仮想通貨リップル

仮想通貨の中でも時価総額でトップを走るビットコイン(BTC)を追い上げているリップル(XRP)。

時価総額ではイーサリアム(ETH)と時価総額の2位を争っている人気通貨です。

日本では日本人の仮想通貨保有額においては、ビットコインを抜いて1位になったという情報もあるほど。

現在では2000種類を超えていると言われる仮想通貨ですが、その中でトップ3に入っているということはとても人気・実力のある通貨と言えます。

そんな人気のあるリップルですが、過去最高の価格を付けた頃と比較すると、2019年3月現在は、低迷した価格帯で推移中。

過去の価格推移や暴落原因などを振り返りながら、今後の将来性や価格推移についてお伝えしていきます。

今後、リップルは買うべきなのか、リップルを購入する際の参考にしていただけたら幸いです。

リップルの価格が暴落したのはなぜか

リップルの価格チャート

出典:coinmarketcap

リップルは日本国内ではビットコインよりも保有資産額が多く、人気の仮想通貨です。

また、海外でも人気の高い通貨で、取り扱っている取引所も多く存在します。

リップルといえば、かつて2018年1月4日にコインマーケットキャップ調べで1XRPが3.84ドルを付け、日本円にして400円を突破し過去最高額を記録しました。

2017年12月4日時点では日本円で約28円でしたので、1ヶ月で約14倍の高騰を見せたことになります。

この流れに乗って、リップルを保有し大きな富を得た人はリップラーと呼ばれるなど、大きな話題となりました。

しかし、2019年3月現在の1XRP価格は35円前後。

一時は1XRPが400円を突破したにも関わらず、なぜ現在はピーク時の10分の1以下となってしまったのでしょうか。

リップルの価格が暴落してしまった原因についてまずは見ていきましょう。

一時的な仮想通貨ブームの終了

先ほど紹介しましたリップルの価格推移のグラフを見るとわかるのですが、ピークを迎えているのが2018年の1月の第1週(4日)です。

ここに仮想通貨の代表格であるビットコインの価格チャートを重ねてみます。

リップルの価格チャート

出典:coinmarketcap

緑のグラフがリップルの価格を示しており、黄色のグラフがビットコインの価格を示しています。

2つのグラフを見比べてみると、ほとんど同じ時期に値上がりと値下がりが発生していることがわかります。

つまり、ビットコインの価格が上がると、リップルの価格も上がるという構図ができていました。

特に暴落と言われたほどの価格下落を見せた2018年の1月は、リップルの価格が暴落していることもありますがビットコインも暴落しています。

この時期は、2017年の後半から続いた仮想通貨ブームの終わりと言える時期。

テレビではCM、雑誌などでは特集が組まれるなど、メディアで仮想通貨の宣伝を行ったために、これまで投資経験がない人たちをも巻き込んだ仮想通貨ブームが起きました。

また、前述したように、リップラーと呼ばれる人たちは資産を1ヶ月の間に約14倍に増やしていることや、それ以前に1XRPが1円未満で購入した人は400倍以上の資産になっていることで

  • 「仮想通貨は儲かる」
  • 「仮想通貨は簡単に資産が増える」

という風潮が出来上がりました。

楽に稼げるという心理に訴えかけたメディアの戦略もあり、価格は暴騰しましたが、異常な価格上昇を見抜いたトレーダーや投資家が売却・利益確定に走ります。

すると突然価格が大きく下がったために、メディアの影響やブームに乗っかった投資初心者は価格下落の不安に耐えられず売却。

価格の下落が始まるとさらなる売却を生み、投資初心者を中心に売却の流れが生まれ2018年1月の1ヶ月間で400円を突破していた価格が1.15ドル(約128円)まで暴落しました。

同時期にはビットコインが1BTC200万円代から80万円代に落ち込むなど、メディアが作ったビットコインを始めとした仮想通貨ブームの終わりとともにリップルの価格も暴落という形になりました。

事実のない期待感の先行

投資の世界には、

噂で買われ事実で売られる

という言葉が存在します。

これはかつて、SBIグループ代表の北尾氏が、2018年末時点でのリップル(XRP)の価格を10ドル(約1,100円)と発信していました。

このツイートには1700を超えるいいねが付くなど話題となりましたが、実際の2018年12月年末の時点で1XRPは約40円。

このツイートを見た人が、

北尾さんが言ってるならリップル爆上げ間違いなし

という期待感からリップルの購入が進んだこともありました。

他にも規模の大小はあれ、著名人や有力者が、

「〇月にリップルが1000円になる」

という発言を鵜呑みにし、これに期待した人がリップルを購入し、価格が少し上昇したところでプロの投資家やトレーダーが売却(利益確定)。

価格が下がったところで初心者が価格下落の不安から売却し、さらに価格が下がる「噂で買われ事実で下がる」という流れが2018年は継続。

この流れから、前述した仮想通貨ブームで参入してきた投資初心者の多くは仮想通貨市場から撤退し、価格の下落が続くこととなりました。

ビットコインのドミナンスが50%超え

ビットコインのドミナンス

出典:CoinMarketCap

仮想通貨市場にはドミナンスと呼ばれる、仮想通貨市場全体で見た場合のお金の流通量がどのくらいかを表す指標が存在します。

上記の画像はリップルが最高価格をつけた2018年1月4日のチャートですが

  • ビットコイン(BTC):34.67%
  • リップル(XRP):16.34%

しかし、2019年3月17日のチャートを見てみると

ビットコインのドミナンス

出典:CoinMarketCap

  • ビットコイン(BTC):50.68%
  • リップル(XRP):9.45%

このような分布となっています。

仮想通貨はビットコインと、ビットコイン以外のアルトコイン(オルトコイン)に分かれますが、ビットコインのドミナンスが大きければ大きいほどアルトコインの力が弱く、アルトコインの資金がビットコインに流れていることになります。

反対に2018年1月4日のようにビットコインのドミナンスが50%を切り、アルトコインのドミナンスが大きくなると、ビットコインの資金がアルトコインに流れる、アルトコインの価格が上昇するということに。

つまり、ビットコインのドミナンスが上昇するとアルトコインの価格は下がる傾向にあります。

リップルはアルトコインの一部ですので、ビットコインのドミナンスが上昇ともに価格は下落を辿り、この流れがリップルの価格を下げた原因です。

リップルは2019年から今後にかけて価格はどうなるか

仮想通貨全体やビットコインの価格の流れで価格の高騰や暴落を辿ってきましたが、気になるのは今後の価格推移。

2019年やそれ以降はどのような価格推移を見せていくのか、価格が上昇するような要素があるのかどうかも合わせて見ていきます。

2018年の前半までの価格上昇の流れは、メディアによる宣伝の効果や仮想通貨は儲かるという話題の影響で、仮想通貨に関心のなかった人たち、投資初心者が参入したことで起こりました。

しかし、2018年後半の価格低迷から2019年に入ってもなかなか盛り上がってこない仮想通貨市場。

価格下落に耐えられなかった投資初心者の多くはリップルを手放した可能性も高いですが2018年末の時点ではこんなデータが判明しています。

日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が2018年12月31日時点での仮想通貨取引や保有額に関する統計データを公表

このデータにでは、日本円換算での仮想通貨保有額でリップルが1位、2位がビットコインという結果が公になりました。

リップルの保有額は約989億円であるのに対して、ビットコインの保有額が約656億円で、およそ333億円の差が付いていることになります。

つまり、価格は下落したものの、それだけリップルを支持している人が多くいるということです。

保有者が多い、あるいは保有額が多いということは、それだけ期待している人が多くいるという見方もできます。

期待があるということは今後のリップルの価格上昇や世の中での必要性や可能性を感じているということも言えるでしょう。

可能性を感じない通貨であれば、もっと売却が進み、1XRPあたりの価格はもっと下がってもおかしくありません。

リップルは送金に特化した通過のため、日本はもちろん、世界でも国を跨いだ国際送金で、従来の送金手段に代わると言われており、開発・研究が進んでいます。

送金をメインとした通貨の価格変動が大きいと国際送金時に不安が大きくなるので、価格が暴騰するというよりはじわじわと需要が高まりながら価格が安定していくものと思われます。

そのため、需要増加という面と、資産保有という面の2面から価格の上昇と安定性が期待できると予測できます。

国内だけでなく、海外でのリップル開発・運用状況にも注目していきましょう。

リップルの今後に対する予想

リップルは日本国内では、まだあまり馴染みがないかもしれませんが、国際送金に特化した通貨で、海外ではその技術に注目が集まっています。

その技術は各企業だけでなく国の重要な機関(金融機関)なども注目しています。

開発が進むリップルの今後の価格については、世界各国の主要人物や企業の経営層の人物などがコメントを発表しています。

NASDAQ(ナスダック)

アメリカにある世界最大の新興企業向け株式市場であるNASDAQ(ナスダック)が2017年9月の時点で将来のリップルの価格について発表をしていました。

Ripple could easily be worth $1 within the next 52 weeks and $5 over the next several years. Some pundits are calling for $20-plus per Ripple, eventually.

出典:Nasdaq

日本語訳

リップルは、今後52週間で1ドル(約111円)、今後数年間で5ドル(約555円)の価値を超えます。

一部の専門家は、最終的に、リップルあたり20ドル(約2220円)以上を要求しています。

世界最大の新興企業向け株式市場のNASDAQがこのように発表をしており、発表された時期が2017年9月。

そこから「数年後で5ドル」と予測しているため、数年後が5年以内と仮定すると2022年9月までには5ドルを突破するのではとの考えになります。

2019年もこの数年後に入っているため、5ドルまでは行かなくても、それに向かっての価格上昇が見込めることになりますね。

FXcoin松田康生氏

仮想通貨事業を手がけているFXcoinのシニアストラテジスト松田康生氏は、2018年12月26日に、2019年の仮想通貨相場の見通しを発表し、その中で2019年12月にリップル(XRP)は80円になると予想しています。

FXcoin

出典:FXcoin

予想の表では、2019年12月だけでなく、3月、6月、9月、12月、さらには2020年12月の価格予想まで発表しています。

リップルに関しては

  • 2019年3月:50円
  • 2019年6月:60円
  • 2019年9月:70円
  • 2019年12月:80円

3ヶ月に10円ずつ上がっていく予想を立てています。

2019年3月現在、1XRPは35円〜36円あたりで、予想をやや下回る結果に。

松田氏は2019年は、リップルを始めとした仮想通貨による海外送金元年となるであろうと語っています。

またブロックチェーンを用いた開発が次々と実用化され、認知度も一気に進むと予想されるとも予測しており、新たな投資家の参入も期待され、相場は底堅く推移すると考えているようです。

NASDAQやFXcoinの松田氏のような、2019年リップルの2具体的な価格予想は少ないですが、2019年3月現在では予想を下回っています。

しかし、世界のNASDAQが適当な予想をするはずがないですし、松田氏の予測にあるように、ここから認知度が一気に進むという意味では、今後の価格上昇に期待ができます。

具体的な金額は神のみぞ知るところですが、2018年に起こったような価格の暴落がないところを見ると、価格の底を打っているという見方も。

今後は技術的にも前向きな材料があるため、価格上昇には期待をしつつ、リップルを支える国際送金の技術がどこまで発展・普及するかに注目をしていきましょう。

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