
6月3日(月)以降の相場を
- BTC/JPY(ビット円)
- ETH/JPY(イーサリアム円)
- XRP/JPY(リップル円)
に分けて考察していきます。
※6月3日(月)午後15時30分~午後16時の相場の考察であり、取引所はCryptoGTを使用しています。
BTC/JPY(ビット円)
日足
ビット円の日足を大きい相場で見ていくと、大きく下降してから安値切り上げてダブルボトムからの上昇が続いています。
直近の細かい相場を見ていき、黄色◇の2か所の安値に上昇トレンドラインを引いてやると、黄色○のロウソク足の安値で反発しています。
オレンジ○の安値にサポートラインを引くと、隣で陰線が2回反発しています。
このことから直近相場でボックスレンジの後に現在ペナント(三角持ち合い相場)を形成しようとしています。
この段階ではまだ上に行くか、下に行くか分かりません。
なので、4時間足、1時間足を見ていきながら考えていきます。

4時間足
4時間足を見ていくと、全体的にレンジ相場が続いています。
直近で黄色○の2か所の高値に下降トレンドラインを引いてみます。
オレンジ○の2か所の安値に上昇トレンドラインを引いてみます。
そうすると直近相場は現在ペナント形成中ということが分かります。
上位足は若干相場が上に強そうだったので、少し目線だけ上にしてみておくと良いです。
ペナント形成中に黄色矢印のようなペナント内部で何回も反発し、そこからダブルトップのネックライン(赤○)を上抜けてからロングに賭けれる可能性はあります。
そのときは1段下の左から2個目のオレンジ○の安値ラインなどを損切りポイントとしたりします。

1時間足
1時間足ではエントリータイミングを詳細に分析していきます。
1時間足にしてみると4時間足での波形が具体的に見て取れます。
4時間足のシナリオ通りを待つことにはなるのですが、その前に1時間足で直近の黄色◇の3か所をチャネルラインで結んでみると、現在下側のチャネルラインを抜けようとしています。
その後に上側のチャネルラインを陽線の実体がブレイクすると、相場は上目線になりその後に上昇しやすくなる可能性はありますが、上側のチャネルラインを初めて抜けた瞬間では買いと売りが拮抗する可能性が高いので、そこで一旦下がってもう1度上昇してきたときに上昇の力が強くなると思われます。
それまでに4時間足のシナリオを満たした状態で1時間足が今言ったような動きになるとある程度は上昇すると思います。
しかし、4時間足のシナリオを満たさずに1時間足ですぐに上昇してしまった場合は、短期間の上昇で終わる可能性が高いです。
利幅を取りにいくなら、4時間足のシナリオを満たしてから賭けた方が良いです。

ETH/JPY(イーサリアム円)
日足
イーサ円日足の大きい相場を見ていくと、上昇ダウが続いています。
直近相場に注目していくと、黄色◇の3か所でチャネルラインを引くことができます。
下側のチャネルラインでは黄色○の陰線が1本反発しています。
オレンジ◇の高値には下降トレンドラインを引くことができます。
それらを踏まえると、現在ペナント(三角持ち合い相場)になっており、上に行くかもしれない、下に下がるかもしれません。
しかし全体的な相場を見ていくと、zigzag上昇波動で安値切り上げ(赤□)、高値切り上げが続いており、上昇7波が続いています。
そして、緑○の上昇幅と水色○の上昇幅を見てみると、現在の水色○の上昇幅は緑○の上昇幅を上回っているので、上昇ダウが崩れてから下降する可能性があります。
従って、これらの根拠から相場シナリオはショートシナリオとします。
細かいポイントを調べていくために、4時間足⇒1時間足と落とし込んで調べていきます。

4時間足
4時間足を大きい相場で見ていくと、レンジ相場が続いています。
現在の相場は、zigzag上昇5波の後に押し安値ラインを下回って再び上昇して下降してきたところです。
すでに上昇して反発して下がってきているので、黄色矢印ように今から再び上昇して日足の下降トレンドラインまで上がってきて欲しいところです。
そうならなかったときは、日足の下降チャネルの下側のチャネルラインを下に陰線がしっかり抜けてから戻ってきたところをショートで入れるシナリオにする必要があります。
念のために、1時間足でもっと詳しく見ていきます。

1時間足
1時間足の大きい相場を見ていくと、レンジ相場が続いています。
1時間足にしてみても、4時間足からあまり状況は変わらずに、日足の下降トレンドラインまで上昇するのを待ってからショートに入れるシナリオにするか、そのまま下降して日足の下降チャネルの下側のチャネルラインを陰線がしっかり下回ってからある程度上昇してからショートに入れるシナリオになるかの2種類を用意しておきます。
現在の相場状況では何もできませんので、もう少し相場が動いてから決断することになります。

XRP/JPY(リップル円)
日足
リップル円日足を大きい相場で見ていくと、レンジ相場が続いています。
さらに直近の相場に注目して、黄色◇の陰線の安値でサポートラインを引いてみると隣の黄色○2か所でロウソク足が反発しています。
オレンジ◇の陽線の高値にレジスタンスラインを引いてみると隣のオレンジ○でロウソク足が反発しています。
このように直近の相場を見てもボックスレンジになっています。
現在ボックスレンジの真っ只中ということで、この後に上昇するか下降するか現段階では分かりません。
念のために、4時間足、1時間足を見ていきます。

4時間足
4時間足で見ると、レンジ相場が続いています。
全体相場に注目すると赤□の高値が更新していき、オレンジ□をもって高値を切り下げてきました。
その後に黄色○のダブルトップになるであろうネックラインを下に抜けるとします。
黄色矢印のようにネックラインを上に抜けてきたらその後は上昇チャネルを形成し、上向きを示唆していくのか、あるいは少し上昇しただけで再び下がって下降のイメージが大きくなるのかの分岐点になると思います。
そこまでいってから今後の相場は考えていきたいです。
念のために、1時間足も見ていきたいと思います。

1時間足
1時間足を大きく見ると直近でレンジ相場になっています。
黄色◇の3か所をチャネルラインで結んでやると下降チャネルになり、現在そのまま下側のチャネルラインを陰線の実体がしっかり抜けて、すぐに上昇してくるようであれば(すぐに上昇してこない場合はこれは使えない)、日足のボックスレジスタンスラインより上の黄色○の高値で引いたレジスタンスラインで反発して少し下降するイメージが持てます。
ただし、直近のイメージだけなので利幅はあまりとれない可能性が高く、依然として日足、4時間足の動きがないので静観してから相場が進んでからシナリオを立てるのが得策です。
今週の相場展望
ビット円とイーサ円とリップル円共にペナントやボックスレンジになっており、ほとんど賭ける状況ではなく静観する場面となっています。
基本的にレンジ相場のときは賭けづらいので、粗いレンジやトレンド相場の方が売り買いがしっかりしているので賭けれるタイミングが多いです。
ただし、イーサ円に関しては、大きい相場の日足で上昇7波になって下降チャネルラインを下回る動きをしていたので下がる可能性は高いです。
現在ビットコインは92万円付近で、前回より下落しました。
予定していた100万円を目前にレンジ相場になっていますね。
ここからは上がるか下がるか分からないのでとりあえず静観ですね。
ビット円 | 静観 |
イーサ円 | 静観 |
リップル円 | 静観 |
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