
仮想通貨取引所の世界的なメッカと言えばシンガポールや香港です。
この二つのエリアには世界の主要な仮想通貨取引所が集中しており、それを取り巻くように多くの中小の仮想通貨取引所が存在しています。
そんな仮想通貨取引所の一つが今回紹介するbiger(ビガー)取引所です。
そのbiger取引所についてその特徴や注意点、登録方法、評判などを紹介しまとめました。
この記事を読めばきっと香港でも注目の比較的新しい仮想通貨取引所、biger取引所について多くのことを知ることができるのではないでしょうか。
biger(ビガー)取引所のwiki的基本情報
仮想通貨取引所名 | biger(ビガー) |
独自トークン有無 | - |
設立日 | 2018年5月 |
取引所がある国 | 中国 |
公式ホームページ | https://www.biger.in/ |
日本語対応 | - |
日本人対応 | 〇 |
@official_biger | |
- | |
- | |
YouTube | biger exchange |
TelegramID | biger_chinese |
biger(ビガー)取引所とは
biger取引所とは冒頭でもお話しした通り、2018年5月に設立された比較的新しい香港の仮想通貨取引所です。
bigerは、安全かつ透明性が高く、シンプルで使いやすい仮想通貨取引プラットフォームを意識しています。
メンバーもモルガン・スタンレーや、香港証券取引所、中国銀聯(中国のクレジットカードブランド、日本のJCBやアメリカのVISAなどのような企業)など一流企業での豊富な経験を持っており、取引所のノウハウも豊富なことから、香港でも一躍注目の取引所の一つとして数えられるようになりました。
香港の有名な機関投資家であるJRRとStar Venturesから戦略的投資も受けていることから、数多くある香港の仮想通貨取引所の中でも一目置かれる存在として見られている仮想通貨取引所です。
基軸通貨は3本立てで、ビットコインとイーサリアム、そしてテザー(米ドルと価格が連動する仮想通貨)のペアを揃えています。
これにより様々な通貨ペアによって取引ができるメリットもあるのです。
取り扱いの仮想通貨は十数種類と多くの海外の仮想通貨取引所の中では比較的少ないものとなっています。
主な取り扱い通貨はBTC、ETH、LTC、BG(取引所トークン)で、流動性の高い通貨を厳選して取り扱っている傾向がある仮想通貨取引所でもあります。
そんなbiger取引所について解説を行います。
biger(ビガー)取引所の特徴

出典:biger
bigerの特徴は5つあります。
処理を支える技術、チェーン上の取引、簡単な操作、カスタマーサービス、豪華な開発メンバー、独自トークンの発行機能と言ったものです。
処理を支える技術
処理を支える技術というのは、一度に大量の注文を処理できる技術です。
アナウンスでは毎秒数百万件の注文に対応できるとしており、独自の発行機能によって高い約定率を目指しています。
約定率とは注文を行ったタイミングで正確に取引を行ってくれる取引所自身の処理能力のことで、この確率が低いと肝心のタイミングで売買が行われないなど、様々な不具合が起こります。
そういったことが極力出ない仕組みとなっていることから、狙ったタイミングで指値注文などを行うことができ、相場でも確実な利益を得やすいと言えます。
チェーン上の取引
チェーン上の取引は、すべてのトランザクションデータはチェーン上に記録されることから、パブリックブロックチェーンのクエリアドレスを開くとユーザーはリアルタイムでクエリを実行することが可能で、ワンクリックの簡単操作によってコインの取引も可能としています。
リアルタイムの取引データ検索を行うことも出来るというのもメリットです。
簡単な操作
簡単な操作も特徴です。
bigerはユーザーインターフェースの工夫にも務めており、言語が分からなくとも直感的な操作が可能となっているのは大きなメリットであり、不慣れな海外からの投資家に対しても広く門戸を開いているといった印象を与えます。
カスタマーサービスも充実しており香港時間で7時から24時(日本時間で8時から25時)の対応を行っています。
また、ネットでのサポートも実施しているため、英語の読み書きができればサポートの利用もオススメです。
豪華な開発メンバー
豪華な開発メンバーも特徴と言えます。
モルガンスタンレーや中国銀聯の出身者が関わっていることやそれらの企業も関与していることから、信頼性の高い仮想通貨取引所と言えるのです。
独自トークンの発行機能
最後の特徴が独自トークンの発行機能があります。
これはbiger取引所で新しい仮想通貨を作り出すことができるということを意味し、プラットフォーム上で独自トークンを発行できることから将来的に様々な仮想通貨の発行が期待できます。
biger(ビガー)取引所を利用する際の注意点
注意点を3つ紹介します。
それは日本語対応していない点、規模がまだまだ小さい点、取扱数が国内取引所とほぼ変わらない点です。
日本語対応していない
biger取引所は海外の仮想通貨取引所なので日本語対応はしていません。
香港が拠点の取引所なので英語には対応しています。
韓国語やインドネシア語には対応していますが、日本語には対応していないため、もし利用する場合はブラウザの日本語翻訳機能を利用するのがオススメです。
規模がまだまだ小さい
規模も小さいというのも注意点と言えます。
同じ香港の仮想通貨取引所であるバイナンスに比べるとかなり規模が小さいので、サポート対応のレスポンスなどやや不慣れな面もあります。
また、他の海外の仮想通貨取引所に比べて日本語の情報が少ないので、戸惑うことも多少ある点に注意してください。
取扱数が国内取引所とほぼ変わらない
biger取引所は現在も取り扱い通貨をIEO(仮想通貨取引所を借りて行うICO)の積極実施を行い数を増やしています。
しかし、日本のコインチェックよりもやや多い程度で、そこまで多くの仮想通貨を取り扱っているわけではありません。
そのため、独自の取り扱い銘柄を買う目的でなければ利用しにくい印象はあります。
biger(ビガー)取引所の評判(口コミ)
biger取引所の評判について、Twitterの気になるツイートを3つまとめました。
Bicoinに次いで、買ったIEOがこのGooseQです。
5/17に上場ですが、そもそもBigerって取引所って聞いたこともないし…。
大丈夫かなぁ🤔
GooseQ自体は、面白そうなプロジェクトだけど🤗 https://t.co/0wEOSbJ1gd
— まさ@仮想通貨初心者でも儲けたい! (@masa_crypto) 2019年5月9日
知名度が低いためやや不審に思われています。
GQって結局どこの取引所で売るのがいいんだろ笑 多少日本人の認知のあるbigerが安定?
— Siro_Cin (@CinSiro) 2019年5月11日
日本では知名度がゼロと言うわけではないようです。
bigerの取引所トークン遊びで買ったら
2000%でてるんだが! pic.twitter.com/CyXUbXeggj— イナゴリラ (@inagorira8118) 2019年4月27日
取引所トークンが急騰したこともあります。
全体的に日本での知名度は今一つですが、それでも一定の知名度はあり、取引所トークンも急騰するなど全世界の評価としては注目されているものがあります。
ただ、香港は大手の仮想通貨取引所がひしめいており、そういった中でいかに自分の立ち位置を確保するかがbiger取引所の課題と言えるのではないでしょうか。
biger(ビガー)取引所の登録方法
biger取引所の登録方法ですが、公式サイトにアクセスします。
以降の大まかな流れは、下記の3ステップです。
- アカウント作成画面へ移動
- 電話暗号登録
- 本人確認登録
これらについて説明を行います。
アカウント作成・電話番号登録
まず、アカウント作成について説明します。
- bigerの公式サイトトップ画面の右上にある青いボタン「Create account」をクリック
- 国コード入力(日本は「+81Japan」と入力)
- 電話番号入力(頭の「0」を省いた番号を入力、スマートフォン推奨)
- コード入力(青文字のコードを取得するをクリックすると、パズル認証がポップアップするので、パズルを合わせるとSMSでスマートフォンにコードが送信されるのでそれを入力)
- 任意のパスワードを決めて入力
- ユーザー規約やプライバシー、法的な通知を確認
- 同意するにチェックを入れる
- アカウントを作成するをクリック
これでアカウント作成は完了です。
本人確認登録
次に本人確認登録を行います。
- bigerの公式サイトにログイン
- 右隅に表示された自分の電話番号をクリック
- 展開されたタブから「Security Setting」をクリック
- 左メニューの「Verification(証明)」をクリック
- 「Authenticate(認証する)」をクリック
- 本人確認画面で国籍・本名(身分証明書の名前)を入力
- タブを展開して身分証明に使用するものを選択
※中国人であれば運転免許証が使えますが、日本人であればパスポートの使用がオススメです。 - (IDNumber)に身分証明書の番号を入力
- 身分証明書・IDセルフィーをアップロード
■身分証明書を撮影したもの(身分証の顔写真が掲載されている面(ページ)、運転免許証の場合は裏面、パスポートの場合は表紙も)
■IDセルフィ―(使用した身分証の顔写真ページと、適当な紙に「biger 今日の年月日(例:2019/10/31)」を直筆で記入した用紙を手に持ち、自分の顔を写したもの) - 「OK」をクリックして認証を実施
- 認証に成功すると「Complete」となる
- 登録完了
これで登録が完了します。
biger(ビガー)取引所のまとめ
biger取引所は開場されてまだ1年程度の新興の仮想通貨取引所です。
しかし、積極的にIEOを進めて取り扱い銘柄を増やしたり、各方面の有力メンバーが参加していることから、これからも目が離せない仮想通貨取引所の一つと言えるのではないでしょうか。