
5月27日(月)以降の相場を
- BTC/JPY(ビット円)
- ETH/JPY(イーサリアム円)
- XRP/JPY(リップル円)
に分けて考察していきます。
※5月27日(火)午後12時30分~午後16時の相場の考察であり、取引所はCryptoGTを使用しています。
BTC/JPY(ビット円)
日足
ビット円の日足を大きい相場で見ていくと、大きく下降してから安値切り上げてダブルボトムからの上昇が続いています。
直近の細かい相場を見ていき、黄色◇に注目すると、何回も安値が切り上げています。
黄色○の安値にサポートラインを引くと、黄色◇でロウソク足が反発しています。
オレンジ○の高値付近にレジスタンスラインを引くと右型でロウソク足が反発しています。
黄色○のサポートラインとオレンジ○のレジスタンスラインの中でボックスレンジが形成されているのが分かります。
そして、その直近で何回も安値切り上げていることから、そこである程度の買いがあったことが分かります。
その後にある程度上昇してから、そこで買っていた人たちが売りに出すことが読めますね。
だから、ある程度上がったところでショートに賭けるシナリオを立てていきます。
ここから賭けるタイミングを絞るために、4時間足、1時間足を見ていきます。

4時間足
4時間足を見ていくと、全体的にレンジ相場が続いています。
画面左側を見ると、オレンジ◇でサポートラインを引くと、その隣で何回もロウソク足が反発しています。
その部分がボックスレンジになっており、その直後に下降していきました。
オレンジ◇のサポートラインを軸に下がった分の値幅とそのラインより上側で同じ値幅分を計算すると、上側の黄色◇でラインを引くことができ、このラインでロウソク足が止まりやすいことを示唆しています。
直近では赤◇で下降チャネルを形成することができ、上側のチャネルラインを超えてから一時下降しやすくなります。
その上側のチャネルラインに上側の黄色◇で引いたレジスタンスラインがあり、ここでかなりの確率で反発しやすいことが分かります。
なので、4時間足で赤矢印でショートに賭けてよいレベルですが、念のために詳しく見ていきたいので1時間足に落とし込んでいきます。

1時間足
1時間足ではエントリータイミングを詳細に分析していきます。
1時間足にしてみると4時間足での波形が具体的に見て取れます。
直近を見ると、大きい相場でレンジ相場が続いています。そこから一気に上昇した感じです。
日足、4時間足のシナリオ通りに賭けたいので、1時間足では具体的にどの付近で下降するか調べていきます。
黄色◇で上側をフィボ100、下側をフィボ0としてフィボを結んでやると、4時間足で引いたレジスタンスラインの上にフィボ161.8があり、そこが波動の終点となり、そこから下降してくる可能性が高いです。
オレンジ◇で上側をフィボ100、下側をフィボ0としてフィボを結んでやると、4時間足で引いたレジスタンスラインの上にフィボ423.6があり、そこが波動の終点となり、そこから下降してくる可能性が高いです。
つまり、フィボ161.8とフィボ423.6のところで2本のフィボが重畳しているので、このまますぐに上昇してきた場合はそこを陽線がしっかりブレイクしていけばショートに賭けると良いですね。
上昇せずにある程度下降が大きくなれば、このシナリオは却下します。

ETH/JPY(イーサリアム円)
日足
イーサ円日足の大きい相場を見ていくと、上昇ダウが続いています。
直近相場に注目していくと、黄色◇の安値でサポートラインを引くと黄色○で反発しています。
オレンジ◇の高値でレジスタンスラインを引くと、オレンジ○で反発しています。
このサポートラインとレジスタンスラインの間の相場はボックスレンジになっています。
このままボックスレンジを上に抜けると、ボックスレンジ内で買いが入ったことが分かり、ある程度上昇してからショートシナリオを立てることができます。
まだ判断材料が少ないので、その細かいポイントを調べていくために、4時間足⇒1時間足と落とし込んで調べていきます。

4時間足
4時間足を大きい相場で見ていくと、レンジ相場が続いています。
画面真ん中に注目すると、黄色◇の安値でサポートラインを引くと隣で何回もロウソク足が反発しています。その後に下降して上昇してきました。
そのサポートラインを軸にすると、下がった分の値幅だけサポートラインより上で足してやると、オレンジ◇の紫ラインになり、このラインでロウソク足が反発する可能性が高まります。
直近では赤◇で下降チャネルを形成すると、上側のチャネルラインを超えてから少し下がる可能性があります。
オレンジ◇で上側をフィボ100、下側をフィボ0としてフィボを結んでやると、オレンジ◇の紫ラインの上でフィボ127.6があり、そこが波動の終点となって下降してくる可能性が高いです。
つまり、フィボ127.2までしっかり上昇してきたらそこで反発してオレンジ◇の紫ラインまで下がるというシナリオを立てることができます。
日足の関係上、上昇が中途半端なのでショートのシナリオを立ててますが、今回は言うほど下降する可能性は低いので、フィボ100よりもっと下がるというイメージはしにくいです。
念のために、1時間足でもっと詳しく見ていきます。

1時間足
1時間足の大きい相場を見ていくと、レンジ相場が続いて一気に急上昇してきました。
オレンジ◇で上側をフィボ100、下側をフィボ0としてフィボを結んでやると、4時間足で引いた上側の紫ラインより上でフィボ127.6があり、そこが波動の終点となって下降してくる可能性が高いです。
黄色◇で上側をフィボ100、下側をフィボ0としてフィボを結んでやると、4時間足で引いた上側の紫ラインより上でフィボ261.8があり、そこが波動の終点となって下降してくる可能性が高いです。
以上のエントリー根拠より、やはり1時間足のフィボ261.8を陽線が超えてから4時間足で引いたフィボ100までは下がる可能性が高いので、この幅をショートで賭けて取ってみると良いと思います。

XRP/JPY(リップル円)
日足
リップル円日足を大きい相場で見ていくと、レンジ相場が続いています。
直近の相場に注目して、黄色◇の安値でサポートラインを引いてみると隣の黄色○でロウソク足が反発しています。
つまり、そこで買いが入っていることが分かるので少し上昇してから売りが入ると思われるので、ショートのシナリオを立てます。
ここから賭けるタイミングを絞るために、4時間足、1時間足を見ていきます。

4時間足
4時間足で見ると、レンジ相場が続いています。
直近相場に注目し、赤◇でチャネルを形成してから上側のチャネルラインを上に抜けているので、エントリー根拠が集まるところで一旦下がる可能性があります。
画面左側で、一番左側の黄色◇の最高値だったポイントでレジスタンスラインを引いて、残りの黄色◇にも注目するとヘッド&ショルダーになっていることが分かります。
黄色◇で引いたレジスタンスラインで直近の相場が反発する可能性があります。
オレンジ◇の上側をフィボ100、下側をフィボ0としてフィボナッチを結んで、フィボ88.6を超えたところで黄色◇のレジスタンスラインがあるので、このラインで相場が下降する可能性が高くなります。
よって、この2本のラインを陽線がしっかりブレイクしたらショートに賭けたいです。
念のために、1時間足も見ていきたいと思います。

1時間足
1時間足を大きく見ると直近でレンジ相場になってそこから急上昇しています。
黄色◇の上側をフィボ100、下側をフィボ0としてフィボナッチを結んで、4時間足で引いたフィボ88.6やヘッド&ショルダーになっていた高値ラインを超えたところでフィボ261.8があるので、ここで波動の終点となり、相場が下降する可能性が高くなります。
このフィボ261.8を陽線がブレイクしてからショートに賭けるシナリオを立てたいと思います。

今週の相場展望
ビット円とイーサ円とリップル円共にこの数時間前から一気に急上昇してきました。
そこで買いが発生しているのが目に留まりましたので、短期間のショートシナリオを立てました。
この急上昇により現在ビットコインは96万円近くまで上昇しました。
予定していた100万円までもう少しです。
ただ100万円を超えてきたら、100万円は節目になるので売りが強くなる可能性もあります。
あるいはそのまま上昇していく可能性もあります。
その部分はファンダメンタルズ分析より、チャートを読んで予測するテクニカル分析をメインに読んでいった方が良いかもしれません。
ビット円 | やや上昇してから下降 |
イーサ円 | やや上昇してから下降 |
リップル円 | やや上昇してから下降 |
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