
仮想通貨やビットコインの取引では、手数料の安い海外の取引所を利用したいという人も多いようです。
しかし、海外の仮想通貨取引所では英語となってしまうのが難点でもあります。
そこでこの記事では、日本語に対応している海外取引所について紹介していきます。
日本語対応している海外の仮想通貨取引所9選
日本語対応の仮想通貨取引所は、日本を市場として考えているために、トラブルがあっても柔軟に対応してくれる場合が多いのが特徴のひとつです。
それぞれの海外取引所の特徴も詳しく見ていきましょう。
BitMEX (ビットメックス)

出典:BitMEX
ビットメックスは、香港を拠点としてる仮想通貨取引所です。
最大100倍のレバレッジが可能
最大では100倍の倍率でレバッジをかけることができるというのが大きな特徴です。
国内にもレバッジ取引が比較的高いところもありますが、ビットメックスは比較にならないほど高いです。
レバッジ取引は、株式やFXの為替など色んな投資で行われる取引です。
一定の資金を元手として、さらに高い金額のお金を動かすシステムですが、システムは優れていますが価格が不安定なのも特徴です。
セキュリティが高くマルチサイン方式を採用
セキュリティが高くマルチサイン方式を採用している点も特徴です。
二段階認証はもちろんのこと、ゴールドウォレットでセキュリティ対策をしています。
取引手数料はmakerが-0.0.25%/takerが0.075%
取引手数料は、makerが-0.0.25%でtakerが0.075%です。
取引を行う際は、取引手数料が発生することもしっかり覚えておきましょう。
BitMart(ビットマート)

出典:BitMart
世界180以上の国や地域の取引をサポート
ビットマートは、ケイマン諸島に本社機能を置き、アメリカや中国、香港や韓国に展開する拠点から180以上の国や地域の取引をサポートする仮想通貨取引所です。
123銘柄という豊富な取り扱いが魅力
ビットマートは、取扱通貨銘柄がとても豊富な取引所でCoinMarketCAPに掲載されている2156銘柄の中で123銘柄を取り扱ってます。
取引手数料・出金手数料が安い
取引手数料は0.05%と安く、出金手数料も安いです。
頻繁に取引を行う場合は、手数料の安さは特に大きな魅力になるでしょう。
独自トークンBMXがあり、アプリでの取引も可能
また、独自トークンBMXを発行していて、通貨を上昇するための独自システムを採用しています。
日本語に対応していて、二段階認証設定もあってアプリを使っての取引が可能です。
CROSSexchange(クロスエクスチェンジ)
クロスチェンジは、2018年11月にオープンしたばかりのまだ新しいです。
アゼルバイジャンで取引所ライセンスを取得
アゼルバイジャンで取引所ライセンスを取得していて、取引方法は現物取引です。
手数料は無料から0.2%
手数料は無料のものから0.2%に設定されています。
取引マイニングと収益分配プランがある
ゼックスというクロスチェンジが発行している独自のトークンを用いて行っていて、取引マイニングと収益分配プランというものがあります。
ゼックスのロックアップ期間によって保有者に利益は一部還元され、ロック期間を最長90日に設定しておくと、配当率は80%となりさらに資産を増やせます。
サポートが手厚くLINE対応も可能
クロスチェンジはサポートも手厚くLINEでも対応してくれます。
日本語にも対応しています。
CoinEx(コインイーエックス)

出典:CoinEx
基軸通貨はコインキャッシュ
コインイーエックスは、ビットコインキャッシュを基軸通貨にしている取引所です。
中国の巨大マイニンググループViaBCTが運営しています。
取り扱い通貨は37種類
また、コインイーエックスが取扱う通貨は37種類あり、一つのアカウントに対して10万ドルまでの入金と決まっていて、その保有分CETが配布されます。
三ヶ月ごとにコインイーエックスの利益の20%でCETを買い戻すので希少価値が上昇します。
アプリが使いやすい
コインイーエックスは、スマホアプリがあり分かりやすい設計になっています。
日本語サポートももちろんあり、セキュリティも二段階認証です。
取引手数料はMarkerが0.1%/Takerが0.1%
取引手数料は、Markerが0.1%でTakerが0.1%です。
入出金手数料は基本的に無料です。
CryptoGT (クリプトジーティー)

出典:CryptoGT
クリプトジーティーは、リニューアルオープンをしたキプロスにある仮想通貨FXの取引所です。
最大レバレッジ200倍、MT5を使用可能
最大レバッジは200倍となっていて、トレードツールはMT5を使うことができます。
しかし、MT5を使うにはトレーディングアカウントを作成してログインをする必要があります。
証拠金7種類、取引ペアは41種類
証拠金は7種類で、取引ペアはEOSとTRXを含め41種類あります。
デモ取引が可能
取引所がメンテナンス中でも取引ができて、デモ取引も可能です。
登録が早く日本語にも対応しています。
入出金のスワップ手数料は無料で、スプレッドは0.045です。
Huobi (フオビ)

出典:Huobi
フオビは、エイダコインの取り扱いを開始した、香港が拠点の仮想通貨取引所です。
独自のHuobi Tokenを発行している
独自のトークンのHuobi Tokenを発行しています。
Huobi Tokenの発行量は五億枚です。
現物取引と信用取引が可能で、取引銘柄は88種類
取引の種類は現物取引と信用取引が可能となっています。
また、取引銘柄は88種類あります。
世界各地で独立した取引業務を実施
シンガポール、韓国、香港、中国内陸のエリアなどの多くの国や地域で独立した取引業務をしています。
さらに取引サービスセンターが設置されて、全世界130ヶ国の数百万のユーザーにサービスを提供しています。
取引手数料は0.2%、独自トークンの割引特典もあり
また、フオビの取引手数料はビットコイン、アルトコインともに0.2%です。
binance発行トークンのBNBを使って取引手数料を支払うと、0.05%ですがホウビ発行のHuobi tokenを使うと、取引手数料は0.01%になります。
また日本語に対応し、分裂通貨への対応も早く、通貨の人気投票があるのも特徴です。
Kraken(クラーケン)
クラーケンはサンフランシスコで設立され、2014年には日本進出もした流動性の高い仮想通貨取引所です。
2014年に、破綻したマウントコックス社の債権者への支援を担当し、ビットコインの表記がBTCではなく、XBTとなっています。
会員認証のレベルは4段階
また、会員の認証レベルがあり0から4段階まであります。
レベル0は、登録がメールアドレスのみで、ウェブサイトは閲覧のみです。
レベル1は、個人情報の登録が可能で、仮想通貨の入金出金、売買が可能です。限度額はあります。
レベル2は、限度額が上がります。
レベル3は、身分証、住所確認、IDセルフィーの承認が可能で、法定通貨の入金、出金も可能ですが、限度額はあります。
レベル4は、証明申し込み書の提出で限度額が上がります。
ユーロベースの取引は世界一
銘柄も豊富で、ユーロベースの取引は世界一です。
人気銘柄のリップルに、XRP/JPYが追加されて円ベースのリップル取引が可能になりました。
注文の種類は4種類、中級以上はレバレッジが可能
また、クラーケンは指注注文の他にシンプル注文ではシンプル・中級・BETA版の4つの注文方法があり、中級以上はレバッジ取引も可能です。
便利なチャート機能もあるのが特徴です。
現物取引の場合は、レバッジをかけていないのでロスカットの心配もないです。
大口専用のダークプールあり!セキュリティも万全
また、クラーケンのダークプールには大口専用のものがあります。
取引は加重平均価格に5%上乗せしたレートです。
セキュリティは、二段階認証でコールドウォレットです。
レバレッジは最大5倍、日本円出金手数料は300円
現物取引手数料は、指し値注文が0%〜0.16%で、成行注文が0.1%〜0.26%です。
レバッジは最大5倍で、日本円出金手数料は300円で入金方法は銀行振込で、提携銀行な三井住友銀行です。
日本の証券会社、マネーパートナーズグループとも業務提携しています。
サイトが日本語に対応している上に、バグを発見すると謝礼金がもらえるという魅力もあります。
Changelly (チェンジリー)

出典:Changelly
仮想通貨両替サービス!仮想通貨の購入はできない
チェンジリーは、ビットコインをはじめとした仮想通貨の両替サービスです。
仮想通貨を直接買うことはできません。
有料なレートで両替が可能
低い手数料で有利なレートで通貨同士を直接両替でき、両替申し込みをして、仮想通貨を送ると返ってくるという便利なサービスです。
また、有利なレートで両替が可能となります。
80種類以上の仮想通貨を両替可能
取引通貨が豊富なのも特徴で、チェンジリーは多数のビットコインはもちろんのこと、アルトコインの取り扱いがあります。
サポートされている通貨は80を超えていて、さまざまなコインに両替が可能です。
メールアドレスのみで登録&利用可能
チェンジリーは登録も簡単なのが特徴で、メールアドレスの登録だけなので、すぐ両替が始められます。
もちろん日本語にも対応し、日本で人気のノアコインの両替も始めています。
CoinBene(コインベネ)

出典:CoinBene
コインベネは、シンガポールに本拠地のある取引所です。
仲介サービスプラットフォーム
仮想通貨を買いたい人と売りたい人を繋げるための仲介サービスプラットフォームが大きな特徴です。
口座の開設は、コインベネの公式サイトからすることができて、日本語にも対応しています。
取扱通貨は152種類、取引手数料は0.1%
取引通貨の枚数は、152通貨で取引手数料は0.1%となっています。
基軸通貨はUSD、BTS、ETHです。
総発行枚数10億枚の独自トークンがある
コインベネには、独自トークンのCONIがあり、トークンの配分は総発行枚数は10億枚で、エンジェル投資は1億枚、投資家保護は1億枚、エアドロップは3億枚、マーケティングは1億枚、運営保有は4億枚です。
また、コインベネの特徴としてはスマートフォン用のアプリもあります。
取引手数料は一律0.1%
取引手数料は、一律で0.1%となっています。
お得に取引できる取引所と言えるでしょう。
海外取引所を利用する際の注意点
海外だけではなく国内でも同様ですが、仮想通貨取引所を利用する際は登録が必要です。
ここからは、登録する前に知っておきたい注意点について見ていきましょう。
日本円の入金に対応してない
海外の仮想通貨取引所の多くは、日本円での入金には対応していません。
海外の仮想通貨取引所に入金するためには、
- 日本国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を調達
- 調達した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金
- 入金
という流れが必要になります。
特に初心者にとっては盲点となりやすい部分なので注意しましょう。
取引所が閉鎖などの場合、サポートが受けにくい
海外取引所は海外に拠点があるために、取引所が破綻した場合などの処理は、拠点がある国の法律に沿って行われる場合が多いです。
ある程度は財産が補償される場合もありますが、国によっては仮想通貨に関する法律が未熟で、ほとんど補償が受けられない場合もあるので注意しましょう。
また、海外利用者への責任も国によって違ってくるので、海外からの利用者は補償が受けられない場合もあります。
通貨の種類が多すぎる
取引できる仮想通貨が多いと便利なだけでなく、場合によっては何十倍にも急騰するケースもあります。
しかし「あまりにも多くて何を買っていいか分からない」となることもあります。
中には、将来的に無価値になってしまう通貨も混ざっているはずなので、しっかりと見極めて購入を決めましょう。
日本語対応には十分気を付ける
サイトやアプリが日本語対応になっていても、窓口での問い合わせは英語が基本という場合が多いのも実情です。
日本語ができるスタッフが少なく、トラブル対応が十分ではないケースもあるので注意しましょう。
まとめ
海外には数多くの仮想通貨取引が存在していますが、日本語対応の取引所も増えており、以前に比べると身近なものになっています。
海外取引所は、国内取引所に比べるとレバレッジの倍率が高く設定されているという特徴があります。
また、取引できる仮想通貨の種類も豊富で、様々な取引方法を選択できるもの魅力です。
日本語対応の海外取引所を利用する際は、注意点をしっかりと理解した上で、上手に活用していきましょう。