
2018年1月、国内取引所コインチェックのハッキングによる仮想通貨流出が発生し、それまでの仮想通貨ブームが嘘のように、仮想通貨の暴落が起こり、日本人の仮想通貨離れが起こりました。
しかし、今もなお仮想通貨に強い興味を持つ投資家は多いのも実情です。
ビットコイン、イーサリアムといった主要な仮想通貨は今も売り圧力が強いですが、時価総額の小さいマイナーなアルトコインはちょっとした好材料で価格が高騰することもあり、このようなアルトコインに注目が集まっています。
日本では2018年以降、より一層仮想通貨への規制が強化されていて、マイナーなアルトコインはあまり日本の取引所には上場できない状況となっています。
しかし、海外の仮想通貨取引所には多くのマイナーなアルトコインが上場しているため、日本人の注目はそちらに移っています。
そこでこの記事では、アルトコインを多く取り扱うTOKOKという仮想通貨取引所について紹介します。
TOKOK取引所のwiki的基本情報
仮想通貨取引所名 | TOKOK |
独自トークン有無 | TOK |
設立日 | 2018年 |
取引所がある国 | イギリス領バージン諸島 |
公式ホームページ | https://www.tokok.com/index |
日本語対応 | - |
日本人対応 | 〇 |
アプリ対応 | 〇 |
@TOKOK32725843 | |
@tokok.exchange | |
- | |
r/tokok | |
YouTube | - |
TelegramID | https://t.me/tokokenglish |
TOKOK取引所とは

出典:TOKOK
2018年開設のバージン諸島拠点の取引所
TOKOKはイギリス領バージン諸島に拠点を置いている仮想通貨取引所です。
バージン諸島とは、カリブ海に浮かんでいる島国です。
2018年に設立された仮想通貨取引所で、比較的新しい部類に入る仮想通貨取引所と言えます。
1日の取引量は350億円、出来高は世界で30位前後
新しい仮想通貨取引所なのですが、比較的取引量は多く、出来高は全仮想通貨取引所の中で30位前後に位置しています。
1日の取引量は350億円にものぼります。
TOKOKは、近年多くみられる分散型取引所(DEX)ではなく、中央集権型の仮想通貨取引所です。
このため分散型取引所に比べると、ハッキングリスクが高く注意が必要です。
取り扱い通貨は50種類以上
TOKOKは基軸通貨として、ビットコイン、イーサリアムの他、ステーブルコインのテザーやパクソスも採用されています。
取り扱っている仮想通貨は50種類以上にもおよび、比較的取り扱っている仮想通貨の種類は多いと言えます。
ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リップルといった主要な仮想通貨も当然取り扱っていますが、時価総額の小さいマイナーな仮想通貨も多数取り扱っているのであらゆる需要に対応しています。
TOKOK取引所の特徴

出典:TOKOK
多数の仮想通貨を取り扱っている
まずTOKOKの特徴として、多くの種類の仮想通貨を取り扱っていることが挙げられます。
50種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
日本人が海外の仮想通貨取引所の口座を開設して利用する動機となるのは、海外の取引所が時価総額の小さいマイナーなアルトコインを多数取り扱っていることです。
どうしても時価総額の大きいメジャーな仮想通貨の場合は高騰するためにも多くの資金が必要となり、値動きはどうしても重くなってしまいます。
一方で、時価総額の小さいマイナーなアルトコインの場合はちょっとしたプロジェクトの好材料でも価格が大きく高騰し、10倍や場合によっては100倍以上にも価格が高騰する期待が持てます。
大きく急落するリスクを負いながらも、あまり上値が期待できないものに投資するよりは、少額をマイナーなアルトコインに投資して、大きな高騰を待つ方がうまみがあるので、マイナーなアルトコインに多くの日本人が関心を寄せています。
TOKOKは、アルトコインを含む様々なの種類の仮想通貨を取り扱っており、こういった需要にも対応しています。
モバイルアプリがある
TOKOKは、外出先でも気軽に仮想通貨取引ができる、モバイルアプリを提供しています。
このモバイルアプリは、iOS版・Android版がリリースされています。
モバイルアプリは非常にシンプルで取引しやすいものとなっています。
日本語には対応していませんが、英語でも理解が容易ですぐに取引に慣れることができます。
モバイルアプリは、TOKOKのトップページに掲載されているQRコードを読み取ることでインストールすることができます。
仮想通貨取引を行う上で、24時間どこでも取引できることは必須です。
なぜなら、いつ急激な高騰、下落が起こるか分からないからです。
ちょっと利確や損切のタイミングを逃しただけで、大きくパフォーマンスに影響してくるので、TOKOKのようにモバイルアプリを提供してくれている取引所で取引をしたいと多くのトレーダーが考えています。
TOKOKは、このようなユーザーの需要に応えており、とても好感が持てる取引所と言えるでしょう。
TOKを使用すると取引手数料を抑えることができる
TOKOKの取引手数料は一律0.2%となっています。
これは他の取引所と比較すると平均的な水準と言えます。
しかし、TOKOKの発行するトークンであるTOKを購入して、TOKを利用すると、取引手数料が半額の0.1%に引き下げられます。
取引手数料が0.1%というのは非常に低水準で、お得な取引ができます。
手数料が抑えられるとその分利益も出やすくなるので、取引する上で非常に有利になります。
取引手数料を抑えたい方はTOKOKで口座を開設して、TOKを購入した上で取引することをおすすめします。
VIPシステムが導入されている
TOKOKにはVIPシステムというシステムが導入されています。
このVIPシステムは、過去30日間の取引量に応じて、顧客が11段階でランク付けされ、そのランクが上位になればなるほど取引手数料を抑えることができるシステムです。
この顧客ランクが最高のVIP10になったら、取引手数料が50%オフとなります。
また、このVIPシステムでは、顧客ランクに応じたエアドロップを受け取ることができるチャンスもあります。
基本的な取引手数料は0.2%とされていますが、TOKOKにはこのように取引手数料を抑えることができる様々なお得なシステムが採用されています。
それらをフル活用してお得に取引をしていきましょう。
また、エアドロップに興味のある方はTOKOKを取引に利用しておくと多くのエアドロップを得ることができますので、ぜひ口座を開設して、メインの取引口座にしてください。
二段階認証が設定できる
TOKOKは二段階認証の設定を行うことが可能で、セキュリティ対策も万全です。
二段階認証は、下記2つから選択可能です。
- Google Authenticatorを利用した二段階認証
- SMSを利用した二段階認証
ハッカーの標的は取引所だけではなく個人にも及んでいます。
このため取引所のセキュリティ対策はもちろんのこと、個々の顧客のセキュリティ対策も重要になってきます。
このようにセキュリティを高めることができるシステムを提供しているTOKOKでの取引は非常に安心感があると言えます。
パクソスも基軸通貨に採用されている
TOKOKでは、ビットコイン、イーサリアム、テザーのほか、パクソス(PAX)も基軸通貨に採用されています。
パクソスはテザーと同様にアメリカドルに連動したステーブルコインです。
テザーは多くの取引所で基軸通貨に採用されていますが、パクソスはまだ基軸通貨に採用されていない取引所が多いので、パクソスで取引を行いたい場合にも、TOKOKは魅力的な取引所と言えるでしょう。
TOKOK取引所を利用する際の注意点
日本語には対応していない
TOKOKは日本語には対応しておらず、現在の対応言語は英語と中国語となっています。
このため、取引はもちろんのこと、サポートやQ&Aも英語での読解が必要となります。
英語と中国語両方とも全く読解できないという方にとっては、利用する上で難しいところが出てくる可能性があるでしょう。
また、注意喚起の連絡も英語なので、緊急に対応しなければならない連絡がきたときにも対応が遅れてしまう恐れがあります。
マイナーコインの取引に注意
TOKOKは比較的取引量の多い取引所で、流動性は高い方ですが、マイナーコインの通貨ペアではやはり取引量は少なくなってしまいます。
そのため、マイナーコインはどうしても取引板がうすくなってしまい、自分の理想とする価格での取引が難しくなる可能性があると言えます。
そして、急落時には、損切のために売りたくても買い板が無くて売れないという状況になってしまう恐れがあります。
ですから、マイナーコインの取引をする際にはこういったリスクがあることを理解した上で取引をしましょう。
日本円での入金はできない
TOKOKには日本円では入金ができません。
日本円から軍資金を口座に入れるためには、日本の仮想通貨取引所で日本円を仮想通貨に換えて、それをTOKOKの口座に送らなければなりません。
つまり、TOKOKの口座に入金するためには、日本の仮想通貨取引所の口座を開設しておく必要があるということです。
日本の仮想通貨取引所の取引手数料、送金手数料は安いものもあれば高いものもあるので、最も手数料の少ない方法でTOKOKの口座に入金できるように手数料を調べた上で口座開設しておくことが大切です。
TOKOK取引所の評判(口コミ)
ここでは、ツイッターでのTOKOKの評判について紹介していきます。
TOKOKという取引所の方が流動性があるし問題なく使えますよ、とのDMを頂いた。
Switcheoで十分なら取引所リスクを取る必要はないと思うけれど、Switcheoの板じゃ足りないとかNEOを介してのトレード(SwitcheoはNEOベース)が嫌というのであれば、少額から試してみては。https://t.co/hNTl7sgn7q
— ピッツァ (@pizza_pizza3141) 2019年6月15日
まず、TOKOKの流動性の高さが話題になっています。
やはり有利な取引をする上では流動性は大切な要素なので、流動性を気にする人は多いでしょう。
TOKOKは取引量が多いのでその点は安心して利用できます。
2019/8/30
暗号資産取引所TOKOKはXRPを新規上場、取引ペアは以下
XRP / USDT
XRP / CNT
参考:同取引所はCMC取引所ランキング35位https://t.co/4zSamrmX92 pic.twitter.com/Bouy9SD4TS
— Masato🖋 (@studyXRP) 2019年8月31日
また、TOKOKでのリップル上場についてのつぶやきもありました。
やはり日本人はリップルに関心が高いようです。
リップルで入金ができると取引がスムーズに行えて便利です。
TOKOK?という取引所でatomが21$らしいけど、高すぎ。ここDOTやDFNの先物も取り扱ってて、逆にこっちの値段も怪しいんだなと感じたわ。DOTは2回目のico待ちかなぁ
— まんかい 雰囲気マソ (@mankai_funiki) 2019年4月18日
一方で、TOKOKで取り扱っているマイナーコインの他取引所との価格剥離が話題になっています。
TOKOKでは高いようです。
マイナーコインを取引する時には必ず他の取引所のレートをチェックしておくようにしましょう。
TOKOK取引所の登録方法

出典:TOKOK SIGNUP
ここからは、TOKOK取引所の登録方法を見ていきましょう。
- TOKOKの公式サイトを開く
- トップページ右上「Sign up」をクリック
- メールアドレス・パスワード・パスワード(確認)を入力
- 「Registration Agreement」のチェックボックスにチェックを入れる
- 「Sign up now」をクリック
- 登録完了
これでアカウント登録は完了です。
TOKOK取引所のまとめ
TOKOKは世界30位前後の取引量を誇る比較的大きな仮想通貨取引所です。
多くの種類の仮想通貨を取り扱っていて、使えば使うほど取引手数料が安く抑えられるシステムがあります。
トレード頻度の多い方にはおすすめの取引所と言えるでしょう。