リップル(XRP)が保管できるウォレットの種類とおすすめアプリを大公開!

コインマーケットキャップ調べで時価総額ランキング3位につけているリップル(XRP)ですが、日本ではビットコイン(BTC)を抜いて日本円換算の保有額で1位となるほどの人気通貨です。

保有額が多いということは保有している人も多い可能性が高いです。

保有額や保有量が多くなってくると、気になるのはその保管状態。

つまり、ウォレットです。

仮想通貨は以前に比べると高くなったと言われるセキュリティですが、ハッキングなどの不安はぬぐいきれていません。

今回は、日本では特に人気の仮想通貨リップルのウォレットについて、特徴を押さえながらオススメのものをお届けしていきます。

すでにリップルを保有している人も、これから購入を検討する人も、参考にしていただけたら幸いです。

リップルを保管するウォレットの種類とは

人気仮想通貨リップルに限ったことではありませんが、仮想通貨を保管するウィレットは日常的に使用するウォレットや、管理目的のウォレットなど、用途によって5つの種類に分けられます。

どのようなウォレットがあるのかを知っておきましょう。

デスクトップウォレット

名前の通りですが、これはPC(パソコン)で使用するウォレットのことを指します。

インターネット上からソフトウェアをダウンロードし、インストールして使用します。

自分のPC上で管理をするため、一度ダウンロードしてしまえばローカル環境であったとしても使用することができ、比較的セキュリティに優れているウォレットになります。

使っているPCにダウンロード・インストールをしてするため、PCの故障が1番のリスク。

特にノートPCはデスクトップよりも寿命が短いと言われているため、ノートPCを使っている人はデスクトップウォレットだけに資産が偏らないように気をつけておきましょう。

また、オンラインに繋ぐとハッキングの恐れもありますので、セキュリティはしっかりと。

日常的にPCの使用が多い人は、普段の送金や管理におすすめのウォレットと言えるでしょう。

モバイルウォレット

スマホにアプリをダウンロードして使用するタイプのウォレット。

秘密鍵などの情報を管理することも可能で、PCと違いいつでも持ち運びができる点が大きなメリット。

非中央集権(管理が一元化されていない状態)の理想の形とも言える方法です。

PCよりもスマホの方が使い機会が多い人や、いつでも送金を行いたい人に向いています。

また、送金だけでなく決済方法としてモバイルウォレットが活躍します。

日本ではビックカメラなどの店舗でビットコイン決済が導入されていますが、仮想通貨決済はモバイルウォレットが必須。

リップル決済は2019年3月現在、実装されていませんが、今後の開発・研究が進むにつれて可能となるかもしれません。

決済手段として仮想通貨を保有する場合は1つは持っておくべきウォレットです。

しかし、モバイル端末に保管される形となるため、モバイル端末そのものの破損や紛失、盗難の場合は、端末と同時に資産も失ってしまいます。

手軽さが便利ですが、モバイル端末の管理はしっかりしてきましょう。

Web(オンライン)ウォレット

ウォレットを提供している会社のサーバーで秘密鍵や資産を管理します。

Web上で管理されているため、PCでもスマホでもアクセスができ利便性が高いことが特徴です。

アカウント登録をすることで、すぐに利用可能となる場合が多く、手軽に使い始められることがメリットです。

アカウント登録後は自分で秘密鍵を管理することになります。

PCやスマホがあればいつでもアクセスできる反面、知らないうちにウィルスに感染していると情報が抜き取られる危険性があります。

また、ウォレットの管理を会社やサーバー上にあるため、ウォレットのサイトがダウンしたり、サーバーが落ちるとアクセスできなくなってしまいます。

完全にサイトが閉鎖されたり、アクセス不可の状態になってしまうと、自分の資産が取り出せなくなってしまうというデメリットも。

手軽さとセキュリティ面を意識してどこのウォレットを使用するかを決めていきましょう。

ペーパーウォレット

ペーパーウォレットはペーパーウォレット作成ツールを利用して、秘密鍵やリップルアドレスを作成する紙媒体型のウォレットです。

オフライン状態で作成した秘密鍵を紙媒体に印刷することができるため、インターネット上からの不正アクセスやハッキングリスクに強いというメリットがあるため、ハッキングが怖いという人におすすめ。

後述するハードウェアウォレットとは違い、無料でいくつもウォレットを作成できる手軽さがあることもペーパーウォレットの大きな特徴です。

オフラインでの管理となるため、ハッキングには強いですが、保管状態が紙です。

紙は持ち歩くと盗難や紛失のリスクがありますし、破れて破損してしまうという恐れも。

また、紙は劣化しますので、経年劣化によってデータが読み取れなくなることや、火気による消失リスクもあります。

見た目は紙一枚ですが、その中に巨額な金額が入っているということになります。

イメージが湧きにくいですが、ペーパーウォレットの管理は厳重に扱いましょう。

直射日光は避けて、擦れることがないファイルなどに入れて金庫に保管するくらいだと安全でしょう。

ハードウェアウォレット

ハードウェアウォレットは、USBのような形をした端末型のウォレットで、PCから接続を切り離してデータ保管ができます。

秘密鍵の管理の代わりに、ウォレット本体とリカバリーフレーズと呼ばれる、複数の単語から構成されているワードを控えておく必要があります。

仮に端末を紛失したとしても、リカバリーフレーズがあれば別の端末で保有していたリップルを復活させることができます。

このため、複数の端末で保管、管理ができるということが大きなメリットです。

ペーパーウォレットは、リップルを出金したい場合、紙のままでは送金できませんので、一度データに切り替える必要があります。

ハードウェアウォレットは、そのようなことは必要ありませんので管理や運用がしやすいという特徴も。

その一方で、ハードウェアウォレット端末そのものを購入することになるため、ウォレットの中では1番コストがかかってしまいます。

価格は幅広いですが、1個あたり数万円するものも存在しますので、性能や価格をしっかり吟味して購入をしましょう。

また、購入したら終わりというわけではなく、端末のアップデートが定期的に実施されますので、その度にメンテナンスしなければなりません。

安全に管理ができますが、維持に少し手間ががかかることがデメリットです。

端末自体を紛失してしまっても、リカバリーフレーズがあれば大丈夫ですが、リカバリーフレーズを紛失してしまったり、最初にメモをするときに間違ってしまうとリカバリーできなくなってしまいます。

端末本体の管理も重要ですが、リカバリーフレーズは端末よりも大切に保管しておきましょう。

リップルのウォレットアプリはどんなものがあるか

リップルを保管するにも、5種類の方法がありました。

どれを選択するかは好みになってきますが、ここからはアプリ(モバイルウォレット)を中心にどんなものがあるかをお届けしていきます。

現在ではPCよりもスマホを持っているという人の割合が多いと言われており、スマホ向けのアプリ開発が進んでいます。

あなたの条件に合ったアプリ選びの参考にしていただけたらと思います。

Ginco(ギンコ)

Gincoは株式会社Gincoという日本国内の会社がリリースしているiOS向けのアプリです。

App Storeからダウンロードができ、Google Playは2019年3月現在、近日リリース予定となっています。

国産ということでの安心感や無料で使えること、仮想通貨のウォレットにありがちな日本語に対応していないということもありません。

日本の会社が開発しているので日本語に対応しています。

リップル(XRP)はもちろん、2019年3月現在ではビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの人気通貨はもちろん、Swissborg(CHSB)やZilla(ZLA)などの時価総額ランキングではあまり上位には入ってこないようなコアなファンを持つ通貨にも対応しています。

今後も対応通貨は増えていくものと思われますが、リップルを保管するにも十分なアプリと言えます。

また、見やすい設計・デザインや余計な手数料がかからないという点も大きなメリットです。

仮想通貨で懸念されるハッキングですが、Gincoはクライアント型と呼ばれる端末にしか資産へのアクセス権がない方式を採用しています。

国産で操作がわかりやすく、ハッキングに対しても強いGincoはリップル保管に向いていると言えるでしょう。

>>>Ginco公式サイト

edge(エッジ)

edgeも使いやすいアプリとして人気のアプリの一つです。

2019年3月現在、アプリは日本語対応もされており、日本人でも使いやすい設計・デザインとなっています。

こちらのアプリはiOSとAndroidの両方でダウンロードが可能ですので、使っているスマホの種類で悩まされることはありません。

二段階認証の設定が可能でセキュリティ面の安心があり、ユーザー情報は暗号化されているので、外部から情報が盗まれるという危険性も低いです。

ウォレット内で仮想通貨同士を交換可能なので取引所を使う必要がないという特徴も。

取引所を経由せずに通貨の交換ができることは大きなメリットで、対応している通貨もリップルをはじめ、人気の通貨からややマイナーな通貨まで全18種類の通貨に対応しています。

サポートページに記載されていますが、もし、対応している通貨がない場合はリクエストを出すことができますので、リップル以外に対応してほしい通貨がある場合はリクエストを出してみるのも良いかもしれません。

もしかしたらあなたのリクエストで、対応通貨が増えるという可能性も十分にありえます。

また、手数料は6%掛かってしまいますが、クレジットカードでリップルを直接購入することも可能となっています。

>>>edge公式サイト

Evercoin(エバーコイン)

2017年にリリースされたウォレットアプリのEvercoin

EvercoinもiOSとAndroidの両方に対応しているため、幅広いスマホで使うことができます。

ウォレット機能はもちろん、マーケット情報を見ることができ、価格の推移がわかりやすいという特徴があります。

もちろんリップルに対応しており、その他にもコインマーケットキャップの時価総額ランキングで上位に入ってくるようなCardano(ADA)やTron(TRX)など、計18通貨に対応しています。

仮想通貨から別の仮想通貨への交換が可能なため、リップルから別の通貨に両替したい場合には便利なアプリです。

しかし、このアプリは日本語に対応していないため、英語が苦手という人はやや使いづらいかもしれません。

しかし、デザインとしてはシンプルで見やすいので、操作が大変ということは少ないでしょう。

>>>Evercoin公式サイト

リップル保管におすすめのウォレットは

Wallet

ここまで、リップルを保管するための様々な種類のウォレットや具体的なアプリをご紹介してきました。

現在では、ウォレットの開発をしている企業も増えてきており、以前と比べても種類が豊富になってきています。

種類が増えた分、どれを選ぶかは迷うかとは思いますが、信頼の置けるところのウォレットを使うことが1番です。

2018年1月におきたCoincheckの不正送金事件があったため、取引所に置いておけば安全というわけでもありません。

Coincheckの事件後、取引所のセキュリティに対する監査が厳しくなり、現在ではセキュリティは以前よりも向上しています。

しかし、それと同時にハッカーのレベルが上がっているとも言われます。

リップルは今後が期待される人気通貨のため、狙っている人も少なからずいるでしょう。

オンラインのものからオフラインで管理できるものまで特徴はウォレットによって様々です。

どれを使えば安全性は確実というものはないかもしれませんが、オンラインの利便性やオフラインの安全性をうまく組み合わせて管理していきましょう。

アプリであればご紹介した3つがおすすめですし、日本人向けという意味ではGincoが1番使いやすいです。

保有しているリップルを短期的に取引や送金で使う分と、長期的に保有する分に分けて管理することがおすすめですので、取引用はGinco、保管用はハードウェアウォレットなどを活用することが良いでしょう。

自分の資産はリスクや流動性を意識してうまく分散をして保全していきましょう。

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