リップル(XRP)を基軸通貨とした取引所『XRP United』とは

リップル(XRP)を基軸通貨とした取引所『XRP United』が誕生

日本時間の2018年10月24日、リップル(XRP)を基軸通貨した仮想通貨取引所【XRP United】が開設されました。

次の動画は、XRP Unitedのプラットフォームを表している公式動画です。(時間:1分45秒・日本語字幕無)

>>>XRP United公式サイト

XRP Unitedの最大の特徴は「全ての取引ペアがXRP基軸となっている」という点です。

既存の仮想通貨取引所でもXRPを取引ペアにしている取引所はありましたが、すべてのペアがXRPで取引されるのは世界初です。

取引所XRPUnitedとは/創業者がハンドルネームで異例

XRP Unitedはすでにエストニア共和国の規制機関に正式に認可された仮想通貨取引所です。

ユーザー規約

このウェブページは、当社のウェブサイトであるhttps://www.xrpunited.com(以下「ウェブサイト」)に関する当社の利用規約(以下「本契約」)を表しています。

本契約で使用される「当社」および「当社」という用語は、XRP UnitedOÜを指します。

我々は、会社番号14469448でエストニアに登録されており、エストニアのタリンにあるSiili 7c-105に登録オフィスを持っています。

引用:XRP United「利用規約

しかし、XRPUnitedの創業者について詳しいことはわかっていません。

ただ、創業者のハンドルネームと考えられる「P3T3RIS」は、コミュニティサイトである「XRP CHAT」で次のように発言しています。

ご協力いただきありがとうございます。@ at3n特にこのプロジェクトをどこから始めたのか覚えてくれてありがとう。

私たちのチームはすでに7月にXRPベースの交換機を立ち上げようとしていましたが、ソフトウェアプロバイダは約束したものを提供できませんでした...デッドエンドと新しいスタートですが、ここにいます。

@GiddyUPたちは小さな国際チームであり、会社はエストニアに拠点を置いています。私たちは本当に免許を有し規制されています。

私たちが現時点で運営している唯一の通貨はユーロですが、ここからどこへ行くかを計画しています。

私たちは少量のXRPペアから始め、そこから成長していきます。目標はそのビデオの中にあり、すべての真ん中にある。

私たちは静かにして、このフォーラムと私たちのコミュニティに密接に従って、これらの月々の背景に取り組んできました。

うまくいけば、私たちは皆さんのお役に立てることができます!

引用:XRP CHAT

また、現在公開されている取り扱いペアは次の3つですが、仮想通貨モネロ(XMR)も追加予定とのこと。

  • BTC/XRP
  • ETH/XRP
  • BCH/XRP
  • XMR/XRP(追加予定)

P3T3RIS氏の発表によれば、これら以外にも取り扱い通貨は増加予定だということですので、今後も仮想通貨取引所XRP Unitedから目が離せません。

リップル(XRP)を基軸通貨とするメリット

現在、世界中でリップル(XRP)を取引通貨ペアに採用する仮想通貨取引所が増えています。

仮想通貨取引所間での資金移動の際には、最速で安全なデジタル通貨として認知されているリップル(XRP)ですが、取引所の基軸通貨とするメリットをETHEREUMworldNEWSは次が次の5点を指摘しています。

  • 送金が速くて安い
  • 人気があるから保有者が多く、利用者を呼び込める
  • 仮想通貨取引所間の資金移動で最速のデジタル資産
  • 様々な仮想通貨取引所がXRPを基軸通貨に採用しようとしている
  • クジラ(※)を呼び込める&それにより取引高(量)が上がる
※クジラとは?

クジラとは、大量の仮想通貨を保有してる資産家のことです。

その一挙一動は仮想通貨市場・業界に大きな影響力を持つと言われています。

つまり、リップル(XRP)を基軸通貨とすることで、多くの利用者を呼び込むことが出来る可能性が高いと言えますね。

結果的に、取引所XRPUnitedが、世界の取引所ランキングの上位に君臨する可能性も高いと言えるでしょう。

リップル(XRP)の今後

リップルは国際送金サービス業界の中でも存在感を強め、国際送金の規格であるSWIFTの脅威となっています。

SWIFTは現在1万1000を超える世界中の金融機関と提携していおり、その規模間は圧倒的です。

しかし、国際送金システムの性能においてはリップルに軍配が上がることは周知の事実です。

以下は、SWIFTとリップルの違いです。

SWIFTとリップルの違い
  • 送金スピード:SWIFT(数日)<リップル(4秒程度)
  • コスト(手数料):SWIFT(5000円程度)<リップル(60~70%のコスト減)
  • 信頼性:SWIFT(中央集権、エラーしやすい)<リップル(ブロックチェーン、エラーしにくい)

また、現時点(2018年10月26日)の規模ではSWIFTに軍配が上がりますが、提携機関拡大の勢いはリップルにあります。

リップル社が提供する国際送金サービスであるxCurrent(エックスカレント)はすでに世界中の企業100社以上と提携しています。

そして、先日リリースした仮想通貨リップル(XRP)の利用が義務となるxRapidも、10月1日に開催されたSWELLでは、すでに3社との提携が明らかになりました。

しかし、SWIFTもリップルの勢いに対抗すべくIT大手のマイクロソフト社と提携し規模及び質の拡大を目指しています。

ですから、取引所XRPUnitedが開設されたことで今後もリップルの需要が高まると予想できますね。

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