ビットコインゴールド(BTG)

ビットコインゴールド(BTG)は、かつて国内取引所であるコインチェックとビットフライヤーに上場すると公表されていたことから、知っている人もいるでしょう。

しかし、現在ビットコインゴールドを取り扱っている国内取引所はありません。

理由は、金融庁が関係しているとも噂されています。

ビットコインゴールドは、ビットコインをマイニングする時の中央集権的な仕組みを改善するため、香港のマイニンググループのLightningASICが作成したビットコインのアルトコインです。

そんなビットコインゴールドは、2018年5月に51%攻撃を受け、多額BTGが仮想通貨取引所から不正に引き出された過去もあります。

本記事では、ビットコインゴールドの特徴も踏まえて、国内取引所に上場しなかった理由や51%攻撃に関することを徹底的に紹介していきます。

ビットコインゴールド(BTG)のwiki的基本情報

仮想通貨名 Bitcoin Gold(ビットコインゴールド)
トークン名 BTG
公開月 2017年5月
発行上限 21,000,000 BTG
発行枚数 17,513,924 BTG
公式HP Bitcoin Goldの公式サイト
ホワイトペーパー Bitcoin Goldのホワイトペーパー
Twitter @bitcoingold
Facebook @bitcoingoldofficial
Reddit r/BitcoinGoldHQ
TelegramID Bitcoin Gold Global
YouTube Bitcoin Gold Official

ビットコインゴールド(BTG)とは

ビットコインゴールドは、旧ルールの互換性がないハードフォークによってビットコインから分裂したアルトコインです。

そして、ビットコインをよりマイニングしやすくした仮想通貨でもあります。

ビットコインゴールドには、ブロック生成ごとに難易度調整される、GPUでマイニングが可能といった様々な特徴があります。

ビットコインゴールド(BTG)の特徴

Bitcoin Gold

出典:Bitcoin Gold

ビットコインゴールドには様々な特徴があります。

そこでこの仮想通貨の特徴を5つご紹介しましょう。

個人間で仮想通貨を送り合うことが可能

まず、ビットコインゴールドの特徴として挙げられるのが、個人間で仮想通貨を送り合うことが可能という点です。

ビットコインゴールドは、仮想通貨のウォレットを持つ者同士なら個人間で仮想通貨がやりとりでき、銀行を介さないで、ユーザー同士で自由に仮想通貨を送ることが可能なのです。

余計な手数料が必要ない

また、ビットコインゴールドの特徴として挙げられるのが、余計な手数料が必要ないという点です。

銀行を介さないため多くの余分な手数料を支払う必要がなく、銀行に出向く必要もありません。

ビットコンゴールドなら相手のウォレットというアドレスがわかればいつでも仮想通貨を送ることができ、相手にも長い時間待つことなく受け取ることが可能となります。

発行枚数がビットコインと同じ2100万BTG

ビットコインゴールドの3番目の特徴は、発行数はビットコインと同じ2100万BTGであるという点です。

ビットコインゴールドは、ビットコインから分裂したコインなので、発行上限数は同じなのです。

ブロック生成ごとに難易度調整がなされる

そして、4番目の特徴として挙げられるのが、ブロック生成ごとに難易度調整がなされるという点です。

仮想通貨は、マイニングの計算難易度を見直すために定期的に難易度調整が実施されています。

マイニングの難易度が簡単なものなら、すぐ計算が完了して取引は完了し易くなり、新しいブロックがどんどん生成されていきます。

そうなると分岐リスクが出てくるようになっていきます。

それに対し、マイニングの難易度がとても難しい場合は、計算が完了するまで時間はかかり、取引の処理などにも遅れが生じると言われています。

このような理由から、マイニングの難易度は通貨ブロックの生成時間を一定にできるように定期的に見直されているのです。

ビットコインゴールドは、10分に1度のペースでブロック生成がなされるのですが、それに合せて難易度調整が行われています

規則的なペースでブロックが生みだされるため、安定した取引が可能という利点があります。

GPUでマイニングが可能

5番目の特徴として、GPUでマイニングが可能という点が挙げられます。

ビットコインゴールドは、Equihashというアルゴリズムが用いられており、ビットコインのアルゴリズムとは異なっています。

このアルゴリズムの変更によって、ビットコインゴールドでのマイニングは、普段使っているパソコン内蔵のGPUというグラフィックボードが使用でき、ビットコインの様な専用機を購入する必要なく利益が得られ易くなったのです。

しかも、GPUでマイニング可能というより、GPUでマイニングすることが最も効率的で、更に非中央集権化が進んでいくと期待がなされています。

ビットコインゴールド(BTG)に対する懸念点

ビットコインゴールド(BTG)に対する懸念点

ビットコインゴールドには、仮想通貨を個人間で送ることが可能という点や手数料が少なくて済むと言ったメリットなどがありますが、一方で懸念点もあります。

希少性があまり高くない

ビットコインゴールドの懸念点としてまず挙げられるのが、希少性があまり高くないという点が挙げられます。

そのため、ビットコインゴールドが価値を持つまでには、まだ時間が必要と言った点が指摘されています。

基本的にハードフォークで誕生したコインは単純にはただのアルトコインに過ぎないとは言え、ビットコインに変わる存在になった場合はその希少性もずっと高くなるでしょう。

価格が上昇するか懸念

ビットコインゴールドの2番目の懸念点は、価格が高騰しにくいという点です。

希少価値が高くなければ価格は高騰しにくいため、現在のところビットコインゴールドを保有する利点はそこまで感じられないという点が指摘されています。

スケーラビリティ問題

ビットコインゴールドの3番目の懸念点は、スケーラビリティ問題により取引の処理が遅れてしまうという点が挙げられます。

スケーラビリティ問題には、ブロックサイズが関係する処理の遅れなどがあります。

ビットコインゴールドのブロックサイズは1MBですが、取引が頻繁に行われるようになると、送金時に遅延が生じてしまう可能性があるのです。

ビットコインゴールド(BTG)への51%攻撃事件

ビットコインゴールド(BTG)への51%攻撃事件

51%攻撃と2重支払いを組み合わせて不正引出し

2018年5月15日、ビットコインゴールドが51%事件の標的になり、仮想通貨取引所から約1750万ドル(約20億円)ものビットコインゴールドが盗み出されました。

また、ハッカーはビットコインゴールドへの51%攻撃だけでなく、2重支払いを組み合わせて仮想通貨取引所から不正に資金を引き出しました。

ハッカーは、51%攻撃と2重支払いを組み合わせて数日間に渡って繰り返し行ない、計1750万ドル以上のビットコインゴールドを不正に引き出したのです。

ビットコインゴールドの開発者は、ハッカーが取引を22ブロック分を巻き戻している為、確認に必要なブロックの数を50以上にするようにと助言しています。

個人での資産管理が重要

ビットコインゴールドに51%攻撃を仕掛けたハッカーは未だに逮捕されていません

そして、ハッカーは仮想通貨取引所を常に狙っています。

日本では、コインチェックのNEM流出事件やZAIFのハッキング事件が有名でしょう。

ですから、大切な資金を失わない為にもハードウェアウォレット等へ資産を大切に保管をしましょう

ビットコインゴールド(BTG)が日本の仮想通貨取引所へ付与されなかった真相

ビットコインゴールド(BTG)が日本の仮想通貨取引所へ付与されなかった真相

付与が発表されたものの付与されなかった

当初、コインチェックとビットフライヤーは、ビットコインから分裂したビットコインゴールドの付与に対して問題がなければ、付与をすると発表をしていました。

Bitcoin Gold によるビットコインのブロックチェーン分岐に向けた対応(12 月 1 日 更新)

2017 年 10 月 24 日に Bitcoin Gold(以下、「BTG」)によるビットコインのブロックチェーン分岐(以下、「BTG 分岐」)が発生いたしました。

当社は下記の対応*1を予定しておりますのでお知らせいたします。

当社は、BTG 分岐前にお客様が bitFlyer アカウントで保有されていたビットコイン現物の数量と同量の BTG をお客様に付与*2 します。

BTG 分岐が恒久的であり、リーガル、コンプライアンス面の懸念がなく、お客様の資産保護等の観点においても問題がないと当社が判断した場合、お客様はビットコイン、及び BTG 両方の資産を持つことになります。

BTG の付与に伴い、BTG の売買サービス、お預入・ご送付サービスの提供を開始する予定です。

引用:ビットフライヤー

両取引所も付与に対して前向きな姿勢でしたが、結局、両取引所からビットコインゴールドの付与はされませんでした。

問題があったため付与されなかった事になるのですが、技術的な問題がまず浮かびますが、ビットコインゴールドもあくまで、データなので上場させる事は可能なはずです。

金融庁からの認可がでなかった

しかし、ビットコインゴールドが付与されなかった本当の原因は、金融庁が関係しているとされています。

ハードフォークをした仮想通貨が取引所に上場する為には金融庁の認可が必要なのですが、ビットコインゴールドへの認可はでなかったようです。

ですから、日本の仮想通貨取引所にはビットコインゴールドが上場していません。

ビットコインゴールドを手に入れる為には、海外取引所を活用する必要があります。

海外取引所ではバイナンスなどで購入できますから、ビットコインゴールドを入手したい場合には、バイナンスを利用しましょう

ビットコインゴールド(BTG)に対する評判・口コミ

ビットコインゴールド(BTG)に対する評判・口コミ

ビットコインゴールドの良い口コミには、2017年10月25日にビットコインの所有者にビットコインゴールドが配布されるという噂がありビットコインが高騰しているといった声がありました。

ビットコインを持っているとそのアルトコインのビットコインゴールドが得られるということから楽しみにする人もいました。

一方、ビットコインゴールドが配布されたけれども反応は今一という声などもありました。

日本の仮想通貨取引所はビットコインゴールドを付与する気無しなの?と言った声などもありました。

このように、ビットコインゴールドに期待する声や課題を指摘する声などがあります。

ビットコインゴールド(BTG)の将来性

ビットコインゴールド(BTG)の将来性

ビットコインよりも高性能で決済に最適

ビットコインゴールドはマイニングがしやすく、決済には最適な仮想通貨です。

ビットコインよりも高性能ともいわれており、仮想通貨のセキュリティ懸念でもあるリプレイアタックに対してもしっかりと対策できていると言われます。

このリプレイアタックは、分岐前のブロックチェーンに対し、悪意をもって分岐後のブロックチェーンを複製して、その情報を送信するということを言います。

例えば、仮想通貨を2種類持っていて、友人に一種類目の仮想通貨だけ送信したとします。

友人は仮想通貨を受け取りますが、この時に悪意をもつ者がその取引データを複製して、送信した人が保有する別の仮想通貨に同じ取引データを作り出したらどうなるでしょうか。

このような行為によって、何も操作していないのに、贈った人が保有している仮想通貨が勝手に悪意ある人に送られてしまうということが起こるのです。

ところが、ビットコインゴールドは、こうしたリプレイアタック対策がしっかりと講じられており、安心して取引ができるということなのです。

そして、取引を行う人も利益を得やすく考えられているという特徴もあります。

国内での取引が可能となれば価格上昇も期待できる

このような点が魅力的なビットコインゴールドですが、現時点では日本の取引所ではこの仮想通貨は取り扱われておらず、取引を行う場合には海外の取引所を利用する必要があります

また、仮想通貨に関心がある人からは、不動の人気を誇るというビットコインがある以上、ビットコインゴールドの今後の将来性はまあまあのところといった見方がなされています。

ビットコインは国内の取引所で問題なく取引可能な通貨であるため、わざわざ海外の取引所で取引をするのは何だか億劫という人もいると言え、10年後や20年後にビットコインゴールドがどのようになっていくのかという点はなかなか期待しにくい部分があるとも考えられているのです。

それでも、今後日本の取引所でビットコインゴールドが取引可能となれば、価格が上昇する可能性はあるといえるでしょう。

ビットコインゴールド(BTG)のまとめ

ビットコインゴールドは、ビットコインマイニング時の中央集権的なシステムを改善するという目的で香港のマイニンググループが作成したビットコインから派生したアルトコインです。

ビットコインゴールドはビットコインから分裂し、旧ルールの互換性をもたないハードフォークによって誕生しました。

ビットコインをマイニングしやすくしたという特徴があり、他にも送金時には銀行を利用する必要がなく、手数料も少なくて済むと言った利便性なども特徴です。

また、ブロック生成ごとに難易度調整が行われる、GPUでマイニングが可能といった特徴も持っています。

多くのメリットなどがある仮想通貨ですが、日本国内では取引できないため海外取引所を利用する必要があることや、希少価値が低いため価格が高騰しにくいと言った懸念点もあります。

さらに、取引が多くなると遅延などが発生すると言ったスケーラビリティなども課題と考えられています。

しかし、ビットコインより高機能ともいわれているビットコインゴールドは、様々な点で期待感がある仮想通貨で、今後国内取引所で取引されるようになれば、価格の上昇なども期待できるようになって行くでしょう。

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