トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)のwiki・特徴・評判(口コミ)・将来性まとめ

地上波で放送されていた人気番組「マネーの虎」。

その番組で“冷徹なる虎”と称されて一躍有名になったのが、実業家の南原竜樹氏です。

なんと、その南原竜樹氏がブロックチェーンビジネスに乗り出して新しい仮想通貨を産み出しました。

その仮想通貨とは「トーラスコイン」。

この記事では、トーラスコインについて詳しく解説します。

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)のwiki的基本情報

Torus

仮想通貨名 Toruscoin(トーラスコイン)
トークン名 TORUS
公開年 2018年
開発国 日本
発行上限 999,999,999,999TORUS
発行枚数 -
公式HP https://torus.energy/
ホワイトペーパー https://torus.energy/whitepaper/
Twitter @TorusProject_E
Facebook -
Reddit -
TelegramID Torus_EN
YouTube Torus Project

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)とは

トーラスプロジェクトでの経済活動の媒体となる仮想通貨

トーラスコインとは、“ブロックチェーン技術によって中央集権的な送電網体制から脱却して誰でも参加できる送電線を使わない自由な送電体制を構築する”という、トーラスプロジェクトでの経済活動の媒体となる仮想通貨です。

イーサリアムブロックチェーンのスマートコントラクト技術を基盤としたプロジェクトです。

2018年に、有名な実業家である南原竜樹氏が産み出しました。

トーラスプロジェクトは大きく分けて三つのステップから成り立っています。

動く送電網の構築

第一ステップは、動く送電網の構築です。

大きなバッテリーを搭載していて家庭用電源として活用できる電気自動車“PHV車”を活用します。

各家庭や各企業が太陽光発電などで発電した電気をPHV車に充電し、電気を必要としている人にそのPHV車で売りに行く仕組みとなっています。

電気を売りたい人と、買いたい人はブロックチェーン技術によってマッチングさせる仕組みとなっており、スマートコントラクトを利用するので個人間で電気の売買をしても契約トラブルが発生しません。

また、トーラスプロジェクトではこの前段階として、トーラスコインを使用した電気自動車のカーシェアリング事業を計画しています。

無線による送電網の研究と構築

第二ステップは、無線による送電網の研究と構築です。

ブロックチェーン技術によるスマートコントラクトを利用し、無線による電力転送技術によって各商業施設や各家庭などどんな場所でも自販機からジュースを買うように簡単に電気を買い取って充電できる世界の実現を目指します。

また、ブロックチェーン技術によって、無線による電力転送技術の研究データを共有してスピーディーな研究の発展を計画しています。

ブロックチェーンを利用した次世代供給システムの研究と構築

第三ステップは、ブロックチェーンを利用した次世代供給システムの研究と構築です。

従来の電気供給システムは、電気会社が中央集権的に各家庭や各企業に電気を供給し、その料金は銀行を経由して電気会社に払っていました。

これではコストが高くなります。

そこで、トーラスプロジェクトではブロックチェーン技術を利用したトーラスネットワークを構築して、発電者と電気利用者を直接結びつけることでコストの削減を計画しているのです。

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)の特徴

Torus Project

出典:Torus Project

有名実業家の南原竜樹氏が発明

トーラスコインの特徴の一つが、南原竜樹氏という有名な実業家が生み出したという部分です。

南原竜樹氏は、2001年~2004年に日本テレビで放送していた大人気テレビ番組「マネーの虎」で人気になった実業家です。

2005年に提携するMGローバーの倒産により経営していた年商55億円の自動車輸入会社の経営が破綻し、100億近くの借金を背負うことになりました。

しかし、様々なビジネス書を出版したり、赤字が続いていた沖縄レンタカーを買収して僅か3年で黒字化させたり、江戸前寿司やレストランなどの飲食業や旅館業、医療介護ビジネスなど様々なビジネスを展開して、年商100億円というマネーの虎出演時を上回る成功をしています。

そんな南原竜樹氏が発明したという点が特徴のひとつであるトーラスコインは、埋没してしまう多くのアルトコインよりも話題性があります。

電気自動車のカーシェアリング料金支払いに使える

トーラスコインの特徴として、電気自動車のカーシェアリング料金の支払いに使えるというのもあります。

トーラスプロジェクトの前段階として、電気自動車のカーシェアリング事業を行うため、トーラスコインでカーシェアリングできるのです。

現金やクレジットカードがなくても、スマホ一つあればカーシェアリング可能となります。

電気自動車の需要拡大によるトーラスコインの需要期待

トーラスコインは、総発行枚数約1,000億枚と決まっている仮想通貨です。

このため、トーラスコインの値上がりはトーラスコインの需要に依存します。

トーラスプロジェクトでは、電気自動車が中核となるため、どれだけ電気自動車が民間に広まるかが重要なポイントとなります。

現在、電気自動車の需要は世界的に高まる一方なので、トーラスコインの需要が増えて値上がりを期待できるという特徴があるのです。

なぜ、世界的に電気自動車の需要が高まると言えるのか。

それは、各国が石油燃料自動車の地球環境への悪影響を懸念して石油燃料自動車を規制や削減する方向に動くことを以下のように発表しているからです。

  • アメリカ:カリフォルニア州など10以上の州でエコカー対象を電気自動車に。
  • オーストラリア:クイーンズランド州に電気自動車専用道路を建設。
  • 中国:2019年から新エネルギー車販売義務付けし、石油燃料自動車の販売禁止検討。
  • オランダ:2025年までに石油燃料の新車販売を禁止。
  • スウェーデン:2030年までに石油燃料の新車販売を禁止。
  • インド:2030年までに石油燃料の新車販売を禁止。
  • ドイツ:2040年までに石油燃料の新車販売を禁止へ。
  • イギリス・フランス:2040年までに石油燃料の新車販売禁止。

電気という莫大な市場規模をもつ事業の仮想通貨

電気という市場は莫大な市場規模を持っており、年々市場規模が拡大しています。

2035年までに、各発電は下記の数字に達することが予想がされています。

  • 風力発電:170,000,000,000,000円
  • 太陽光発電:101,000,000,000,000円
  • 地熱発電:8,000,000,000,000円
  • 水力発電:124,000,000,000,000円

これだけの莫大な市場規模をもつと関連事業への注目も集めるので、電気関連事業で活用されるトーラスコインの需要が高まることが期待できるのです。

電気会社の料金値上げ阻止

現在、各家庭が発電した電気は電気会社が買い取っていますが、その買い取り代金を捻出するために電気料金を値上げすることで対応しています。

トーラスコインで個人間で電気の売買ができるようになれば、電気会社に買い取りしてもらう必要がないので、電気買い取りを理由とする電気料金の値上げを阻止できるという特徴があります。

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)に対する懸念点

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)に対する懸念点

資金不足によってトーラスプロジェクトの実現が厳しい

2018年12月に、南原竜樹氏は下記のように述べています。

「現時点では製品開発や研究に大きな予算を割り振れていない。政府に予算を出してもらうことがトーラスプロジェクトの推進には必要で、現時点では内閣府と予算の交渉をしているが難航している」

とはいえ、2019年8月にトーラスコインはICO割れせずに上場しているとのことですから、暗号資産研究家のアンゴロウ氏の動画をご覧下さい。

公式Twitterが更新されていない

トーラスコインの公式Twitterは、2018年4月から一切の情報が更新されなくなりました

さらに、2019年8月20日にインスタントメッセージシステムであるテレグラムで当日に情報発進をしただけで“こっそりと”韓国のマイナーな仮想通貨取引所「HOLDPORT」に上場しました。

テレグラム以外では公式サイトをはじめとして一切情報発進されておらず、人気仮想塚系YouTuberの「暗号郎」がトーラスコイン上場に関する動画をアップするまでほとんどの人が気付くことはありませんでした。

このため、上場当日にはトーラスコインの出来高は約18,000円しかありませんでした。

上場は資金集めの格好のチャンスにもかかわらず、資金不足のトーラスコインをこっそりと上場させていることから、トーラスプロジェクトを本当に成功させる気があるのかという懸念があります

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)に対する評判・口コミ

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)に対する評判・口コミ

トーラスコインに対する投稿をTwitterで調査しました。

トーラスコインが開発された当初は期待に対する以下のような口コミがありました。

  • 中神氏案件だけあって面白いと思える仮想通貨。

しかし、殆どの人が見切りをつけたのか、トーラスコインの資金不足など懸念点が明らかになると以下のような良くない投稿ばかりです。

  • 南原竜樹氏は、トーラスコインを作ってプレセールで資金を調達したけど、その後は何も進展は無い。「資金が枯渇した」と言ってプロジェクトを放り出している。「開発している」「話し合いをしている」と言っているけど証拠は何も無い。

  • 「HOLD PORT」というマイナー取引所に上場し、しかも1日の売買枚数を50枚に制限してホルダーに損切りの機会すら与えない。

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)の将来性

Torus Project RoadMap

出典:Torus Project

トーラスコインは、資金不足でプロジェクト継続が困難な状況です。

しかも、資金集めができる上場もテレグラムで当日に告知するだけで公式サイトですら情報を発進していない為、将来性は不透明かも...

トーラスプロジェクトの前段階であるカーシェアリング事業も、世界120カ国で成功しているDarentaに遅れをとっていて成功の見込みは薄いです。

そのため、トーラスコインの将来性はやや厳しいかもしれませんね。

トーラスコイン(Toruscoin/TORUS)のまとめ

トーラスコインは南原竜樹氏という有名な実業家が開発した仮想通貨ということで当初は期待を集めました。

しかし、Twitterを一切更新しない、資金不足なのにマイナーな仮想通貨取引所でこっそりと上場するなどしている為、購入する際には気を付けましょう。

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