ビットコインのメリット

一時期、有名芸能人を起用したCM等で耳にする事が多かったビットコインですが、最近すっかり下火になってしまい、ビットコインという言葉を聞くこともすっかりなくなってしまいました。

それでもビットコインの可能性に価値を見出し、投資対象として期待している人も少なくないようです。

しかしビットコインが普及することでのメリットがある一方で、セキュリティを始め、様々な問題を抱えています。

今回はビットコインのメリットとデメリットについて詳しく紹介し、その解決方法や、さらにビットコインに投資する上で気を付けるべき点についても説明します。

ビットコインのメリット

BTCのメリット

ビットコインが、これまで反響があったのは、次のようなメリットがあったことが理由となっています。

場所、時間に制限なく直接取引ができる

一つ目は、世界各国、時差などを気にすることなく、場所、時間に制限なく直接取引ができるといことろです。

一般的な通貨で取引を行うには、国をまたいで国際的な送金を行う必要があります。

この時に海外の銀行への送金に多大な手数料がかかったり、時間がかかるのが、これまでビジネスをされていた方にはデメリットと考えられてきました。

そこでそうした通常の通貨のデメリットを解消したのがビットコインを始めとする仮想通貨です。

ビットコインは、個人間で直接お金のやり取りをすることが出来るので、どんな場所にいても時間を気にせずにお金の支払いや受取が可能になりました。

手数料が安い

二つ目は、手数料が圧倒的に安いということです。基本的には、無料か格安ですので、仲介手数料のようなものを支払う必要はありません。

海外のショッピングをする場合は、商品より手数料のほうが高くなってしまったり、ビジネスでは利益率を下げてしまっていました。

ビットコインならそうした通貨のデメリットがなくなります。

厳しい制限や管理が存在しない

三つ目は、通貨の使用のような厳しい制限や管理がないということです。

お金を国外に送金する場合は、さまざまな金融規制や規則があるので、自由にいくらでも送金できるというわけではありません。

ビットコインなら、そうした国管理に準ずる必要はありません。

インフレが存在しない

四つ目は、ビットコインにはインフレなどがないということです。

発行上限が決まっているので、それ以上発行されることはありません。

そのため、インフレになる可能性は少ないので、国の通貨がインフレに陥っても安定した価値を維持することができます。

そのため、自国の経済が急に落ち込んで貨幣価値が下がった時でも、安全に資産を守ることができます。

安全性の確かさ

五つ目は、安全性が確かだということです。

支払いに関する情報が漏れることはまずありません。

ビットコインには、お金を支払ったり、受け取ったりする時に、独自の公開錠と秘密錠が使われるので、他者に漏れることはまずありません。

マイニング手法を活用できる

六つ目は、さらに大きな利益を望むならマイニング手法を活用することもできるということです。

自分でマイニングすることができる。

通常は、取引所や販売所で購入するのですが、コンピューターを使ってビットコインマイニングをすると利益率を上げることができます。

少額から取引ができる

七つ目としては、少額からでも取引できるということです。

本当に何か個人的な買い物がしたいとか、電子マネーとして使いたいということであれば、とりあえず買ってみることができます。

ビジネスや投資目的でなくとも、お小遣いのような金額からでもスタートできるのが良いところです。

ビットコインのデメリット

ビットコイン

取引所のセキュリティ対策が不十分

ビットコインが抱えるデメリットの最大の問題、それはセキュリティ対策に課題があるということが挙げられます。

ただしこれはビットコインそのものに罪があるというよりもビットコインを販売し取り扱っている取引所、販売所に問題があると言えます。

かの有名なインターネットサイト、2チャンネル創設者であるひろゆきさんは、ビットコインが大きな話題になっていた際、「今後どれだけビットコインの価値が上がろうが自分は絶対ビットコインには投資しない」と宣言していました。

なぜひろゆきさんがそのように言ったのか。

彼はビットコインに手を出さない理由を色々と説明していましたが、その中でビットコイン取引所のセキュリティ問題を話題にあげ、以下の様に宣伝しています。

ビットコインを取扱いはリスクが大きすぎる。

みんながビットコインを預けている取引所はインターネットに常時繋がっているのだから、最低でも基幹システムをインターネットに接続していない銀行と同等レベルのセキュリティが求められている。

ダメ元でも上手くいけばワンチャン一億円が手に入るわけだから世界中のハッカーが狙う事は目に見えている。

世界中のハッカーたちと毎日戦うなんて絶対無理。そんなコスト掛けられない。

一時期と比べ改善されてきたとは言うものの、まだまだビットコインの取引所は銀行のインターネットサービスと同等のセキュリティを担保しているとは言えません。

インターネットの本当の怖さを知るひろゆきさんにとって、仮想通貨を取り扱い、管理しているビットコイン取引業者のセキュリティはあまりに脆弱に見えたはずです。

それから数カ月もたたないうちに日本を代表する仮想通貨取引所である「コインチェック」がハッキングされNEMが流失し、仮想通貨の悪いイメージが世間に大きく知られるところとなったのは仮想通貨の興味がない人でもみな知っていることです。

コインチェック騒動が起こるまで仮想通貨の流出事件は度々起こってはいたものの「仮想通貨は管理台帳を使ってみんなで管理しているから不正が起こらない、仮に起こったとしてもすぐにバレる」と言われていました。

例えばコインチェック流出が起こるまで世界最大の仮想通貨流出事件として知られていたマウントゴックスのビットコイン流出問題も結局は「内部犯行だった」と片付けられ、ビットコインそのものの安全性には全く問題がない、と軽く考えられていた節があります。

仮想通貨取引所のセキュリティ面の脆弱さを考えると、コインチェックの流出事件は起こるべくして起こった事件だったのです。

コインチェック騒動で流失したのはビットコインではなくNEMでしたが、こうなってしまった以上、ビットコインで同じことが絶対に起こらないとは言えません。

最近になって「NEM流出は北朝鮮のハッカーたちが国家レベルで仕掛けたものだった」という情報も出てきていますが、結局ビットコインを始めとする仮想通貨のセキュリティは国家レベルで本気でハッキングされた場合防ぐことができないと断言できます。

価格変動が大きすぎる

ビットコインが抱える大きなデメリットに、価格変動が大きすぎるということがあります。

円やドル、ユーロなどの法定通貨と違い、ビットコインはその価値を管理・監督する機関がありません。

仮想通貨は使っているみんなでその価値を決める、となっていますが、それゆえに毎日その価値が大きく変動します。

ここ最近はビットコインの話題性が下火になってしまったため以前ほど大きな価格の変動はありませんが、それでも秒単位でその価値は変動しています。

近い将来、ビットコインは現金の代わりになると言われていましたが、ここまで価格変動が激しいと現金代わりに使うには無理があります。

例えば2019年3月17日現在、ビットコインの価格は44万円ですが、3月14日には43万円を切っていました。

一週間後には50万円を超えている可能性もありますが、40万円を切っているかもしれません。

極端な話ですが、もしかしたら明日ビットコインの価格は半減してしまう可能性も孕んでいます。

ビットコインがどれだけ決済に便利なシステムだったとしても、こんな通貨を使って決済をしても良いと思う業者はいません。

使える場所が少ない

どんなに価値があるものでも、日々の生活で使えなければ全く意味がありません。

2019年現在、ビットコインが現金に変わって使えるお店は日本にはほとんどありません。

あなたが毎日行くコンビニ、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターでビットコインは使えますか?

例えばあなたが1,000万円分のビットコインを持っていたとして、自動車ディーラーでスマートフォンの画面を見せながら「車を売ってくれ」と言って売ってもらえることができるでしょうか?

答えは言うまでもありませんね。

なぜビットコインがこれほど使えないのか?

それは通貨として広く認識されていないからです。

日本円の価値を知らない人に日本のお金を支払ってもなんのサービスを受けることができないのと同様、ビットコインの価値を認めていない人たちにとってビットコインはただのスマートフォンの画面に並んだ数字の羅列にすぎません。

これが世間が持っているビットコインの価値なのです。

通貨というのは使える場所があってこそ初めて通貨としての価値があります。

使える場所が限りなく限局されているということはビットコインのデメリットと言えます。

価値を保証する機関がない

そもそもなぜ私たちが持っているお金で物が購入できたり、サービスを受けることができるのか?

一万円札を例に考えてみましょう。

一万円札は金などの現物資産と異なり、そのものにはほとんど価値がありません。

なぜそんなもので自分が欲しい物を購入できたり、色々なサービスを受けられるのか?

それは一万円札に「一万円分の物、サービスを提供してもらうだけの価値がある」と日本国が保証しているからにすぎません。

もし国が「今から一万円札は価値がなくなります」と公式に宣言した瞬間、一万円札はただの紙切れになってしまうのです。

ビットコインはその価値を保証する機関はありません。

ビットコインの利用者たちが狭いコミュニティ内で価値を認め合っているだけのものです。

誰にも支配されない通貨、それがビットコインを始めとする仮想通貨のメリットである言われてきましたが、同時にデメリットであるとも言えます。

有事の際の相談先が曖昧

お金の取引にトラブルはつきものですが、クレジットであればカード発行会社、銀行取引に関するトラブルであれば銀行といったように、有事の際に相談する先はキチンと決まっていますし、相談窓口もちゃんと用意されています。

相談して解決するかどうかはさておき、責任をもって真摯に対応してくれます。

しかしビットコインにおいて、有事の時どこに相談すれば良いのかは曖昧です。

コインチェック騒動の際コインチェック社にはたくさんの被害者が殺到しましたが、真摯に納得の行く対応があったとは言えず物議をかもしました。

もちろん警察に相談することもできますが、現時点でビットコイントラブルにおいて警察がどれだけ頼りになるかは疑問が残ります。

トラブルが起こった時、相談する先が曖昧というのもビットコインのデメリットの一つであると言えます。

取引所がつぶれてしまった場合、何の補償もない

もし自分が資産を預けている銀行がつぶれてしまった場合、最大1,000万円までは無条件で補償されます。

しかし仮想通貨の場合、自分が取引している仮想通貨の取引所がつぶれてしまった場合、なんの補償もありません。

取引所によっては独自のルールを作って補償をうたっているところもありますが、まだまだそのような取引所は多くありません。

送金ミスすれば戻ってこない

ビットコインは投資対象として魅力的と話題になりましたが、その本質は送金の便利さにあります。

ビットコインは安い手数料で気軽に、世界中誰にでも送金できるという事が最大の魅力なのです。

しかしビットコインを送金するためのアドレスは非常に複雑であり、送金先を指示する時やアドレスを入力する時に間違えるリスクがあります。

これが銀行であれば、送金を失敗しても取り消してもらうことができますが、管理者がいないビットコインにおいて送金ミスは命取りであり戻ってくる事はありません。

このように便利なビットコインですが、デメリットがまったくないわけではありません。

次のようなデメリットが考えられます。

ビットコインのデメリットはどうすれば解決できるのか?

ビットコインのデメリット

ここからはビットコインのデメリットに対する解決法について、個人、取引所、国でできることといった視点で考えていきましょう。

個人でできること

セキュリティがきちんとした取引所で取引を行う事ビットコインは取引所に預けっぱなしにするのではなく、個人のウォレットで正しく管理する事送金する時は送金アドレスを間違えない様にする

取引所でできること

セキュリティ対策を最低限インターネット銀行レベルまで高める事有事の責任の所在を明らかにし、何かあった時の相談窓口を作る。

いわゆるカスタマーサポートの設置。

また、ハッキング事件はホットウォレットを狙って起きる為、最低限コールドウォレットで保管することも大切になってくるでしょう。

国としてできること

取引所が破綻した時の補償に関するルールを含め、

  • ビットコインに関わる法整備を進める事
  • ビットコイン取引・決済を安心して行えるような制度を子細に整える事

ビットコインのデメリットである「大きすぎる価格変動」と「決済手段として使えるところが少ない」に関しては、残念ながら具体的な解決方法はありません。

ビットコインの相場は建前上、誰にもコントロールできませんし、決済手段として採用するかどうかを決めるのはそれぞれの企業だからです。

しかし個人レベル、取引所レベルでセキュリティ対策をしっかり行い、国として法整備や取引に関わる制度を正式に制定することでビットコインを「通貨」として安心して利用できる環境が整えばビットコインの利用者は増えます。

利用者が増えれば価格も安定しますし、価格が安定すれば決済手段としてビットコインが利用できるようになる店舗も増えます。

これらの事を総合的に考えると、個人、取引所、国レベルでそれぞれできる事をきっちりと行う事でビットコインが抱えるデメリットを解決することができます。

ビットコインに投資する際の注意点とは

ビットコインのデメリット

ビットコインを始めとする仮想通貨はまだまだ発展途上であり、法整備を含めてあらゆる制度が全く追い付いていない状況です。

その動向は今後どうなっていくのか?決して楽観視はできません。

2018初頭に起きたコインチェックの流出騒動以降、仮想通貨に対する世間のイメージは非常に悪くなっており、仮想通貨=怪しいというイメージが定着してしまいました。

こうなってしまった以上、なにか画期的な出来事が起きない限り短期で見てビットコインが再度盛り返すということはありません。

しかしビットコインには、現在の社会が抱えている問題を解決する力を兼ね備えていることも事実であり、投資してみたいと思う人も多いはずです。

そこでビットコインに投資する際に注意すべき点について説明します。

余剰資金で行う

ビットコインに限ったことではありませんが、生活資金を使って投資をしない事はとても大切です。

特にビットコインは超ハイリスク資産として認識し、余剰資金の中でもさらに「万が一無くなってしまっても諦めがつく」と思える投資額にとどめておくのが賢明と言えます。

レバレッジ取引は厳禁

小さな資産で大きな利益を得るために有効なのがFXを代表とするレバレッジ取引。

ビットコインにおける取引においてもレバレッジを利かせた商品が販売されていますが、ビットコインのように価格の変動が大きい資産に対してレバレッジ取引を行うべきではありません。

一歩間違えると取り返しのつかない損失を被ることがあります。

短期でリターンを狙わない

ビットコインにはかつての熱狂ぶりはありません。

これから急騰する可能性も少なく、値上がりするにせよジワジワと長期的に価格が上がっていく可能性が高いです。

そのため短期でリターンを狙うのではなく、長いスパンで見た投資を心がけましょう。

ビットコインのメリットとデメリットまとめ

ビットコインにメリットとデメリットがあると言っても今後ビットコインが普及していくのか、それともさらに下火になっていくのかは誰にもわかりません。

ビットコインにはかつてほどの熱狂はないものの、今でも将来への可能性を見出して投資対象として考えている人もいます。

もしあなたがビットコインに投資を考えている一人なら、ビットコインが抱えるデメリットをしっかりと理解したうえで行う事をお勧めします。

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