リップル

日本では2018年12月31日付で、仮想通貨界では主軸通貨と言われているビットコイン(BTC)を抜き、保有資産額で1位を獲得したリップル(XRP)。

知名度ではビットコインには及びませんが、着実に指示や人気を獲得しています。

日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では現行の国際送金に代わる通貨として、リップルが注目されています。

2019年3月現在では、1XRPが35円付近と低迷気味ですが、この先2020年にかけてはどのような技術開発や値動きがあるのでしょうか。

これまでの動きや、2020年に焦点を当てた世界の著名人の発言・予想を交えながら今後のリップルについての情報をお届けします。

リップルが生活にどんな影響を与えるのか、XRPの価格にどのような影響をもたらすのか、XRPを購入するかどうかの判断材料として参考にしてもらえたら幸いです。

リップルの2019年までの歩み

XRPの運営母体であるリップルという会社は、設立当初は「OpenCoin Inc.」という名前でした。

その後に社名変更を行い「Ripple Lab, Inc.」という名前を経て、現在の社名「Ripple Inc.」となっています。

そんなリップル社が運営のXRPですが、2019年現在ではリップルは国内外問わず支持や人気を集めている人気通貨です。

コインマーケットキャップの時価総額ランキングでは、ビットコインに次いでイーサリアム(ETH)と2位の座を激しく争っています。

日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が発表したデータでは、前述しましたが2018年12月31日時点の日本円換算での仮想通貨保有額で、ビットコインを抜いて1位を獲得。

リップルの保有額は約989億円だったことに対して、ビットコインの保有額が約656億円。

2つの通貨の間には約333億円もの差が付いていました。

これだけの人気を獲得したリップルはどのようにして、支持や人気を集めてきたのでしょうか。

2020年に向けたリップルの動きの予想に現実味を持つためにも、これまでのリップルの歴史を簡単に振り返ってみましょう。

2004年〜2012年8月

2004年から2012年8月まではリップルペイの考案者であるRyan Fugger(ライアン・フッガー)氏の時代と言われています。

この時代にどのような出来事があったかを振り返ります。

2004年

Ryan Fugger氏がリップルプロトコルを考案。

2005年

Ryan Fugger氏が、オンライン通貨で安全な支払いを行うことを可能にする金融サービス「RipplePay.com」を立ち上げ。

2011年

Jed McCaleb(ジェッド・マカレブ)氏がリップルの支払いシステムのベースとなる「コンセンサス・アルゴリズム」を考案。

 2012年

Chris Larsen(クリス・ラーセン)氏とJed McCaleb氏がリップルプロジェクトに参画し、8月にはRyan Fugger氏がリップルプロジェクトの指揮権をChris Larsen氏に譲渡。

2012年9月〜2016年

2012年9月からは指揮権が移ったChris Larsen氏の時代に移ります。

2012年9月にChris Larsen氏らが「OpenCoin, Inc.」を設立。

2013年

2013年9月にこれまでの社名だった「OpenCoin, Inc.」から「Ripple Labs, Inc.」に社名変更 。

2013年11月〜2014年4月までの期間、The World Community GridでXRPを配布。

2014年

6月に南アメリカにある送金業者「Astropay」がリップルの採用を表明。

9月にはアメリカの銀行「Cross River Bank」がリップルの採用を表明するなど、送金業者や銀行に採用され始めます。

2015年

6月に複数の銀行がリップルの実証実験を開始。

8月に行われた世界経済フォーラムで「テクノロジーパイオニアアワード」を受賞し注目を集めます。

10月には「Ripple Labs, Inc.」から現在の社名の「Ripple, Inc.」に社名変更。

2016年

5月にRipple, Inc.とSBIホールディングスが合弁会社「SBI Ripple Asia」を設立し日本で話題となります。

9月に入るとStandard Charteredや、みずほフィナンシャルグループやりそな銀行など、国内外の多くの大手金融機関がRippleNetに参加を表明。

2017年〜2019年

2017年1月に入るとBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏がリップル社の最高経営責任者(CEO)に就任し、元CEOのChris Larsen氏は取締役会長に就任 。

リップルはBrad Garlinghouse氏の時代に突入します。

2017年

8月に「xCurrent」「xRapid」「xVia」を発表。

xCurrentは国境をまたいでの銀行間におけるコミュニケーションツールで、送金者や受取先の口座情報、取引の内容の把握などを円滑化する目的するものです。

xRapidはxCurrentの実装を前提に考えられたもので、従来の国際送金に必要なプロセスを省き、流動性コストの削減を目的としています。

xViaは企業がリップルネットを利用することで、請求書などの重いデータを添付することが可能となり、より多くの情報を送信できるようにするためを目的に開発されました。

2017年10月にはリップルネットへの参加機関数が100を突破。

2017年12月にリップル社が保有する550億XRPのロックアップ(市場へ売却しないこと)の実施を発表。

2018年

1月に大手国際送金業者MoneyGram(マネーグラム)がxRapidとXRPを利用した国際送金テストを開始。

同月には大手クレジットカード発行会社のAMERICAN EXPRESS(アメリカン・エキスプレス:通称アメックス)との提携を発表。

これをきっかけに2018年は世界の企業や金融機関が、リップルネットに参加、xRapid、xCurrentを使った実験・検証を開始。

5月には世界大手の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)でXRP/USDTペアのトレードが開始されると、6月にはSBIバーチャル・カレンシーズが、仮想通貨取引所「VCTRADE」開設し、XRPの取り扱い開始するなど、世界の仮想通貨取引所での取り扱いが加速。

2019年

1月にアメリカの格付け機関であるワイスレーティング社がリップルは最終的に世界一の仮想通貨になるとする予想を発表。

リップルネットへの参加金融機関が200を突破し、金融の世界でリップルが拡大。

2月に発表された日本仮想通貨交換業協会の統計によると、日本で最も保有額が高い人気の仮想通貨がXRPであることが判明。

リップルの2020年に向けた予想

リップルの立ち上げから2019年3月までの流れを簡単に追ってきましたが、様々な開発や企業との提携、取引所への上場などがあったかと思います。

あまりに多かったため記載していませんが、各種アワードなどでの受賞歴が多くあり、その度に注目を上げてきました。

日本でもビットコインを抜いて保有額で1位となったリップル。

日本でも世界でも注目や支持されていることが歴史を振り返っても分かるかと思います。

そして気になるのはリップルの今後の価格推移。

ここからは今後の2020年に向けて、リップルはどのような動きをしていくのか、世界の著名人の発言やツイッターなどでの情報と合わせて気になる価格予想を中心にお届けしていきます。

1XRP:50円〜450円

仮想通貨全体の今後価格や将来性を予測する専門サイトである「Wallet Investor」では、リップル価格をグラフで予測を出しています。

このグラフを見る限り、2020年あたりは0.5ドルに届かないところを示しています。

つまり、1XRPが50円にいくかいかないかの価格を予想。

夢がないと言ってしまえばそうかもしれませんが、現実味のある価格予想となっています。

一方で長期的な視点で見た場合では、今後5年で4ドル(約445円)を超えるとの予想も。

2020年では50円くらいとの予想ですが、5年後の2024年あたりでは450円ほどの価格になっているとの予想で、長期的な価格上昇を発表しています。

1XRP:1000円以上

SBIホールディングスのCEOを務める北尾吉孝氏によると、リップルは2018年の年末には10ドル(約1,150円)を越えると予想していました。

しかし、2019年3月現在で1XRP=約35円。

かつての予想は大きく下回りましたが、SBIリップルアジアなどと提携しているSBIですので、この1XRPが10ドルを超えるタイミングがやや後ろにずれて、2020年ごろには到達するのではという予想も出ています。

今後のリップルに対する北尾氏の発言にも注目です。

1XRP:10,000円以上

1XRPの価格が10,000以上となるという強気の予想を出しているところがあります。

こちらのツイートに記載されている海外メディア「RIPPLE NEWS TECH」では次のような記載がされています。

・If XRP were used by Visa it would increase the value of each XRP by $229.742
・If XRP were used by Mastercard it would increase the value of each XRP by $90.35

出典:RIPPLE NEWS TECH

これを日本語訳すると次のようになります。

日本語
・XRPがVisaによって使用されている場合、各XRPの価値は229.742ドルまで上がる。
・XRPがMastercardによって使用された場合、それは各XRPの価値を90.35ドルまで上げる

リップルがクレジットカード会社大手のVisaで使用された場合は、1XRPの価格が229.742ドル(約25,000円)になると予想されています。

また、同じくクレジットカードでお馴染みのMastercardで使用された場合は、90.35ドル(約10,000円)になるとの予想が出されています。

どちらのクレジットカード会社に使用されるにせよ、この予想では、1XRPは10,000円の価格をつけるとの予想です。

随分強気な予想に思えますが、これまでの世界各国の金融機関や企業との提携を見ると、クレジットカード会社との提携は夢の話ではないことが分かるかと思います。

価格については天のみぞ知るというところですので、はっきりとは分かりませんが、世界で使えるクレジットカード会社との提携がなればリップルの大きな価格上昇があってもおかしくありません。

また、xRapidを試験運用しているウェスタンユニオンやマネーグラムなどの話によれば、

「xRapidはXRPを100ドルの価格帯に押し上げるだろう」との予想をイギリスのWebメディアである「Crypto Daily」で紹介されています。

xRapidが実装されるとリップルの価格は100ドル(約11,500円)の価格帯に押し上げるだろうと予測しています。

リップル2020年予想のまとめ

2020年のリップルの価格予想に関しては、現実味のある予想から夢のある価格の予想まで幅広く展開されています。

高い価格予想には夢が広がりますが、あくまで予想です。

SBIの北尾氏の「2018年年末で1XRPが10ドル」という予想が大きく外れてしまったように、著名人が予想をしたからといってその価格付近まで上昇するということはイコールではありません。

しかし、記述をしたように歴史を振り返ると、提携した金融機関や企業が世界中で多く、実生活に関連付いてくると一気に需要が高まる可能性を秘めています。

価格予想でもありましたが、VisaやMastercardでリップルが採用されるということも歴史を辿れば決して夢ではありません。

今後2020年に向けてどのような企業と提携するのか、すでに提携している金融機関などがどのようなサービスを展開してくるのか、価格と合わせて注目していきましょう。

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