
仮想通貨Cosmosは、Binanceが利用していることでも有名な仮想通貨で、ブロックチェーンを相互利用し運用できるという点が魅力となっています。
Cosmosは、ブロックチェーンが発展するために役立つ技術としても期待されている仮想通貨なのです。
この記事では、そんなCosmosについて詳しく説明していきます。
Cosmos(コスモス/ATOM)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | Cosmos(コスモス) |
トークン名 | ATOM |
公開月 | 2018年3月 |
発行上限 | 237,928,231 ATOM |
発行枚数 | 190,688,439 ATOM |
公式HP | https://cosmos.network/ |
ホワイトペーパー | - |
@cosmos | |
- | |
r/cosmosnetwork | |
TelegramID | Cosmos Network ($ATOM) |
YouTube | Cosmos |
Cosmos(コスモス/ATOM)とは
ブロックチェーンの自由度を上げる技術
Cosmosは大手の取引所でもあるBinanceも利用している注目のプロジェクトで、ブロックチェーンの自由度を上げる技術といわれ注目されています。
開発者が独自のブロックチェーンを構築することができたり、ブロックチェーン同士を相互接続できるといったところにも注目が集まっています。
ブロックチェーン同士を相互接続できるといった点が特に注目されており、異なるブロックチェーン同士を相互接続することによって利便性が高まるといったことも予想されています。
Cosmosは、Binaceチェーンのような大手取引所に使われて活発にトレードをされているという点も注目されている要因の一つと言えます。
時価総額ランキングは13位と上位に位置
時価総額のランキングでも18位というポジションに位置しています。
Cosmosは、数多くの仮想通貨の中でも上位に位置する存在として、今後の値動きにも注目が集まっており、将来性も非常に高いといわれ人気も高まっています。
取り扱っている取引所もBinance、Kraken、Poloniexと大手の取引所なので安心して利用することができるでしょう。
Cosmos(コスモス/ATOM)の特徴

出典:Cosmos
Tendermint活用によるセキュリティの高さ
Cosmosは、Tendermintという基本システムを用いているためセキュリティが高いという特徴があります。
Tendermintは、イーサリアムのブロックチェーンを利用して行なわれることがほとんどで、EthrmintはスマートコントラクトをCosmos上で動かせるような技術となっています。
そのため互換性があればCosmosへの移行が容易になります。
イーサリアムのブロックチェーンに比べてトランザクション処理速度が早いというメリットが生まれ、スケーラビリティ問題が発生しにくいといった結果になります。
その結果がセキュリティ向上にも繋がっているというわけです。
複数のブロックチェーンを相互接続している
Cosmosは、複数のブロックチェーンを相互接続することによってトークンのやり取りがスムーズになるという特徴もあります。
それぞれのブロックチェーンは、CosmosHubと呼ばれる相互接続をするためのブロックチェーンを介して接続され、CosmosHubに接続している他のブロックチェーンとの間でも送受信ができるという仕組みになっています。
これは非常に便利なシステムであり、利便性を更に高めてくれるようになっていますね。
コンセンサスにPoSを採用
Cosmosは、コンセンサスアルゴリズムにProof of Stakeを使用しています。
PoSは不正行為に強いといった特徴をもち、トランザクション処理に必要なエネルギー資源も少ないというメリットもあります。
PoSによるセキュリティの向上も見込めるため、DApps開発用プラットフォーム用のコンセンサスアルゴリズムとして使いやすいともいわれています。
Cosmosのトークン「ATOM」が便利
Cosmosが発行しているトークン「ATOM」も非常に便利といわれています。
ATOMは、手数料の支払いと投票権の管理という2種類の役割を持ち、ATOMを預け入れた金額に応じて投票権が付与され投票権を使って承認作業を行なうことができるようになっています。
さらに、Photonと呼ばれる別のトークンを利用すれば手数料の支払いまでも行なうことが可能となります。
独自のウォレットを完備
Cosmosは、トークンの管理の為にCosmos Hub Walletという機能も備えています。
Cosmos Hub Walletは、Webウォレットとモバイルウォレットの2つに分離されており、これらのウォレットはトークンの保管・送金だけでなく投票にも活用ができるようになっています。
そのため、ATOMを保有しているユーザーは必須のウォレットと言えます。
モバイルウォレットは、さらに3つのウェブウォレットから種類を選べると言う点も魅力の一つです。
Cosmos(コスモス/ATOM)に対する懸念点
Binanceに上場した直後に暴落
実は、CosmosがBinanceに上場した直後に暴落するといった出来事が起こってしまいました。
その後は少しずつ上昇傾向を見せてはいますが、時折下落も見せている仮想通貨でもあります。
初値からは下落しているチャートも公表されているため、下降路線をたどってしまうといった可能性も危惧されています。
大手取引所で取り扱いを始めた直後にこのような傾向が起きるということは他の大手取引所も取り扱いを始めたら更に下落してしまう可能性もなくはありません。
そのため、Cosmosの相場の変動には用心深く注意が必要と言えます。
スケーラビリティの比較
Cosmosは、スケーラビリティに関しても懸念があります。
処理速度(TPS)について、仮想通貨Polkadotを例に挙げて説明をすると、Polkadotが1000TPS程度といわれているのに対し、Cosmosは4000TPSといわれています。
PolkadotとCosmosは、検証のため分割させるソリューションを採用している点で非常に似ているというところから比較されることがとても多いのですが、劣っているというデータもでています。
両方の仮想通貨ともシャーディングを採用していることから一概にCosmosが優れている、劣っているということはできませんが、TPSに関しては分が悪いと捉えることができるでしょう。
スケーラビリティ問題に関してはCosmosも力を入れているため、改善の余地はあると言えます。
そのため、展開次第では懸念点ではなくなる可能性もあることも忘れてはいけません。
メインネットローンチしたばかりという不安も
Cosmosは、テストネットを経て2019年にメインネットを運用し始めたばかりのまだ歴史が浅い仮想通貨です。
その中でも、上場しているのはATOMトークンのみとなっているため、信頼性がそこまで高いとは言えません。
ローンチしたばかりという点は、ユーザーにとってはまだ触りにくい仮想通貨としても捉えられることが多いため、絶対的な信頼性があるとはまだ断言はできません。
Cosmos(コスモス/ATOM)に対する評判(口コミ)
ここからは、Cosmosに対するTwitterでの評判や口コミを見ていきましょう。
cosmosは明日binance上場、
binance, huobi, ok ex, poloと主要取引所に全てすぐリストされるコインは昨今珍しい。
日本でも早く新規上場再開してほしい。— 桜並木@仮想通貨 (@loogan2545) 2019年9月19日
Cosmosは、主要取引所にすぐにリストアップされるなどと近年ではめずらしい傾向を見せていますが、裏を返せばそれほど注目され期待できる仮想通貨であるということにもなりますね。
日本国内の取引所にも上場してほしいという声があがるほど国内での取引を望んでいるユーザーも多いというのがSNS上でも話題にあがっておりました。
多くのユーザーに需要がある仮想通貨となれば、取り扱う取引所も増えていくのではないかというのが現状です。
imTokenというモバイルアプリを用いて、Cosmosをステーキングをステーキングする方法、報酬をもらう方法について解説致しました! これから各通貨のステーキング方法をMedium、Twitterを介してどんどん紹介していきます! https://t.co/zDEmymCE5Ohttps://t.co/XmlxLKXY2T
— Sanka Network (@sanka_network) 2019年9月14日
スマートフォンのアプリを利用しCosmosをステーキングする方法などもツイッターでは公表されています。
報酬を貰う方法なども詳しく説明しているアカウントもあり、Cosmos自体の注目も高まっていることが伺えます。
今後の展開にも期待をしているユーザーも多く、期待値の高い仮想通貨と言えます。
Ethereum2.0
Tezos
Cosmos
Polkadot
EOS
Algorand
このあたりまでがいつも話に出てくるプロジェクト。
Ethereumが頭ひとつ有利だが
スマコン系は、まだ勝負がついてないので、まだまだ競争がありそうという話し— エリー@仮想通貨 (@radleyhtrose) 2019年9月18日
他の仮想通貨と比べても今後の展開が良さそうな通貨としてCosmosを挙げるアカウントもありました。
現状では平行している仮想通貨としてみられてはいますが、今後良い方向に向く可能性を示す内容でもあるため、通貨の期待度としては良好といったところでしょう。
他の仮想通貨と比較するといった傾向は非常に良い傾向でもあり期待感の表れがでています。
Cosmos(コスモス/ATOM)の将来性
先述したとおり、Cosmosには懸念点もあります。
それでも、Cosmosプロジェクトが開発した技術は、性能や拡張性の高さから仮想通貨の投資家からの期待は非常に高いものとなっています。
国内での取り扱いがないため、現状では知名度も人気もそこまで大きくはありませんが、国内取引所での取り扱いが始まれば、恐らく人気の仮想通貨として知名度をあげていくことが予想されています。
独自の技術を用いた仮想通貨は、基本的には将来性も高いと判断されることが多いのが仮想通貨業界です。
Cosmosの技術もユーザー間で話題にあがるほどの技術となっているため、将来性という点では非常に期待がもてる仮想通貨と言えるでしょう。
Cosmos(コスモス/ATOM)のまとめ
Cosmosが持つ「ブロックチェーン同士の相互接続ができる」という技術は、非常に画期的な技術です。
そのため、Cosmosの今後の展開に多くの注目が集まっていることは間違いなく、大手海外取引所に上場しているという点が、今後に期待が持てる仮想通貨という証にもなっています。
Cosmosの人気がさらに高まり、流通量も増えれば、国内取引所で取り扱われる可能性も大いにあると言えます。
現時点では国内取引所での取り扱いはありませんが、今のうちからCosmosに注目してみるのも面白いかもしれませんね。
今後も、Cosmosの動向に注目していきましょう。