
BTC@仮想通貨取引が話題を集めています。仮想通貨取引は安定性や安全性の課題がありました。
そんな中、仮想通貨取引所『DXエクスチェンジ』がオープンし、注目されています。
本記事では、仮想通貨取引所『DXエクスチェンジ』の基本情報や特徴をわかりやすくご紹介します。
また、手数料や登録方法の他に利用上の注意点や将来性についてもご説明します。
DX.Exchange(DXエクスチェンジ)取引所のwiki的基本情報

出典:DX.Exchange
仮想通貨取引所名 | DX.Exchange(DXエクスチェンジ) |
独自トークン有無 | - |
設立日 | 2019年1月 |
運営会社 | DX.Exchange |
取引所がある国 | エストニア |
公式ホームページ | https://dx.exchange/ |
日本語対応 | 〇 |
日本人対応 | 〇 |
アプリ対応 | 〇 |
取扱銘柄数 | 10種類以上 |
@DXdotExchange | |
@dx.exchange | |
- | |
YouTube | Dx.Exchange |
TelegramID | Dx.Exchange |
DX.Exchange(DXエクスチェンジ)取引所とは
『DXエクスチェンジ』は、2019年1月にオープンしたエストニアとイスラエルに拠点を置く仮想通貨取引所です。
EFIU(エストニア金融情報機関)に認可を受けており、米証券取引所NASDAQ(以下、ナスダック)のシステムを用いて証券をトークン化し株式を仮想通貨で購入可能にする『DXエクスチェンジ』は、EU各国をはじめ日本などにもサービスを提供しています。
DX.Exchange(DXエクスチェンジ)取引所の特徴

出典:DX.Exchange
上場企業の株式を仮想通貨で購入可能
『DXエクスチェンジ』は、ナスダックと連携しているため、ナスダックに上場しているアマゾン社やアップル社などの有名企業10社の株式をアメリカ国外から24時間いつでも仮想通貨で購入することが可能です。
今後は、東京証券取引所の上場企業の銘柄も取り扱う予定があります。
デジタルストック
『DXエクスチェンジ』は、MPS(マーケット・プレイス・セキュリティズ)社との提携によりアマゾンやグーグルなどの上場企業のトークン(実際の株と1:1の同等の価値)に投資を可能にしています。
また、会社の配当金も受け取れるサービスであるデジタルストックを提供します。
DXトークンのよる割引
『DXエクスチェンジ』は、手数料の支払いや仮想通貨取引などに利用できる独自のDXトークン(以下、DXCash)を発行しています。
DXCashで取引手数料を支払うことで、ユーザーは手数料が半額になる割引を受けることができます。
取り扱い通貨
『DXエクスチェンジ』が取り扱っている通貨には、法定通貨(フィアット)・仮想通貨・株式(デジタルストック)があります。
入金は、クレジットカードでも可能です。
以下で、主な取り扱い通貨をご紹介します。
法定通貨
- 日本円(JPY)
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- ポンド(GBP)
仮想通貨
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)
- イーサリアム(Ethereum/ETH)
- ライトコイン(Litecoin/LTC)
- リップル(Ripple/XRP)
- ダッシュ(Dash/DASH)
- テザー(Tether/USDT)
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
- カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)
- デラックス・キャッシュ(DXcash/DXCASH)
- エニグマ(Enigma/ENG)
- オミセゴー(OmiseGO/OMG)
- デジバイト(Digibyte/DGB)
- シェアトークン(ShareToken/SHR)
株式(デジタルストック)
- グーグル (Google/GOOGL)
- アップル(Apple/AAPL)
- アマゾン(Amazon/AMZN)
- マイクロソフト(Microsoft/MSFT)
- フェイスブック(Facebook/FB)
- テスラ(Tesla/TSLA)
- インテル(Intel/INTC)
- バイドゥBaidu/BIDU)
- エヌビディア(Nvidia/NVDA)
- ネットフリックス(Netflix/NFLX)
基軸通貨
- 法定通貨4通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)・テザー(USDT)
法定通貨と仮想通貨のワンストップ購入と一括管理
『DXエクスチェンジ』は、法定通貨と仮想通貨を取り扱い、ユーザーに一括管理できる環境を提供しています。
通貨の購入も『DXエクスチェンジ』のみで完結できるので、投資効率の向上につながります。
例えば、従来の日本円の法定通貨からアルトコインの購入は、日本円を国内でビットコインに交換し、ビットコインを海外の取引所に送金してビットコインでアルトコインを購入する流れで行われていました。
『DXエクスチェンジ』を利用する場合は、日本円からアルトコインをワンストップで購入することが可能となります。
コールドストレージによる安全な資産管理
『DXエクスチェンジ』は、ハッキングなどのデジタル犯罪の被害を少なくするため、仮想通貨をオフラインで保管するコールドストレージを採用し、安全に資産管理できる環境を提供しています。
利用しやすいインターフェース
『DXエクスチェンジ』は、トークンを購入するトレーダーやICOを行う企業が使いやすい取引所を目指し、必要なデータをわかりやすく表示するインターフェースを提供しています。
また、デジタルストックではアナリストのコンセンサスなども表示されます。
日本語対応
『DXエクスチェンジ』の公式サイトは日本語に対応しています。
日本人スタッフが在籍しているため、日本語によるサポートも可能で安心して利用できます。
DX.Exchange(DXエクスチェンジ)取引所の手数料

出典:DX.Exchange
『DXエクスチェンジ』の取引手数料には、月間メンバーシップ料プランと取引手数料プランの2種類があります。
月間メンバーシップ料プランでは、取引ごとに手数料が発生するのではなく月間の取引量によって変動します。
実際の取引を実施するためには月間メンバーシップ料の月額20ドルが必要ですが、月間取引量が50,000ドル未満の場合には取引手数料は無料ですので魅力的なプランと言えます。
その後は、月間取引量に応じて手数料がかかります。
月間メンバーシップ料プランの月間取引量ごとの手数料は、以下のとおりです。
- 50,000ドル未満:0%
- 100,000ドルまで:0.25%(DXcashでの手数料0.20%)
- 500,000ドルまで:0.20%(DXcashでの手数料0.15%)
- 1,000,000ドルまで:0.15%(DXcashでの手数料0.10%)
- 1,000,000ドル以上:0.10%(DXcashでの手数料0.05%)
この月額メンバーシップ料は、資金を入れてから発生します。
月額メンバーシップ料をDXcashで支払う場合は、半額の10ドルに割引されます。
DX.Exchange(DXエクスチェンジ)取引所の登録方法

出典:DX.Exchange
登録に必要なもの
『DXエクスチェンジ』に登録する前に、準備しておくべきものを挙げておきます。
- 運転免許証やパスポートなどの身分証明書
- 発行日が6か月以内の居住証明書類(公共料金の領収書など)
- 携帯電話(SMS受信用)
登録の流れ
登録は、『DXエクスチェンジ』の公式サイト上で行います。
主な流れは下記の通りです。
- 仮登録
- メールアドレス認証
- 電話番号の追加
- SMS認証
- 個人情報の入力
- クライアントリストの選択
- 身元確認書類の提出
ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
仮登録
まずは仮登録を行います。
- 『DXエクスチェンジ』の公式サイトにアクセス
- TOPページ右上の「口座開設」をクリック
- 名前・名字・Eメールアドレス・パスワードを入力
- 「私はロボットではありません」にチェックを入れる
- 「利用規約の同意」にチェックを入れる
※ニュースレターの受信は任意 - 「サインイン」をクリック
メールアドレス認証
「サインイン」をクリックすると、登録したメールアドレスにメールが届きます。
メールを確認し、メール内に記載されている「Eメールアドレスを認証」というリンクをクリックしてメールアドレスを認証しましょう。
電話番号の追加
メールアドレスの認証が完了すると、下記のような電話番号を追加するページが表示されます。

出典:DX.Exchange
国を選択(日本の場合はJapan)し、携帯電話番号を入力したら、「コードを送信」をクリックします。
電話番号を入力する際は、最初の「0」を抜いた番号を入力しましょう。
SMS認証
「コードを送信」をクリックすると、下記のようにコードを入力する画面が表示されます。

出典:DX.Exchange
登録した携帯にはすぐにSMSが届きますので、記載されている6桁のコードを上記ページに入力します。
個人情報の入力
コードを入力し「送信」をクリックすると、下記のような個人情報の入力ページが表示されます。

出典:DX.Exchange
下記の個人情報を入力しましょう。
- 名 ←最初の登録画面で入力した内容が表示されています。
- 姓 ←最初の登録画面で入力した内容が表示されています。
- 生年月日
- 性別(性別を選択)
- 居住国(国を選択)
- 都道府県
- 市区町村
- 郵便番号(7桁)
- 住所
- 電話番号 ←SMS認証を行った番号が表示されています。
納税者番号の記入欄もありますが、こちらは任意となっています。
全ての入力が終わったら「次へ」をクリックしましょう。
クライアントチェックリストの選択
「次へ」をクリックすると、クライアントチェックリストのページが表示されます。

出典:DX.Exchange
下記2つの質問の答えを選択し、「次へ」をクリックしましょう。
- あなたの居住地で税金を支払っていますか?
- あなたの主な取引目的はなんですか?
身元確認資料の提出
「次へ」をクリックすると、身元確認資料を提出するためのページが表示されます。
身元確認書類は、データをアップロードする形式で提出します。

出典:DX.Exchange
身分証明書と居住証明用の書類をそれぞれアップロードしたら、「次へ」をクリックしましょう。

出典:DX.Exchange
これで全ての登録が完了し、『DXエクスチェンジ』で取引ができるようになります。
登録画面や表示が非常にわかりやすいので、初心者でも迷うことなく登録できるはずです。
DX.Exchange(DXエクスチェンジ)取引所を利用する際の注意点
取扱い通貨が限られている
通常の仮想通貨を取り扱う取引所と比べて、『DXエクスチェンジ』が取り扱う仮想通貨の種類は限られています。
取り扱っている種類を確認した上で利用しましょう。
中級・上級者向けサービス
『DXエクスチェンジ』は、法定通貨と仮想通貨が取引きでき実用的な情報やツールを提供してくれる魅力的なサービスです。
しかし、月額メンバーシップ料が必要なるため、計画的かつ継続的に取引を行う中級・上級者向けのサービスと言えます。
取引プランや利点を考慮した上で利用するようにしましょう。
日本の認可
『DXエクスチェンジ』は、エストニアの政府機関の認可を正式に受けている取引所ですが、日本金融庁の認可は受けていません。
現時点では、これといった問題はありませんが、利用する際はその点も念頭においておきましょう。
DX.Exchange(DXエクスチェンジ)取引所の将来性
従来の仮想通貨取引所は、注文がしにくく発注バグなどが起こりやすいため安定していないサービスと捉えられる課題がありました。
『DXエクスチェンジ』は、ナスダックと提携しているため、安定性の高い売買システムをユーザーへ提供しています。
また、ナスダックとの協業により不正行為のない安全性の高い取引をユーザーに提供しています。
このように『DXエクスチェンジ』は、従来の仮想通貨取引所の課題を解決し安定した安全な取引を提供できる取引所です。
24時間365日取引可能なデジタル市場の提供により、ユーザーは時間を気にせず投資ができます。
また、従来の仮想通貨に懸念を持っていた富裕層に対しても、『DXエクスチェンジ』は安心感を与えることができます。
『DXエクスチェンジ』は、今まで安全性が低いイメージがあった仮想通貨取引の課題を解決し、仮想通貨市場に光をさす存在となります。
現時点では、仮想通貨の取り扱い種類が少ないなどの課題があります。
しかし、将来的には『DXエクスチェンジ』で取り扱う仮想通貨や市場を増やし、取引が活発化することにより、仮想通貨の取引において『DXエクスチェンジ』は、必須のサービスとなっていくことでしょう。
DX.Exchange(DXエクスチェンジ)取引所のまとめ
『DXエクスチェンジ』は、ナスダックの売買システムも使用し仮想通貨、法定通貨、デジタルストックを取り扱う安全性の高い取引所です。
『DXエクスチェンジ』を利用することで、法定通貨も仮想通貨も取引・管理できるので、富裕層を含め幅広い層のユーザーの利用が想定されます。
『DXエクスチェンジ』へは、公式サイトの日本語ページから登録可能です。
日本語でのサポートにも対応しているため、英語の業界用語などがわからなくても安心して取引に参加できます。
『DXエクスチェンジ』での実際に取引を行うには、月額のメンバーシップ料が必要です。
ただし、50,000ドル未満は無料となっており、初心者でも使いやすい環境が整っています。
公式サイトの取引画面も使いやすいインターフェースで、取引に必要な様々な情報も提供されることから、今後『DXエクスチェンジ』の需要は高まっていくことでしょう。