます。
現在、配当は毎週木曜に配られており、バンクエラ保有者の多くは木曜日の配当の分配まで売らずに保有していることがほとんどです。
SpectroCoin
SpectroCoinは、バンクエラの目指す仮想通貨の銀行を担うブロックチェーンウォレットです。
世界の多くの国で利用できるようになっており、イーサリアムをブロックチェーンに交換したりネムをイーサリアムに交換したりといった両替を瞬時に行います。
また、仮想通貨から法定通貨への両替も可能で、ビットコインをユーロに両替交換するということもできます。
さらに、デビットカードも発行しており、VISAと提携しているお店やATMならどこでも使用でき仮想通貨で買い物することも可能です。
バンクエラ取引所で手数料なしで取引可能
バンクエラ取引所では、バンクエラを使って他の仮想通貨を購入したり売却を行ったりした場合の手数料は無料になっています。
現在バンクエラ取引所では、下記5種類の銘柄を取り扱っています。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ネム
- ダッシュ
- バンクエア
ユーロやドルを使ってそれらの仮想通貨の売買及びビットコインとイーサリアムといった取引もできますが、バンクエアとイーサリアムやビットコインといった組み合わせの取引に関しては手数料がかかりません。
SpectroCoin間の取引は手数料不要
バンクエアの目指す仮想通貨の銀行として重要な役割を持っているSpectroCoinですが、SpectroCoin間で送金などを行った際の手数料はかかりません。
また、着金も即時に行われ、非常に便利で使いやすくなっています。
これはブロックチェーン技術を使った銀行でありながら、オフチェーンと呼ばれるブロックチェーンの外でデータのやり取りを行う技術も取り入れているからです。
Bankera(バンクエラ/BNK)は現在超絶ICO割れしている?ICO価格と今の価格は?
150億円以上の資金調達を達成
バンクエラは2017年にICOを実施し、約150億以上の資金調達を達成しました。
これは、当時のICO案件の中では最大規模の成功例でした。
2019年現在はICO割れが続いている
最終的な参加者は10万人以上となり、世界的に注目されたICOでしたが、現状ICO割れが続いています。
2018年の6月にノアコインに続いてHitBTCに上場し、当時は0.01ドルだった価格は下落を続けており、上場後1週間で0.006ドル1か月後には0.004ドルで推移して現在では0.002ドルまで下落しています。
まだまだ盛り返せる可能性はある
しかし、他のICO割れしているアルトコインやトークンと比べてもまだまだ盛り返すチャンスはあります。
取引所や本来の目的である仮想通貨の銀行としての機能がさらに普及すれば、今後の期待から現在の下落状況が改善され、上昇するのではないかといったことが考えられています。
また、一部のICO案件の中には詐欺に近いようなものが混じっていることもあり、ここ最近のICOはあまりイメージが良くありませんが、バンクエラの銀行とICOが成功してICOのイメージが少しでも回復できるようにという期待もかかっています。
Bankera(バンクエラ/BNK)に対する懸念点
バンクエラは仮想通貨時代の銀行として、今後さまざまな人に利用されることが期待されていますが、期待がある一方で懸念点もあります。
続いては、バンクエラに対する懸念点を3つ紹介していきます。
バンクエラを追随するプロジェクトが多い
今後の仮想通貨業界のいてカギを握るであろうバンクエラですが、ここ最近の動きをみているとバンクエラを追随するプロジェクトがいくつか立ち上がっています。
これらのプロジェクトのほうが優秀と分かった場合、バンクエラの価値は下がることが予想されます。
そのため、バンクエラは、常に追随するプロジェクトの一歩先を進んでいく必要があるのです。
リトアニアで仮想通貨規制が行われる可能性も
バンクエラはバルト三国の一つリトアニア発の仮想通貨です。
現在リトアニアなどのバルト三国では仮想通貨事業が盛んですが、中には詐欺まがいのICOを行う企業や団体もあります。
そのため、現在リトアニアでは仮想通貨の規制を行うことを検討しており、今後どういう動きがあるのかわからない状況です。
そのため、安心してバンクエラを保有していられない事態が起こることも想定しておく必要があるでしょう。
日本の法律の規制でバンクエラを取引できなく可能性も
これから先伸びる可能性がある仮想通貨ですが、日本の法律によってバンクエラの売買が行えなくなる可能性があります。
現在日本で仮想通貨の取引所などを開設及び取引所のサービスを提供するには登録業者として認定されている必要があります。
しかし、登録業者として認定を受けた取引所においてバンクエラを取り扱っている取引所はなく、海外の取引所でしか取り扱っていないため、今後規制が厳しくなっていくとバンクエラの取引自体ができなくなる可能性も十分あるのです。
Bankera(バンクエラ/BNK)に対する評判・口コミ
仮想通貨の銀行として特徴ある役割を持っているバンクエラですが、バンクエラはユーザーからどのように思われているのでしょうか。
続いては、バンクエラの口コミや評判について紹介していきます。
バンクエラ同士の送金が早い
バンクエラを管理するために使うスペクトロコインですが、スペクトロコインを使ったバンクエラの送金が早くて便利だと好評です。
一般的な仮想通貨だと送金から着金まで時差が生じますが、スペクトロコインを使ったバンクエラの送金は早く実際に使った人からは早くて驚いたという声も上がっています。
驚いたのが、バンクエラ同士の送金は物凄く早い。5秒程度という感覚。 https://t.co/vHhkheAe9F
— 暗号猫@リアル生活に投資 (@AusCryptoCat) 2019年6月29日
ICO参加に後悔する人も
バンクエラのICOに参加して後悔している人も多くいます。
バンクエラの公開直後はよかったものの徐々に値を下げいったためうまく売買を行えず損失が増えてICOに参加したことを後悔しているようです。
バンクエラ買わんどきゃよかった、、、
あーあ、損は覚悟しとこ— taKUSH (@kush_or_key) 2018年2月9日
損切りをして売却する人も
仮想通貨の銀行となることに期待してバンクエラに投資した日本人は多いですが、値が下がるにつれて損切のために売却をする人もいます。
さよならバンクエラ…いい夢見させてもらったよ…
0.45円付近で損切りしてカタカタ震えてましたが、今見たら0.35円付近まで落ちてて嬉しくもなし悲しくもなし
今年の損失に計上していいんですよね。ここからFXで増やしてもしばらく税金の心配はいらないぜカタカタカタカタカタ
— aka (@i_aki_o) 2019年1月8日
今後発展して値が上がることを期待して買い増しする人も
上場時に一時的な値上りはあるものの現状下落傾向にあるバンクエラですが、今後さらなる動きがあった時に値上がりすることを期待して安い今買い増しをする人もいます。
それだけバンクエラに期待しているという表れで、まだまだこれからに期待している人も多いです。
hitBTC日本人利用停止?BNKの流動性下がるのはデメリットだと思うけど、狼狽売りしてもらって、スペクトロコインで取引出来るようになった時にICO割れしてたらラッキー!BNK買い増すだけ。
バンクエラのビジネス自体が否定された訳でもないし。
激アツニュース楽しみ~#Bnk #バンクエラ #hitbtc
— akagisan (@akagisan2) 2018年6月2日
〔配当で再びバンクエラを購入する人も〕
バンクエラを保有していると保有量に応じて配当がイーサリアムによって配られますが、それを目当てにバンクエラが値下がりしても保有し続ける人もいます。また、配当でパンクエラを購入して保有量を増やす人も多く、配当のシステムは非常に好評です。
スペクトロコイン使えるようになっとるやん( ☆∀☆)
配当のイーサでとりあえずバンクエラ買っといた((φ( ̄ー ̄ )#BNK
— のちお@💮かそつ~🔰 (@nvc3vig8) 2019年6月4日
Bankera(バンクエラ/BNK)の将来性
バンクエラは現在進行形のプロジェクトで、徐々に目標としている仮通貨の銀王としての普及は進みつつあります。
バンクエラが普及して多くの人が利用することによって、仮想通貨の取引の選択肢が広がるだけではなく、実用化への動きもさらに加速していくことが考えられます。
元々仮想通貨は現在使われている法定通貨のような使われ方を想定して開発されたものであり、実際に店舗で買い物をするときの支払いに使えるようになるのが理想的です。
しかし、現状まだまだ仮想通貨を実用的に利用できるところは少なく、投資の対象としか見られていません。
そこに仮想通貨の銀行ができることによって仮想通貨の実用化が進むことが期待されています。
そのため、バンクエラには大きな将来性を持っているといえます。
Bankera(バンクエラ/BNK)が購入できるスペクトロコインとは
スペクトロコインは、リトアニアにあるスペクトロファイナンスが提供するウォレットです。
世界150か国以上の国々で使用でき、ビットコインやイーサリアム、ネム、ダッシュといった仮想通貨の管理とクレジットカード、デビットカード、銀行振込、現金といった複数の入出金方法に対応しています。
また、バンクエラを購入及び管理するためにはスペクトロコインへの登録が必要で、スペクトロコインで保有するバンクエラの保有量によって配当の金額が決まり配当の支払いもスペクトロコインに行われます。
そのため、スペクトロコインとバンクエラは切っても切り離せない関係になっています。
Bankera(バンクエラ/BNK)のまとめ
バンクエラはこれからが非常に楽しみな仮想通貨です。
ブロックチェーン技術を使った銀行が発展すると、今後の仮想通貨の実用化も少しずつ進むでしょう。
現状ではICO割れしていますが、今後の展開によっては十分ICO割れを解消することも十分可能で、今後の展開が非常に楽しみな仮想通貨といえます。
現在少しずつ銀行としての機能が充実してきており、デビットカードで仮想通貨を使った買い物もできるようになってきています。
今後が非常に楽しみなバンクエラ、動向を見守っていきましょう。