
世の中には数えきれない程の仮想通貨があり、さらにはそれぞれに特色ある機能が搭載されています。
ギフトコインもそんな仮想通貨の一つで、今までになかった機能を搭載しています。
多くの仮想通貨は、仮想通貨を使った金融に関する機能を搭載している場合が多いですが、ギフコインはSNSにおいて投げ銭を行える機能を搭載している点が大きな特徴です。
今回はちょっと変わった機能を搭載している仮想通貨ギフトコインについて紹介していきます。
GIFTCOIN(ギフトコイン/GTO)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | GIFTCOIN(ギフトコイン) |
トークン名 | GTO |
公開月 | 2017年 |
開発チーム | Promise |
発行上限 | - |
発行枚数 | - |
トークン規格 | ERC20 |
公式HP | https://www.promisegiving.com/ |
ホワイトペーパー | - |
@GiftcoinCrypto | |
@GiftcoinCrypto | |
- | |
TelegramID | Giftcoin Cryptocurrency |
YouTube | Promise |
GIFTCOIN(ギフトコイン/GTO)とは
ギフトコインは、慈善事業に対して革命を起こすべく始まったプロジェクトで、ブロックチェーン技術を活用して透明性の高い慈善事業の仕組みを作れるようにすることを目標としています。
まだまだ日の浅い仮想通貨で、日本ではあまり知られていない仮想通貨でもあります。
しかし、慈善事業以外にも今後活用されることが予定されており、今までにない注目の仮想通貨と言えます。
GIFTCOIN(ギフトコイン/GTO)の特徴

出典:GIFTCOIN
慈善事業の透明性確保を目的に始まったギフトコインですが、ギフトコインにはどのような特徴があるのでしょうか。
まずはギフトコインの特徴について見ていきましょう。
イーサリアムのプラットフォームから誕生した
ブロックチェーンを使い慈善事業でのお金の流れを明確にし、透明性を確保するために作られたギフトコインですが、ギフトコインはイーサリアムのプラットフォームを使って作られています。
イーサリアムは今ではビットコインと並び、有名で多くの人が取引を行っている仮想通貨ですが、イーサリアムのプラットフォームを活用することによって簡単にトークンなどの開発が簡単に行えるようになっています。
現在多くのトークンがイーサリアムのプラットフォームを使って開発が進められており、ギフトコインもそんなトークンの一つです。
誰でもライブ配信ができるサービスを実装
ギフトコインには誰でもライブ配信を行えるアップライブというプロダクトを実装しています。
アップライブは誰でもライブ配信を楽しめるサービスで、現在登録者が増え続けているアプリです。
現在人気のLINE LIVEや17LIVEといったライブ配信アプリと同じような感じで利用できます。
アップライブ内では配信者に対して投げ銭を行うことができ、アイテムとして贈られた投げ銭を配信者がギフトコインに換金し、その後法定通貨に変えることによって収益化を行うことが可能です。
投げ銭ができる仮想通貨に
慈善事業の透明化を目的として作られたギフトコインですが、ギフトコインは慈善事業の支払いに使えるだけではなくSNSなどで投げ銭できるように目指しています。
現在アップライブではすでに実装が行われていますが、それ以外のSNSではまだできないのが現状です。
今後、FacebookやInstagram、YouTubeといったメジャーなSNSで投げ銭ができるようになれば、ギフトコインはさらに有名になる可能性があります。
海外の投資会社が出資
ギフトコインの開発や運用には、バックに数多くの海外投資会社がおり、出資によりギフトコインを支えています。
ギフトコインは、ICOにおいて1分間で約33億円を調達した伝説的な案件で、かつアップライブというサービスで投げ銭ができるようになっており実績もあります。
そのことから、ベンチャーキャピタルなどの投資会社が今後のギフトコインの発展にかけて投資を行っているのです。
GIFTCOIN(ギフトコイン/GTO)に対する懸念点
慈善団体に集まった寄付金の透明性を確保することからイーサリアムのプラットフォームを使って作られたギフトコインですが、今後どのような懸念があるのでしょうか。
続いては、ギフトコインに対する懸念点がについて解説していきます。
投げ銭できる仮想通貨は他にもある
現在、誰でもライブ配信を行えるアップライブに実装されているギフトコインを使った投げ銭機能ですが、現状ネムやモナコインなどはTwitter上で投げ銭を行うことができ、投げ銭ができる仮想通貨は他にもたくさんあります。
そのため、似た特徴を持つ仮想通貨といかに差別化を行っていくかが今後のギフトコイン重要な課題となっています。
日本で取引ができなくなる可能性がある
今後の日本での仮想通貨の規制によっては、ギフトコインが取引できなくなる可能性があります。
現在、日本国内に仮想通貨の取引所を開設するためには仮想通貨交換業者として金融庁に登録する必要があります。
しかし、海外の取引所のほとんどは日本の金融庁の仮想通貨交換業者として登録を行っていません。
現時点では、海外の取引所を使っての取引は自己責任のもと行って大丈夫となっていますが、日本の法律を順守する取引所の中には日本人向けのサービス提供を停止している取引所もあります。
現在ギフトコインの売買は海外の取引所でしかできず、日本の取引所では取り扱っていません。
そのため、今後ギフトコインが日本の取引所に上場されず、海外の取引所が完全に使えなくなってしまうと、ギフトコインの取引が行えなくなってしまうのです。
他のSNSがギフトコインを導入するメリットがない
アップライブの投げ銭機能と透明性ある慈善団体への支払いに使われているギフトコインですが、現状他のSNSの投げ銭機能としては使われていません。
YouTubeにはライブ配信中に投げ銭するスーパーチャットという機能があるため、新たに投げ銭機能の導入は必要ない状況です。
また、YouTube以外のTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSで投げ銭機能を導入するメリットはSNS側にはなく、今後SNS投げ銭機能を搭載するかも不透明です。
今後ギフトコインがどのような展開になっていくかはSNSの投げ銭機能がどう広まるかにかかっていますが、SNSであまり導入されないようだとあまり成長が見込めない可能性が高いです。
GIFTCOIN(ギフトコイン/GTO)に対する評判・口コミ
知らない仮想通貨を使うとなると評判や口コミが気になってくることです。
続いては、ギフトコインに対する評判や口コミを紹介していきます。
これからがカギの仮想通貨
まだまだ発展途中の仮想通貨で、これからどういう展開になっていくかによってギフトコインが大きく成長するかがかかっています。
これから様々なSNSで普及すれば更なる成長が見込め、普及が滞るとあまり成長が見込めなくなってしまいます。
そのため、ギフトコインに投資をする場合は状況を見ながら行うことが大切という口コミが多いです。
使い道は限られている
イーサリアムやビットコインなどの一般的な仮想通貨と比べると使い方が限られてしまい取引を行う機会が少ないのが現状です。
アップライブの投げ銭として使うか慈善事業の支払いにしか使う機会がないため、現状の存在価値を見出せないという口コミも寄せられています。
日本円に交換するのが大変
アップライブでファンから投げ銭を貰いながら配信を行っている日本人も数多く、そのような人からは日本円に両替するのが大変と多くの人が思っています。
日本円として現金化するには一度海外の取引所でギフトコインをビットコインなどに交換し、それを日本の取引所に送金して売却し日本円に交換しないといけません。
さらに現金化するには自分の持っている銀行口座に送金する必要があり、まだまだ日本におけるギフトコインを使った投げ銭には課題がある状況です。
GIFTCOIN(ギフトコイン/GTO)の将来性
ギフトコイン将来性はかなり有望だと考えられています。
現在YouTubeをはじめとする誰でも動画を配信したりライブ配信したりできるサービスが非常に盛り上がっており、YouTubeでの広告収入で生活をしている人もいます。
そのようなサービスでギフトコインでの投げ銭サービスが普及し、ギフトコインが使われるようになると、今以上に価値のある仮想通貨になることが考えられています。
GIFTCOIN(ギフトコイン/GTO)はどこで買える?上場先
投げ銭として使ったり慈善事業の寄付に使ったりといった目的で作られたギフトコインですが、ギフトコインはどこで購入することが可能なのでしょうか。
続いてはギフトコインを購入できる取引所を紹介していきます。
Binance(バイナンス)

出典:Binance
ギフトコインを購入できる取引所1ヶ所目は、世界的に有名な取引所バイナンスです。
日本でも知られている取引所で取り扱っている通貨が非常に多いですが、その取り扱っている通貨の中にギフトコインはあります。
香港で誕生した取引所ですが現在はマルタ島に本社を移して取引所を運営しています。
バイナンスでは日本円での入金が行えないため、入金を行うときは国内の取引所で日本円でビットコインなどを購入し、バイナンスの口座へ送金してギフトコインを購入する必要があります。
Bithumb(ビッサム)

出典:Bithumb
ギフトコインが購入できる取引所2ヶ所目は、韓国最大の取引量を誇るビッサムです。
ビッサムは日本語に対応した数少ない海外の取引所で、しっかりとしたセキュリティでユーザーの資産を守っています。
現在日本円での入金はできないため、日本円から一度ビットコインに両替しそこからギフトコインを購入する流れになっています。
OKEx(オーケーイーエックス)

出典:OKEX
ギフトコインを購入できる取引所3ヶ所目は、バイナンスと並び取引量が非常多い取引所オーケーイーエックスです。
中国で誕生した取引所で、取り扱いの仮想通貨もバイナンス並みにトークンの取扱量が多く、日本の取引所では取り扱っていないトークンを購入するために多くの人が利用しています。
しかし、日本円の入金は行えないため、国内の取引所で日本円でビットコインを購入しオーケーイーエックスの口座へ送金してギフトコインを購入することになります。
GIFTCOIN(ギフトコイン/GTO)のまとめ
慈善事業のお金の流れを明確にし透明性を持たせるためにイーサリアムのプラットフォームを活用して作られたギフトコインですが、少しずつSNSの投げ銭にも使われるようになりました。
現在ギフトコインはアップライブという誰でもライブ配信を行えるアプリの投げ銭システムに使われており、それをうまく活用して収益を上げている配信者もいます。
しかし、現在投げ銭機能として使われているのはアップライブのアプリのみで、まだまだ広まっていないのが現状です。
今後他のSNSや動画配信サービスで取り入られるようになるとギフトコインのさらなる成長が見込めます。
今後ギフトコインがどのようなSNSで利用されるようになるのか注目していきましょう。