
仮想通貨と法定通貨をつなぐ役割を持つ仮想通貨Cryptonex(クリプトネックス)。
日本での知名度は低いものの、海外では上場の知名度といったところでしょう。
では、Cryptonex(クリプトネックス)にはどんな特徴や欠点があるのか、評判や今後の将来性を含めて紹介しますから、ぜひ購入する際には参考にしてくださいね。
Cryptonex(クリプトネックス)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | Cryptonex(クリプトネックス) |
トークン名 | CNX |
公開月 | 2017年8月14日 |
開発国 | スコットランド |
開発チーム | Cryptonex開発チーム |
開発者 | Pavel Kalinin |
発行上限 | 107,135,054 CNX |
発行枚数 | 55,686,329 CNX |
アルゴリズム | Scrypto |
公式HP | cryptonex.org |
ホワイトペーパー | Cryptonexのホワイトペーパー |
@Cryptonex_CNX | |
@Cryptonex.org | |
- | |
TelegramID | Cryptonex (CNX) |
YouTube | - |
Cryptonex(クリプトネックス)とは/開発された目的
クリプトネックスは独自に用意されたブロックチェーンプラットフォーム上に作成され取引される仮想通貨です。
クリプトネックスが取引されるプラットフォームは、管理者が存在しなくても稼働する分散型取引所となります。
様々な仮想通貨流出事件の反省から、この管理者が存在しなくても稼働する分散型取引所が注目を集めていました。
クリプトネックスの開発チームは、投資ポートフォリオシステムやAMM口座等の金融市場向けのシステムの開発に携わっていたメンバーによって構成されています。
クリプトネックスの開発チームの知識や経験、技術力は非常に高いレベルであるという事ができるでしょう。
クリプトネックスの通貨単位はCNHで、最大の通貨供給量は2億1000万CNHと定められています。
世界の法定通貨を様々な仮想通貨やトークンと交換し、低コストで携帯電話や支払いカード等を利用して商品やサービスを購入する機会を提供することを目的に開発されました。
クリプトネックスを利用する事で、 世の中にある商品やサービスを購入する際に、様々な暗号通貨やトークンを利用できる間口が広がっていきます。
Cryptonex(クリプトネックス)の特徴
クリプトネックスには、どのような特徴やメリットがあるのでしょうか。
以下に、クリプトネックスの特徴やメリットについて紹介していきます。
仮想通貨と法定通貨の統合
クリプトネックスでは管理運営部門で即座に仮想通貨と法定通貨との交換が行われますので、商品やサービスを購入する際にスムーズに取引する事ができるようになります。
クリプトネックスでは、仮想通貨でも法定通貨でも即時に取引できるような仕組みの構築に力を入れています。
また、携帯電話や支払いカードでの決済に特化しているので、手軽な決済手段として普及する事も期待されています。
そしてクリプトネックスは銀行との提携を模索しており、2018年には、シンガポールの銀行を買収する事を計画しているという話がありました。
クリプトネックスと銀行の提携が実現化されると、分散型取引所とコネクトしているウォレットで仮想通貨と法定通貨の両方を管理する事が可能に。
クリプトネックスが普及すると、様々な商品やサービスを購入する際の支払いの手段の選択肢も広がり、より簡単に仮想通貨による決済や法定通貨による決済を行う事ができるようになります。
これは非常に画期的なサービスであり、クリプトネックスの最大の魅力という事ができるでしょう。
スマートフォンのアプリケーションを利用すると、その場で決済時に利用したいウォレットを選択して使用するといった使い方も可能です。
仮想通貨と法定通貨の間にある壁を乗り越えて、どちらの通貨も快適に利用できるようなプラットフォーム作りに力を入れています。
高いセキュリティレベル
クリプトネックスは、「Scrypto」という暗号化アルゴリズムによって強固なセキュリティシステムを構築しています。
複数のコンセンサスアルゴリズムの特徴を複合的に持っているため、ハッキング被害に合うリスクを低減させる事を可能としています。
複数の取引所で購入する事が可能で、複合的なコンセンサスアルゴリズムやノードによって検証される事で疑わしい取引はすべて拒絶されるようになっています。
クリプトネックスでは、取引に関する情報を独自のプラットフォーム上で分散と暗号化により管理しています。
そのため、コンピューターウィルスや悪質なプログラムから発見されるようなこともありません。
また、このセキュリティシステムによって取引スピードが下がるという事はありません。
PoSスキームにより、数秒程度で取引を完了してしまうという機能が搭載されているからです。
取引を行う人の負担を求める事なく、低コストで迅速な送金を可能としています。
このような徹底したシステム構築によりサイバー攻撃に強く、取引全体の安全性を高めているため世界中の投資家から期待されています。
マイニングプールを行ったりネットーユーザーとしてクリプトネックスに参加すると報酬がもらえる
クリプトネックスでは、マイニングプールという機能によってユーザーにPoSマイニングの利益が与えられるというような仕組みを提供しています。
PoSマイニングは、取引の検証作業に参加した事で得られる報酬ではなく、仮想通貨の保有量や保有期間によって報酬が得られるという仕組みです。
イーサリアムをベースに開発された仮想通貨では、このようなマイニングシステムを採用しているケースが多くなります。
クリプトネックスを購入した後、指定のデスクトップウォレットに資金移動してオンラインに保つことでマイニングの報酬やコミッションを得ることができます。
この機能により、オンライン上にあるウォレットの残高に応じて、日々利益がプールされるという魅力的な金融商品にもなります。
また、1年間資金を預入し続けていた場合、20パーセントのボーナスを受け取る事ができるようになります。
クリプトネックスのマイニングシステムは最適化されており、多くの人が利益を得られるチャンスがあります。
またクリプトネックスでは、マイニング以外にもバグの発見に協力した人やコンテストで優秀者に認定された人に対して報酬が与えらます。
PRイベントの参加やクリプトネックスの開発に参加する事でも報酬を得られます。
このようにクリプトネックスでは、ネットユーザー参加型の画期的なシステムも多く、世界中の投資家から注目を浴びています。
Cryptonex(クリプトネックス)の欠点/問題点
クリプトネックスに欠点や問題点はあるでしょうか。
クリプトネックスの考えられる欠点や問題点について挙げておきます。
購入できる仮想通貨取引所が限られている
クリプトネックスの欠点としては知名度や流動性が高くないため、取引できる仮想通貨取引所が限られてしまうという点が挙げられます。
もちろん、国内の仮想通貨取引業者での取り扱いはありません。
クリプトネックスを購入するためには、海外の仮想通貨取引所で取引する必要があります。
今後の普及について不透明感がある
仮想通貨の価値を上げる要因は、その経済圏の拡大です。
知名度を上げたり実体経済に普及しなければ、実質的な価値の向上は難しくなります。
クリプトネックスのような現時点で比較的マイナーなコインは、将来に向かって本当に価値が上がるかどうか不透明な面もあります。
実はCryptonex(クリプトネックス)こんな企業と提携しています!
結論から言えば、まだクリプトチップスは提携しているニュースは上がっていません。
仮想通貨と法定通貨の架け橋となる事を目的に開発されているクリプトネックスでは、銀行や決済会社等との提携を模索しています。
2018年には、シンガポールの銀行の買収を計画しているという事が明らかになりました。
クリプトネックスと銀行との提携が成功すると、分散型プラットフォームに繋がっているウォレットで仮想通貨と法定通貨の両方の管理や使用が可能となり、仮想通貨の普及がより進行している事になっていくでしょう。
銀行の買収計画や金融機関との提携はそれを実現する第一歩となります。
今後、クリプトネックスの影響力が強くなれば、大手の銀行や決済会社との密接な関係が生まれる可能性があると言えるでしょう。
Cryptonex(クリプトネックス)の評判
クリプトネックスは日本国内業者の取り扱いがないため、まだ日本国内で評判等を見かける事は少なくなっています。
ただし、一部の仮想通貨メディアでは既に取り上げられており、日本国内からでも一定の注目と期待を集めています。
「Cryptonex(クリプトネックス)」商品やサービスを低価格で提供することを目指す分散型取引所!|仮想通貨ニュース劇場 https://t.co/qEMTIAzEBo @cc_theaterより
— なんなん (@D7y25VzeeQ3Alkv) 2018年12月17日
クリプトネックス(#Cryptonex,#CNX)は独自のブロックチェーンプラットフォームと呼ばれる取引所上に作成されるグローバルな分散型仮想通貨である。
詳しくはこちらhttps://t.co/gC4u6fRN0G— いのり@仮想通貨 (@hontani_kanae) 2018年7月12日
また、海外からのツイートでは高い評価を得ている事もあります。
This morning we see that #cryptonex $cnx has highest average sentiment, social volume and Galaxy Score (indicates overall health, quality and performance of a specific coin) in the entire cryptocurrency market. This activity is potentially indicating VERY BULLISH movement ahead. pic.twitter.com/O7bMCvB6ek
— LunarCRUSH (@LunarCRUSH) 2018年7月31日
このツイートでは、クリプトネックスの潜在的な価値を客観的に高く評価しています。
Cryptonex(クリプトネックス)が購入できるおすすめの取引所
クリプトネックスは、国内の仮想通貨取引業者ではまだ取り扱っていません。
クリプトネックスを取引するためには、海外の仮想通貨取引所のアカウントを開設していく必要がありますが、ここではクリプトチップスが購入できるおすすめの取引所を紹介しますね。
HitBtc(ヒットビーティ―シー)
HitBtcは、2013年に設立されたイギリスに拠点がある仮想通貨取引所です。
取り扱い通貨のペアが600を超えており、ICOをしたばかりの仮想通貨もたくさん取り扱っています。
取引量世界20位前後の流動性が安定している取引所で、手数料率も良心的ですのでおすすめの海外の仮想通貨取引所です。
YoBit(ヨービット)
YoBitは仮想通貨の取引量が世界10位前後に位置しており、ドメインがロシアにありサーバーがサンフランシスコにある仮想通貨の取引業者です。
なんと1200種類以上もの仮想通貨の取り扱いがあります。マイナーコインが豊富な点や利用者を惹きつける魅力的なサービスを展開しています。
メールアドレスのみで簡単にアカウント開設できるため、手軽に投資を始める事ができるというメリットがあります。
また、日本での知名度が高いノアコインが上場していることでも知られていますね。
このように、現時点ではクリプトネックスはマイナーコインの扱いが多い海外仮想通貨取引所でのみ取引する事ができます。
今後、クリプトネックスの優位性が認められ、普及し始めると多くの仮想通貨取引所での取り扱いが開始されるでしょう。
Cryptonex(クリプトネックス)の今後の将来性
クリプトネックスは、仮想通貨と法定通貨の統合を目的として開発されたプロジェクトです。
携帯電話やカードを使った即時決済システムを導入しています。
シンガポールの銀行の買収を計画したり、大手決済会社との提携を模索する等、より現実社会での利用価値を向上させていく事を目指しています。
クリプトネックスの理念が普及する事によって、仮想通貨が便利で快適な決済手段として世界中の人々に利便性を提供する事ができるようになるでしょう。
クリプトネックスが想定する経済圏はグローバル規模で巨大なものであり、今後もさらに拡大する余地がかなりあります。
現時点では、クリプトネックスは、まだ注目度の低い仮想通貨ではありますが、今後の活躍が期待されています。